先週は投稿できずすいません
流石に受験生、小説を書く時間があまり割けませんでした
おそらくこれからも週一じゃなくてか2週間に一回のペースになるかもしれませんが、よろしくお願いします
前回のあらすじ
楽しい月面侵略開始
フ「お兄ちゃん、次は何して遊ぶ?かくれんぼ?鬼ごっこ?それとも絵本?」
承「なんでもいいぞ、フランがやりたいことをやるといい」
ここは紅魔館、承太郎はフランと2人で遊んでいた
というのもレミリアや咲夜がいない今フランはすごく退屈しており、レミリアに頼まれ承太郎がフランの相手をしているのである
紗「こうして………………こう?」
美「そうですそうです、形は合ってます。あとはもう少し腰を落として踏み込みを持って強くした方がいいですね」
紗「なるほど、流石にこればっかりは専門の人に聞くのが一番ね」
美「いえいえ、紗夜さんがもともと素手でも普通に戦えるだけの技量があったからいけただけですよ、それに私もまだまだですし…………」
紗夜は美鈴に八極拳を教えてもらっていた
紗夜曰く、暗器が使えない時のための多少は心得はあるけどその道のプロがいるなら是非教えてもらいたいということで承太郎が紅魔館に行くならついでにと行くことになった
武と茜は神社でお留守番である
フ「そうだ、お兄ちゃんって先生してるよね?」
承「そうだな」
フ「それじゃぁ、フランに勉強を教えて!」
承「もちろんいいが、どうした急に勉強なんて」
フ「お姉ちゃんがいない今のうちに勉強してフランも成長してるって見せつけたいの!」
そう言い無邪気な笑みを浮かべるフラン
承太郎はなるほどと感心してフランの頭を撫でる
承「よし、そうと決まれば早速やっていこう。どの教科からしようか」
フ「お兄ちゃんのおすすめで!」
承「よしわかった、少し待て。とりあえずどれだけできるか実力が知りたいから今からテストを作る、20分あれば全教科できるから少し自由にしていいぞ」
フランは、はーいといい軽い足取りでその場を去る
承太郎は数枚白紙の紙を出してその紙に問題をさらさらと書き始める
その問題の内容は小学生低学年の内容から高校生一年レベルの内容までさまざまな難易度で問題を作る
一方フランはというと紅魔館のあちこちをフラフラとしてから美鈴と紗夜のところへ行っていた
フ「美鈴と紗夜は何やってるの?」
美「おや、妹様。これは今紗夜さんに拳法を教えているんですよ」
フ「拳法?なにそれ!フランもやってみたいな」
美「いやぁ、妹様はこんなものするより直接殴った方が速いというか、教えるのに時間がかかるというか、そのぉ………………」
美鈴はフランの純粋な目の所為ですっぱりと無理と言えずすごく中途半端な言い方する
紗「フランちゃんは承太郎と遊んでいたんじゃないの?承太郎がどうかしたの?」
フ「えーと、問題作るからちょっと待ってって言われて紅魔館をフラフラしてたの」
紗「そう、ならもうそろそろ時間じゃないの?」
フ「えーと………………確かにそうかも、じゃっ行ってくるね」
フランは承太郎がいる部屋へと向かっていく
一方残された2人はというと
美「紗夜さん、よくできる時間知ってますね」
紗「え?知ってるわけないでしょ、さっき知ったばかりなのに」
美「え?」
紗「あのままだったらあの子も教えることになるでしょ?それに貴女が困っていたから、とりあえずそれっぽいこと言って承太郎の方に送りつけた方が貴女にもあの子のためにもなるかなぁって思って言ったわ。
最悪承太郎なら5分あれば問題ぐらいは作れるでしょ」
美「色々と適当ですね…………」
そう言い若干顔を引きつらせ、苦笑いになりながら美鈴は言う
フ「お兄ちゃんできたー?」
承「一応、何教科は出来た。それをやってくれ、それをやっている間の他の教科を仕上げるから」
フ「はーい」
そう言いフランは机に座りテストを始める
その後全教科なんの問題もなくテストは終わり採点が終わった
結果は出来る問題は完璧と言っていいほどいいのだができない問題は根本的に答え方が違うという結果に終わった
承太郎はその後、出来なかった問題を一から教え
フランはわからないから分かるようになるまで教えた
その結果いつの間にか夕方になり、二人は博麗神社へと帰り1日が終わった
次の日
紅「お兄ちゃん、その…………ちょっとお客さんの練習したいから手伝ってくれない…………かな?」
武「別に構わないが」
紅「最近、覚える品が増えて不安なの」
武「たしかに色々増えてたな」
人里の由紀ちゃんの親が営んでいる茶屋に武は遊びに来ていた
そのときは休憩時間で紅羽ちゃんは武に話しかける
