星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもメリークリスマスです。ジョースターです

学校が冬休みだぜヒャッホイ‼︎っていきたいけど………受験生だしな……
どうせ、勉強ばっか………
ああ、もう泣きたい……
クリスマスなんてうちには来ないし……

とりあえずどうぞ〜〜


第44話 以外と予想は当たる〜〜当たって欲しくないものがな〜〜

前回のあらすじ

 

承太郎、殺害予告される

 

 

承「さてと、まずは………何から探そうか……」

由「承太郎先生‼︎」

承「なんだ。まだ帰ってなかったのか?」

 

俺は色々と調べるために博麗神社に帰ろうとしていた時に、由紀が俺を見るなり声をあげてこっちに来た

 

由「少し気になったことがあって……」

承「気になること?なんだそれは……」

由「もし、もしですよ。私が敵と遭遇して逃げれそうに無い場合はどういう対処をすればいいですか?」

承「そうだな、有り得る話だ。その場合は戦闘をするしか無いだろうな、しかしだ。今のお前だと負けるぞ?」

由「やっぱりですか」

承「そうだな。戦い方を教えようにも結構時間がかかるしな………戦うというよりは時間稼ぎなら今からでも教えれるが……」

由「時間稼ぎ?」

承「あぁ、これをお前に渡しておく。」

 

俺はそう言い、亀の中から手の平サイズの水晶を貼った板………まあ要はスマホみたいなものを渡した

 

由「これは?」

承「それは俺が暇つぶしに作った連絡機だ。俺が持っているもう一つの同じやつでしか会話ができないんが………もし、敵に襲われたらこれで俺に連絡しろ。後は逃げるなり、なんなりして時間を稼げ」

由「はい、分かりました。で。その時間稼ぎのやり方とは?」

承「ああ、そうだったな。とりあえず一旦暴れてもいいように博麗神社に行くか………つっても俺が乗っているエアライドは一人用だし………そうだな、この亀に鍵みたいなところを触ってくれ」

 

俺はそう言い亀を出し、鍵の所を指差していった

 

由「え?さ、触るのですね」

 

由紀はやや指が震え気味だが亀に触った

すると由紀は消えた………まあ、亀の中に入っただけだが……

俺は、そのまま人里を出てエアライドで博麗神社に帰った

なお、霊夢の俺が幼女を監禁した変態と言ったありもしないレッテルを貼られかけた

解せぬ

まあ、それは置いといて俺は由紀に戦い方を教えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教える時間はカット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

承「そういう事だ。わかったか?」

由「はい‼︎分かりました‼︎」

承「そうか、なら家に帰れ………って言いたいが送って行かないければな……」

由「流石に妖怪とかが出る可能性がある場所は行けませんよ」

 

俺は行きと同じ方法で由紀を家まで送り届け

博麗神社で調べごとを始めた

何故、急に能力者が増えたのか。

それがあの二人組の所為ならそれをする理由

まず、なぜそんなことが出来るか……

それを考え始めた

俺は試しにカメラでその2人組を念写してみたが結局、意味無し。

楠の場合、何故か由紀の家付近が映し出された

分からん、どういう意味かさっぱりだ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

承「いや、これも違う。それだとこっちのことが成り立たない……」

霊「承太郎〜〜少し休みなさい〜〜もう夕方よ?」

承「む?もうそんな時間か………そうだな………休みついでに夕食でもするか」

霊「そうね。今日は何をしようかしら?」

 

お前は作らないだろ

というか作ったら死ぬ。余裕で死ねる

まあ、そんなことを言ったら殺されかねないので、心に押し込んで置いて

霊夢が手を顎に当てている霊夢を無視して俺は調理場に向かった

 

承「さてと、今日は肉じゃがにでもするか……」

霊「うーん、これもいいし。でもこれも………って‼︎承太郎‼︎何勝手に台所に行ってんのよ!」

承「喜べ、霊夢。今日は肉じゃがだ」

霊「ならいい許す」

 

