星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

FGOホームズイベ、どうでした?
僕はなんとか犯人を当てれることができました
まぁ早い段階で、あの間違いに気付けて良かったです

今回は普通の宴会回です

ではどうぞーー


第115話 そのうち過労で死ぬなこれ

前回のあらすじ

 

承太郎、メタ発言ラッシュ

 

 

 

承「よし、出来た」

茜「こちらも仕上がりました」

咲「私の方はあとちょっとです」

 

ここは調理場

承太郎と茜。そして手伝いに来た咲夜が料理をする

 

承「分かった、なら俺が変わるから盛り付け頼む。

俺はそういうのは得意じゃないんだ」

咲「承知しました」

 

そう言い咲夜と承太郎が入れ替わる

 

咲「あとは、それを調味料を入れて、煮て汁がなくなるまで待ってば完成です」

承「わかった、出来上がったものから運んで行こう。咲夜は盛り付け、茜は皿出しと運びを頼む」

茜「はい、頑張ります」

 

そう言い茜は、食器棚から皿を取り出す

それを素早く洗い、よく綺麗な布巾で拭き水気を取り咲夜に渡す

咲夜はそれを瞬く間に盛り付ける

その行動を二、三回繰り返し

茜はお盆にいくつか乗せて運ぶ

 

武「ウィイイッス!どうも助けにきたゼェ!」

 

入れ替わるように武が調理場に着く

 

咲「丁度いい所へ、皿を出すのをやってくれてください!」

武「分かった、任せな」

 

そう言い武は茜はさっきしたように皿を洗い拭きそして渡す

そして、それを咲夜が受け取り盛り付ける

盛り付けたものを茜が運ぶ

 

承「よし、出来た。これで終わりか」

咲「はい、そうなりますね」

承「よし、じゃさっさと盛り付けて持ってくか」

茜「では私と咲夜さんで盛り付けます。承太郎さんとお兄さんで運んでください」

承「わかった、運ぶだけなら俺はスタンドが使える。

2人分は運べるぞ」

茜「わかりました、ではお願いしますね」

 

俺はスタプラ出しスタプラに盛り付けた皿を持たせ、自分でも持ち一人で二人分運ぶ

何十往復してようやく運び終わった

シャトルランかなんかかよ

 

武「ようやく終わったのか………………」

茜「お疲れ様です」

承「おっ悪いな、ありがとう」

 

俺と武は疲れで座り込み

茜は俺と武にお茶を入れてくれた

 

咲「フゥ…………」

 

咲夜はそういい額の汗を拭いながらお茶を飲む

 

 

承「すまないな咲夜手伝って貰って」

咲「い、いえ!これぐらいはしないと!」

承「そうか…………」

 

その後数分間、休み

宴会会場へ向かう

 

 

 

 

霊「みんなお疲れ様、ほらもう始まるわよ」

武「やったぜ」

紅「お兄ちゃん………………」

 

紅羽ちゃんは武を見るなり一目散に近付きしがみつくようにくっつく

 

紅「一緒に居ていい?」

武「勿論、いいよ」

紅「ありがとう、お兄ちゃん」

レ「紅羽ちゃん!離れなさい!その男は…………」

 

レミリアは過去の自分を思い浮かべながら、目の前で自分と同じくらいの大きさの女の子が、あのロリコンという変態の側にいるという事態に思わず叫ぶ

 

紅「だい、じょうぶ………………」

レ「へ?」

紅「お兄ちゃんは、そんなこと………………」

 

数時間前にガッツリしているのを目撃してしまった紅羽ちゃん

 

紅「……………………」

武「ねぇ、なんで黙っちゃったの?え?俺、紅羽ちゃんには()()してないよ?」

レ「アウトォォォォォオオオオオ!」

 

思わず叫ぶレミリア

まだという事はいつかはしてしまうかもしれないという意味でもある

 

紅「お兄ちゃんの為ならなんでもするよ?」

レ「!?」

 

真顔で即答する紅羽ちゃん

それを聞いて全てを理解するレミリア

 

レ「紅羽ちゃん、そういうのはあまり言わない方がいいわよ」

紅「大丈夫、お兄ちゃん以外には言うつもりないから」

レ「武、分かってるわね?」

武「あぁ、分かってるよ、そんぐらい」

 

武はいつものヘラヘラした表情は消え去り

表情が真剣な表情になる

 

レ「そう…………ならいいわ。

紅羽ちゃん、何か困ったことがあれば十分私達でよければ相談に乗るわ、ドンドン言って来なさい」

 

コクコクと頷く紅羽ちゃん

そして武が霊夢に呼ばれたので、紅羽ちゃんもレミリアに一礼して着いて行く

残ったレミリアに承太郎が話しかける

 

