星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

そろそろクリスマス、年末か
まぁクリスマスなんかいつもと変わらない日常ですがね

今回は宴会回です

ではどうぞーー


第94話 ついカッとなってやった反省はしてる

前回のあらすじ

初見殺し怖い

 

 

 

承「聞いてない!聞いてねぇぞ!こんなこと!」

咲「えぇ全くですよ!まさかのあの人がこんなに喰うとは!」

妖「わーすごいらくだー、いままで1人でやってたからすごいらくにかんじますー」

茜「妖夢さん!?しっかり目が死んでますよ!」

 

ここは厨房

4人はひたすらと料理を作っていた

1人は愚痴を言いながら

1人はそれに便乗して

1人は精神が死んでいて

そしてそれをフォローする少女

何故こうなったか?

まずはそこから話をしよう

 

 

 

 

数分前

 

承「宴会は始まったか?」

霊「今からよ」

承「そうか」

 

俺はそう言いテーブルに並ばれた大量の料理を見渡す

 

承「これ茜が作ったのか?」

茜「いえ、私と咲夜さんと妖夢さんで作りました。咲夜さんは途中で一旦抜けましたけど」

咲「お嬢様に報告するのを忘れてました」

 

まぁあいつはそういうの細かいからな

変にな

 

レ「血を吸うわよ?」

承「遠慮します」

フ「ダメ?」

承「今から飯食えるんだから、何も今腹を満たさなくてもいいだろう」

 

そう言い2人を諌めた

 

俺は改めて料理を見た

やっぱり凄い量だな

しかも和洋中様々で、食べてて飽きなそうだ

 

承「……………」

幽「……………」

 

幽々子は一心不乱に料理を目をキラキラさせながら見ていた

つまみ食いとかしそう

まぁ大丈夫だろう、そこらへんは妖夢が監視してるし

 

 

 

ーー

 

ーー

 

 

暫くたち

続々と人が来る

まぁ大半は人ではなく妖怪だが

 

ア「凄い人込みね」

承「む?アリスか」

ア「滅多にこういうの行かないけど知り合いがいるなら来てたわ」

承「そうか、まぁ楽しんで行け」

ア「言われなくても、そうするつもりよ」

 

そう言いアリスは他の人は話してくるといいその場を去った

 

フ「お兄ちゃん、お兄ちゃん」

承「どうした……………フラン!?」

 

俺は背後からフランに呼び掛けられたので振り抜くとかなり大きめのバイクを持っていた

 

フ「これ何?倉庫みたいなのを漁ったらあったんだけど」

承「そうは………………」

武「バイクじゃねーかよ。何でこんなもんがあんだ?」

 

それは俺がエアライド以外の乗り物が欲しかったから、気まぐれにバイクなんてどうだろうと思い作ったもの

まず能力でバイクを作り、そっから魔改造して行って作ったのだが色々問題点がありすぎて結局没になったものだ

一応なんかの時に、置いていたもの

 

武「ちょっと乗らしてくれよ!」

 

そう言いフランはバイクを下ろし武はバイクに乗り、運転をする

お前免許無いはずだが……………

幸い人は中にいるからぶつかることはないけど

まぁ特定のことをしなかったらただのバイクだから問題ないか

 

武「こーいうのって勘でどうにかなるもんだな!」

 

前言撤回今すぐ止めなければ

まぁある程度操作できてるしいいか

 

霊「何あれ?」

承「俺が作ったバイクにバカが乗っている」

霊「作ったって大丈夫なの?」

承「安心しろ。既製品をコピーしてから少し改造しただけだから普通に使う分のは機能する」

霊「普通に?」

承「改造したところが機能したらあいつは死ぬ」

霊「何よそれ、一体どんな改造したの?」

 

俺はこれを作った経緯を話した

 

霊「で?なんで没になったのよ」

承「いや、その機能がない。あまりにぶっ飛びすぎたから」

霊「詳しく言いなさいよ」

承「えーとな。ハンドルあたりにボタンをつけてな、それを押すと」

 

 

武「ん?なんだこのボタン」

 

カチッ

武はハンドルあたりに不自然に付いているボタンを押した

すると同時に、バイクの形が徐々に変わっていく

まるでなにかを噴出するみたいな穴が大量的に出てきた

 