安い奴である

まあ、俺もだけど………

さてとさっさと作るか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カットであるぅぅぅぅ‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は料理を作り

机に座り、箸などの用意を済ませスタンバッていた霊夢の前に作った料理を置いた

俺と霊夢はいただきますと言い。黙々とご飯を食べていた

沈黙に耐えかねたのか霊夢が切り出してきた

 

霊「で?何か分かったの?」

承「いや、さっぱりだ。ただ、楠の野郎を念写してみたら、何故か由紀の家ら辺の場所が写ってな………それが少し気掛かりなんだ……」

霊「それってさ…………」

 

俺は色々と考えていると霊夢がなに食わぬ顔で俺の予想だにしないことを言った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊「それってさ、その由紀って子を狙っているんじゃないの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

承「は?」

霊「いや、だから………その楠?だっけ?そいつがその由紀を捕まえて自分の味方にしようとしているじゃないの?」

承「……………そういう事か………俺とした事が、それは欠落していた………クソッ‼︎だとすると不味いな………ちょっと行ってくる‼︎」

霊「え?今から?い、いってらっしゃい〜〜」

 

俺は食事を切り上げ、急いで人里へ向かった……

 

 

 

残された霊夢は………

 

霊「……ご飯ぐらいしっかり食べていきなさいよ……」

 

他人行儀である

 

 

 

 

 

 

 

 

承「急げ‼︎早く行かねば……」

 

不味いな、由紀に何かあったら俺の責任だ………

俺は出来るだけエアライドの速度を上げ、人里へと向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

承「確か由紀の家は………あった‼︎」

 

俺は由紀の家の玄関に手をかけようと手を伸ばした

 

承「いや、待て………可笑しい、なぜ、明かりが付いていない?出かけている?いや、それなら鍵を掛けているはず。だとすると中に誰かが居るはず。しかし、今はもう日が暮れる寸前………付いていないほうがおかしい………と、考えると………罠か、何かがあったかだ……しかし開けるしかない………『スタープラチナ』この玄関を開けろ」

 

ガラガラ

 

 

万が一の事もある為に俺はスタープラチナを出し開けさせた

 

承「………っつ‼︎なんだこれは………」

 

そこには俺が予想だにしない光景が入ってきた

それは、あたり一面が赤、壁も、床も、天井も、全てが赤。どこを見ても赤赤赤赤赤赤赤

しかし紅魔館みたいに真紅ではなく、赤というより茶色ががった赤色だった

要は血である

 

承「由紀‼︎大丈夫か‼︎」

???「うぅ………き、君は………承太郎さんか?」

承「⁉︎あなたは………由紀のお父さん‼︎」

 

俺が中に入り、由紀の安否を気にして声を出すと弱々しい程の声で男が横たわっていた

体がいたるところ傷だらけで畳に突っ伏している

 

由紀父「む、娘と嫁が……」

承「分かった、傷は治しておいた………しかし血を流れすぎている………輸血無いと……」

 

俺はそこらへんに落ちていたゴミを血に変えて輸血用パックに血を入れ、由紀父の腕に針をさして輸血をした

 

承「少し痛いが、動くなよ……」

由紀父「お、俺の事はいい。早く由紀と嫁を助けてください………」

承「分かった………と言いたいが俺は何も情報を知らない、何があったのか教えてくれ」

由紀父「………そう、だな………あれは数十分前に……」

 

由紀父は苦しそうだったが話を始めた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時刻は少し遡り、承太郎が由紀を家に送り、承太郎が帰った後……

 

由紀母「へぇ〜〜色々と教えてもらったんだねぇ……」

由「うん!いっぱい(戦い方を)教えてもらった」

由紀母「それは良かったね〜(勉強とかを)教えてもらって……」

由紀父(あれ?なんか、微妙に食い違いがある気がするんだが……)

 

承太郎と別れた由紀は親に勉強を教えてもらったと言い

上手いこと誤魔化していた……

周りから見れば何処にでもある普通の家族だった

 

 

 

