新・ギルガメッシュ叙事詩   作:赤坂緑

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お久しぶりです。遅くなってしまい本当に申し訳ありません。
取り敢えず今回の話を書いてて思ったこと

「あれ?この主人公(ギルガメッシュ)結構強くね?」


ー追記ー

前回の話に修正を加えたので良ければ見てください。



王の怒り

鳴り響く救急車とパトカーの音。

 

 

徐々に近づいて来るその音を聴きながら冬木市を騒がせた殺人鬼、雨生龍之介はうっとりと神獣の爪に切り裂かれた自分の腹を見つめていた。

 

「へへ...これだよこれ、俺の探してたのはさ....」

 

確実に迫ってくる警察の足音を聴きながらそれでもなお、純真無垢な殺人鬼は満ち足りた表情で自身からあふれ出る血を飽きもせず見つめていた。

 

「なんだぁ....俺の中にあったんなんて....反則だろ...」

 

しかし、それも仕方ないことだろう。なにせ彼はたった今、ずっと欲しがっていたものの在り処を見つけたのだから。

 

 

「でも....サツに捕まっちまうのか....旦那には悪いことしちまったなぁ...」

 

 

よって、案外友達思いの彼が自分だけが満ち足りた後に警察に捕まることに罪悪感を抱くことは当然のことであり、

 

 

「旦那も...早く探し物...見つけなよ...」

 

良き友人である青髭の幸せを願うのも必然であった。

 

 

 

 

「警察だ!両手を挙げておとなしくしろ!」

 

大人しく挙げたその手の甲には先ほどまであった紅い紋章「令呪」が全てなくなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

剣の鍛錬と王になるための勉強以外特にすることのなかった子供の頃のアルトリア・ペンドラゴンはある英雄叙事詩に夢中になっていた。

誰もが知っているであろうその有名な物語は立派な王を目指す少女を瞬く間に虜にし、常にその本を持ち歩かせるにまで至った。そして嫌なことがあれば直ぐに本を開き、勇敢なる王の物語に励まされた。

 

 

 

王になってからも度々人目を盗んでこっそりと読みふけり、自分の気持ちを奮い立たせていた。

 

 

 

 

 

 

.....とある花の魔術師には直ぐにばれてからかわれたが

 

 

 

襲い来る強大な敵から国を守り抜き、国を革新的な方法で発展させ、最後には神々に立ち向かって行き、数々の冒険を繰り広げた。

 

 

単純なストーリーだがそれ故に子供のアルトリアにも理解しやすく、そして何より主人公の王様にアルトリアは魅せられた。

時折失敗を重ねながらも考えを巡らながら民のために戦い続け、最後の最後まで国のために尽くし、玉座の上で息を引き取ったその王様の生き様に、アルトリアは憧れたのだ。

 

 

しかし、憧れは所詮憧れでしかない。

 

あの王様のようになりたくて必死に足掻いたアルトリア・ペンドラゴンの生涯は、結局何もなしえぬまま無為に終わろうとしていた。

 

 

 

ーー国を敵から守り抜くどころか国が割れて殺し合い、

 

ーー国を発展させるどころか血と屍で大地を荒廃させた。

 

 

 

「どうして......私は...ただ.....」

 

血に染まった丘の上でアーサー王は一人嘆く。いつも大事に持ち歩いていた英雄叙事詩『ギルガメッシュ叙事詩』を握りしめながら。

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

「......なるほど、キャスターはジル・ド・レェ伯爵か。」

 

アインツベルン城で行われている作戦会議にて、キャスターに遭遇したことを切嗣に報告するアイリスフィールは倉庫での戦闘以来どこか様子のおかしなセイバーを気遣いながらも会議に集中していた。

 

「ええ、なんだかまた来るみたいなことを言っていたわ。その....セイバーが切り掛かった後に.....」

 

そう、セイバーはキャスターが正気ではないと悟るや普段の冷静さをかなぐり捨て、まるで大きな感情を持て余した子供のように雄叫び声を上げながら切り掛かっていったのだ。

 

これにはアイリスフィールは勿論話を聞かされた切嗣も驚いた。そしてつい胡乱な眼差しをセイバーに向けてしまう。

 

しかし、セイバーは気づかない。あれだけコミュニケーションを取りたがっていたマスターから友好的ではないとは言え視線を向けられているのになんのアクションも起こそうとしない。どこか上の空のままである。

 

「チッ」

 

セイバーのよろしくない状態に思わず切嗣は舌打ちをしてしまった。妻のアイリスフィールが怯えてしまった気配がしたがそれでも切嗣は自分を抑えられなかった。

 

 

