星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

162 / 198
どうもジョースターです

いつのまにかこの作品も3周年を過ぎていた若干の驚きよく続いてるものです

改めて見てくださっている皆様に感謝を

ではどうぞーー


第154話 いたずらって思わぬ形で自分に返ってくる

前回のあらすじ

 

とうとう人外扱いされた承太郎

 

 

承「んで言い訳のほどは?」

妹「えーと、出会ったから恒例の殺し合いでつい……………」

輝「これは事故よ。事故」

 

承太郎の部屋、部屋はさっきの戦いのせいでめちゃくちゃなことになっている

二人は承太郎にボコボコにされ正座させられていた

2人を容赦がないほどにブチのめし正座させる鬼の所業

承太郎曰く不死身だから容赦なくやれたとのこと

 

妹「そうだな、うんアレは事故だ」

承「OK、貴様ら歯ぁ食いしばれ」

輝「えっ待ってこれ以上は」

 

有無も言わさずスタプラで額にデコピンをする

その火力はデコピンの域を超えて2人仲良く気絶するレベル

 

承「永琳に突き出すかぁ」

永「その必要はないわよ」

承「……………しれっと背後に回らないでもらいます?」

 

そう言い承太郎のいつの間にか背後にいた永琳

振り向くと永琳はやってやったぜとニヤニヤと笑っていた

 

永「こういうのやってみたかったのよね」

承「俺的にはそれ外でよくやられたことあるから、若干トラウマなんだよね」

永「へぇ」

 

そう言いながら2人をヒョイと眉ひとつ動かさずに担ぐ永琳

あっさり持ち上げているあたり永琳の筋力は凄いものだと思う

 

永「屋外でやれってあれほど言ったのに、特に姫様には念入りに言わないといけないようね、というわけで2人は私に任せなさい」

承「そうか、じゃ俺は部屋の修復しておくか」

永「あら、助かるわ。それじゃごゆっくりどうぞ」

 

そう言い部屋を出る永琳

承太郎は10分かけて部屋を元に戻した

 

承「ようやく終わった」

ブ「おつかれー」

承「終わった後に出てくるなよ貴様」

ブ「いやぁ僕が出たところで邪魔になるから」

 

承太郎はブラッドの筋力のなさを思い出す

 

承「あぁうんそうだな」

ブ「んでこの後どうするの?」

承「何も決めておりません」

ブ「えぇ………………まぁそうなるよね、うん」

承「本でも読むでおくか」

ブ「本を読むことがあるんだ」

 

承太郎は亀から適当に本を取り出しベッドに座り読み始める

 

承「当たり前だ。本は色々と知識が身につくから読むようにしてる」

ブ「だったねぇ、師匠もちょくちょく読んでだね、本」

承「というかゲームが出来なかったら、あの山だったら修行以外何もないから」

ブ「それもそうだね」

 

そう言いいつもみたいにケラケラと笑うのではなく子供みたいに無邪気な笑顔を浮かべるブラッド

 

ブ「いやぁ、久しぶりじゃないかな。こんな穏やかなのは」

承「………………それもそうだな。いつもなんやかんやあって仕事したり何か面倒ごとに巻き込まれたりしてるからな。こうゆっくりと自分1人だけで好きなことをするのは久しぶりだな」

ブ「そうでしょ」

承「そうだな。というわけでお前戻ってろ」

ブ「はいはーい」

 

そう言いいつもなら拒否をするところだが今日はすんなり戻っていった

それに少し驚きつつも本に目を戻す承太郎

 

 

数時間後

 

 

鈴「承太郎さーんーお昼の時間ですよーー」

 

数回ノックをして部屋に入り要件を伝える鈴仙

 

承「えっもうそんな時間?」

 

時計を確認する

時刻は12時半もうお昼時だ

本を読み始めたのが10時あたりである

 

鈴「とりあえずついて来てください」

承「あぁ、わかった」

 

承太郎は立ち上がり鈴仙の後ろを追う

 

鈴「えーとあのその前はすいませんでした」

承「何が?」

鈴「ほらあれですよ。貴方の優しさを利用して暴走させちゃって」

承「いや、逆に感謝する。お陰で自分と向き合えた」

鈴「へ?」

 

首を傾げる鈴仙

 

承「いや、なんでもない。気にするな」

鈴「そうですか…………あっここです」

承「おう、そうか」

 

そう言い鈴仙に連れられ大きな和室へと連れて来られる

部屋の真ん中に長い机がありそこに色々な料理が置かれている

 

永「さぁ、座りなさい」

承「おう、というか料理するなら呼べば手伝ったのだが」

永「あなたはお客様。そんな手を煩わせるわけにはいかないわ」

承「そんな扱いしなくてもいいのだが………………まぁ善意には甘えさせてもらおう」

輝「早く食べましょ」

鈴「はいはい、もうちょっと待ってくださいね、姫さま」

 

そう言い鈴仙は料理を運ぶ

料理はあらかじめ分けられており、取り合いになることはないタイプのやつである

 

てゐ「これをこーして………………」

 

そう言いながら料理にタバスコを大量投入しニヤリと口を歪める、その面は完全に悪人面

 

鈴「はい、これで全部えーと私の席は…………」

てゐ「そこだよ」

 

そう言いタバスコを大量に入れた料理が置かれている席を指差す

鈴仙はそこに座り永琳がいただきますといいそのあと全員が同じ言葉を言い食べ始める

鈴仙は何も知らずに目の前の劇物を食べる

てゐは鈴仙の悲鳴が上がるのを今か今かとニヤニヤして待っている

 

鈴「?てゐ。何?そんなに私の方を見てニヤニヤしてなんかついてる?」

てゐ「えっ、あっいや何も?」

鈴「変なの」

てゐ(あっれー?おかしいなぁ、なんでなんだろうかね?確かに入れたはずなんだけどなぁ…………)

 

そう言い自分の料理を口にするてゐ

瞬間、舌を焼くようやく痛みに近い刺激がてゐを襲う

 

てゐ「かっラァアアアアアアアアアアアア!‼︎⁉︎」

 

なんで、どうして、なぜと悶えながらてゐは考える

すり替えれえた?どうやって?誰が?何のために?

目を離してはいないはず、それなのに自分のと鈴仙のが入れ替わっている

不可能だ、どうやったって不可能だ

 

承「異変の騙したからね、因果応報だね」

ブ「うっわ、こいつ時止めしてまで入れ替えるとか鬼かよ」

承「何時間も歩かされた恨み思い知れ」

 

*こんなこと言ってますが一応主人公です

 

その後、もともといたずらしようとしたてゐは永琳に叱られたとさ

 

てゐ「こんなはずじゃぁ………………」

 

 

To be continued ーーーーーーー>

 

 




タバスコを大量的に入れるってアニメとかでよく見るけど実際やられたらどうなるのでしょうか、考えたくもやられたくもありませんが


感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくお願いします


次回もお楽しみに

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。