星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

多分この異変も後2、3話で終わる…………はず

ではどうぞーー


第139話 フラグって存在するんだね

前回のあらすじ

 

これ嫌がらせだろ

 

 

 

承「ここの首謀者は相当性格が悪いと見える」

魔「もうこれ、放火エンドでいい気がしてきたぜ」

霊「迷いの竹林を地図からなくす気かしら?」

 

常人なら間違いなく1/1d10のSANチェックが発生するが、しかしこの場にいるのはもうこの光景とかでは一切動じない、へんじ……………猛者なので問題ない

 

承「まぁ間違いなく、これは実際はこんなことは起きない。つまり相手は何かしらの方法で空間をおかしい状態にしている」

ブ「なんでそんなことをしたのかな」

承「ふむ…………案1は単純に時間を稼ぎたい

案2バレたくない何かがある」

霊「そうなると案2かしらね」

魔「でも、それがわかったところでそのバレたくないことをどうやって暴くんだ?」

 

それに対して黙り込む2人

しかしブラッドが口を開く

 

ブ「あるじゃないかとっておきの能力が、暴くことに関しては最強の能力が」

霊「あったっけ?」

魔「あぁ、アレか。でも対象がいないから無理じゃないか?」

承「おいおい、忘れたか?俺たちはここの住民ともうすでに戦ったんだぞ」

霊「つまりあのうさ耳ブレザーの形跡を辿るってわけ?」

承「だな、【ムーディーブルース】」

 

承太郎は口や鼻の無い平たい顔面と、額に就いたデジタル目盛が特徴の人型スタンド

ピンク色のスタンド

かつてこの能力の持ち主、レオーネ•アバッキオはこの能力で様々な能力の謎を解き

能力はスタンド自身が過去にその地点にいた人物やスタンドに変身し、その者の行動をビデオのように再生(リプレイ)できる能力

あのディアボロがある意味では最も恐れていた能力である

 

承「鈴仙と会ってから何時間ぐらい経った?」

魔「2、3時間だと思う」

承「じゃ5時間前からでいいか?」

霊「そのくらいね」

 

そう言い残し終わるとムーディブルースの姿がみるみる変わっていく

そしてあっという間に鈴仙にそっくりになった

ただ額にデジタルの目盛りがある

 

承「スタートだ」

 

それと同時に鈴仙は玄関に向かって歩き出す

 

霊「もう少し前ね」

承「じゃぁ一旦解除して、設定時間を7時間にして一旦5時間前にしてそこから巻き戻しだ」

 

こうすれば、前の開始時刻で玄関に行くということは巻き戻せば自ずとただし道へと鈴仙は行動するはずと承太郎は言葉を続ける

 

魔「早送りでよくないか?」

承「だな」

 

承太郎は早送りをする、すると鈴仙が高速で動き出しバック走で動き出す

 

承「よし追跡開始だ」

霊「あっちょっ速い!」

魔「早送りぐらい戻してくれよ………………」

承「あっそうか」

 

そう言い承太郎は通常の速度に戻し鈴仙を追いかける三人

そして何もないところで曲がる

 

承「やはりな、つまりここが正規ルート。勝った、俺たちの勝ちだ」

 

承太郎はそこに鈴仙がしたように入ろうとしたが

 

 

ゴン

 

 

承「…………」

 

壁に激突した

 

承「まぁしっかり空間そのものを歪ませてるから、こうなるよね、こんな安直な手が通用するわけないよな」

霊「バカじゃないの?」

魔「結局歩くしかないのか…………」

ブ「あのさ、思ったんけど」

承「なんだ」

ブ「なんでわざわざ飛ばずに歩こうとするの?」

 

黙る一同

ブラッドは深いため息を吐く

 

ブ「もう一直線だけなんだから、そのまま飛んでいけば早く着くのに…………馬鹿じゃないの?」

承「………………それもそうだな」

 

承太郎はエアライドを亀から取り出してそれに乗る

2人は無言で宙を浮き

移動を開始する

 

承「だがお前は紅葉おろしの刑だ」

 

承太郎はブラッドの頭を持ち地面に抑えながら移動をする

もみじおろしの刑とはブラッドの顔を地面につけそのままも抑えながら移動すること

良い子は決して真似しちゃダメだゾ

ブラッドは特別な訓練を受けてるから無事?だけど、普通ならただのグロが出来上がるゾ

 

