(マイページに誤字報告があった時、本当はいけないけれど初めての経験だったので少し感動した作者)
真名:ギルガメッシュ
身長:185cm
体重:69kg
出典:(新)ギルガメッシュ叙事詩
地域:バビロニア、ウルク
属性:混沌・善
特技:カリスマを感じさせる演説(プロパガンダ)
好きなもの:自分の顔、美人、ウルクの民
苦手なもの:「うっかり」という概念、蛇
天敵:エルキドゥ、クーフーリン
〈人物〉
産まれた直後のギルガメッシュに変な魂が混ざった結果誕生した英雄。
性格としては基本的には大らかで自分の道に一直線な英雄らしい男。
しかし、あまり表には出ないが原作のギルガメッシュのような残忍さや冷酷さも持ち合わせており、敵対者や罪人へは容赦がない。
また若いころに死去してしまったので原作のギルガメッシュよりも精神的に未熟な面もある。
神話編ではあまり目立たなかったがウルクに転生して王として過ごすうちに価値観や生死観が歪んできており、果たして現代に適応できるのかどうかは心配なところ。
王としては常に広い視野を持つことを心掛け、僅かに残っていた現代知識などを活用してウルクを発展させた。
基本的には自己中心的だがウルクの民を思う気持ちは間違いなく本物。
当初は強大な力を持つ神々に恐れを抱き、流されるまま戦っていたが、宿敵エルキドゥの末路や滅びの危機に陥りかけたウルク、そして4年に渡る神々との戦いを経て原作のギルガメッシュと同様に神を廃することを決意した。
死後は神格化されたことなっているが本人は神様殺しまくった手前、他の神と顔を合わせるのも気まずかったので英霊の座にしがみついている。
見た目は神々との戦いで髪を切る余裕があまりなかったため長髪になっている。
イメージとしてはPSYCHO-PASSの槙島聖護が一番近い。
〈能力〉
基本的には千里眼による先読みを駆使した接近戦に「王の財宝」の中距離殲滅戦、そして弓による遠距離射撃という近・中・遠すべてこなせる万能型の戦士。また不意打ちも得意。
しかし、決して無敵というわけではない。
まず、多くの伝説を残しているものの敵の多くは神や魔物などの人外だったため、対人戦の経験が少なく圧倒的な技量を誇るサーヴァント相手だと少々分が悪い。
また、クーフーリン兄貴との相性は最悪。
なにせ矢避けの加護でこちらの対神宝具の弓を避けるうえに強力な呪いの魔槍であるゲイボルグには呪いで死んだ身としては少々苦手意識を覚えるらしい。さらに槍捌きも見事なもので基本的に剣しか使わないギルガメッシュではクーフーリンの技量に追いつけない可能性が高い。
.....だがここまで言っておいてなんだがエアを使えば全て丸く収まる。
ちなみに原作のギルガメッシュと戦った場合、多分勝つのは原作のギルガメッシュと思われる。
これについてはまた機会があればその時に。
余談だがもしも抑止力からの一撃を避けていた場合、120歳まで生き続け、さらにその後も世界の外側から人類史を見守るということになっていた。まさにスカサハの先輩。
勿論その戦闘能力も上昇し続け、手の付けられない化け物になっていた。
..........抑止力はこいつを殺して正解だった。
〈固有スキル〉
カリスマ(A+):そこに立っているだけで王者の気を漂わせるという便利なスキル。また自分の演説にも説得力を持たせられる。生前ギルガメッシュが最も多用したスキル。これのおかげで英雄になれたと言っても過言ではない。実は結構危ないスキル。
紅顔の美少年(B+):これとカリスマの複合技でイシュタル様の心をほぐし、魔改造を施した。
黄金律(B):上のスキルが上がった影響かランクが下がっている。けどまぁ問題はない。
神性(A+):神を廃したものの嫌いというわけではないので別にランクは下がっていない。でも神々の同窓会に参加する気はない。
千里眼(A):相手の過去を覗き見る、敵の戦闘能力を見破る、限定的な未来予知をする、などなどとても便利な眼。でも原作のギルガメッシュにははるかに及ばない。
神殺し(A):これと下記のスキルが合わさることによって神様絶対殺すマンへと変身する。スキルランクが低いと思われるかもしれないが基本的にアサシンというかエミヤみたいな感じで神を討ち取ってきたのでこんなもんかと......
