星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

一応これで萃夢想は終わりです

ではどうぞーーー


第118話 慣れって怖い

前回のあらすじ

 

武修羅場

 

 

承「いやー、普通ね。デカイさに比例して動きが遅くなると思うんだ。決して動きが速いとかそんなことしちゃいけないと思うんだ」

萃「そんなこと言ってもねぇ、これが普通なんだし…………」

 

萃香の攻撃を避ける承太郎

はたから見れば動きが速い巨人が男を潰そうとしている絵図ら

 

承「まぁ一応対処はできるけど、ただ…………」

 

色々とアレは倫理的に不味いしなぁ

 

萃「変なことを気にしている暇があるなら、攻撃しないと死ぬよ?」

承「だろうね」

 

そう言い上から拳が落ちてくる

さてと、そろそろ準備が出来たな

 

承「よっと」

萃「えっ乗るんだ」

 

承太郎は振り下ろした萃香の腕に乗る

そして上を目指す

 

萃「でも、それじゃ落とされるよ」

承「そうだな、普通なら」

萃「へぇやってみな」

 

そう言い萃香は承太郎に向かって拳を出す

承太郎はそれを紙一重で回避

そして攻撃した方の腕に乗り換える

 

萃「うわぁ……………なんか服も相まって蟻が登ってくるみたいだなぁ……………」

承「奇遇だな、俺も思ったところだ!」

萃「まぁそういうのはやっぱり叩き落とすに限るよね〜〜」

 

そう言い、萃香は蚊を叩くように手をやる

ペシっと乾いた音が響く

 

萃「潰れちゃったかな?あれ?」

承「あっぶね」

萃「へぇ、頭の回転が速いねぇ」

 

承太郎は手から紫色の茨

ハーミットパープルを出しそれを移動していた腕に巻きつけ、上から手が来ると同時に落ちて回避する

 

萃「そうか、じゃこれはどうかな!」

 

そう言い承太郎がいる方の腕を振り回す

 

承「やっていいけど、知らないよ?」

萃「!?これは」

承「移動してる間にこっそり糸を張っておいた。後は引っ張れば拘束できる状態にしてな」

 

萃香は糸で縛られる

引きちぎろうとするが千切れない

 

承「糸は特殊な糸でな。そう簡単に千切れんぞ」

萃「なら小さくなって、抜けれる!」

承「そうだな、でも…………そうなりゃこっちの勝ちだ」

 

そう言い小さくなった萃香

それを狙っていた承太郎

容赦なくスタプラで殴り飛ばす

萃香は二回三回転がる

 

萃「いやぁ、凄いねぇ……………こりゃ、手加減はいらないかな」

承「初っ端から言ってるだろ、本気で来いと」

萃「じゃ、やろうか……………」

 

そう言い萃香は呼吸を整える

承太郎は刀を構えスタンドを出す

 

そして両者同時の走り出す

 

ぶつかるまであと数メートル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

承「あっ」

 

何かを見つけた承太郎は止まる

それに反応するように萃香も止まる

 

萃「え?どうしたの急に?…………………あっ」

 

萃香も全てを察してしまった

二人の目の前に赤い素敵な素敵な悪魔がいた

承太郎は周りを見る

滅茶苦茶になった地面が全てを物語っている

二人はみるみる顔色が青ざめていく

 

霊「ねぇ、人様の家で何してんの?」

承「…………………」

萃「えーとその……………」

 

目を瞑り全てを諦め受け入れる承太郎

あたふたと言い訳を考える萃香

 

霊「なんでこんなに滅茶苦茶になってるの?おかげて酔いが冷めたわよ」

承「うん、まぁあんなことありゃ冷めるわな」

霊「それで?覚悟はあるってことでいいわよね?」

萃「待った待った待って!ごめんって、もうしないからそれだけは……………」

承「萃香、そんなんで許してもらえるほどこいつは優しくねぇぞ」

霊「それじゃ、遺言はそれだけでいいわよね?」

 

 

その後二人の絶叫……………いや断末魔が響き渡った

 

 

ブ「あーもうめちゃくちゃだよ」

 

 

 

 

 

しばらくお待ちください

 

 

 

 

 

 

萃「はい、すいませんでした。もうしません………………」

霊「それでなんでこんなことしたの?」

萃「いやその……………それは…………」

 

霊夢は萃香にこの異変を起こした理由を聞いている

承太郎は瀕死の状態で地面に倒れ伏せている

しばらくした後、茜が承太郎を見つけ必死の看護を行った

 

 

 

 

 

承「………………ん、ぁ…………」

茜「あっ起きました?承太郎さん」

 

承太郎が目を覚ますと茜の膝の上だった

 