武「スッゲェ!形が変わった!」

 

承「まず変形する」

霊「うん」

承「問題はここからだ。俺はな、エアライド並みな速さが欲しかったんだ。だからね、どうすればその加速が出来るか考えたんだ」

霊「へぇ」

承「そこで射命丸が幻想郷一である理由を考えたんだ、何故あれほど速いかと、それで安直に風を操る能力だから速いんだろうと考えた、だから」

霊「待ってまさか」

 

霊夢は全て悟ったようだ

 

武「うぉ!?なんか急に速くなってk」

 

バイクは出てきたかな穴から大量の空気を噴出する

そしてそれが加速力となりみるみる加速していく

 

承「そう、じゃあ試しに空気を噴出する力を利用して加速すればいいじゃんって言うノリで作ったのがアレ」

霊「へぇ」

承「しかし、あれには致命的過ぎる馬鹿みたいにな欠点があった」

霊「大体予想付いてるわ」

承「俺は速くすることだけを考えた結果、止まることを考えていなかった。その結果どうなったか、まずスピードがドンドン速くなる、制限なく」

 

武「アレ?なんか止まらねぇぞ」

 

だんだんハンドルが効かなくなっているのを見て嫌な予感を張り巡らす

 

承「そして、ブレーキを利かなくなる。結果どうなったか、確かに馬鹿みたいに速くなった。それこそモチーフの射命丸の最高速度と同等だろう。……………だがな」

 

 

武「え?イヤフゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」

 

武は超高速で鳥居をくぐり、階段の方へ突っ走った

正確には走るというより飛んだ

文字通り飛んだ。

スキージャンプみたく

 

承「そんな馬鹿げた速さだぞ。そんなもん誰が運転出来るんだよ」

霊「あんたバカなの?」

承「それどころか、曲がれない。ドラッグマシーンみたくな」

 

 

武「止まってくれ!頼む!」

 

なんとか着地したがハンドルも効かない。曲がれない

そして目の前の木があった

 

 

ドガアアアアアアアアアアン!!!!

 

 

承「……………やりやがったなあいつ」

霊「武が死んだ!」

茜「このひとでなし!」

 

遠くの方で爆発音が聞こえてきたのでまぁ武が事故らせたのだろう

回収してくるか

一応

 

承「じゃ馬鹿を回収してくる」

霊「いってらっしゃい」

承「もう寝たい。もしくはゲームしたい」

茜「そう言わずやってください」

 

俺は愚痴を漏らしがなら武を回収しに行った

 

 

 

数刻後

 

 

武「何だよあれ!馬鹿なのか!?乗り物じゃないぞ!」

承「だから言ったろ失敗作だって、まさかお前があれを起動させるとは思ってもいなかったし、まず第1勝手に乗ったからだろ」

武「確かにそうだけど!」

 

武とバイクだった鉄塊を回収して両方直し(優先順位はバイクが優先だ)気絶、もしくは死んでいる武を茜に渡してバイクを元の場所に戻し、しばらくしたら武が起きた

なお宴会は普通に始まっていた

 

武「まぁ楽しかったからいいけどよ!」

承「あっいいんだ」

 

あれに何処が楽しむ所があるのだろう

 

承「じゃさっさと宴会しに行くぞ」

武「待ってました!」

 

そう言い2人は部屋を出る

そして宴会が行われている場所に入った

 

承「…………………え?」

 

俺は目を疑った中に入った時

かなりの量があり、まだ宴会は始まって10分ぐらいな筈なのにもう料理が9割近く消えていた

 

霊「大変よ。承太郎」

承「見ればわかる。それよりなんでこうなった」

茜「幽々子さんです」

 

………………しまったアァアアアア!

