星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

なんだろう、ゲームのガチャ運が色々振り切れてる
グラブルではSSR確率2倍で6パーセント野ガチャで60連ぐらい回してssrたったの2なのに
FGOでは沖田オルタが2体くるということ前代未聞の出来事が起きたり
どーなってんの?
これは運がいいのか、悪いのかこれもうワカンねぇなではどうぞーー


第121話 ハジメテ

前回のあらすじ

 

私にいい考えがある(フラグ)

 

 

 

承「いい考えって何する気だよ。いやな予感しかしないのだが」

茜「奇遇ですね。私も嫌な予感がしてます。なんか余計なことをしなければいいのですが」

ブ「いやぁ無理だと思うよ?だって私にいい考えがあるって言った時点でどうあがいても覆せないフラグが立っちゃったし」

承「お前が出ると話がえらいメタくなるな、お前はメタい話以外は出来ないのか?」

 

そう言い承太郎はブラッドを半………………いや殆ど強制的に引っ込める

無論物理行使で

さすがは我らが主人公容赦無い

武はせっせと用意をしている紅羽ちゃんのすぐ近くまでいた

 

茜「俺に任せとけって言って何も言わずに行っちゃいましたから、不安です

あっ紅羽ちゃんに近付いていった」

承「そうか」

 

武と紅羽ちゃんは何かを話していた

そして、意外とあっさりと紅羽ちゃんは別の部屋へと行った

 

茜「意外と簡単でしたね」

承「そうだな、武との会話が少し気になるが」

 

そう言いながら2人は料理を運ぶ

 

ブ「面白くない。そこは変なことをやらかしてボコられるのがお約束だと思うのだけど…………」

承「お前は何を期待していたんだよ」

ブ「言ったら殺されそうなこと」

承「よし、わかった。じゃぁお望みどおり殺す」

ブ「いやまでいってな」

 

ブラッドが何か言おうとするが一切無視して容赦無く瞬殺する承太郎

側から見ればどっちがスタンドか分からない

 

武「おい漫才してないでさっさとやろうぜ。紅羽ちゃんが待ってるから」

承「いやすまん」

 

そう言い承太郎は作業に戻る

 

 

そして全ての料理が運び終わる

武は紅羽ちゃんを連れてくると言いその部屋を去った

 

霊「ところでなんで今日は豪華なの?」

承「あぁそれはなんでも、引き取り手が見つかった記念とそして、紅羽ちゃんに良い思い出をさせてあげたいからだって」

茜「ほんと、お兄ちゃんって幼女の為ならなんでもしますね」

承「逆にあいつからロリコンを取ったら何が残る?」

霊「何も残らないわね、恐ろしいことに」

 

本当に恐ろしいことだなと承太郎は笑いながら言う

 

 

武「おーい連れて来たぞーー」

 

そう言い武は部屋に入る

その側には目隠しをしている紅羽ちゃんがいた

 

承「ちょっとストップ」

 

そう言い承太郎は野球のタイムのサインみたいなものを取り

霊夢と茜を呼ぶ

 

霊「あれアウトよね?」

茜「完全に女の子を監禁している絵図らですよね」

承「どうする?処す処す?」

霊「いえいえ落ち着きましょう。あの目隠しがどうあがいても、普通の目隠しじゃなくて、そういう系の奴だとしても。

そう落ち着きましょう

あれはきっとそれしか無かったのでしょう」

茜「そ、そうですよね。た、偶々ですよね」

承「そうだな、うん。逆になんでそれがあるのという疑問はあるけど武だから仕方ない。そうだなうん」

 

そう言い全員無理矢理納得させる

 

武「?何やってんだ?」

承「すまない、ちょっと確認ごとをしていた。準備は出来たぞ」

武「そうか、じゃ紅羽ちゃん目隠しを外して」

 

武がそういうとコクリと頷き

目隠しを外す

そこには大量の料理が並んでいた

そしてそれら殆どが紅羽ちゃんがよく好んで食べているものである

 

紅「お、お兄ちゃんんこれって」

武「今日はいっぱい食べてね。紅羽ちゃん」

紅「うん、分かった」

 

そう言い全員が座る

 

武「さてさて、ではでは皆さまお手を合わせて」

 

いただきます

 

 

それを皮切りに全員が食べ始める

紅羽ちゃんも少しずつではあるが、食べ始める

その顔は少し微笑んでいた

それを見て武は有ることを思い出していた

 

 

 

 

ーーーー

 

 

 

 

紅「好きな食べ物?」

武「そう、好きな食べ物、何かある?」

紅「うーん、あっ宇治金時と………………お兄ちゃんの作ったカツ丼?」

武「それ以外にはないの?」

紅「うん、紅羽はずっと一人で食べていて好きなもの嫌いなものなんて分からないままずっとただ食べてたから………………

好きな食べ物っていうとお兄ちゃんにあって以降しかない」

武「そっか…………分かった。ありがとう」

 