承「珍しいな、レミリアがそんなこと言うなんて」

レ「えぇ、全くそうね。自分でもガラにもないことだと思うわ。

でもね、あぁいう子は何故か知らないけどほっとけないの

一応霊夢から話は聞いたわ。

あの子天涯孤独なんですって?」

承「一応そうなるな」

咲「やはり、そうですか…………その虚しさは私も実際そうだったので辛さはよく分かります」

 

そういえば咲夜はレミリアに拾われたって言ってたな

 

承「あぁアレは、意外と堪えるものがある。まぁあの子にとって救いは武という心の拠り所が早い段階でで見つかったことだな」

レ「ただ、かなり依存してしまっているのが問題ね」

承「まぁそれは武も分かっていることだし、どうにかするだろう」

 

というかそれ以外はどうすることはできない

 

承「そういや、咲夜ってレミリアに拾われる前ってどんなんだったんだ?

あっ言いたくないなら別に言わなくていいが」

咲「そうですね、幼い時だったのであまり覚えていませんが、孤児になってその日生きるのに精一杯って感じでしたね」

レ「そこを私が颯爽と現れて、拾ったって感じね」

 

レミリアはドヤ顔でそう言う

 

武「ただいま」

 

いきなり後ろに立つな武

そう承太郎はツッコミたかったがその後ろに紅羽ちゃんがいるから攻撃が出来ない

 

承「戻ってきたのか」

武「おう、ちょっと運ばされただけだったから」

 

霊夢よ、それぐらい自分でやってくれよと言いたいがあいつには通用しないか

全員がそう言いたがったが言ったら消されそうなので黙る

 

レ「ねぇ、紅羽ちゃん、私の館。

紅魔館で働きながら暮らしてみない?

もちろん悪いようにはしないわ、衣食住は約束するわ」

紅「え?」

レ「大丈夫よ、メイド稼業出来なくてもしっかり教えてくれる優しい先輩がここにいるし、どう?」

武「おいおい、レミリアちゃんいくらなんでもそれは………………」

 

瞬間武の脳裏にメイド姿の紅羽ちゃんが浮かぶ

そしてその姿で御主人様と言われるイメージが浮かぶ

 

武「ブフォフォオ!」

 

瞬間ッ!鼻から赤い液体が流れ出るッ!

 

承「お前何考えやがった!」

武「い、いやなんでも…………」

レ「いえ、絶対なんかロクでもないこと考えたでしょ、じゃなきゃこんなに鼻血出ないわよ!」

 

まぁ十中八九、紅羽のメイド衣装での想像してしまったのだろう

と承太郎は予想する

 

武「ちょっ、だれかティッシュを………………」

承「ほらよ」

 

そう言い承太郎は武にティッシュを渡す

武はそれを鼻に詰め、鼻血を止める

 

武「いや、こんなタイミングで鼻血とはついてねぇや、えーとそれでなんだっけ?」

レ「だから紅羽ちゃんを雇うって話よ」

武「あぁそうだった、で?紅羽ちゃんはどうなの?」

紅「紅羽は………………」

 

紅羽ちゃんは黙る

しばらく全員がそれを見つめる

 

レ「まぁ、すぐには答えは出ないわよね。

やりたいと思ったらいつでも来なさい。私達はいつでも歓迎するわ」

紅「あり…………がとう…………」

咲「さて、お嬢様、もう始まりますよ。宴会」

レ「あら?もうそんな時間?それで行きましょうか」

 

そう言い承太郎達は宴会会場へ向かう

 

 

霊「あっきたきた、ほら承太郎なんか言いなさいよ、カンパーイとかそういうやつ」

承「俺かよ」

 

会場………………と言っても中の入っただけであるが

会場に着くや否や霊夢にそう命令される承太郎

若干嫌々気味だが、前に立つ

 

魔「おっ頑張れ承太郎ーー」

承「えーと、うん。まずはこの宴会に来てくれたこと誠に感謝します…………って言う堅苦しい挨拶は適当に済ませて、短い時間だが、楽しんでいってくれ、仲悪い奴いても今日限りはケンカとかはやめろよ、やったら俺が直々にケンカした二人を制裁するからな。

まぁ長々と喋ってもつまらんからとりあえず…………」

 

そう言い承太郎はコーラが入ったコップを掲げる

 

承「乾杯!」

全員『カンパーイ』

 

それと同時に、さっきの静けさは何処へやら、ワイワイと騒がしくなる

 

承「それじゃ、序盤の間はゆっくり飯でも食べるとするかな」

 

何か大切なことを忘れている気がする

いや、なんだったっけかな?

まぁ忘れるってことは、そんな重要なことでは無いのだろう

俺はそう思いながら料理に箸を伸ばす

 

武「なぁ承太郎、食べながらでいいから答えてくれ」

承「なんだ?」

武「お前、あの幽々子って人の対策してるのか?