実はケイネスの泊まっていたホテルを爆破した後、微力ながらサーヴァントの気配を感じ取った切嗣は直ぐに身を隠し、暫くした後に舞弥との集合場所に向かったがそこに舞弥はおらず急いでホテルを見張っていた場所に行くとそこには重傷の舞弥が倒れていた。

なんとか意識を失う寸前に聞いた話によると、アサシンのサーヴァントを連れた言峰綺礼に襲撃を受けたという。

言峰の目的を伝えれぬまま舞弥は意識を失った。

今はアインベルン城の一室で休ませているとは言え、暫く戦闘は不可能だろうと切嗣は判断している。

 

つまり、今の切嗣には早くも戦闘不能になった駒が1つ...いや下手をすると2つということになる。しかもどちらも今回の戦争を勝ち抜くために必要な重要な駒である。

 

 

「くそっ......ん?どうしたんだいアイリ?」

 

思わず悪態をついた切嗣だったが妻の様子がおかしいことに気が付き、心配そうな表情を見せた。

 

 

「......おまちかねの侵入者よ、あなた。」

 

アイリスフィールは直感で敵を悟ったのか戦士としての顔を取り戻したセイバーに目をやりながら遠見の水晶玉の準備を始めた。

 

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

ありとあらゆる時代の猛者たちを集め戦わせる『聖杯戦争』ならばあの『王』が召喚される可能性も充分に考えられた。

そう、考えられることなのに考え付かなかった。

 

 

 

倉庫の上からこちらを見下ろし、堂々と名乗りを上げたその『王』の姿を見て真っ先に感じたのは真っ黒なドロドロした感情だった。

最初はその感情の正体がわからなくて困惑していた。あんなに憧れていたのに、あんなに会ってみたかったのに、と。

しかし、考えを積み重ねるうちに理解した。この感情は即ち、

 

 

『嫉妬』

 

 

であると。

 

 

私は嫉妬していたのだ、あの誇り高く輝かしい英雄に。私は羨ましいのだ、国を救い、発展させたあの王様が。

 

そして.....私は妬ましいのだ、あの『英雄王ギルガメッシュ』が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「聖処女よ!ジル・ド・レェ罷り越してございます!」

 

 

水晶玉の向こうには相変わらず耳障りな声で別人の名を呼ぶ頭のおかしなキャスターが映っている。

 

そう、別人だ。私は聖処女などではなく失敗した王、アーサー王だ。

 

「さぁさぁ坊やたち、鬼ごっこを始めますよ?」

 

そして私はまた失敗する。何も救うことができぬままただ立ち尽くすだけ

 

「やめろッ!」

 

いくら叫んでもキャスターとその手に頭を掴まれている少年は水晶玉の向こうだ。そしてセイバーの冷静沈着な頭脳はこう囁いている。

 

 

“あの子はもう助からない。ならば他の子供の救出に”

 

 

そんな風に切り捨てることを覚えてしまった自分に嫌気がさしながらもセイバーはせめて最後まで足掻こうと叫び続け、そして大きなキャスターの腕が少年の頭蓋骨を.....

 

グシャ

 

 

水晶玉の向こうで咲く鮮血。それは哀れな少年の頭蓋骨....ではなく

 

「グアァァァァァァァ!」

 

キャスターの腕だった。

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

「ふぅ、間一髪だったか。」

 

アインベルンの森から約3kmほど離れた上空の『天翔る王の御座(ヴィマーナ)』から見事キャスターの腕を弓で射出した剣で切断したギルガメッシュはほっと一息ついた。

 

 

「3km離れた場所から矢の代わりに剣で狙撃する俺マジで弓兵の鑑。」

 

生前?とある紅い正義の味方に憧れていたギルガメッシュは嬉しそうに念願の攻撃方法をとれたことに喜んでいた。

 

 

「さて.....まずは子供らの回収か。全くサーヴァント使いの荒いことだ。」

 

ギルガメッシュがブツブツ言っている間にもきちんと動き続けていたヴィマーナは遂にキャスターの上空に到着し、停止した。

 

 

 

ただでさえ目立つヴィマーナは夜の闇の中でさらに光り輝いており、その威容はセイバーたちは勿論キャスターの視界にも入っていた。

そして瞬時に己の腕を切断した狼藉者の正体にも気が付いた。

 

「おのれ!おのれおのれおのれおのれェッ!!一体誰の許しを得て私の腕を切り落としているぅぅぅぅぅ!?」

 

光り輝く舟を、その舟からこちらを見下ろす男を睨んでキャスターは怒りの声を上げる。

 

「そもそも聖処女と私の『黙れ』っ!」

 

