星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

あと1話で終わりかな…………

fgo の福袋が期間限定確定闇鍋という嫌な予感しかしねぇ
またキアラ来そうだなぁ…………

ではどうぞーー


第145話 間合い

前回のあらすじ

 

やっぱ永琳ってバケモンだわ

 

 

永「さて、いくらあなた達でも全方向からランダムに飛んでくる矢果たしていつまで回避できるかしら?降参なら今のうちよ、これをすればあなたたちはタダでは済まないわよ」

承「まずいな、あの速度で全方向から矢が飛んでくるのはまずいな、自分自身の回避は………………できないことはないけど、咲夜が」

咲「この状態じゃ能力を使っても回避し続ける場所がないから、無理ですね」

承「とりあえず球を打ち消して道を開くのが一番かだけどそれをさせてくれるほど優しくはないよねぇ」

 

そう言い永琳を見る、いつでも矢を打てるようにしている

 

承(ここで有効な能力は時止めとザ•ハンドぐらいか時止めは警戒されてるから、あまり使えないな

ザ•ハンドは仕組みが理解されたら絶対にそれを利用してしまうだろうな

となるとクリームとかの空間系の能力を使うことになるのだろうけど

そうなると咲夜を守れない

………………そうなると、この能力かを使うしかないか)

 

承「メイドインヘヴン、クラフト•ワーク」

 

承太郎はそういい2つのスタンドを出す

1つは皮膚のない人体模型のように筋肉むき出しで、歯をくいしばるように口の周りに拘束具を嵌めたような人型のスタンド名はクラフト•ワーク

 

もう片方はメーターのような1つ目に身体中時計のようなものが付いており

馬の前身だけしかないケンタウロスみたいな体のスタンドメイドインヘヴンを出した

能力は時間を加速させる、がしかし幾ら何でも一巡させるのはマズイだろという承太郎の判断の下能力を制限して自分の速度だけを加速させる能力になっている

 

永「何をするのは理解はできないけど、一応警告はしたわじゃぁいきましょうか」

 

そう言い永琳は矢を放つ、しかも一発だけではなく二発3発と間髪を容れずに打っていく

モロに当たれば致命傷免れないであろう

速度は変わらず、弾数は増え回避出来ても反射されてしまう

どう足掻いても勝ち目はない

普通ならば

 

承「相手の矢が速いなら俺自身も速くなればいいじゃないか」

 

承太郎はそういいメイドインヘヴンで加速、そしてクラフト•ワークで矢に触る

触られた矢は突然停止する

ピクリとも動かない完全にその場で停止した

アレほどの速度で動いていたにも関わらず、突然触られた瞬間止まった

この光景に永琳も驚きの表情を見せる

そして数発追加で矢を放つが、やはりクラフト•ワークが触ると止まってしまう

 

永(………………動きを止める能力か、固定化する能力。おそらく後者ね)

 

承「さてと、固定化したのはいいけどどうしようかな。解除したら大変なことになるし、放置はそれはそれで面倒だし、とりあえずこの弾幕から脱出するか、咲夜」

咲「もういくつかの球を打ち消して出れるようにしましたよ」

承「行動が速くて助かる、というかどうやった?」

咲「ナイフで無くなるまでナイフをぶつけました」

承「そんなので打ち消されるのか…………」

 

若干困惑しながらも脱出する承太郎と咲夜それと同時にさっきまで宙に浮いていた矢が落ちる

 

永(なるほど射程距離は承太郎君の周囲だけみたいね

そうなると………………やはり承太郎君を私のところまで近付かさせる必要があるみたいね、耐性とかあると詰みになるけど。流石に大丈夫でしょう、咲夜さんについては………………とりあえず承太郎さんを倒すのが先決かしら、能力が不明なのは恐ろしいでも、間合いにさえ入れなければ最悪は何とかなる。

承太郎君を自分に近付かせ且つ咲夜さんを間合いに入れないこと

口で言うのは簡単だろうけど、実際はかなり難しいわね。どう分断しようかしら)

 

承「矢はあの2つの能力で解決できるということが分かったが、さてどう攻撃しよう、絶対普通に行ったら罠があるだろう。だからと言って遠距離は間違いなく回避もしくは相殺されるのはオチだな」

咲「もうそろそろ私の能力を使った方が…………」

承「いや、もうちょっと待てお前の能力はまだ悟られない方がいい。

確実に相手を倒せるまで能力使用はしないようにしておけ」

咲「分かりました」

承「相手はおそらく咲夜を間合いには入れたくないはずだ、だが俺を倒すのは十分に近付かないといけない。つまり相手は咲夜を間合いに入れずに尚且つ俺を接近したいはずだ、おそらく俺一人が近付いたとしても能力か何かで無力化出来るってことだな」

 

そう言い承太郎は永琳を見る

距離は10mぐらい離れている

いくらスタープラチナの瞬発力があってもそこにつくまでに射抜かれるであろう距離

このままだと永遠に勝負は决することはないであろう

 

承「よし、決めた。咲夜は俺が合図するまでここから動くな」

咲「え?分かりましたけど、それはよろしいのでしょうか?」

承「あぁ、んで合図は………………」

 

承太郎はそこで声を止め咲夜に耳打ちする

 

咲「えっ、それって場合によっては承太郎さんが…………」

承「自ら地雷を踏み抜くようなもんだ、多少の覚悟は決まっている」

咲「そうですか、ではご無事を…………」

承「おう、その代わり頼むぞ」

 

咲夜はコクリと頷く

承太郎はそれを見届け、くるりと振り向き永琳のところに近付く

 

永「なぜわざわざ近づくのかしら?」

 

矢を放つ永琳

 

承「何故って、そりゃ近付かないと攻撃ができないじゃないか」

 

それを避けながら近づく承太郎

 

永「近くに来れば勝てるそう言いたいの?」

承「そうだな」

永「舐められたものね」

 

そう言い永琳は眉をひそめる

承太郎は刀を引き抜く

 

承「舐める?まさか最大限に警戒をしているよ。あんだけの速度で矢を放てる奴だ、一発でも当たれば負けだろう

明らかに俺より格上の相手だろう。

だが、格上と戦うことは多くてな、格上にはどう戦えばいいかよくわかっているよつもりだ」

永「へぇ、面白いことを言うわね。じゃ試してみようかしら」

 

そういい弓矢を下ろし承太郎に近付く

 

承「さーてと一騎打ちといこうかね」

永「格の違い教えてあげるわ」

 

 

To be continued ーーーーーーー>




長かったこの異変もいよいよと終わる(筈です)

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくお願いします

次回もお楽しみにーーー

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