星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

50 / 198
どうもジョースターです

ついにUA20000突破しました‼︎
非常に嬉しい限りであります‼︎ありがとうございます、これからも頑張らせて頂きます‼︎

どうでもいい話……
最近、とんでもない一発ネタの短編が思いついて仕方がない……………
ポケモンのパートナーがキテルグマとか……………書いていい……………かな?
後、ジョジョアニメのOPがすごくいい……見てない人は是非、見てみてください

ではどうぞ〜〜〜


第42話 慣れって怖い

前回のあらすじ

 

スタンド使いが確認された

 

 

承「んでだ、能力とかは分かるのか?」

 

ここが一番重要だ……

もし知っているならとてもありがたい……………

 

紫「いいえ、全く分からないわ……」

承「やっぱりか……どうする?探して、殺すか?」

 

やっぱり知らないか……………

まあ仕方がないな……

 

紫「う〜〜ん……………今はやめておきましょうかしら?」

承「何故だ?」

紫「落ち着いて考えてみなさい、全く正体が知れない能力者と戦うのはリスクがデカすぎるわ……………今の所は排除すべきものでないわ……」

承「要は何かやらかし始めたら、殺ると?」

紫「まあ、そういう事ね……」

 

成る程、確かにそれが一番だ。時間があれば相手も何かしらはするそれが上手くいけば正体不明の能力を解くカギになるかもな……

 

紫「まあ、そういう事だから。決して無茶は行けないわよ?」

承「ああ、分かった」

 

紫はそれを聞くと頷き笑った……………

後、なんか藍がずっとこっちを見ているんだが……

 

承「なぁ、どうかしたか?藍」

藍「えっ、あっ……………あの〜〜腕が……」

承「腕?それがどうした?」

 

藍が申し訳無さそうに、俺の左腕を指差した………

なんか付いているのかな〜〜

 

 

 

 

 

藍「えーと、その左腕があらぬ方向に曲がっているのですが……」

承「え?そんな筈は…………」

 

俺はそんな馬鹿なと思いながら、左腕を見てみたが……

 

 

承「あったわ……………」

 

左腕が普通とは逆方向に曲がっていた……

嘘だろ……………

 

紫「それを気付かない承太郎も承太郎ね……」

承「いや、なんか最近痛みを慣れ始めてきた……………ここに来てから事あるごとに腕がもげたり、骨折したり、血を吸われ過ぎて倒れたりとかで……」

藍「苦労しているですね……」

 

ちょ、藍さんやその同情の目をやめてくれ………

そういや、なんか動きづらいな〜〜と思っていたら骨折って……………

流石に腕がもげたりするのは痛い……………でも骨折はもう、しょっちゅうだからな……………

 

紫「まあ、知っていたけど……………そろそろ時間切れね……」

承「何g」

 

俺は何がと聞こうとしたら、いきなり激痛が襲ってきた………といったわけじゃないけど多少の痛みが来た……

 

承「何をした?」

紫「えぇ〜〜っとね〜〜承太郎が倒れて、その時既に骨折していたのを知っていたけど〜〜面倒だからもう妖術で痛み止めときゃいっかな〜〜的な?」

承「歯を食い縛れ」

紫「え⁉︎なんで‼︎」

藍「落ち着いてください‼︎承太郎さん!そっちは左腕ですよ‼︎悪化しますから、右手でやってください‼︎」

紫「ちょ、藍‼︎止めないの‼︎主がピンチなのに式神の貴女が止めないの‼︎」

藍「……………さぁ!一思いに右腕で‼︎」

 

藍は無視を繰り出した‼︎

藍……………お前……………多分、紫に振り回されているんだろうな……………目を見ればわかる、明らかに日頃の恨みを感じる

可哀想に……………

 

藍「分かってくれるのですか?」

承「あぁ、俺もそんな感じだからな……………」

藍「ありがとうございます」

紫「いや、何か同盟結託しているのよ‼︎ちょっと、藍‼︎私を羽交い締めにしないで‼︎」

藍「さぁ!やって下さい‼︎私の事は気にせずに思いっきり‼︎」

承「……………済まない、許せッ‼︎」

紫「いや、自分もろとも撃て‼︎みたいなことを言っているのよ‼︎死なないからね‼︎これぐらいじゃ」

承「震えるぞハート‼︎燃え尽きるほどヒート‼︎食らいやがれ紫ィィィィィッ‼︎」

紫「イヤアァァァァ‼︎」

 

紫がなんか言っているが気のせい気のせい……………

俺を右腕を思いっきり振りかぶり紫の顔面を殴ろうとしていた……

 

 

紫「す、隙間ガード‼︎」

承「え、それはひきょ………」

 

