星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです


fgo でまさかCCC復刻するとは、リップが当たりました
メルトもキアラもいるから新鯖が出ない限りは限定キャラはコンプしてるから安心だ

今回は武回です


第152話 優しい時間

前回のあらすじ

 

酒は飲んでも飲まれるな

 

 

一方武

 

武「えーと、次の〜〜食材は、っと野菜だから八百屋へゴー」

 

武はそういい八百屋へと向かう

一週間の食材といっても基本的には保存が効くものだけであとは調味料とかだけである

肉や魚、痛みやすい野菜などは使うときに買うという感じである

その結果一週間分の食料でも意外とかさばらずに済むのである

まぁ今回の場合は今日の朝食昼食分を含むため肉なども購入している

 

八百屋「へいらっしゃい、にいちゃん。なんにしやす?」

 

八百屋の店主のおっちゃんはそういい武に声をかける

武はメモを確認しながら話す

 

武「えーとってほとんど乾燥させてる系統だな、

えーと……」

 

武はメモに書いてあるものを読み上げる

店主はそれを素早く取りお会計をする

その動きはまさに熟練者であることを証明している

 

武「お金は…………ちょうどで」

 

武はそういいお金を渡す

店主はそれを確認して受け取る

 

八百屋「まいどあり!」

武「ありがとうございました」

 

そう言い武は店をでる

一通り買い終わり武は帰る為に出口へと向かう

途中紅羽ちゃんに会うことも考えたが、昨日あったばかりだし会いすぎるのもアレだと思いそのまま真っ直ぐに帰宅する

はずなのだが

 

紅「お兄ちゃん?」

武「ん?紅羽ちゃん、おはよう」

紅「おはよう…………お兄ちゃん」

 

偶然、朝散歩が日課の紅羽ちゃんにばったり会う

 

武「何か用事?」

紅「ううん、日課の、散歩」

武「へぇ、そっかえらいね」

 

そういい頭を撫でる

紅羽ちゃんは恥ずかしそうに頬を赤く染める

 

紅「お兄ちゃんは………………お買い物?」

武「そうだ、昨日宴会があって。食料が全部なくなったから、とりあえず日持ちするものと今日の食べる分を買ってきた」

紅「ってことは…………今帰り?」

武「だね」

紅「久しぶりに神社行っていい?」

武「もちろん歓迎だけど、いいの?

ほらお父さんとかお母さんとか由紀ちゃんとかに言わないと」

紅「あっ」

 

そうだったといわんばかりの表情をする紅羽ちゃん

 

紅「一緒に家まで来て………………くれない?」

武「もちろんいいよ」

 

そう言い2人は家へと向かう

しれっと手を繋いでいる、もうさっさ付き合ってしまえ

 

 

 

 

 

 

 

紅「じゃちょっと待っててね」

 

そう言い自宅に着くなりそう言い残し中へと入る

数分後、由紀ちゃんを連れて出てくる

 

武「おはよう、由紀ちゃん」

由「おはようございます。武先生」

武「由紀ちゃんも来るのかい?」

由「はい、ところで承太郎さんは」

武「あぁ、あいつなら異変解決の事後処理とか起こした首謀者は危険じゃないか確認するために迷いの竹林に行ってる」

由「そうですか」

 

少ししょんぼりする由紀ちゃん

表情に結構出るタイプだから分かりやすい

 

武「会いたかったの?」

由「い、いえ!決してそんな………………えーと、そう、アレ、アレです!あのえーとご、護身術を学びたくて」

武「それなら茜の方が上手いぞ」

由「そうなんですか」

武「あいつは“一応"は攻めるタイプじゃなくてカウンタータイプだし」

 

まぁ誰がどう見てもガンガン殴りにいっているけど

相手の力を利用する合気道の使い手のはずなのに何故か普通に瞬獄殺とかできるあたりバケモンだと思う

武は内心そう思いつつも言葉にはせずに心の中に留めた

 

武「とりあえず、行こっか」

紅「うん、行こお姉ちゃん、お兄ちゃん」

 

そう言い2人に手を差し出す紅羽ちゃん2人はそっと手を握り3人並んで歩く

側から見れば、兄姉妹が仲良く笑っている光景

しかし実際は誰も血は繋がってはいない、他人

だが、それでもまるで家族のような温かさである

そのまま人里から離れ博麗神社へと向かう

 

