星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです


雨が降るとすっごい雨なのに、晴れると超暑いで、若干気温の変化に対応できない今日この頃

皆さんも熱中症や大雨のはご注意を


第187話 図書館ではお静かに

前回のあらすじ

 

土の中のいる

 

 

 

武「さーて、今日も今日とて開発だ」

に『と言いたいんだけど、ゴメン今日は用事があるから無理なんだ、ごめんねー』

 

通信機でにとりからその連絡を受け一瞬にして今日の予定は全て消し飛び武、一度立てた予定は潰れると意外と修正するまでに時間がかかるというもの。

 

武「紅羽ちゃんのところに行くのもなぁ、なんかこれ以上ズブズブになるものマズイと思うしなぁ」

茜(今更すぎません?)

紗(とっくに手遅れよ)

 

2人に心の中で総ツッコミをされているが、そこは武、気が付かない

 

紗「暇なら少し、手伝ってもらっていい?」

武「内容次第」

紗「紅魔館へ案内しなさい」

武「あれ行ったことあるよね?」

紗「エアライド、操作」

武「でしたね、でなんで行くんだ?」

紗「図書館があるんでしょ?そこで何かいい毒でもないかと気になってね」

茜「レミリアさんは、許してくれるでしょうか」

武「昨日にとりへの差し入れで作ったプリンとかで釣れば一瞬じゃない?」

茜「そんな雑な、そんなので釣れるわけないでしょうに」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レ「いいわ、このプリンに免じて許可してあげる。こあや、パチェに本なら聞いておきなさい」

武(行けちゃったよ。妹様)

 

武らは、プリンを持ち紅魔館へと行き、寝てる美鈴をスルーし、時を止め来た咲夜に事情を話し、レミリアへと話をし、プリンを渡し現在に至る

 

紗「ありがとうございます。レミリア様」

レ「様はやめて、なんか承太郎の同僚から言われるとなんかすっごい違和感があるのよ。せめてさんとかにして」

紗「分かりました。レミリアちゃん」

レ「それはそれでやめてもらえないかしらねぇ!?一気に下げすぎじゃない?下がりすぎて、もう地面にめり込んでるわよ!呼び捨ての方がまだマシよ!」

武(楽しんでんなぁ)

レ「ったくこっちも暇じゃないのよね。プールとなるものを作るのに忙しいのに、さっさと作って遊びたいのよ」

 

その瞬間武の目付きが変わった。

この男、その瞬間に思考回路をフル回転させ、プールに関する情報を全部出した

もちろんプールを完成させ、水着を拝むために

プールを作って遊びたいレミリアとプールで幼女の水着を拝みたい武

最終目的こそ違えど、プールを作るということでは同じその結果

武「その話詳しく」

紗「あっこれ嫌な予感がするわ。咲夜さん、案内お願いしまーす」

咲「了解しました。こちらへ」

 

面倒ごとになると察した2人はアイコンタクトで結託し図書館へ行く、図書館へ案内するという理由の元逃げることにした

そんなこともつゆ知らず2人のプール開発の話が進み、のちに完成することはまた別の話である

 

 

 

咲「ここが図書館です。」

紗「ありがとう」

 

図書館のドアを開ける咲夜

すると本を何冊も積み重ね運んでいる小悪魔がいた

小悪魔は2人に気が付き、近くへ寄る

 

こぁ「咲夜さん?どうかなさいました?」

咲「紗夜さんが図書館をご利用したいということなのでお嬢様の命により案内してきました。パチュリー様はどちらへ?」

こぁ「なるほど、分かりました。えーとパチュリー様ならいつものテーブルで本を読んでおります」

咲「ありがとう、ではパチュリー様のところへ行きましょうか」

こぁ「では私はお先にパチュリー様にお知らせしてきます」

 

そういいフヨフヨと本を持ちながらも器用に飛んでいく小悪魔

 

紗「飛べるって便利よね。私飛べないから、羨ましい限りよ」

咲「意外と練習すれば飛べるかもしれませんよ?」

紗「現代組でそれが出来るの承太郎ぐらいなのよね。練習でどうにかなるとは思えないけど、まぁ時間があれば霊夢に教えてもらおうかしら」

 

そんな会話をしているうちにパチュリーがいるテーブルまでたどり着く

テーブルには大量の本が置かれている

 

咲「パチュリーさま、こちら図書館を利用したいと「いいわよ。大体はこぁから聞いたから」……かしこまりました」

パ「えっとよく来たわね。紗夜、私がこの図書館の主人パチュリーよ。図書館では、大体の本が揃ってるわ。もし気になる本があるならこぁに言えばある程度の場所は教えてくれるわ。あと本を借りるのは文句ないけどちゃんと返してね」