しかし、その怒りの声は圧倒的な覇者の放った一言で封殺された。

 

「誰の許しを得てだと?そんなものこの俺以外に誰がいる?」

 

英雄王ギルガメッシュは傲慢にそう言い切りながらパチンッ!と指を鳴らした。

 

「うわっ!」

 

するとその瞬間子供たちの真下の空間が歪み、一人残らずその空間に吸い込まれていった。

 

 

 

「子供らにはご退席願ったが....別に構わんよなぁ?」

 

今度はギルガメッシュの背後の空間が歪み数多の剣群が展開された。

 

 

撃ち出される数多の宝具。

 

主の命令通り忠実に標的に向かって飛んで行ったその宝具たちはしかし、命令を果たすこと叶わず醜い海魔を貫くに留まった。

 

「ん?」

 

ここでやっとギルガメッシュはキャスターの様子がおかしいことに気が付いた。確かにカリスマスキル全開で喋ったものの、元々頭がおかしくヒステリックに叫んでいたキャスターが黙ったままというのは少し不気味だった。

 

「ふん、まぁいい。つまらん雑事は手っ取り早く済ませるに限る。さっさと死ね。」

 

 

先ほどよりも数を増やしたギルガメッシュの宝具が放たれキャスターに....

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

その男は「神」を憎んでいる。自分の都合のいいように人間たちを使って好き勝手に遊び、興味がなくなったらごみのように捨てる。国を守るために命を燃やした少女さえも......

 

その理不尽な傲慢さが、圧倒的な力が、人を見ているようで全く見ていない身勝手さを憎んでいる。

 

 

『誰の許しを得てだと?そんなものこの俺以外に誰がいる?』

 

天からこちらを見下すその傲慢さ、光り輝くその姿、聖少女との再会を邪魔する身勝手さ、まさしく「神」じゃないか?

 

 

「........許さない。」

 

その男は神を憎んでいる。少なくとも出会ったら己の命と引き換えにしてでもその身を地に引き摺り下ろそうと画策するくらいには。

 

「.....私は『神』を許さない。」

 

 

その男、ジル・ド・レェ伯爵は神を地に引き摺り下ろすべく、“それ”を召喚する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

キャスターを狙ったギルガメッシュの宝具はまたしても海魔によって阻まれた。

 

「チッ!........ん?」

 

大きな舌打ちをしたギルガメッシュだが直ぐにキャスターが何かを起こそうとしていることに気が付いた。

 

「何をするつもりかは知らんが....させんぞ?」

 

敵の変身を待つなどという空気を読む力が必要なことが苦手なギルガメッシュはキャスターの周囲を王の財宝で囲み、一気に勝負をつけようとした。しかし.....

 

 

「あぁ龍之介、貴方から莫大な力が流れ込んでくるのがわかります。貴方はこう言いたいのですね?あの『神』を許すな!と。いいでしょう貴方の期待に応えるべく私も全力を尽くしましょう。傲岸なる『神』を!冷酷なる『神』を!我らは御坐より地に引き摺り下ろす!神の愛した子羊どもを!神の似姿たる人間どもを!今こそ存分に貶め、引き裂き喰らい、我らの怨嗟の声と共に天界の門を叩いてやろう!」

 

 

それらの宝具は突如出現し、成長した巨大な海魔にキャスターごと引きずり込まれた。

 

 

本来ならば川辺において大量の海魔を召喚することで可能になるはずだったキャスターの切り札。しかし、その理は雨竜龍之介が無意識のうちに発動した3画の令呪と、自滅もいとわぬキャスターの神への憎悪によって捻じ曲げられ、不完全な姿ではあるものの空中に留まるヴィマーナに届かんばかりの巨体を生み出した。

その異様な姿に数々の化け物と対峙してきたギルガメッシュも一旦ヴィマーナを引かせた。

 

 

するとヴィマーナを...いやギルガメッシュを追いかけるように巨大海魔の触手が振るわれた。

 

「チッ、面倒な!」

 

 

汚物そのもののような触手の攻撃をギルガメッシュはヴィマーナを華麗に操って回避する。

 

 

 

四方八方を囲まれようが超古代飛行兵器ヴィマーナと何気に騎乗スキルを持っている(自己申告)ギルガメッシュにかかればどうということはない。

 

迫りくる触手をオプションの兵器と王の財宝で叩き落としながらギルガメッシュはどうしてキャスターがいきなり最終決戦モードになったのか考える余裕すらあった。

 

「さぁ!醜いこの化け物に喰われて堕ちなさい!傲慢なる『神』よ!貴方を喰った後で貴方の大好きなこの庭も、全て喰らいつくしてあげましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブチッと何かが切れる音がした。