コンコン

 

 

由紀母「あら?こんな時間にお客さんかしら?」

 

由紀母は玄関からノック音が聞こえて

玄関を開けた……

 

 

???「すみません、ここに由紀って子いませんか?」

由紀母「はい、ここがそうですけど……」

???「それは良かった、良かった。聞き出す手間が省けた………」

 

玄関いた男は普通のどこにでもいるような平凡な男だった

 

由紀母「手間?」

???「今すぐ。由紀って奴を出せ……」

由紀母「ヒッ!何故、刃物を……一体由紀に何を………」

???「うるせーぞ‼︎このアマ‼︎さっさと呼べってつってんだ‼︎」

由紀父「なんだ、お前‼︎急に来て娘を出せ?巫山戯るな‼︎」

???「てめぇは、黙ってろ‼︎」

 

玄関に来た由紀父に刃物を思い切り振りかぶり

 

ザシュ

 

由紀父「ああァァアアアア‼︎」

 

右腕を切り裂いた

刃物は切れ味はあまり良くは無く、切断こそ免れたがかなり深く斬り付けられた

腕からは大量に血が吹き出てあたりを紅く染める

 

由紀母「あ、あんた‼︎」

由「お父………さん?それ、どうしたの?」

???「おぉっとぉ?君が由紀ちゃんか〜〜思ったよりは可愛いねぇ〜〜」

由紀父「由紀‼︎お前は離れていなさい‼︎」

???「うるせぇなぁ……黙ろうか……」

 

男はまた、刃物で次は左腕を斬りつけた

 

 

ザシュ

 

 

由紀父「ぐぅうぅ……」

???「チッ、勢いが足りなかったか……」

 

しかし勢いが足りないのか、あまり切れなかった………

しかし、それでもかなりの血が流れている

 

由「いや、だ………お父さん………」

???「いい表情に、なってきたなぁ〜〜由紀ちゃぁん」

由紀母「この‼︎人でなし‼︎」

 

由紀が今にも泣きそうな顔になり、それを見た男は恍惚の笑みを浮かべていたが由紀の母は近くにあった棒で男を殴りかかった

しかし、男は動じる事なく……逆に満面の笑みを浮かべた

 

???「………丁度いい……」

 

男は棒を左手で受け止め、右手で由紀母の顔を触った

瞬間、由紀母はまるで絶望したような表情になった

 

由紀母「あ、アァァァァァアアアア‼︎」

???「よぉし、洗脳完了」

 

由紀母は少しの間頭を抱えて暴れていたが急に止まり、何も言わずに立ち上がった

 

???「さぁ、由紀ちゃんを捕まえろ」

由紀母「はい、分かりました」

 

由紀母の目にはハイライトがはいっていなく、表情も能面を被ったみたいに無表情になっていた

そんな状態でゆっくり、ゆっくりと由紀の方に近づいていく

 

由「お母さん?どうして………まさか、これって承太郎先生が言っていた……」

 

由紀は何か言おうとしていたが、次の瞬間にいつの間にか後ろの回ってた男に当て身をされ気を失い床に倒れ伏せた

 

???「さぁてと、用事も済ませたし帰るとしますか」

 

男はそう言い由紀を抱え外に出た

由紀の母もそれについて行くように出て行った

残された父だけがその場に残り、現在の至る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

由紀父「という事があった…」

承「そういうことか………霊夢の予想は当たりか……ありがとう、後は任せてください。必ず貴方の娘さんと奥さんは連れて帰ります。だからここで待っていてください」

由紀父「本当は俺も同行したいけど、間違い無く役に立たない………だからお願いします。どうか娘と嫁を……」

承「ええ。では……」

 

俺はそう言い、家を出た

さてと、どうするべきか……

情報が少ない……

こうなったら一から推理しよう……

俺はそう思い、あたりを見渡しながら考え始めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

承太郎が探し始めている時、人里のある小屋に1人の少女が二人の男女に戸締められていた

そう、その少女こそ由紀である

少女の目には明らかな怯えがあった

由紀を連れてきた張本人の男はニヤニヤと笑っていた

 