ほら、あの人メチャクチャ食べるじゃん」

 

…………………………よし、まだ間に合う

まだ…………

 

茜「いえ、残念なことにもう幽々子さんの座ってた場所の料理は消えましたよ」

承「過労で死にそう、なんなんだ俺は主人公(笑)か過労する人のどちらかでしか生きられないのか?」

武「お前のポジションは災難系主人公だろ」

 

その災難が毎回天変地異なんですがそれは

それで死にかけてるですがそれは

 

武「………………承太郎、強く、生きろ」

承「チキショウォオオオオオオオ!」

 

承太郎はそう言いながら、厨房に向かう

 

 

武「さぁて紅羽ちゃん。好きなの食べていいんだよ?」

紅「うん、分かった」

 

紅羽ちゃんは武が胡座を組んでいるところにちょとんと座っている

 

霊「毎度のことながら、食べづらくないのかしら」

武「慣れれば、割といけるぞ」

霊「あっそ、そういえば武は承太郎は?」

武「社畜労働されに行きました」

霊「あっ、また作りに行ったのね」

 

さすが霊夢、理解が早い

 

紅「社、畜?」

茜「紅羽ちゃん、そういうのは大人になってから知るものですよ。

今は知らなくていいです」

武「そうだな、まぁわかりやすく言うといっぱい働くことだよ」

 

その働く度合いが色々振り切れてるけど

 

霊「あっ魔理沙、それ私の!」

魔「よそ見厳禁だぜ!」

 

魔理沙は霊夢が食べようとしていた料理を横取りするように、いやまんま横取りをして食べる

 

武「霊夢も魔理沙も仲良いねぇ」

紅「お兄ちゃん、あーん」

 

紅羽ちゃんは武の目の前に箸でつまんだ唐揚げを差し出す

 

武「アーン、うん、美味しい。ありがとう紅羽ちゃん」

 

そう言い紅羽ちゃんの頭を撫でる

 

茜「さて、私も承太郎さんの手伝いでもしましょうかね。

その前に水分補給でもしましょうかね」

 

そう言い茜は目の前にあった陶器製のコップに入った水を飲む

 

霊「あっそれは、おさk」

武「え?それはマズイ!」

茜「………………これ、お酒じゃない…………ですか…………」

 

そう言い茜はフラフラと倒れる

 

武「これはマズイ、茜はびっくりするほど酒が弱い。そんな奴が酒を飲んだら最後…………」

霊「えっ何?何があったの?なんでカタカタと震えてるの!?」

武「いや、あいつ一回外の世界で間違えて酒を飲んだことがあるんだ。

結果、俺は気がついたらベッドの上だった

何されたかも覚えてねぇ」

魔「と、とりあえず承太郎呼んだ方がよくないか?」

霊「呼べればね、とりあえず紅羽ちゃんお願いできる?」

紅「うん、分かった」

 

そう言い武の上から立ち厨房へ向かう

 

武「さて、どうなるのかな」

茜「………………ヒック」

 

フラフラと茜が立ち上がる

瞬間、3人に緊張が走る

あの標準スペックが化け物の茜が暴れるなんてことあったら、冗談抜きでマズイ

3人にはそんな共通の理解があった

 

茜「うーん、なにやってるんれすか?」

武「えっ、あっいやなんでもない」

 

若干舌は回ってはないが普通の茜の状態に3人は拍子抜けする

 

茜「全く、これりゃから、おにいひゃんは………………あれ?承太郎しゃんは?」

霊「ちょ、調理場…………」

茜「そうれすか、では………………」

 

そう言いフラフラと若干千鳥足気味だが厨房に向かう

止めるべきかと思ったがまぁ承太郎だからなんとかなるかという甘えもあってスルーした

数分後、入れ替わる形で紅羽ちゃんが戻って来た

そして一向に承太郎が帰ってこない

料理でも作ってるのかな

 

まぁ気にせず食べよう

そんなこんなで宴会は終わりました(小並感)

承太郎は結局過労で倒れてました

胃潰瘍になりました

茜?酔いさめた後に滅茶苦茶恥ずかしがってた

一体何をやらかしたと聞いても2人からは乾いた笑みしか帰って来ませんでした

 

 

To be continued ーーーーーーー>

 

 




FGO、グダグダイベ復刻!やったぜ
土方いるから、周回が楽、めちゃくちゃ楽

ただ、お願いだからグラブルにイベントと重ねないで
あっグラブルは始めた十天衆を手に入れました
シエテを取りました、結果は今回のイベの周回がめっさ楽
あの人いるだけで、楽になった
流石十天リーダー

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくおねがいします

次回もお楽しみにーーー

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