武「じゃぁ早速いってみよっか」
武はそういい一旦席を立って、玄関から店に入る
紅羽ちゃんは武を前に立ちペコリと一礼する
紅「いらっしゃいませ、一名様ですか?」
武「おう、一名だ」
紅「席に、ご案内します」
そう言い席に案内して座る武
紅「ご注文はお決まりですか?」
武(そうだな、ここは少し意地悪な注文をしてみようかな)
武「それじゃここのオススメってやつを頼むわ」
直後紅羽ちゃんが硬直する
紅「あっえっと、その……えーと…………全部オススメです」
あまりに唐突な質問につい全部と言ってしまう紅羽ちゃん
というのも紅羽ちゃん自身、ここの店のメニューが全部好きなためどれも紅羽ちゃんからすればオススメと言えてしまうのである
紅「なので、その、全部お持ちしていいですか?」
武「待て待て待て待て、一旦ストップ」
堪らず一旦ストップをかける武
武「紅羽ちゃん、流石にそれは………………」
紅「もう、意地悪お兄ちゃんひどいよ。」
武「ごめんごめん、つい」
紅「………………お兄ちゃんの膝に紅羽を乗せてくれたら、いいよ」
紅羽ちゃんはそういい武の膝の上に座る
武は何も言わずに頭を撫でる
由「あの、その………………自警団呼ばれますよ?」
武「安心して、もうすでに何回か呼ばれたことあるから」
由「えぇ…………」
武「というか一回紅羽ちゃんに自警団通報されたことある」
由「えぇ…………」
紅「だって、襲っていた子怖がっていたから…………
紅羽を襲う分にはいくらでもいいけど、紅羽以外の子をやるのダメ
紅羽だけを見てくれると………………嬉しい」
武「善処するよ」
武はそういい爽やかに笑う
しかし、善処するというあたりが武である
紅羽ちゃんはふと何かに気が付いたように武に話す
紅「ねぇ、お兄ちゃん。お兄ちゃんはろりこんだから、ろりな紅羽のことが好きなの?」
武「へ?」
紅「お兄ちゃんは紅羽がろりじゃなくなっても紅羽のこと好きでいてくれる?」
武「えーと、まず俺はロリコンって言うし言われるけどね、だからといってロリじゃない人を嫌いになることはないよ。
たしかに重度のロリコンの中では15超えたらババア扱いするようなヤベー奴もいるけども、俺はまだまともな方だと自覚はあるよ」
茜「ロリコンという段階でだいぶな気がしますが…………」
茜はそういい溜息を吐く
武「まっまぁ、あれだ。そんな急に成長したからいらないってことはしないから安心して、俺は紅羽ちゃん自身が好きなんだから」
紅「………………そう」
紅羽ちゃんは向きを変えて武に抱きつく
茜「ほんっとお兄さんは、そういうことをしれっと言いますよね」
武「よく分からんがそうなんだ」
由「なんというか、これが噂に聞くタラシ?」
茜「全くこれだから…………」
深い深いため息をつく茜
苦笑いで2人を見る由紀
そしてそんな2人を気にせずに甘ったるい空間を創造している武と紅羽ちゃん
霊夢達がいなくとも、いつも通りの日常になっていたのであった
To be continued ーーーーーーー>
霊「まさか、ここまでなんてね、とっておきといえばとっておきだったのだけど」
依「意外でした、まさかこんな手を使うとは。貴女本当に巫女です?」
膝をつく霊夢、その背後に霊夢の首筋に刀を当てる依姫
状況はどう見ても霊夢の詰みであった
霊「ハッ、失礼ね、これでも幻想郷随一の巫女よ!
全く魔理沙に咲夜、あとレミリアと連戦してまだこんな余裕があるなんて予想外だわ」
依「えぇ、だって貴女達は私からすればまとめてかかっても足りる相手です。それに…………いえ、なんでもありません」
霊「殺し合いではないのは幸いだったわ、ほんっと、殺し合いだったらわたし達全員皆殺しだったわね、やっぱ無理にでも連れておけばよかったかしら?」
霊夢は自嘲気味に笑う
少し離れた場所に気絶したレミリアを介護する咲夜、ただ見てる魔理沙
そして大勢の玉兎たち
一同の視線は2人へと集まっていた
依「空条承太郎を、ですか?」
霊「ッあぁそういうことね。通りで、あの医者堂々とスパイ活動してたってわけね」
依「……………さて、では」
そう言い一呼吸置き
改めて霊夢をみる
依「貴女達の処罰を決めましょうか」
月への侵略失敗
To be continued ーーーーーーー>
はい、というわけで霊夢達は全滅です
まぁこれに関しては次回何があったかは書く予定です
あと最近暑いので熱中症には気をつけてくださいね
(*なおこの時期に作者は脱水症状になって倒れたことはある)
感想、誤字、アドバイスなどありましたらおねがいします
次回のお楽しみにーーー