紫は自分の顔面の前の隙間を開いた……………

つまりは俺の腕はそのまま隙間に入り、さて出口は……………

 

承「やっぱ俺のとこかよぉぉぉ!」

 

俺の顔面の目の前だった

勿論勢いを止めれるわけがなく……

 

承「グガッ‼︎」

 

顔面に命中

うん、鈍い痛みには慣れてないだな……

俺は殴られた衝撃で思いっきり倒れた

 

藍「承太郎さーーん!大丈夫ですか‼︎」

承「大丈夫だ、問題ない……」

藍「の割には目が虚ろですが……」

紫「大丈夫〜〜承太郎〜〜」

藍「紫様‼︎承太郎さんは怪我人ですよ‼︎酷いと思いませんか‼︎」

紫「えぇ〜〜そんなこと言われても……」

 

藍が般若のごとくえげつない顔になっている……

おぉ、怖い怖い

 

承「……………とりあえず帰っていい?」

紫「そうね〜〜そうそう、しばらくはそのケガを治しちゃ駄目よ」

承「何故?」

紫「あなた自身は分かっていないでしょうが、あれだけの能力を使い体力も精神も大幅に失くなった状態で、あなたの身体はもうボロボロよ、2、3日寝てた程度じゃ回復は全く出来ていないわ。そんな状態で無理矢理治癒力をあげたらそれこそ死を招くわ……………」

 

そう言えば、確かに俺の傷を治すのは無理矢理治癒力を高めているだけだ。確かに不味いな………

 

承「分かった。何時ぐらいまでだ?」

紫「3日後ぐらいかしら?」

承「分かった、じゃあ、帰るわ」

紫「送って行くわ。」

藍「あまりご無理を為さらずに……………」

承「善処する」

 

紫は隙間を開き、俺は取り敢えず一旦紅魔館に帰った………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

承「ただいm「お兄ちゃん〜〜〜‼︎」ウボォァ!」

フ「大丈夫だった?あれ?お兄ちゃん〜〜?お兄ちゃん〜〜?寝ているのかな?」

 

俺は紅魔館に帰った瞬間にフランの飛びついて抱きつくと言う名の、飛び込みタックルをくらい意識を失った……

唐突すぎな……………

 

レ「で?こうなったと?」

承「そういう事だ。」

レ「はぁ〜〜まさか、あなたの運って本当ないわね〜〜」

咲「これでよしっと」

 

俺はフランのタックルをくらい意識を失っていた所を咲夜に介護してもらい、身体中いたるところに包帯をグルグル巻きになった……

怪我が増えた……………胸骨の数本がヒビ入った……

今はベッドに腰をかけている……………

 

承「ありがとう、咲夜」

咲「いえ、もともとこちらの所為なので……」

レ「そうね、でもフランもワザとじゃ無いの……だから許してって言うのは無理があるわね。私から謝らせて。姉として、それに紅魔館の主人としてもね……………ごめんなさい」

 

レミリア……今、お前からカリスマが出ているな……………今は……

 

承「ああ、まあ、フランもわざとじゃ無いしまあ事故だな、これは……………うん、事故事故」

レ「そう……なのかしら?」

咲「そうですね。後そろそろお昼の時間です。承太郎さんも……………って今は動かないほうが良いですね」

承「そう……………だな」

咲「では、後で運びますね」

承「すまん」

咲「では、行きましょうかお嬢様」

レ「ええ、無理はしてはいけないわよ?承太郎」

承「ああ」

 

レミリアと咲夜はそれを聞くと、咲夜がドアを開けてレミリアが出て、咲夜が失礼しましたと言い残し出て行った……

俺はベッドに寝転がった……

結局、左腕骨折、そして胸骨がヒビか……………まあ、足がきていないだけましか……

それにしても、あの大蛇でこれだけの傷……………もし、今スタンド使いと戦えば……………間違いなく負ける……

相手は謎のスタンド一切正体不明

駄目だ、情報が少な過ぎる、紫はしばらくは放置していいと言ったから。今の所はいいがいざっと言うときに対策を考えておかないとな………

ブラッドのレクイエム化もものにしておかないとな、あれは切り札として使える。使いこなせればの話だが……

 

 

コンコンコン

 

俺が色々と考えていると、ドアからノックする音が聞こえた

 

咲「承太郎さん、お食事を持ってきました」

承「あぁ、ありがとう。入ってくれ」

咲「失礼します、こちらがお食事です」

 

咲夜がベッドの近くにある机にパンとビーフシチューをそれぞれ入れた皿を置いた……

 

咲「……………一人で食べれます?」

承「一応、左が使えるがいけるかな?」

咲「よろしければ、私が食べさせましょうか?もし万が一の何かあったら大変ですので……」

承「……………お言葉に甘えるとしよう」

咲「はい、承りました。では、はいあ〜ん」

 

