星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

イベントが終わったと思ったら別のイベントが…………
休みどこ………………?



第127話 メイド服っていいよね

前回のあらすじ

 

やっぱお前らもう付き合えよ

 

 

 

武「で、どんな服がいいの?」

紅「えーと、洋服の………………」

武「よぉし、とりあえず片っ端から見て行こう」

紅「う、うん」

 

そう言い2人は洋服を探す

 

武「これなんてどうだい?」

 

そう言い武はフリフリがついた可愛らしい服を見せる

 

紅「うーん、紅羽にはそんな派手なの…………」

武「とりあえず着てみよっか」

 

武はそういい一式揃えて試着室へ紅羽ちゃんを連れて行く

紅羽ちゃんは言われるがまま試着室で着替える

 

 

数分後

 

 

顔が真っ赤な紅羽ちゃんが出てきた

 

紅「ど、どう…………似合って…………る?」

武「うん、バッチリ似合ってるよ」

紅「そう、嬉しい」

武「じゃ次に行こう」

 

元の服に着替える紅羽ちゃん

それを待ってから服選びをする再開する

 

武「次は紅羽ちゃんが選んでいいよ」

それと俺には着てる状態で見せてくれないかな?」

紅「分かった、じゃぁ………………」

 

そう言い紅羽ちゃんは服を探し

気に入ったのが見つかったようで試着室へ向かう

数分後試着室から出て来た

 

武「グハアッ!なっこれは、恐ろしい、恐ろしすぎる。なんて犯罪的な服装なんだ…………」

 

そう言い武は鼻血が出たので慣れた手つきで治療する

紅羽ちゃんが選んだ服は

 

紅「そんなに変だった?」

武「変じゃ無いんだけど…………」

 

メイド服である

わざわざカチューシャ付きの

幼女にメイド衣装なんたる破壊力だろうか

(紅羽ちゃんの前では)そう言ったことが起きない武でも発狂寸前レベル

ノーマル武なら死んでたであろう

 

武(と、とりあえず、この衣装は色々とマズイからやめさせよう。

うん、これは名残惜しいが仕方がない紅羽ちゃんのためだ)

武「紅羽ちゃん、流石にそれは色々とアウトだから、その…………」

紅「そうなの、じゃぁいいよ」

 

そう言い買うのは諦める紅羽ちゃん

というかふつうの洋服は恥ずかしがって、メイド服は全然動じないあたりさすが紅羽ちゃんである

 

武「あっそうだ、紅羽ちゃん着替える前にちょっとこう言ってくれないかな?」

紅「なに?」

 

武はつい欲が出てしまい、そのセリフを紅羽ちゃんにいう

 

紅「そんなのでいいの?………………えーと『おかえりなさいませ、ご主人様。今日も一日お疲れ様です』…………これでいいの?」

武「うん、ありがとう」

 

武(本当は『お帰りなさいませ豚野郎、そしてもっと働け豚野郎』とか言われたい、無論、蔑んだ目で)

 

最近武がロリコンだけでなくドMまで追加されている気がするがきっとそれは茜の制裁のせいであろう

 

 

茜「何でしょう、なんだかお兄さんを制裁したい気分です」

承「何その気分コワイ」

 

 

武「ッ!?なんか殺意が」

紅「?」

武「気のせい、気のせいだよね?………………うん、それじゃ別の服を探そうかな」

紅「うん」

 

そう言いメイド服から着替え服を探す

その後、何故かチャイナ服、ドレスなどというチョイスを紅羽ちゃん自ら選んではその度に武が死にかけるという光景が出来上がった

 

 

 

武「と、とりあえずこれでいいかな」

紅「うん」

 

数刻後、なんやかんやあったがなんとか服をある程度購入した一行

無論メイド服などは買ってない

というかそんなのしたら最後武が死ぬ

いろんな意味で

 

 

 

 

一方その頃承太郎たちは

 

承「俺は適当のこれとこれと………………あとこれ、うんこれでバレないはず」

茜「承太郎さんそれだとバレない代わりに変態になります」

霊『間違いなく変態ね』

承「え、いや普通だろ」

 

たしかに服自体は普通である

 

茜「服のサイズ」

承「あっこの店俺にピッタリのサイズがないパターン?」

 

そう承太郎はこの店の一番大きいサイズを選んだがそれでもまだ小さい

もともと承太郎みたいな高身長の服を売っていること自体がここ人里では珍しく

 

承「じゃ仕方ない。このままいくか」

霊『せめて、透明化ぐらいしなさいよ』

承「いやあれ調整クッソむずい」

ブ「そんなあなたに、はい、透明マント」

茜「なんですこれ?」

ブ「これは、その透明化能力をこの装着型スタンドのマントに付与したもの、まぁ要はこのマントを身につけてる間は透明になれるよってこと、どっかの緑のアーチャーみたいな能力だよ」

 

そう言いブラッドはブンブン黒いマントを振り回す

 

承「なにそのどっかの緑茶の宝具」

茜「ま、まぁとりあえず良かったのでは?」

承「まぁそうだな」

茜「さて………………!!」

 

茜は何かに気がつき身を隠すようなそぶりをする

 

茜「承太郎さん、お兄さんたちここにいます。透明になってください」

承「おっおう」

 

それは言われるるがままにマントを身につけて身を隠す

 

茜「えーと、見た感じ紅羽ちゃんの服選びですね」

承「そうだな、どんな服選んで来るか見てこようか?」

茜「お願いします」

 