 

 

 

 

 

「.......なるほど、貴様は俺のことを『神』と勘違いし、あまつさえこの星を滅ぼして見せると、そう言いたいのか?」

 

先ほどまでギルガメッシュにとってキャスターはただのヒステリックな迷惑サーヴァントでしかなかった。しかし、キャスターの思惑がどうあれ、彼は完全に『王の逆鱗』に触れてしまった。

王の逆鱗に触れる。それ即ち....『死』に他ならない。

 

 

「貴様が現世に留まる理由はたった今消失した。もはや1分1秒でも長くその姿を俺の前に晒すことすら許さん。肉片一つ残さず消し飛ばしてくれる。」

 

ギルガメッシュは死刑宣告と共に虚空に手を伸ばした。すると空間が歪み、王の財宝の中から一つの“球体”がギルガメッシュの手元に現れた。

 

後世においてその宝具はこう讃えられている。

 

 

 

ーー曰はく、それは破壊神の怒り

 

 

ーー曰はく、それは終末に於いて投じられる宇宙を滅ぼす力

 

 

ーー曰はく、一度投じれば最期、世界を七度滅ぼす

 

 

すべての伝説には原典が存在する。それが神々の作り出した至高の宝具であれ、例外ではない。

 

 

【王の財宝起動、神性領域拡大を制御、空間を限定固定、処刑執行期限設定、解放段階を調整、全承認。王の怒りをもって、貴様の命をここで断つ。】

 

 

球体とギルガメッシュを囲うように空間が歪み、摩訶不思議な形をした幾つかの宝具がその危険に過ぎる力を抑えようと奮闘している。

 

 

「貴様の罪は2つ。まず1つ目は俺を『神』と呼んだことだ。俺は『王』であって『神』ではない。そこを間違えるな下郎。」

 

 

その青白く、不気味に輝くその宝具はギルガメッシュが神々との戦争の中で討ち取った神から奪取したものだ。

無論、ギルガメッシュとその息子エルマドゥスがこの世を去り、宝物庫が解放された際にはその宝具の概念もまた然るべき持ち主の手に渡り、そこから伝説が生み出された。

 

人の宝具は人の手に、そして神の宝具は神の手に.....いや、若しくはその神の手から相応しい人間へと伝説は受け継がれる。

 

「2つ目は、この星を喰らうなどという戯言を口にしたことだ。よいか?この星を喰らい潰すのは......『人間』だ。」

 

古代インドの叙事詩マハーバーラタに於いて破壊神シヴァから授かりの英雄アルジュナへと手渡されたその恐ろしい宝具の名を.......

 

 

終末に於ける破壊の起源(パーシュパタ・オリジン)

 

 

 

英雄王ギルガメッシュによって投ぜられた破壊の光は狂気に染まったキャスターとその怪物を照らし.....

 

 

 

「......嘘でしょ?」

 

 

それは誰の呟きだったか、ギルガメッシュの宣言通り、その身を一片の肉片すら残さずに吹き飛ばした。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

「......ランサー、一旦引くぞ。」

 

「御意」

 

 

アインベルンの森から少し離れた丘にて、工房をホテルのフロア毎爆破された魔術師ケイネス・エルメロイ・アーチボルトは自身のサーヴァントと共に英雄王ギルガメッシュの力を苦々しい表情で眺めていた。

 

確かに英雄王ギルガメッシュといえば誰もが知っている超級のサーヴァントだが、まさかあれほどまで出鱈目な宝具を保有しているとは思ってもいなかったとケイネスは大きく跳躍するランサーにしがみ付きながら思考する。

 

「あの調子では、ギルガメッシュ叙事詩に登場した宝具を全て所有しているかもしれんな.....」

 

ちょっと笑えない状況に流石のケイネスも焦り始めた。

 

「何か策を、あの英雄王を打倒できる策を練らねば....」

 

少々スタートは遅れたものの、明晰な魔術師の頭脳が回転を始めた。

 

 

 





終末に於ける破壊の起源(パーシュパタ・オリジン)

今作のギルガメッシュが神々との戦いの中で強奪.....もとい譲り受けた宝具。
皆さんご存知FGOにてアルジュナが使用している最終宝具「破壊神の手翳(パーシュパタ) 」の原典と思われる宝具。

原典というかシヴァ神が手に入れてからが本番の宝具なので、宇宙を滅ぼすとか、七度世界を滅ぼすとかそういうことはできない。

しかし、ただ解放するだけでも莫大な力を発揮するので通常は王の財宝のバックアップ制御によって強引な真名解放を可能とする。

ストレス発散によく使うらしい。

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