星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

fgoの新章はまだですかね

もうそろそろ来そうな気がするけどなぁ

ではどうぞーーー


第166話 天才ロリゲーマー現る

前回のあらすじ

 

(事務処理を除けば)ホワイトだった仕事環境

 

 

 

承太郎が紗夜と話をしている頃武たちは何をしていたというと

高層ビルが立ち並び、人が多く行き交っている場所へ行っていた

 

紅「人多い………………建物………………たかい………………見たこともないものが動いてる………………」

武「紅羽ちゃん大丈夫?」

紅「う、うん大丈夫」

 

紅羽ちゃんは初めての都会で目をぐるぐる回していた

無理もない話である

霊夢や魔理沙ならともかく、普段の人里の数倍はいるであろう人の数と、幻想郷の建物の何倍も高いビルがたくさん立ち並んでいるのである

極め付けは、見たこともない鉄の箱がものすごい速度で大量に走っているのである

処理落ちするのも無理はないであろう

紅羽ちゃんは少し怖くなったのか武の手をギュッと握る

 

武「それじゃ、どこ行きたい?」

紅「どこって言われても………………」

茜「分かるわけないじゃないですかバカお兄さん」

武「それもそうだね」

紅「あっそうだ………………ゲームを見てみたい…………かな?」

 

幻想郷にいた頃も博麗神社にいた時や遊びに来たときに時々ゲームをしていたので興味があるようだ

 

武「わかった、それじゃ行ってみようか」

 

こうして3人はゲームを売っているであろう家電販売店へと足を運ぶ

 

 

 

 

店へ着き、3人は様々なゲームを見て歩いて気に入ったものは買うことにした(ただし費用は承太郎持ち)

そしてその時であった

 

武「へーVR体験ねぇ」

 

それはVRを無料でお試し体験できるものだった

武はそれに興味を惹かれやってみることになった

がしかし、この時作品を確認せずにいたのである。それが一体どんな悲劇を招いたかというと

 

武「えっ、あの、これホラゲーじゃ…………ウアアアアアアアアアアアア待って待って待て待てってアアアアアアアアアアアア!!」

茜「あっ………………」

紅「お兄ちゃん、大丈夫?」

 

武がVRでやり2人は別画面でどうなっているのかを見ていた

茜は最初のホラースポットで悲鳴こそは上がらなかったが完全に怖がっていた

紅羽ちゃんは全く動じることなくしていた

 

武「あーー無理無理リタイアリタイアリタイア!」

 

武は数分間は頑張っていたが流石に諦めてゴーグルを外した

 

紅「紅羽やりたい」

武「怖いよ?いける?」

 

コクコクと頷く紅羽ちゃん

そして椅子に座ろうとしたがそこで紅羽ちゃんは止まる

 

紅「お兄ちゃんのお膝の上でやって…………いい?」

武「勿論」

 

武はそう言い椅子に座りポンポンと膝に手を置く

紅羽ちゃんはその上にチョコンと座りゴーグルをつけゲームを始める

軽く操作をして動作を確認し終わったら、すぐさまストーリーを進めるべく探索を開始する

 

紅「ゾンビって………………頭撃たないと死なない………………もの?」

武「そうみたいだね、大丈夫?怖くない?」

紅「お兄ちゃんがいるから………………全然怖くない」

武「そっかその肝心ののお兄ちゃんビビりまくってるよ」

紅「お兄ちゃんもお姉ちゃんも妖怪とかはいけるくせにこれはダメなんだ」

 

恐怖のせいかやたら口数が減っている茜はようやくそこで口を開く

 

茜「妖怪と違って、動けなくなるまで襲ってくるから苦手です」

武「元は人間だったからなんか抵抗を覚えるんだ」

紅「ふーん」

 

そう言いながら、ドンドン探索を済ませ襲ってきた敵をあっさり仕留め物凄い進行速度である

 

 

 

 

 

 

 

数十分後

 

 

 

 

武「く、紅羽ちゃん?も、もうやめにしないかな?」

茜「……………………(失神)」

 

画面外から急に襲いかかってきたゾンビにより茜は気絶し、武が半分涙目

しかし武が守るべき対象は平然としている

さすがいくつもの修羅場をくぐってきただけはあり全然動じない

 

紫「あっあなた達、そ、そろそろ帰るわよ………………」

 

その光景に若干呆れつつも3人に声をかける紫

茜はそこで意識を取り戻す

 

茜「えっ、あっ気絶してました!」

紅「もうおしまいなの?残念………………」

 

そう言い少し残念そうにVRゴーグルを外し元の場所へと戻す紅羽ちゃん

その後その店ではしばらくの間、天才ロリゲーマーが出没したと噂になったらしい

 

店を出て人目がつかない場所へと移動して紅羽ちゃんと武は幻想郷へと帰る

人里へ着き2人は紅羽ちゃんの家へと目指す

その道中

 

 

武「楽しかった?」

紅「うん、とっても」

武「そっかそれなら良かった」

紅「でも、お兄ちゃんの親に……………………あ、挨拶しておきたかったな」

武「紅羽ちゃん!?」

 

あまりの爆弾発言に武は驚く

 

紅「あっ、そっか、まだそんな年齢じゃないからダメ…………だった………………」

武「そういう問題なのかなぁ」

 

そうこうしているうちに家に着く2人

 

紅「じゃ、お兄ちゃん。明日は…………無理だから、明後日?」

武「どうだろう、まっ、どうせすぐ会えるよ。じゃっバイバイ」

紅「ありがとうね、お兄ちゃん」

 

そう言い玄関を開け家の中へと入っていく紅羽ちゃん

武は人里を出て人目のつかない場所で隙間を開けてもらい現代に戻った

 

 

茜「それじゃ、親のところに行きましょうか」

武「そうだな」

 

そう言い2人は実家へと足を運ぶ

 

To be continued ーーーーーーー>




一応ゲームの上手さをまとめるとこうなります
承太郎、霊夢、魔理沙、咲夜、武、茜、レミリア、紅羽ちゃん、由紀ちゃん

プロレベル
承太郎

(超えられない壁)

めちゃくちゃ上手い

紅羽ちゃん、咲夜、*霊夢

(越えられない壁)

普通

魔理沙、由紀ちゃん、

下手

久城兄妹

(超えられない壁)
(超えられない壁)
(超えられない壁)

真っ直ぐ歩くのすら困難なレベルの論外

レミリア

といった感じになります
*霊夢は真面目にそのゲームをやり込めば上手いけど、基本は普通ぐらいなイメージ

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくお願いします

次回もお楽しみにーーー

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