忘れてた、あいつ凄く食うって妖夢最初に会った時に言ってた

思いっきり忘れてた

 

幽「まだ足りないわ〜〜お代わりを頂戴ーーー」

 

そう言い満面の笑顔でさらに飯を要求する

俺はそれを聞くなり即座に調理場へ向かった

手遅れになる前に作っておかねば、ほかの人は飯なしとかそんなんになる

茜も手伝いますと言い、一緒に調理場に行った

そこには

 

妖「咲夜さん!皿出してください!」

咲「ごめんなさい!今、手が塞がっていて!」

 

こっちはこっちで修羅場だった

 

承「加勢に来たぞ」

茜「同じくです」

 

俺と茜はそういい2人と一緒に料理を作る

そして今に至るーーー

 

承「妖夢、お前の主人どーなってんの!?」

妖「わかりません!なんであんなに食べるか不思議です!」

 

胃がブラックホールでもなってんのかね

 

妖「多分、あれなってますよ。そうでもしないと一日で合計100人前以上食べれませんよ」

 

一食あたり約33人前かよ

一食一食が結構あるぞ

マジでどーなってんの?

俺でも、10が限界

 

咲「承太郎さん。って割と食べるんですね」

承「昔から狂人じみた訓練してきたせいで、身体能力が上がったのはいいだけど、その分エネルギー消費も激しくてな、元々ただの人間から超人になったようなもんだ。身体の作りは普通の人と同じだ。だから沢山食べないと体が持たないようになってな」

茜「成る程。だからですか」

 

食べないとドンドン痩せていくからな

まぁ、ある程度の体重は維持したい

 

咲「羨ましい限りですよ」

承「え?そうなのか?」

茜「恐らく殆どの女性がそう言いますよ」

 

へぇ、そうなんだ

俺はそういうのは疎いからな、なんせ最近まで同い年の女子はいなかったからな

まぁ正確にはいなかったというよりはあっていたことはあるけど塾とか行ってた(というか師匠の副業しているついでに来いって言われて行ってた)、会話とかは全くしなかったしな。

ちなみにその塾の塾長は師匠の中学の理事長だったらしい

というか、その縁で師匠を誘ったらしい

まぁそれはどうでもいいとして

そんな会話してる暇があんならさっさと修行したい、勉強したいゲームしたいって言う考えだからな

 

茜「うわぁ」

咲「承太郎さんの少年時代って」

妖「割と凄まじい事をしてたんですね、それ結構後々後悔するタイプですよ」

承「言うな」

 

もう若干後悔してるよ

そのせいで、そう言う情報は皆無で結構困ったことがあったんだから

 

咲「だから、承太郎時々とんでもない天然をするんですか」

茜「恐らくは」

承「そうだよ」

妖「言ってて悲しくなりませんか?」

 

悲しいなぁ

結構悲しいよ

 

ブ「なんであんな超スピードでやってるのにあんなに会話成立してるんだろう」

 

A.慣れてるから

 

そうブラッドの呟きに全員同時に即答した

まぁね

この後も4人で材料がなくなるまでひたすら料理を作った

 

 

 

 

 

そして、料理を運びきり俺たちも余った料理を食べ始めた時

周りにはさっきの4人と霊夢魔理沙幽々子がいた

咲夜が口を開いだ

 

咲「そういえば、承太郎さん達って酒は飲まないのですか?」

承「酒?あぁ飲まない」

茜「私も」

武「俺も」

 

そう3人は答える

 

霊「なんでよ」

承「健康にあまりよろしく無いのと酒でいい思い出がない」

魔「飲んだことあるのか!?」

承「いや、師匠が師匠の友人に(半ば強引に)飲みに行ったら、絶対に俺が呑み潰された師匠を回収する為に俺が呼ばれ

そして帰ったらカエデさんのお説教を受けてる師匠を見させられる。極め付けは次の日は師匠の介護」

 

だいたい月一で起こる

もはや恒例行事となってた

 

霊「ワォ」

承「そんなことがあったから、ね

その時の死に掛けの師匠に「さ、酒はほどほどに………………ね」って言われた、その直後に師匠がグッタリしたから死んだと思った。

それ以降何があっても酒は滅多に呑まないようにしようって思った」

魔「じゃ武と茜は?」

武「決まってんだろ?そんなのこの世界は幼女だって酒飲むんだぜ?つまり酔ってしまうだろ?」

霊「まぁそりゃね」

武「だから俺はそれを看護したり、その時に乗じて頭撫でたり膝枕したい!」

承「思ったより純情!?いや、これは純情と言っていいのか?」

 

武のことならもっとやってはいけないことをしそうな気がするんだが

 

武「失礼な!俺はこの世全ての幼女を愛している!