承「えーとあぁそうか、霊夢にぶっ飛ばされたのか。それで萃香はどうなった?」

 

俺はそういい顔を上げる

目の前に正座して首から「私は異変を起こした挙句、神社を荒らしました」と書かれた木の板を吊るした半泣きの萃香がいた

ごめん、色々ぶっ飛びすぎてわけわからん

霊夢は一体何をやらかした

一体どんなことをしたらこうなるのだ

 

茜「考えない方がよろしいのでは?」

承「そう………………だな」

 

俺はそう言い溜息を吐く

 

承「あれ?そういや武は?」

茜「そういえば、紅羽ちゃんが運んでから見ていませんね。自分の部屋にでもいるのでしょうか」

承「ちょっと見てくるか」

茜「そうですね」

 

そう言い武と俺の共同の部屋へ向かう

 

武「ー〜〜!ーーー」

紅「ーー…………〜〜〜」

 

外から何か話し声が聞こえる

 

承「中にいるようだな…………入ってみるか」

茜「そうですね」

 

そう言い俺は襖に手をかけ開ける

 

武「ちょっ紅羽ちゃん落ち着いて、それは洒落にならない」

紅「………………」

武「ねぇ、お願いだから何か言ってくれないかな?」

紅「優しくするから…………」

武「いや、それは待って待ってぇええ!やめて乱暴にする気でしょ!エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!」

 

バタン

 

承「……………………うん、寝るか」

茜「いや、あれは助けないといけないやつでは?」

承「アレに助けようがないと思うぞ」

 

武は紅羽に馬乗りに乗られていた

その一言でこの後何が起こるかなんか大体予想がつく

 

茜「まぁそうですけど、でも…………」

承「仕方がない。助け舟をやるか」

 

俺は再び襖を開ける

 

紅「その………………キスとか?」

武「紅羽ちゃん、当然といえば当然だけど、そう言った知識ないのだね」

承「いや、ごめん。どういうこと?」

武「あっいたのか承太郎と茜……………………うん言い訳させて?」

承「どうぞ」

 

武はそういい話を始めた

 

 

 

 

 

 

数分前

 

武「紅羽ちゃん?」

紅「ねぇ、なんで紅羽以外の子にはあんなにデレデレして、紅羽のはしないの?」

武「いや、違うんだ。紅羽ちゃん」

紅「何が…………違うの?」

武「えーとそれは……えーと」

 

武は冷や汗をかく

下手な答えをしたら最後何されるか分からない

 

武「えーと、なんだろう言葉にしづらいな。紅羽ちゃんはあぁ言うの苦手かなって思って控えてたの」

紅「そう、でも紅羽はお兄ちゃんの為ならどんなことも喜んでするよ?」

武「紅羽ちゃん、そんなこと軽々しく言っちゃダメだよ」

 

武は諭すように言う

 

武「俺はそんなことを言ってもらうためにあんなことをした覚えはないよ」

紅「紅羽はお兄ちゃんのことが好きなの。お兄ちゃんに全てを捧げてもいいって思ってるの」

武「いや、それでも」

紅「今、そんなことないだろって思ったでしょ、だったら、証明する」

 

そう言い紅羽ちゃんは武の押し倒す

 

武「えっえっ!」

紅「…………」

武「ちょっ紅羽ちゃん落ち着いて、それは洒落にならない」

紅「………………」

武「ねぇ、お願いだから何か言ってくれないかな?」

紅「優しくするから…………」

武「いや、それは待って待ってぇええ!やめて乱暴にする気でしょ!エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!」

 

しかし紅羽ちゃんは止まる

お互いがしばらく見つめ合う

 

武「あの………………紅羽ちゃん?」

紅「………………ねぇ、お兄ちゃん。こう言う場合何すればいいの?」

武「さぁ?紅羽ちゃんはなんだと思う?」

 

紅羽ちゃんは少し考え

顔を真っ赤にして答える

 

紅「その………………キスとか?」

武「紅羽ちゃん、当然といえば当然だけど、そう言った知識ないのだね。」

 

 

 

武「というわけ」

承「なるほど、分からん」

茜「紅羽ちゃん可愛い」

 

こうして紅羽ちゃんのピュアさに一同ほっこりしてしまうのであった

 

To be continued ーーーーーーー>




紅羽ちゃんのやつは自然とあぁなりました
これには武君もほっこり


水着玉藻ピックアップでエルキドゥが来ました(すり抜け)
ま、まぁそのあとサモさん当てたしぃ!別に精神的に来てないしぃ!
魔神セイバーがアルターエゴっていることにも、沖田さんがビーム撃っても驚かないしぃ!

感想、誤字、アドバイスなどございましたらおねがいします

次回もお楽しみにーーー


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