星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

fgo でフルボイスのバレンタインイベが楽しすぎる
ガチャ?ピックアップがしっかり仕事しましたよ
モーション変更でベッドを投げる婦長が来ました
まぁうん、嬉しいけど、嬉しいけど…………


ではどうぞーー


第150話 宴会って作る側からすれば大変

前回のあらすじ

 

武は武だった

 

 

承「宴会が始まって早数時間、まぁよく持った方だと思うよ。でもさ、これだけは言わせて」

茜「どうぞ」

承「なぁんでこうも、いつもの奴らが黙々と料理を作るんだろうね、ほんとどうなってんのあいつらの胃袋」

妖「幽々子様に関しては………………私が記憶にある限りではあれが平常運転なんですよね、恐ろしいことに」

咲「恐ろしい人ですね。ブラックホールか何かかしら?」

 

承太郎、茜、咲夜、妖夢

このいつもの4人組がいつものように調理をものすごい勢いでしていく

これでも全然間に合っていないのである

理由?幽々子と萃香がいるって言えば、ご理解いただけるでしょうか

あの2人が凄まじい勢いで食べては呑んで食べては呑んで片っ端から料理が消えていくのである

 

妖「ところでしれっと全員で来ていましたね、永遠亭の人達

てっきりあんだけ隠していた輝夜姫はいかないのかなと思っていましたが…………」

承「まぁもう隠れる必要性がないらしいから、大手を振ってこういったことが出来るのだろう」

茜「しかし輝夜姫ですか、竹取物語の登場人物に実際に会えるのってなんか、不思議な感覚ですね」

承「そうか?俺はむしろかぐや姫って本当はこんな適当な奴だったのかっていう驚愕だった」

咲「竹取物語?」

 

承太郎と茜の会話で竹取物語という単語に疑問符を浮かべる咲夜

 

承「知らないのか?」

咲「物事ついた時にはお嬢様に仕えていて、教育はそういったことを先輩方に教えてもらったのでそういったものはちょっと………………」

承「そうか、まぁ簡単に言えば。俺が住んでいた国の日本の昔話、あーでも輝夜姫に関しては『竹取物語』というおはなしでな

まぁ、実際にあったのかどうかは分からないし、いや実在してるから本当の話なのか?

まぁそこらへんはどうでもいいや、兎に角昔話」

咲「なるほど」

妖「私も実はあまり見てないのであまり言えませんが、あれってなんか絵本にもなっていますよね」

 

その言葉に相打ちを打つ2人

そしてこの後もその話で盛り上がり着々と料理を仕上げていく

しかし

 

 

 

咲「あっ、これはまずいですね」

承「あっちゃー、恐れていた事態が起きたか。どうしようね」

茜「今から買いに行っても間に合わないでしょうし」

妖「なんか、すいません。うちの胃袋ブラックホールが」

承「いやうんまぁ、しょうがないけど」

 

承太郎達はついに恐れていた事態に直面した

それは

 

承「まさか食料が全部なくなっちゃったかー1週間じゃダメってことか」

茜「恐ろしい、まさかここまでとは」

妖「ごめんなさい、その言葉しか浮かびません」

茜「い、いえ。お気になさらずに、これはえーと、そうだ皆さんがいっぱい食べたからこうなったんです、決して幽々子さん一人の話じゃありません」

咲「それでこれどうします?」

承「まぁ諦めて貰うしかないだろう。とりあえず作れるだけ作ってあとはお酒の力だ。それにみんなある程度はお腹が膨れてるだろう。例外居ると思うけど、とりあえず今出来る最善を尽くそう」

 

その言葉に頷く3人

そして数品料理を作りそれを運び

各々が好きなことをする

ある者は主人のところに戻り

ある者は説教

料理がなくても宴会はなんとか成り立っている

まぁみんな大体酔ってるからね、食べなくても盛り上がる

承太郎は一人で疲れから少し眠っていると輝夜が話しかける

 

輝「ねぇ、承太郎。起きてる?」

承「ん?あぁなんだ輝夜」

輝「寝てたのね。せっかくの宴会なのよ、少しは楽しんだら?」

承「………………それもそうだな、宴会=地獄のような料理地獄という方程式が成り立っていたから、楽しむって言うのを忘れていたな」

輝「へぇ…………それはそうと関係のないことだけど1つ質問いい?」

承「どうぞ」

輝「貴方って好きな人とかいるの?」

 

それを言った瞬間、さっきまで話していた霊夢や魔理沙が承太郎の方を見る

承太郎はその光景に若干の困惑をしつつ答える

 

承「好きな人か………………そういう感情は分からないだよなぁ、昔のトラウマでな。一体どういう感情が好きなのか分からないんだ」

輝「………………ごめん、辛いことを思い出させちゃったみたいね」

承「気にするな、元々俺がやらかしたことなんだ」

 

承太郎はそういい苦笑いをする

 

霊「だからなの…………」

魔「私達は、承太郎のことを知ったつもりだったと思っていたがまだ知らないことがあるんだな」

霊「そうね」

 

そう言い二人は手に持っていた酒の一気に飲む

 

霊「だーーもう!承太郎のせいで変にシリアスになっちゃったじゃない、こうなったら酒よ酒!酔って忘れましょ!」

魔「だな!」

 

こうして若干シリアスになったが、それ以外はいつも通りの騒がしい宴だったとさ

 

To be continued ーーーーーーー>




慣れって怖いよね

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくお願いします

次回も楽しみに

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