 

 

 

武「ただいまー」

 

神社に帰ると昨日の宴会の片付けを終え縁側でお茶を飲みくつろいでいる茜がいた

 

茜「おかえりなさい………………って、由紀ちゃんに紅羽ちゃん!?」

由「お邪魔します」

茜「お兄さん説明おねがいしますね」

 

武はこうなった経緯を話す

 

 

 

茜「なるほど、そういうわけでしたらもちろんここで遊んでいいですよ。ただその前に朝食を食べましょう、というかそのために人里へ行かせたのです」

武「そういえばそうだったな」

茜「では、早速調理してくるのでお兄さんは2人と遊んでもらって結構ですよ」

 

そう言い武から食材を貰って調理場へと向かう茜

残された3人は最近あった出来事を話す

主に紅羽ちゃんについて

養子になってから生活はどうか、学校は楽しめてるかなどそんな感じだった

 

 

 

茜「出来ましたよ」

武「おう、ありがとう、2人はもう流石に食べてるか」

 

頷く二人

 

武「だよね」

茜「まぁ当然ですよね、時間が時間なので」

 

時刻は10時

朝ご飯としてはかなり遅い時刻である

 

武「まぁいいや、とりあえず座って」

 

そう言い机を挟んで向かい合うように座っている武と茜の隣に茜の方に由紀ちゃん、武の方に紅羽ちゃんが座る

 

武「そういや霊夢は?」

茜「声はかけたのですが、今は無理らしいです」

武「まぁあんだけ飲めばなぁ、まぁいいや、ではでは気を取り直して手を合わせていただきます」

 

その掛け声共に3人ともいただきますという

なぜか食べない2人も

朝食は味噌汁にご飯、漬物、そして卵焼きと豚の生姜焼き

紅羽ちゃんは武の卵焼きを食べたそうにみている

 

武「紅羽ちゃん、卵焼き一個食べる?」

紅「!いいの?」

 

頷く武

 

武「はいあーん」

 

そう言い箸で卵焼きを摘み紅羽ちゃんの口まで運び

 

紅「あーん」

 

紅羽ちゃんはそれをパクリと食べる

 

紅「美味しい」

茜「それは良かったです、由紀ちゃんも食べます?」

由「いいのですか!?」

茜「もちろんです、はい、どうぞ」

 

そう言い茜は自分の分の卵焼きを1つ取り差し出す由紀ちゃんは少し遠慮していたが、茜がにっこりと笑い遠慮しなくていいですよというと卵焼きを食べる

 

由「美味しい、です」

茜「よかったです、承太郎さんに教わった甲斐がありました」

武「やっぱあいつが教えたのね、どうりで味が似てるわけだ」

由「承太郎さんってほんとなんでもできますよね」

武「まぁ、そうだな」

 

その後食べ終わり、ゲームをしたり、話をしたりと平和な時間が過ぎたとさ

 

 

夕方

 

武「そろそろ時間だね」

茜「そうですね、お兄さん送ってあげなさい」

武「もちろん」

紅「もっといたい…………」

 

そう言い紅羽ちゃんは武にしがみつく

 

武「ダメだよ、今日はここまで、いつでも来ていいから、ね?」

紅「うん、わかった」

武「いい子だ」

 

そう言い紅羽ちゃんの頭をわしゃわしゃと撫でる武

そして紅羽ちゃんと由紀ちゃんを見て

 

武「二人とも楽しかった?」

 

2人は笑顔で頷く

 

武「それじゃ帰ろっか、いつでも来ていいからね。連絡さえやってくれれば、迎えに行くから」

紅「わかった、ありがとうお兄ちゃん」

 

こうして、1日が過ぎていった

なお余談だが、この後紅羽ちゃんは結構な頻度で来るようになりました

というかほぼほぼ毎日

 

武「紅羽ちゃん、流石に限度というものが…………」

紅「?」

武「…………えーとなんというかその…………えーと」

 

必死の説得?みたいなもので来る頻度は少し少なくなった

 

To be continued ーーーーーーー>

 

 




最近武メインの話が大体超ほのぼのなんだけど、いっときシリアスばっかりだったせいかのかな

あっ次からは承太郎に戻ります

感想誤字アドバイスなどございましたらよろしくお願いします


次回もお楽しみにーーー

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