???(以下男)「いいぞ、その調子で………俺の支配下に出来る………俺の能力は操るって言っても人を操るにはそいつを完全に怯えて、俺に恐怖しか無くならないといけない。今、お前はまだ俺に恐怖以外に別の感情を抱いている………つまりはまだ俺はお前を操れない。」

由「だから、私を精神的に追い詰めていくと?」

男「そう‼︎よぉく、分かったねぇ〜〜」

 

 

私は由紀………今、絶望的な状況です

一体、どうすれば………

私は男を睨みつけたら、男は笑っていた、満面の笑み………と言うか、下衆の人が笑うような笑い方になっていた

あれ?この人何処かで……

確か承太郎先生が……言いていた筈………えーと確か………

 

由「楠 実………」

楠「お?俺の名前を知っていたのか?嬉しいねぇ〜〜そうだよ‼︎俺は楠 実‼︎」

 

楠は両手を広げ上を見上げながら言った……

こんな奴が……私のお父さんを傷付け……お母さんを自分の意のままに操っている……

許せない………人を自分の好き勝手に……

 

由「許せないです………」

楠「何がだよ?」

 

私はこの時、自分の内に秘めていた怒りが溢れ出てきた

なんで私はこんな奴にビクビク怯えていないといけないの‼︎

こんな時、承太郎先生なら………絶対に……

前は承太郎先生に助けられた、今回も?違う‼︎

今は私にも力がある‼︎

 

由「あなたは‼︎私がやっつける‼︎」

楠「おぉ?急にどうしたの?」

由「貴方みたいな殺人鬼が‼︎この人里にいてはいけない‼︎」

楠「で?それだけで俺に勝てるとでも?えぇ?相手は大人の男だぜ?いくら能力を持っていても意味無いぜ?」

 

確かにもっともな事です

でも、勝てなくても、勝てないって知っていても

このままこの人を見過ごしてはいけない‼︎

 

由「勝ちます………絶対に……」

楠「やってみろ、この楠様に‼︎」

 

こうして、私と楠の戦いがひっそり始まった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

承「くそ‼︎何処にいる‼︎この近辺っとは分かったのに‼︎」

慧「承太郎か?どうした?」

 

俺が由紀探しに四苦八苦していると慧音が来た……

 

承「由紀を探している」

慧「そうか、すまない。私は見ていないな」

承「………なぁ、急だか一つ聞いていいか?」

慧「どうした?」

承「さっき、お前は楠の事をやたら詳しかったが………どうしてだ?」

慧「そ、それは………私の能力で見たからだ」

承「何故、見る必要がある?」

慧「そ、それは……」

 

慧音は俺が質問攻めにすると明らかに動揺を隠せない状態になってきた……

 

承「お前、楠にやられていただろ……」

慧「は?一体、な、何を………」

承「洗脳されているだろって聞いているだ。なあ、慧音………いや、楠、そうだろ?」

慧「チッ、バレたか………そうだよ‼︎よく分かったな‼︎で?どうする?こいつを止めるには殺すしかないぜ?気絶しても俺が操るから全く問題無いからな‼︎」

 

やっぱりか……これだけは外れて欲しかった……

師匠の教えがここで役に立つとは……

もし、やたら詳しく奴はスパイの可能性がある……

まさか、慧音がな……

 

承「慧音、すまない。許せ」

慧「さぁ!殺し合いといこうや‼︎」

 

ここでもまた一つ戦いが始まった

 

 

 

 

 

To be continuedーーー>

 

 

 




はい、色々とツッコミたいでしょうが気にしないで下さい
曜日を間違えて焦って最後らへんは焦って書いたので……
それに、クリスマス特別回も書かないといけないし……
やばい、全然かけてねぇ……
投稿できていなかったら間に合わなかったで……

感想、誤字、アドバイスなどございましたらお願いいたします

次回もお楽しみに〜〜

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