ブ「アアアアアアアアアアアアもうやだアアアアアアアアアアアア!!!」

 

長い長い廊下にはそんな絶叫が響き渡ったとさ

しかし慈悲がない。それが承太郎

 

 

 

 

 

 

 

数分後

 

 

 

 

承「なぁいつまで続いているのだろうね」

魔「さぁ?」

霊「ほんとここの主人は性格悪いわね」

承「しかしまぁ、こんなに長いってことはよっぽどこの異変を解決させたくないようだな」

霊「まぁここまで来るとよっぽどの理由があるみたいね」

魔「まぁ分かったところで、なんだって話だけどな。私達はただ異変を解決する、そのために来たんだ」

 

まぁそうねと霊夢は頷く

 

承「…………エピタフ」

 

承太郎はこっそりキングクリムゾンの能力の一つエピタフを発動する

能力は少し先の未来が見える能力

これだけだとそこまで脅威ではないのだが、問題はキングクリムゾン本来の能力

時を飛ばす能力でありこの能力発動中のこの能力の持ち主は動くもの以外見えなくなり動いている物は未来に動く予定の軌跡が見える。その未来の軌跡をみることで攻撃を回避することができる。

この能力とエピタフを使えばよくない未来が見える→時間消去という一切攻撃は通らなくなる

承太郎は帽子にエピタフの未来を投影してみる

そこには数秒後に超高速で矢が飛んでくる未来、そして承太郎の肩に刺さる未来が見える

 

承(なるほど、俺がダメージを受けるのか…………毒とかは…………見た感じなさそうだな。下手に時飛ばしをして面倒ごとになるより刺さってしまった方が楽だな)

 

霊「?どうしたのじょうたr」

 

霊夢が神妙な顔つきをしてる承太郎に話しかける

その瞬間なにかが霊夢の顔を横切った

そしてその横切った何かは承太郎の肩に刺さる

 

承「グッ、やっぱ速いな」

魔「なっ大丈夫か!?一体どこから」

霊「かなり向こうからの狙撃ね。恐らく首謀者じゃないの?」

承「多分もうそろそろご対面だろ。気をつけていくぞ」

 

承太郎はリボン付きの矢を引き抜きながら長い長い廊下の先を見る

 

 

 

???「たしかに近いわね、でも正確にはもうご対面済みよ」

 

そこの声と同時に辺り風景が変わる

ただ長い廊下だったのがいつの間にかまるで宇宙空間みたいな場所になっていた

 

霊「…………わざわざこんなに歩かせたのよ、それ相応の覚悟は出来てるわけ?」

???「覚悟?そうね、覚悟はしっかりしてるわよ。

あなた達を殺す覚悟はね」

承「とりあえず姿を見せたらどうだ?」

???「…………それもそうね」

 

そう言い声の主は姿を現わす

長い銀髪を三つ編み?にしている。前髪は真ん中分けで左右で色の分かれる特殊な配色の服を着ている。具体的には、青と赤から成るツートンカラー。上の服は右が赤で左が青、スカートは上の服の左右逆の配色、となっている。袖はフリルの付いた半袖。全体的に色合い以外はやや中華的な装い。

頭には、同じくツートンのナース帽が青ベースで前面中央に赤十字マークを被っている

そして服には星座と思われるものが描かれている

そして手には右に弓、左にリボン付きの矢を持っている女性が現れら

 

永琳(以下永)「初めまして、私の名前は八意永琳。貴方達を殺すものよ」

承「へぇ、殺すねぇ…………」

永「さてこれ以上無駄な話はいらないでしょう」

 

そう言い永琳は矢を構える

承太郎達は一斉に構える

 

がしかし

弓から矢が放たれた瞬間

承太郎が文字通り消えた

 

 

霊「えっ」

永「まずは1人」

 

承太郎は勢いが強すぎて遥か彼方までぶっ飛ばされた

刺さるどころか、貫通するどころか、あまりの強さに承太郎もろとも吹き飛ばした

 

 

魔「嘘だろ…………」

永「さて次はだれかしらね?」

 

あの承太郎ですら瞬殺されてしまった現状2人はどうなる

 

To be continued ーーーーーーー>

 




普通貫通するだろって思うと思いますがえーりんなら実際やれそうなんだよね、しょうがないよね

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくお願いします


次回もお楽しみにーーー

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