星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

大阪地震割とモロくらいました
その時通学中で、地下鉄に乗っていたので揺れ自体はあまりでしたがしばらく電車が緊急停止して、そして近くの駅で降ろされ避難しました
その後しばらく避難所で待機してから、歩いて家まで帰ることになりましたよ(半ギレ)

ではどうぞ〜〜


第120話 サプライズ

前回のあらすじ

 

紅羽ちゃんが由紀ちゃんの妹に

 

 

武「さてさてと、というわけで神社に帰って来たわけですけども」

 

由紀ちゃんとそのご両親と話をし解散してから数十分

買い物を済ませて神社に帰っていた

 

茜「何かするのですか?いつもならもう少し長く人里にいるはずなのに、それに買い物もいつもよりかなり多い気がするのですが」

武「気のせい気のせい、ちょっと量がかさばっているだけだよ」

紅「?」

 

不思議そうに首をかしげる紅羽ちゃん

 

茜「というか承太郎さんは?」

武「あいつなら用事があるから先に帰っていいってよ」

茜「そうですか」

武「さてと、紅羽ちゃん。俺と茜は晩御飯の用意をするから、ちょっと霊夢のところへ行っていてくれないかな?」

紅「うん、分かった」

 

そう言い紅羽ちゃんは縁側へ向かう

 

茜「……………成る程、そういうことですか。では時間がないのでテキパキ行きましょう」

武「理解が早くて助かるよ」

 

2人は調理場に食材を運びながら調理手順や担当する役割を話し合う

 

 

 

 

一方紅羽ちゃんは

 

 

紅「引き取り……………か………………」

霊「あら、どうしたの紅羽ちゃん浮かない顔して、引取先が決まったのじゃないの?」

紅「うん、そうだけど。引き取り先の人たちはいい人だったよ」

霊「それはよかったわね、でもそれじゃなんでそんな顔をするの?」

紅「だって、お兄ちゃんと離れ離れになっちゃうから………………」

 

そう言い紅羽ちゃんは俯く

 

霊「そうね、武とは会えなくなっちゃう、もちろんたまには会えるけど」

紅「だから、怖いの。今は紅羽は毎日お兄ちゃんに会えてるけど。

でも、引き取られれば会えなくなっちゃう。そうなると紅羽はどうなっちゃうのかが怖い。それでお兄ちゃんに取り返しもつかないことをしちゃったら…………………」

霊「……………………紅羽ちゃん」

紅「?」

霊「そんなに考え込まなくていいじゃない?

そんなことをずっと考えてしまったら何も出来ないわよ」

紅「でも、前の宴会の時に紅羽以外の女の子にお兄ちゃんがじゃれついた時、なんだか心が苦しくて、ずっと紅羽だけを見て欲しい気持ちになったの。紅羽にはしなかったから紅羽だけにして欲しかった。もしかしたらそういった感情の所為でお兄ちゃんを…………」

 

霊夢は考え込む

紅羽ちゃんが言いたいのは、レミリアとかフランにじゃれついているのを見て、嫉妬に駆られた

だから、離れ離れになったらきっとそう言った感情はもっと大きくなると思っている

 

霊「紅羽ちゃん、少し勘違いしてるわね」

紅「え?」

霊「そのレミリアとかにじゃれついているのを見て私もそうして欲しいと思った

でもね、その感情は決してダメなことじゃないの」

紅「なんで?」

霊「確かにそう言った負の感情はある一定を超えるとダメなものになる。でも、今回の場合は違う」

 

霊夢はところでと言葉を続ける

 

霊「武のことどう思っているの?」

紅「え?それは、もちろんカッコいいお兄ちゃんだと思ってるけど…………」

霊「違う、私が聞きたいのは武のことが好きか嫌いか、どっちかってこと。

正直に話して」

 

霊夢はじっと紅羽ちゃんを見つめる

 

紅「………………好き、大、好き」

 

顔を真っ赤にして答える

 

霊「そう、ならさっきの答えは簡単よ。紅羽ちゃん、貴女は武のことが好き、つまり恋をしてるの

だから、自分だけを見て欲しいと思ってしまう。他の人といると悲しくなってしまうの」

紅「じゃぁどうすればいいの?」

霊「そうね、アイツは承太郎と一緒で肝心なところ鈍感だから思い切って言えばいいと思うわよ」

 

紅羽ちゃんはそれを聞いて頷く

 

霊「そして、忘れないで。武はあなたのことを決して嫌ってなんていない。嫌ってる奴のためにあんなにボロボロになる?ならないわ。

だから、紅羽ちゃんが恐れる最悪のことはないわよ」

紅「よく、考えるとそうだった…………」

霊「はい、この話は終わり。武たちが夕食を作るまで待ちましょう」

紅「お手伝いとかしたほうがいいかな?」

霊「いや、大丈夫でしょう。茜ちゃんがいるし。出来た時にお皿出しとかを手伝うとかにしなさい」

 

紅羽ちゃんはうんと頷く

 

 

 

 

 

 

一方その頃承太郎は

少し時間は遡る

 

レ「で?わざわざ、紅魔館に何の用?承太郎」

 

