星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

今回から一応永夜抄始まります
一応

ではどうぞ


永夜抄編
第131話 平和ボケ


前回のあらすじ

 

フランちゃんがただの癒しキャラ

 

武が復活してから数か月が過ぎていった

あれからというもの特に何が起こるわけでもなく、いつも通りの日々が続き気がつけば春から夏に変わろうとしていた

 

 

承「そろそろここに来てから一年か…………思ったよりあっという間だな」

ブ「作品的にはその3倍ぐらい時間かかってそうだけど」

承「お前はいちいちメタイ話をしないと気が済まんのか?」

ブ「癖なもんで」

承「なにその変な癖」

霊「いや、何変な会話しているの?」

 

 

そう言い霊夢はお茶を啜る

特に何もない日々が続いてしまったせいで完全に平和ボケしてしまっている承太郎達

 

武「まぁ実際どうなのよ?2年半以上やってまだまだろくな異変が出てないっておかしくない?」

霊「そんな異変なんてガンガン来ても困るのだけど、このペースが一番よ」

ブ「そうだね〜〜異変が起きるたびに何かしらのタイミングで承太郎が犠牲になるし、あまり起きて欲しくないなぁ」

茜「あの皆さん。話がどんどんメタくなってます。自重してください」

 

茜の全然隠せてない怒気を受け承太郎は強引に話を変える

 

承「ところで、紅羽ちゃんとはどうなんだ?寺子屋以外であってたりするのか?」

武「いや、あってはない。まぁまだ寺子屋に通う生活に慣れてなくて色々忙しいみたい」

承「まぁたまにえげつない量の宿題とか出るからな」

茜「辞書か何かを疑うレベルの厚さとかありましたからね」

 

そんな宿題を出すのは大体慧音

 

武「そういう点では承太郎は宿題の提出は少ないよな」

承「まぁ慧音の例の鬼畜宿題のこともあるし、それにあまり宿題は出したくないだよなぁ、俺的にはやらされてやるよりは自分から進んで家で勉強をしてほしい」

茜「まぁやらされてやるのはあまり意味はないっていう意見もありますからね」

承「だけど、だからといって一切宿題の提出をしないとそれはそれで学力の低下をするし…………難しいところだな」

霊「本当あんたって、先生の職業が板についてるわね」

承「まぁ師匠がやっていて。少し憧れてたから、ね」

 

そう言い承太郎は苦笑いをする

 

武「本来なら現役高校生のはずだけどなぁ」

茜「お兄さんもですよ、学力には天と地ほどの差がありますけど」

武「保健体育なら負けねぇぞ」

承「どこで張り合っているんだよ」

茜「全くこれだから、ロリコンは………………」

承「本当だよ…………」

 

そう言い2人はため息を吐く

 

武「ロリコンの名を受ける勇気はとっくにあるぞ」

承「んな勇気捨てちまえ」

武「俺からロリコンを取ったら何も残らないぞ」

承「何言っている、残ろうだろ」

武「何が?」

承「馬鹿」

茜「お馬鹿な所」

霊「頭スカスカなところ」

武「ゴフッ…………」

 

武は吐血をしうなだれる

満場一致って…………と呟くが全員オールスルー

これがいつもの光景である

大体ブラッドか武が犠牲になる

 

承「それにしても平和だなぁ…………異変はないし、面倒なこともないし、あぁほんと平和…………」

霊「そうねぇ…………こんな日が永遠に続けばいいのに…………」

茜「そうですね…………」

武「俺を再起不能にしといて、そんなこと言う?」

ブ「諦めよう、僕たちには人権はないみたい」

 

そう言い嘆き合う二人

それを他所に3人はお茶を飲む

これを世の中では鬼畜と呼ぶがしかしながらこの3人の中ではどうやらそんな単語知らないと言わんばかりの堂々さである

 

武「もうヤダァ………………」

 

泣き崩れる武

もうここまでくると虐めか何かでは?

 

承「あっそうだ」

茜「どうかしましたか?」

承「そろそろ時間だ、行かないと」

霊「あんたほんと仕事多いわね」

承「寺子屋以外にも多少頼まれごとがあるのでね」

茜「成る程」

承「んじゃそろそろ行くとしますか」

 

そう言い承太郎は人里へ行く

残された3人は特に何もすることもなくグダグダして1日が終わる

 

 

 

 

 

 

 

夕食も食べ終わり各々寝る準備をしていた

 

承「今日も何もない素晴らしい一日だった」

ブ「そんなぼくのなつやすみみたいに言われても」

承「まぁ実際そうだし」

ブ「そうだね、ところで一つ質問なんだけど」

承「なんだ?」

ブ「月大きくない?」

 

ブラッドはそういい少し欠けている満月を指差す

承太郎と武は月をみる

確かに大きい、いつもの満月より一回り以上大きい

欠けているはずなのに

 

武「あれじゃね?ほら、スーパームーンって奴だろ」

ブ「そうかなぁ…………いやでも、いくらなんでもこの大きさは…………」

武「霊夢にでも聞いてみる?」

承「そうだな」

 

そう決まるや否や、三人は霊夢の部屋の前に行く

そして軽く襖を叩く

 

霊「何よ、煩いわね」

承「いや、一つ確認したいことがあってな」

霊「何をよ」

 

承太郎は月を指差す

 

承「月の大きさってこの世界だとあそこまで大きくなることあるのか?」

霊「あら、とんでもなく大きいわね。初めて見たわ…………綺麗ね…………」

承「そうだな」

霊「まぁ異変でもないと思うし、時間遅いし寝ましょ」

武「そうだな」

 

こうして、とりあえず寝床に戻り眠ることにした

 

 

 

 

 

 

 

 

紫「いや、起きなさい!あれどう足掻いても異変だから!」

 

そんな怒鳴り声で霊夢は起こされる

 

霊「へぇ…………でも、あれほっておいてもいい奴だと思うし…………おやすみ」

紫「あのお願いだから、布団から出て」

霊「承太郎にでも当たったら?」

 

渋々、承太郎の部屋に行き

承太郎を(無理やり起こし)話をする

 

承「要はあれが異変で、それを解決しろと?」

紫「そういうこと」

承「へぇ…………じゃ、おやすみ」

紫「いやいやいや、おかしいわよ。色々となんで異変って分かって寝ようとするの!」

承「いや、そんなクソめんどくさいことしたくねぇし…………」

紫「凄いことに言ったわね、この野郎。一応私これでもあなたの上司みたいなもんよ!そんなこと言っていいの?命令よ、これは!」

承「ZZZZZZ」

紫「寝るな!」

 

その後承太郎と霊夢を起こすのに数十分要したそうな

果たしてこんなグダグダな状態で、異変を解決できるのだろうか

 

To be continued ーーーーーーー>




二人ともあまりにも平和な日々が続いてしまったせいで、かなり適当になっています

フィンを当てる
そっと売る、売ったレアプリでカルナアルジュナ体験クエストをやる
呼符で剣ディルと槍ディルが来ました
なんかの因縁感じるなぁ
金回転ライダー、からのアストルフォ…………嬉しいけどすり抜けぇ

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくおねがいします


次回もお楽しみにーー

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