星の開拓者(EX):原作のギルガメッシュよりも明確な形で旧き神々の時代に終止符を打った功績から与えられた。
うっかり(A+):ギルガメッシュが作者の手から離れて暴走した結果入手した隠しスキル。効果は名前の通りだが、幸運ランクAのおかげで必ずしもマイナスになるということはない。また予想外の方向からのアプローチに役立つことがある。(例;乖離剣を早めに手に入れた)
【シェム】
ギルガメッシュに幼少の頃から付き添っている黒髪青目の美女。秘書としての能力も高く、公私共にギルガメッシュを支え続けた。
ギルガメッシュとはお互いに強い絆で結ばれており、お互いによき理解者だった。
実は、ギルガメッシュのことが異性としても好きだったがイシュタルに取られたため気持ちを伝えることができなかった。しかし、めげることなくギルガメッシュの側室にしてもらおうと考えていたがそんな矢先にギルガメッシュがこの世を去ってしまったため、その願いも叶わなかった。
結局生涯独身だった。しかし、ギルガメッシュと国のために尽くした人生に後悔はないらしい。
【イシュタル】
ギルガメッシュによって魔改造された女神様。
初期の頃はギルガメッシュを自分好みの人形にしようと企んでいたが結局ギルガメッシュのカリスマと紅顔の美少年によるスキルコンボによって少し気を許したところを日本人固有スキルKIKIJOUZUやOMOIYARIよって心を開き、逆にギルガメッシュ好みの女にされた。夫婦仲は非常に良い。
息子の成長を見届けた後は神の座にいるものの大抵はギルガメッシュの座のほうに入り浸っている。
ちなみにイシュタルをギルガメッシュが篭絡していなかった場合、
ギルガメッシュがシェムと結婚➡イシュタルが美しいギルガメッシュに目を付けて告白➡ギルガメッシュ拒否➡イシュタル激怒からのアヌ様に頼み込み天の宝具発動!➡ウルク滅亡というルートになっていた。
【エルマドゥス】
ギルガメッシュとイシュタルの間に産まれた息子。
母イシュタルに父ギルガメッシュの雄姿を語り聞かされながら育ったため父上すげぇぇぇぇぇ!!状態で帰って来たギルガメッシュと会った。
ここでギルガメッシュが少しでも人間らしさを見せておけば良かったものを、寿命が残り少ないことに焦っていたギルガメッシュは王としての仕事に打ち込み、息子の前では英雄王としての姿しか見せなかった。
さらにその状態で死んでしまったのでエルマドゥスの中でギルガメッシュは父ではなく最後まで国のために尽くした英雄王という認識になってしまった。
女神様な母イシュタルもまともな子育ての方法など分からなかったため、ギルガメッシュを慕っているならそれでいっか!と考えさらにギルガメッシュの凄かった部分だけを強調して煽ったのでもはやエルマドゥスの中でギルガメッシュは神にも等しい絶対の存在となった。
自分にできることは何か?と考えた結果、父と父が守ったこのウルクの凄さを世界中に見せつけることだという結論に至り、世界征服を開始した。
ギルガメッシュの成果によって生まれた軍隊の力は凄まじくこれにますますギルガメッシュを尊敬しながらも順調に快進撃を続け、本当に世界を一つにしてしまった。
ギルガメッシュの威光を知らしめることにしか興味がなかったので支配した国の統治には興味がなかった。
また生前ギルガメッシュがやけに一生懸命財宝を集めていたのを覚えていたため、この支配した国の財宝を父に献上したら喜んでくれるかな?という考えで父の墓に財宝を献上し続けた結果、「王の財宝」完成。
毎年増えていく国単位の財宝にギルガメッシュは顔面蒼白。
世界もエルマドゥスが集めた宝なのにギルガメッシュに捧げると言って聞かないエルマドゥスに困ったものの、もういっか!と開き直りギルガメッシュの宝具となった。
ちなみにサーヴァントとして召喚された場合、財宝自体はエルマドゥスが集めたものなので本人も「王の財宝」が使える。
ギルガメッシュも召喚された場合、ギルガメッシュと敵対する可能性は0なので敵はメソポタミア最強親子によるダブルバビローン!を受けることになる。
【アヌ神】
イシュタルの父にして神々の王。ギルガメッシュがどう足掻いても勝てないほどの力を有している。
神なくして人はなく人なくして神はないと口では言っているものの心の底では自分たち神が人間を支配するべきだという持論を持っていた。
その本心をギルガメッシュの千里眼によって見破られ、問答の末この世界を人間に委ねることに決めて現世を去った。
【エルキドゥ】
ギルガメッシュ同様、原作と大きく違う道を歩むことになった泥の人形にして神々の兵器。
強制的に人間への憎悪を埋め込まれ、幾度も人間を滅ぼそうと画策し、その度ギルガメッシュに阻止された。
最終的にギルガメッシュとの一騎打ちをすることになり、その最中にギルガメッシュから宿敵として認められ、お互いにその関係に落ち着いた。
ギルガメッシュと決着をつけることが叶わなかったため、またどこかで決着をつけることを約束し、ギルガメッシュから与えられた名前を胸に抱いて泥へと還っていった。
ありとあらゆる姿になることができるうえにあらゆる武具を使いこなすことができる。
サーヴァントとして現界した場合にはエンリル神から奪った槍も持ってくるのでギルガメッシュぐらいしか相手にならない。
しかし、本気でギルガメッシュとぶつかった場合、比喩ではなく本当に世界が滅ぶ可能性がある。少なくとも開催地は地図から消える。
今回で説明回は終了し、次回から第四次聖杯戦争編です。
今回不足している説明などはまたどこかの後書きで記載します。