紗「ありがとう、それじゃさっそくだけど、こぁちゃん、毒や薬のついての書類がある場所はどこかしら?」

こ「えーと薬学系ですね。えーと、確か、こっちです」

 

そういいフヨフヨと飛んでいく、それについていく紗夜

 

パ「まぁ本来は本とか貸さないけど、承太郎君には恩があるから、その友人なら信頼もできるしこれぐらいならいいかしらね」

咲「そうですね。ところでもうそろそろ馬鹿力泥棒魔女が来ますが、そちらは?」

パ「全力で止めるわ、咲夜手伝いなさい」

咲「かしこまりました。」

パ「今日こそ本返してもらうわよ、魔理沙」

 

その後コソ泥こと魔理沙がいつも通りに本を奪いに来てそれを迎撃する2人であった。

 

 

 

 

 

紗「なんか時々爆発音が聞こえるのは気のせいかしら?」

こぁ「ある意味いつも通りなのでお気になさらず」

 

そういい小悪魔は苦笑いをする

しかし目は笑っておらず、死んでいる

 

紗「あぁ、何か知らないけど苦労してるのね」

こぁ「毎度毎度パチュリー様の大切な本を『一生借りていく』なんて言って盗み出して、蛮族にも程がありますよ!」

紗「…………少し協力するわ。流石にタダでこんなことしてもらうわけにもいかないし」

こぁ「えっでも紗夜さんって、能力も魔法も」

紗「えぇ、無いわよ。無能力者よ。でも、それだけで勝負がつくほど勝負ってのは甘くないのよ。ちょっと行ってくるわ」

こぁ「あっちょっと!………行っちゃった………」

 

紗夜は綺麗な身のこなしで、瞬く間にパチュリーと咲夜が魔理沙と戦っているところへ着く

 

魔「げっ!なんで紗夜がここにいんだよッ!アブねーから下がってろッ!」

紗「あら、優しいのね。でもそれは無用よ。」

 

2人の攻撃をパワーでゴリ押す魔理沙

 

紗「2人で出来るだけ気をそらして頂戴。その間に終わらせるから」

咲「えっあっハイ、分かりました」

パ「あなたただの人間でしょ!?大丈夫なの?」

紗「魔理沙にも言ったけれど心配は無用よ。もう9割終わらせてるから」

 

そういい紗夜は、いつの間にか手に持っていた糸を引っ張る

瞬間地面に刺さっていたナイフが一斉に魔理沙めがけ飛んでいく

 

魔「なっ、はぁ!?」

紗「あなた達が、せっせと戦っている間に仕込ませてもらったわ」

 

気配を遮断し、自前のナイフなどをいくつか刺し、糸を絡ませていたのである

紗夜1人では無理であったが、咲夜が途中で気が付き、紗夜がいる場所の反対側の魔理沙の意識を向けさせていたため、難なく出来たのである

 

魔「クソっ、だが甘いぜ!」

 

自分の周りに小さな小瓶をばらまきそれらが弾幕となり、ナイフを迎撃していく

 

紗「それも読んでるわよ」

 

その迎撃するまでの僅かな時間さえあれば、魔理沙の視界から外れ、背後に回るなど彼女からすれば慣れたものであり、背後から攻撃する

 

魔「させるかぁ!」

 

が無理矢理身体を回し、ミニ八卦路を紗夜に向ける

 

紗「はい、詰み」

 

紗夜1人ならば、これで負けであったが元々これは咲夜とパチュリーとの共闘

背後に回った紗夜の方に向ければ、2人が背後から攻撃できる

状況を悟り両手を上げ降参の意を示す魔理沙

 

魔「…………負けたぜ。流石にこの人数相手は無理があったぜ」

パ「ほら、早く本返しなさい。」

魔「アレは死ぬまで借りるだけだぜ」

紗「……………借りパクに対しての対策って知ってる?」

 

そういい、紗夜は魔理沙の手を取る

 

紗「借りパクした相手の指と爪の間にね、針を入れるの。痛いけれど日常生活に支障が出ないのよね。便利じゃない?」

 

ニコリと笑顔を向ける紗夜

彼女は言ってしまうとマジでやりそうな雰囲気である

 

魔「今すぐ戻って返します」

 

その想像をしみるみる青ざめて、箒にまたがり物凄い勢いで帰っていく魔理沙

その光景に唖然とする2人

 

 

紗「ね?簡単でしょ?」

咲「簡単ですけど、えげつないというか」

パ「現実味がありすぎて余計怖い」

 

 

その後キッチリ、借りた本をいくつか返した魔理沙であった

 

To be continued ーーーーーーー>




書いてるだけで痛みが想像できて、血の気が引けました


感想、誤字、アドバイスなどございましたらお願いします

次回もお楽しみにーーー

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