星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもお久しぶりです
ジョースターです

暑さもマシになりむしろ肌寒いこともある秋ですね
温度差で風邪をひかない注意しましょう

ではどうぞ


第176話 能力の先

前回のあらすじ

 

性格悪いねゆかりん

 

 

 

 

承太郎は気絶した依姫を傷を治して、いわゆるお姫様抱っこで抱え

玉兎達に意識のない依姫を渡す

そして自分は霊夢達のところへ

 

承「クッソ疲れた」

レ「流石ね、承太郎」

霊「ほんとあんたって規格外すぎるわ、そんなんだから人間の扱いされない時あるのよ」

ブ「そーだーそーだーこの人間超えたアホー」

承「どいつの能力の所為でこうなったと思ってるんだ、このスカタン!」

 

そう言いスタンドを出さずに自分の拳で殴る承太郎

 

ブ「あいたッ!」

魔「相変わらずだなブラッドも、承太郎も」

ブ「酷いじゃないか、この筋肉ゴリラー」

(でも、スタンドすら出さないとなると相当消耗してるね。

まさかだと思ったけど、やっぱりか

だとすると、もしあの子と戦いが殺し合いだったらもしかしたら負けていたかもね

承太郎もまだまだだね、もっと強くならないと、僕も承太郎も)

 

ブラッドはジッと承太郎を見つめる

 

承「もう一回殴って欲しいのか?」

ブ「いやいや、そんな」

咲「承太郎さんお疲れ様でした、とりあえず少し座ってご休憩なさっては?私たちはお気になさらずに」

承「そうさせてもらう」

 

そう言い承太郎は近くの木に背もたれにし座り込む

その瞬間承太郎にドッと疲れが襲いかかる

 

承(少し、寝るか)

 

承太郎はそう言い目を瞑る

 

霊「………………寝てるわね、仕方がないわ。交代で一人様子見る人をたてて、それ以外は適当に自由行動にしましょ」

レ「そうね」

咲「では、最初は私が見ておきますので」

魔「おっ咲夜がそう言うなら頼むが、他は?」

 

残りもそれでいいという

 

レ「それじゃ、10分ずつで交代ね」

 

そう言い各々の自由に行動を始める

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

承「師匠、どうして月はああなったの?」

渚「ん?あぁ、えーとそれはだね、どう説明しようかな。

大雑把にいうと僕の先生のせいと言うか、あぁでも先生自体は何もしてないしなぁ

未知のエネルギーの実験をしていたら大失敗して壊れたって言えばいいのかな?」

承「へぇ、そうなんですね」

渚「まぁ、今でこそあれだけど昔は三日月型に壊れていて、一年中そんな綺麗な形だったな」

 

懐かしい、夢だ

いつかの日の記憶だ

なんて取り留めもない会話だ

 

承「そういえば、師匠のよく言う先生ってどんな人?」

渚「そうだね、スケベで、セコくて、どこまでも生徒思いで、変なとこバカで、いつも金欠のくせに世界各国のデザートとか買いあさったり、すぐにボロ出したり、妙に用意周到だったり、もはやアコーディオンみたいな卒業アルバム作るし、やるときはしっかりする先生だよ。

僕の憧れ」

承「もし、せんせーに会えるとしたらどうしますか?」

渚「そうだね、僕は笑顔で一時とはいえ夢が叶ったこと、そして今も大事な大事な君という弟子がいることを言うかな」

 

そう言い幼かった俺を撫でる師匠

その笑みは柔らかで暖かい笑顔だった

 

渚「さて、と。月にいるそうだね、承太郎

能力を使い過ぎて寝ちゃったんんだよね。

いつも言ったけどあまり無茶をしちゃ駄目だよ、君はもう一人じゃないんだから、頼る時は誰かを頼って何でもかんでも一人で背負わずにいこうね

あと、そうそう。僕からの助言だよ、能力とかは基本使えば使うほど強くなるものだよ。筋肉と同じだよ、酷使させるともっと強くなるそれと同じ。

それと君の能力だけど、まだ先あるよ

それじゃ、そろそろ時間だからじゃあね」

 

師匠はそう一方的に言い消えていく

俺は咄嗟に手を伸ばすが、夢であるためすり抜ける

 

ーーーーーー

 

 

承「夢か」

霊「あっやっと起きたわね、いや意外と早かったというべきかしら」

 

承太郎が目を覚ますと隣に霊夢がいた

 

霊「起きたのなら、私はもういいわね、それじゃ私は私のやりたいことをしてくるから」

 

そう言い残して魔理沙らがいるところに行く霊夢

承太郎は少しぼーっとしていたがふと何かを思い出す

 

承「あっ依姫に話しつけに行かないと」

 

介抱している玉兎の前まで行く承太郎

 

承「まだ、起きてはいない?」

「いないですね」

承「そうか」

依「うっ………………ううん」

承「おっちょうど起きたか」

依「承太郎さん?えーと確か」

 

意識を取り戻した依姫は何が起きたのかを思い出す

自分が承太郎に負けたこと

 

依「負けたのですね、私は

それで承太郎さんはどのようなご用件で?」

承「いや、帰り手段ないから帰還方法ないか聞きにきた」

依「えっと、はいわかりました、地上に送りつけるのは簡単ですが、ですが流石に全員は」

 

返してはやるが全員は無理と言う依姫

 

承「というと?」

依「具体的には、博麗霊夢とあなたには残ってもらいたいです。

もちろんそんなお時間は取らせません、1週間でもいいですからどうでしょうか?」

承「なんだそれぐらいならいくらでもいいぞ、霊夢は返答次第だが」

依「ありがとうございます」

 

 

承太郎はそのまま霊夢達のところへ行き

事情を話す

 

霊「1週間なら、月の都がどんなものがあるか気になるからもちろんいいわよ」

承「珍しいな」

霊「人生経験としては悪くないと思っただけよ」

 

こうして二人以外は地上に一足早く帰り

二人は1週間月の都で過ごすことのなった

 




なんでいきなり師匠が出たって?

それはきっと鬼滅の刃のよくある親とかが声かけてくれるアレに影響されただけですよ

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくお願いします

次回もお楽しみにーーー

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