武はそういい紅羽ちゃんの頭を撫でる

紅羽ちゃんはそれを気持ちよさそうにしていた

しかし武は、逆に苦しそうな顔をしていた

そしてあの生活が紅羽ちゃんにどれだけの悪影響を及ぼしているかが改めて実感していた

今でこそ、時々食事でも笑顔になる時があるけど、それでもただ食べているっている感じが少しあった

そりゃ生まれたから今の今までそういう生活を続けていたからそうスグ直るわけもない

武はそれの重さを知りながらの紅羽ちゃんの頭を撫でる

 

ーーーーー

 

 

 

 

武(そのことを考えると今はマシになったなぁ)

 

武は紅羽ちゃんを見つめながらそう思う

それに気がついた紅羽ちゃんが疑問符を浮かべる

 

霊「これ美味いわね。武と茜ちゃん腕あげたわね」

 

そう言い鳥の照り焼きを摘んだ箸を上げる

 

茜「それはお兄さんが作ったものですから、褒めるならお兄ちゃんだけですよ」

霊「あら意外。てっきり茜ちゃんが作ったと思ったのに」

 

そう言い照り焼きを食べる

 

武「それは承太郎にも色々教えてもらったからな」

承「俺が育てました」

茜「いつの間に…………承太郎さん私にも後で教えてくれませんか?」

承「いいぞ」

茜「ありがとうございます」

 

そう言い茜は一礼する

その後も全員の食事の手は止まることなくあっさり大量にあった料理は無くなった

 

 

 

 

 

紅「ご馳走様」

武「さて、そろそろやるか」

承「そうだな取ってくるわ」

 

そう言い承太郎は立ち上がり何かを取りに行く

武はその隙にくれはちゃんに話しかける

 

武「美味しかったね、紅羽ちゃん」

紅「うん、美味しかった」

武「それは良かった。でもね、お楽しみはこれからだよ」

紅「?」

 

そういうと承太郎が戻ってきた

その手には様々なデザートがあった

 

承「おまたせしました、咲夜と俺が作った一口デザートと武がわざわざ由紀ちゃんに聞いていたレシピで作った宇治金時でーす」

紅「!」

 

承太郎はそういいながら様々なデザートが大量に置かれている皿を一人ずつに置く

そしてそれと同時に宇治金時も一人ずつにおく

紅羽ちゃんの目はさっきから輝きっぱなしだ

 

霊「そのために紅魔館に行ってたのね」

承「俺は正直こう言った作業は出来ないからな、一番出来そうなのが咲夜だった。まぁ結果は咲夜に頼んで正解だった」

茜「確かにそうですね。もうこれ下手な店で食べるよりこっちの方がいいレベルですよ」

武「そうだな、まぁ兎にも角にも食べるか」

承「そうするか」

 

そう言い各々の食べ始める

 

紅「美味しい」

武「お口に合って恐悦至極ってね」

紅「ありがとうお兄ちゃん。紅羽のために…………」

武「紅羽ちゃんが喜んでくれてよかったよ」

 

そう言い武が言うと

紅羽ちゃんはおもむろに一口サイズのケーキをフォークで刺し

武の前に出す

 

紅「あーん」

武「えっあっいや流石にそれは…………」

紅「あーん」

 

どうやら拒否権はないらしい

する気もないが

 

武「うん美味しい」

 

パクッと食べてそういい笑顔で答える

そしてお返しと言わんばかりに武も同じことをする

 

武「アーン」

紅「アーン」

 

紅羽ちゃんは武と違いなんの躊躇いもなく食べる

そしてお互いになくなるまで食べさせあっていた

 

 

 

 

 

 

承「ご馳走様でした」

茜「ご馳走さまでした」

 

各々がそういい自分の分の皿を運ぶ

そして武と紅羽ちゃんは二人きりになれた

 

武「どうだった?」

紅「美味しかった」

武「それはよかったよかった」

 

そう言い武は撫でる

 

紅「お兄ちゃん」

武「どうしたの?」

紅「紅羽ね。怖いの、お兄ちゃんと離れ離れになるのが自分が自分で無くなるかもしれない。もしかしたら壊れてしまうかもしれない

それが怖いの」

武「安心して紅羽ちゃん。たとえ離れ離れになっても俺は絶対に紅羽ちゃんの味方だよ。だからそんなに怖がらないで」

紅「そう…………お兄ちゃん、ちょっとわがまましていい?」

武「もちろんいいよ」

 

武がそういう言うと紅羽ちゃんは武に抱きつきながら

唇と唇を合わせる

あまりの出来事に武は完全に放心している

数十秒後紅羽ちゃんは離れた

 

紅「紅羽の始めて………………あげる。大好きだよ、お兄ちゃん」

 

そう言い紅羽ちゃんは自分の分の皿を集めて運び始めた

 

一方武は

 

武「奪われちゃった………………初めて…………奪われちゃった…………」

承「おい武?何があった?武?

………………こ、こいつ死んでいる…………」

 

あまりの出来事放心どころか完全に死んでいた

 

ブ「だれか!ザオラルをザオラルを掛けてください!」

 

その後全員の必死の救命活動でなんとか復活した

 

 

To be continued ーーーーーーー>




*武と紅羽ちゃんは一応高校生と幼女です

感想誤字アドバイスなどございましたらお願いします


次回もお楽しみにーー

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