承太郎は透明状態のままこっそり武たちの場所へ向かう

そこで目にしたのはメイド服を選んでいる紅羽ちゃんであった

 

承(えっ?えっ?マジかよ………………これは報告だな)

 

承太郎は茜のところへ戻る

 

茜「どうでした?」

承「いや、あの紅羽がメイド服を選んでた」

茜「えっ?あの…………メイド服!?」

承「いや、焦ったよ。一体何があったらあぁなるのだろうかな…………」

茜「どうします?処す?処す?」

承「いや、流石に今回は紅羽がやったことだし、これで武が処されるのは流石に理不尽だと思う」

茜「まぁそうですね」

 

そう言い茜は自分の服選びを再開する

元々ここに来た目的は変装するための服を買うこと

武の監視も必要だが、それとはまた別でやらなければいけないことである

正直な話承太郎の透明マントをもう一個作ればいいだけの話だが、それを口に出してはいけない雰囲気がするので承太郎もブラッドも黙っていた

 

茜「まぁこんなもんですかね。さてと、では購入してきます」

承「分かった、それだけでいいのか?何ついでだ、あと私服を買ってもいいと思うぞ、金は出すから」

茜「………………そうですね、確かにどうせならここで買うのが合理的ですね。ではお言葉に甘えて」

霊『あっ、私のいくつか買っておいて、サイズは茜ちゃん知ってるっけ?』

茜「はい、前に聞きました。ので大丈夫です。あとはデザインとかは?」

霊『それは自分で選ぶわ、一応これ見えるから』

 

そう言い茜は服選びを再開する

承太郎はそれを他所に武の方を見る

今のところは問題はない、今のところは

ただ武のことだ、いつ発狂してもおかしくはないであろう

 

茜「承太郎さん」

承「どうした?」

茜「承太郎さんってメイド服ってどう思います?」

霊『どストレートに聞いたわね』

承「いや、うんまぁ……………いいんじゃね?」

霊『疑問視で答えない』

 

嫌だって正直俺そういうのはあんま分かんないし

と呟く承太郎

一方茜はというと

 

茜「まぁ聞いただけですので、ではちょっと試着して来ます」

承「そうか」

(試着?あぁ買う予定の私服か、確かにサイズとか合わなかったり、なんか予想してたのと違うということがあればダメだからな。

うん、試着大事)

 

承太郎はそう一人で納得して時々武の方を見てしばらくは大丈夫だと確認しながら茜を待つ

 

霊『ところで承太郎』

承「なんだ?」

霊『貴方って全然、えーとその女性の興味無いわね』

承「うーむ、正直そう言った感情がイマイチわからん、小さい頃ははっきりと分かったのだが、記憶を失って以降なんか知らんがよく分からなくなってな」

霊『それって原因ははっきりしてるわよ』

承「なんだ?」

霊『いや、あんたその時代にロクに同い年ぐらいの子に会わなかったからでしょう、というかまさかカエデさんしか会わなかったからじゃ』

承「………………それだろうな、正直その頃はそんなことより修行だったから、まともに同い年ぐらいの女性にあったの師匠の仕事継いでぐらいからだからなぁ…………」

霊『なんで仕事先で承太郎と同じぐらいの歳の人がいるの?』

承「俺が聞きたい…………あっでも、そいつ3つぐらい上だったけかな」

霊『結局年上じゃん』

 

霊夢は人形越しからでも聞こえるぐらいのため息を吐く

 

霊『まぁ、良いわ。これでようやく分かったから』

承「何が?」

霊『なんでもない』

 

霊夢は無理矢理話を終わらせる

 

茜「お持たせしました」

霊『遅かったわね………………え?」

承「えーとファッ!?」

 

そこにいたのは私服の茜………………

 

茜「ご注文は何ですか?ご主人様!」

承「なんでさ」

 

メイド服の茜である

承太郎は一体どう言えば分からずに出てきた言葉はまさかの投影魔術が出来る一般高校生みたいな発言をしてしまう

 

茜「いや、なんとなくどういう反応するか確かめて見たくなったので…………」

霊『そしてそれをなんのためらいもなく行動に移すあたり恐ろしいわね』

承「いや、ほんとそうだな」

茜「それで?どうです?この似合ってます?」

承「まぁ似合ってはいるぞ」

 

事実、滅茶苦茶似合っている

ただ似合っているからこそどうすればいいか迷う承太郎

こんな時に武さえいれば、と嘆く承太郎

武さえいれば、武が発狂して制裁を加えられるというお約束が出来るのに

 

茜「まぁおふざけはここまでにして早速私服に着替えましょう」

承「というか茜ってこういう性格だっけ?」

霊『うーん、たまにこう言う事しちゃうからね…………』

 

改めて茜の精神力の凄さに驚く二人であった

 

 

一方その頃武は

 

武「………………」

紅「………………」

武「見なかったことにしよう」

紅「う、うん…………」

 

がっつり茜のメイド服を見てしまった武と紅羽

2人はこれは承太郎がやらせたことと勘違いをして承太郎にこんな趣味があるとは…………とあらぬ誤解を招く

 

武(…………後でメイドモノのエロ本を承太郎に渡そ)

 

そう密かに決める武であった

*ただし実際にやって制裁を加えられたのはまた別の話

 

To be continued ーーーーーーー>

 




*今回の話は一切ジョースターの性癖とは関係ありません(多分おそらくきっと)


さて、夏休みももう終わりか…………(白目)
ハハハ…………周回と部活で終わったな…………


感想ありがとうございました

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