星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

FGOの星4配布それにしました?
僕は、ワルキューレにしました


第138話 歩き続けてどこまでいくの?〜俺が聞きたい〜

前回のあらすじ

 

承太郎復活

 

 

 

承「さて、俺が元に戻ってからかれこれ数分歩いたけど、未だに何も見当たりません」

霊「どーなってんの?」

紫「ほんといつきても迷うわね、ここ」

ア「あの兎に聞いても口すら聞いてもらえなかったし、ただもうそろそろ着いてもいいと思うのだけどね」

承「もういっそのこと、辺り一面を焼き払って…………」

紫「異変どころの騒ぎじゃ済まなくなるわよ」

 

だよなぁと言いため息を吐く承太郎

承太郎が復活し、移動を開始したのはいいものの、若干迷い気味

というのも、道を教えられたところで似たような風景しかないので、進んでいる感じがしないのである

 

承「レミリアとか、咲夜とかそこらへんがいればもうちょい楽なんだけどなぁ」

霊「なんで?」

承「あいつの能力は運命を見たり、変えたりできるのだろう、だったら俺たちが目的地に着く運命に変えればいいだけだ

咲夜は、普通に咲夜自身のスペックの高さがあるから」

 

「へぇ、そんなに私達を欲しているんだ、嬉しいわね」

 

魔「噂をすればなんとやらだぜ」

レ「運良く合流出来たわね、上出来上出来」

 

レミリアと咲夜とたまたま鉢合わせ合流する

絶対レミリアは狙ってやった気がするがきっと気のせい

 

レ「…………承太郎、暴走した?」

承「………した」

レ「大丈夫?」

承「大丈夫」

レ「そう、良かったわ。これで第一の目的は達成されたわ」

咲「そうですね」

承「目的?」

 

そう目的とレミリアはいい言葉を続ける

 

レ「私たちがここにきたのは一つは異変解決。そしてもう一つは運命を見たときに暴走した承太郎を止めることなのよ」

紫「それならなんでもっと早く合流しなかったのかしら?」

レ「ここは複雑すぎてね、少し手間取っていたのよ」

霊「まぁ、無理はないわね。私たちも絶賛迷子だし」

レ「しかし安心していいわ。私が来たからには必ずたどり着けるわ」

魔「そうか、レミリアの能力をフルに使えば間違いなく正しい道順に進めるな」

 

これでようやく、本拠地に辿り着けると紫は愚痴をこぼす

 

レ「それとそうそう、人里は今大変そうよ」

承「え?」

咲「この明けない夜というのを利用して妖怪が攻め込んでいるらしいです」

レ「まぁあの守護者が結界を張っているらしいから、多分なんとかなると思うけど、早めに解決した方がいいわね」

承「そうだな、それじゃそうと決まれば早く本拠地殴りこみにいって解決するか」

霊「そうね、こんな面倒な迷宮さっさと脱出するに限るわね」

 

もうだいぶ時間が経っているだけどなぁと言いかけたがグッと堪える承太郎

 

承「というか、それ霊夢達が…………」

霊「あーあーあーなんでもないわね!なんでもない!」

紫「気のせいよ気のせいね?ね?ねぇ?」

 

紫は笑顔で圧力を開けてくる

気のせいじゃなくて、実際にやらかしてるなんて言ったら最後塵も残らず消される

2人には実際にやってしまう凄味がある

 

ブ「気のせいだよ、気のせい」

咲「そ、そうですか…………」

レ「そう、なのね」

 

レミ咲((絶対、あの2人がやらかしたんだろうな))

 

2人の露骨にすぎるほどの態度で全てを察した二人

言ったら殺されそうだから言わないでいるべきと決めつけて心の中でグッと堪える

 

承「とりあえず、行くか」

レ「そ、そうね」

 

そう言い一行は移動を開始する

 

 

 

 

 

承「これ…………なのかな…………」

霊「いや、これでしょ」

 

 

数十分ほど移動すると、大昔の屋敷みたいなものが見つかった

大昔の屋敷見たいと言っても少しの古ぼけた感じがしない

 

魔「んで、突撃するか?」

承「…………いっそこのと燃やしてやろうかな」

咲「放火魔か、何かですか?」

承「いやなんかもう疲れたからもう燃やして異変解決じゃダメ?」

紫「ダメに決まっているでしょ」

承「だよな」

 

ため息を吐く承太郎

他は苦笑い

 

魔「と、とりあえず入ろうぜ」

承「まぁ待て、そうだな…………俺、霊夢、魔理沙は中に入るけど、他は少し待て、罠にかかって全員死ぬのを防ぎたい。

あと紫にこれ渡しとく、位置情報付き通信機だ。やばかったらそれで連絡するからその時は回収よろしく」

紫「そのために私を後ろに下げたわけね」

 

承太郎はスマホみたいなものを紫に渡す

紫はそれを受け取り服にしまう

 

レ「もう一人、承太郎側に行かせた方がいいのじゃないのかしら?」

承「そうだな…………咲夜は…………レミリアと一緒の方がいいか」

咲「私にはお嬢様を守る使命があるので、申し訳ありません」

承「いや、気にしなくていい」

ア「私は前線に立つような人じゃないし…………」

承「そうなると結局こうなるのだよね」

魔「まぁ私たち3人でなんとかなるだろ」

 

それに頷く霊夢

 

承「俺の負担が重すぎるんですけど…………」

紫「承太郎だから、ね」

承「とりあえず、そっちは任せたわ」

紫「任せなさい」

 

承太郎組は屋敷の中へと入る

 

魔「なぁ」

霊「うん言いたいことは分かるわ」

承「ここの主人さんはもしかして天性のドS?」

 

 

 

3人『廊下長すぎない?』

 

 

屋敷に入った瞬間、目の前に明らかに長さがおかしい一直線に廊下があった

承太郎達はまた歩かされるのである

 

 

To be continued ーーーーーーー>

 




異変もそろそろ終わり…………かな
まぁどうあがいてもおかしいバケモン2人はいるんですけどね

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくお願いします


次回もお楽しみに

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