咲夜はビーフシチューにスプーンを入れ中に入っているシチューを掬い、俺の口の前に差し出した

思ったこと、結構恥ずかしいな……

まあ、でも左だけで食べるのは不安だしな……

 

承「パクッ……………美味いな……」

咲「それはよかったです、次行きますよ」

承「ああ、頼む」

咲「あ〜ん」

 

俺はまた咲夜がスプーンを出してきたので、また口を開けて食べようとした……

 

ガチッ

 

承「ちょ、咲夜。何を……」

咲「フフ……ちょっとした悪戯です」

 

咲夜は俺が口を閉じビーフシチューを食べようとした時に、ヒョイっとスプーンを引き、俺の口から、カチッ音がした……

咲夜め、楽しんでいるな……

 

咲「そんな顔をしないで下さい。今度はしっかりしますから……」

承「そうしてくれ」

 

俺はそう言い、咲夜はから食べさせて貰った……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

承「ご馳走様、美味かった……」

咲「そうですか、では私はこれにて……」

承「そうか、さて俺もそろそろ帰るとするか……」

咲「いけるですか?」

承「……紫、出て来い」

 

俺がそう言うと、目の前の空間が裂け、上半身を乗り出した紫が出てきた

 

紫「なぁ〜〜にぃ〜〜〜承太郎?」

承「俺を博麗神社まで……」

紫「私をタクシーか何かと思っていない?」

承「うるせーこれぐらいはしてくれ」

紫「分かったわ、しょうがないからやってあげるわ」

 

紫はブツブツと文句言いながら隙間を開いた

 

咲「承太郎さん。お身体に気を付けて……」

承「ああ、レミリアにもありがとうと言っておいてくれ」

咲「分かりました、ではさようなら」

承「じゃあな」

 

俺はそう言い残しスキマに入った………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スキマから出て来たのはいい……………だがな……

 

 

承「喧嘩売っているなぁ紫?」

紫「あら?ここも博麗神社じゃない」

承「だからって怪我人にクソ長い階段を登らせるのは、どうかと思うぞ……」

紫「良いじゃない、足は無事なんだし………」

承「殴っていい?」

紫「じゃ、じゃあ私はここで……」

 

紫は俺の怒気に気が付き急いで隙間に入り逃げた……

逃げ足の早い奴だ……

 

承「……………登るか……」

 

俺は、いやいや階段を上っていった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10分後ーー

 

 

 

承「よ、ようやく着いた……」

 

怪我したやや……………かなり遅めに歩き10分でようやく登りきった……………

3日ぶりだからな……………霊夢に会うのが怖い、怪我人をパシらせそうだし……

俺はそんな心配をしながら、前を見てみると、目の前には珍しく掃除をしている霊夢がいた……

霊夢は、一瞬嬉しいそうな顔をしていたが、すぐに呆れ顔になった……

 

霊「おかえり」

承「ただいま」

霊「何よ、その包帯」

承「骨折している」

霊「はぁ?それじゃあパシれ無いじゃないの……全くあんな無茶するからよ。しょうがないわ、治るまでは私が家事とかはやるわ」

承「すまないな……」

 

俺と霊夢はそう言いながら何時もの縁側へと向かった

思ったより霊夢が優しかった……

 

霊「治ったらその分パシるわよ?」

 

前言撤回

霊夢は鬼畜だった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人里の外れ

そこには二人の男がいた……

 

???A「なぁ〜本当にやるのか?」

???B「あぁ、この能力がどれほどか試してみたいしな……」

???A「でも、あの管理人とかはにはばれないのか?」

???B「安心しろ、俺たちはまだ正体がバレていない、それにもし、見つかっても排除対象にならない程度だからな」

???A「そうなのか?」

???B「あぁ、この能力がどれほどの範囲で使えるか試すだけ……………」

???A「才能の強制開花?だっけか?」

???B「簡単に言えばな……じゃあ、やるぞ」

 

その男はおこなった行為がいずれ幻想郷を揺るがすとはその時は、まだ誰も知らない……

 

To be continuedーーー>




はい、慣れって怖いよね〜〜
因みに作者、こと僕ですが結構骨折します。15年と言う人生でもう4回近く骨折した……
しかも全て腕ばっか、足とかは丈夫なのに……しかもこけてコンクリートの角ぶつけてポッキリ折れるって……その時はもうすぐに「あっ、これ折れた」と思いました
皆さんも気をつけて下さいよ?ちょっとしたことで折れるので……

感想、誤字、アドバイスなどございましたらお願いします

次回もお楽しみに〜〜

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。