幼女が嫌がること悲しむことはしたくない!

酔った勢いとかはただの言い訳だ、それでもその子が悲しめばそれは有罪だ!

故に俺はそう言った不純なことは絶対にしない!」

茜「そう言ったことはしっかり教育済みです。

不純な考えは無意識のうちに出来ないようにしているんです。

………………まぁ興奮し過ぎると普通にそう言ったのが出ますが」

霊「あんたって変な所真面目よね」

魔「分かる」

咲「そんな発想なのになんであぁなるんでしょうか」

 

武の名?演説に各々コメントする

 

紫「因みにやって良いって幼女自身が喜んでやっていいって言ったら?」

武「やりますねぇ!」

 

そこは武

やっぱりそう言った欲もあるようだ

 

茜「再教育が要りますね」

 

そう言い茜はゴキゴキと手から音をだす

 

武「これは人として普通の欲求!これは抗えないだ!無罪だ、冤罪だ!」

妖「いえ普通の人は幼い子を見てそんな如何わしい考えは出ないはずです」

 

ド正論である

俺は無言で頷く

ほかの奴もみんな頷いていた

 

茜「あとでお話し、しましょうか」

武「……………はい」

 

武は諦め肩をガックリ落とし、受け入れた

 

紫「それで、茜ちゃんは何故呑まないの?」

 

そう紫が話題を元に戻す

そういや酒の話だったな

 

茜「承太郎さんのいう通り健康にあまり良くないし、まず炭酸ですらあまりガンガン飲めないのにそう言ったものは飲めそうに無いです。

それに以前にまず未成年です。そういうのは大人になってから飲むものです」

霊「外の世界というか日本だっけ?あんたたちが住んでんの?」

承「あぁ」

霊「その日本では酒は20歳からだったわね。」

武「そうだな」

 

そう言ったのはしっかり守らないとな

まぁここは幻想郷だから気にしなくていいだが万が一現代に戻るときに色々面倒

 

紫「まぁそこらへんは、あなた達が決めることだし無理に呑ませないわ」

承「そうか………………あれ?幽々子は?」

妖「あれ?いない。幽々子様?」

 

そう言い辺りを見渡す

 

妖「またどこかでフラフラしてますね。ちょっと探してきます。」

 

そう言い妖夢はどこかへ行った

 

武「で?そういや承太郎は明日からいないんだっけ?」

承「あぁそうなるな」

霊「今回は茜ちゃんがいるから大丈夫ね」

茜「承太郎さんが居ない間の料理番は任せてください」

承「助かる」

武「まぁ俺たちのことはいいから楽しんでこいよ」

 

楽しむことがあればいいな

 

承「そうさせてもらう………………ん!?」

武「どした?」

承「いや、えーと紫。俺は幽々子の所に行くんだよな?」

紫「そうよ………………あっ」

 

全員何か察したのかしばらく沈黙になる

幽々子は馬鹿みたいに食べる。

毎日大量の料理を作ることになる

過労死不可避

 

承「紫、今回は無しってことで」

紫「駄目よ」

霊「さよなら承太郎。短い時間だったけど楽しかったわ」

魔「そうだな。お前という男がいたことを忘れないぜ」

咲「どうか生きて帰ってください」

茜「承太郎さん………………どうか生きていて下さい」

武「グッバイ、承太郎」

 

みんな俺が死地に送られる兵士にかける言葉をかけて来る

 

承「いやだ、行きたくねえええええ!」

 

俺のそんな叫びが響き渡った

胃薬、どれだけあったかな?

 

To be continued ーーーーーーー>

 

 




さてここからどうしようかな
承太郎を事を書くのが先か
承太郎がいない間の武達のことを書くのが先かどうするか
悩むな

FGO 剣豪クリアしました
アーラシュ万歳、インフェルノ万歳
2人がすっごい暴れた
そしてクリスマスイベ
クリアしました。なかなかいい話だった
ガチャ?
エレちゃん来ないよ
アナちゃん2人とキャスギルは来た
キャスターの素材ががが

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくお願いします

次回もお楽しみにーー

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