承太郎は紅魔館に来ていた

場所は食堂

テーブルを挟んで向かい合って話をする

レミリアのおやつの時間に承太郎が来ておやつのプリンを食べながら話をすることになった

レミリアの後ろには例の如く咲夜がいる

 

承「いや、少し頼みがあるんだが」

レ「そう、貴方のお願いよ。ある程度なら叶えてあげるわ」

承「そうか、なら単刀直入にいう

ちょっと咲夜に手伝ってもらいたいことがあってだな、少し借りていいか?」

レ「何をするかによるわね」

承「それは」

 

承太郎は話す

それを聞いたレミリアは頷く

 

レ「いいわ、あの子のためよ。咲夜、協力してあげなさい。あと余った分は私に頂戴」

咲「元々お嬢様の分も作る気でいましたよ」

レ「流石ね」

咲「それでは承太郎さん。時間が掛かるものですので早く製作に入りましょう」

承「そうだな」

 

そう言い承太郎と咲夜は調理場へ向かう

 

咲「ところで作る食材はあるのですか?」

承「あぁ一応買っておいた」

咲「抜け目無いですね」

 

一方残されたレミリアは

 

レ「ほんと、私ってあぁいった子に甘いのよね

このプリンみたいに」

 

そう言いプリンを口にする

 

レ「!!!ッ」

 

しかしプリンからは甘さは感じられず、むしろその逆の辛味が舌を襲いかかる

 

レ「か、辛い!なんで!」

 

涙目になりながら、叫ぶレミリア

 

フ「やったー引っかかったーーお姉様!」

 

いつのまにか承太郎が座っていた所に座っているフランが言う、満面の笑顔で

 

レ「フ、フラン貴女まさか…………」

フ「お姉様が隙だらけだったからついイタズラしちゃった」

 

そう言いすらこらさっさと逃げるフラン

それを追いかけるレミリア

今日も紅魔館は平和です(大嘘)

その後、レーヴァテインとグングニルが出てきたあたりで承太郎に止められました

 

 

 

数時間後

 

承「いや、すまない。俺こういう系の盛り付けが下手くそでな。

助かった」

 

承太郎は完成したものを亀に入れながらそういう

 

咲「いえいえ、そんなそれよりそろそろ行かないと間に合いませんよ?」

承「それもそうだな、ではお言葉に甘えて帰らせてもらおう。

俺の勝手なことで巻き込んですまなかった」

咲「お気をつけてお帰りください〜〜」

 

承太郎は無言で手を振り紅魔館を去った

 

 

 

 

 

博麗神社調理場

 

武「バレてねぇよな?紅羽ちゃんに」

茜「まぁ多少は、バレてるかもしれませんが大丈夫でしょう」

武「よし、あとは作るだけだ。迅速に作って紅羽ちゃんをビックリさせよう」

茜「そうですね。えーとこのレシピだと…………うん、私がこちらの方をやるのでお兄さんは紅羽ちゃんが好きな食べ物を作ってください」

 

茜はそういい必要な食材を取り

準備をする

 

武「おう、任せとけ」

茜「というか、紅羽ちゃんの好きな食べ物ってなんなのですか?」

武「え?簡単だよ。それは宇治金時だよ」

茜「あぁ成る程。では早速作りましょうか」

 

そう言い武はおうと言い料理を始める

 

 

 

 

1時間後

 

紅「お兄ちゃんたち、遅いなぁ」

霊「もうそろそろじゃない?」

承「ただいまー」

 

紅羽ちゃんと霊夢は縁側で座って夕食を待っていると

承太郎が帰ってきた

 

霊「あら、遅かったわね」

承「いや、ちと私用で色々あってな」

霊「何よ。その私用って」

承「私用は私用だよ」

霊「そ、そう。まぁいいわ」

武「夕食もうそろそろ出来るぞー準備してくれー」

霊「紅羽ちゃん出番じゃない?」

 

紅羽ちゃんは頷き夕食の準備を始める

 

承「さてと、アレはまだ出さないから冷蔵庫に入れとくか」

霊「そうね。それより承太郎」

承「どうした?」

霊「萃香知らない?」

承「そういやいつのまにか居ないな」

 

そう言い承太郎は周りを見渡す

しかし萃香はどこにも居なかった

 

霊「まぁそのうち帰って来るか」

承「だな、じゃ俺は料理場に行って来る」

 

そう言い承太郎は調理場へ向かう

 

 

 

 

茜「承太郎さん。アレ出来ました?」

承「おうばっちし」

武「よし、じゃこれで全部揃ったな」

茜「それでサプライズにしても出してる間にバレますよね?」

武「私にいい考えがある」

 

その考えは、二人が予想だにしないある意味ぶっ飛んだ方法だった

 

 

To be continued ーーーーーーー>




まぁうん、微妙に時間が足りなかったんや
地震で二日間それどころじゃなかったし
いまいちどういうことかわからない、と思いますが次の話見れば納得だと思います(たぶんおそらくきっと)

沖田さんオルタ当てました

感想、誤字、アドバイスなどございましたらお願いします

次回もお楽しみにーー

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