どんぱちぐらし!(打ち切り)   作:みししっぴ

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すいません!更新ペース落ちます。
忙しくて…
もう1週間も艦これやってねぇ!やってられっか!


みーくんの回想はこの回で終了です。


第5話 (ゲリラとの)であい

 

〜ショッピングモール3階〜

 

 

ゾンビA「ヴァァ?(ヤツはどこだ?)」

ゾンビB「ギギギ、グギィ…(それが、見えないんです…)」

ゾンビA「ヴォォ!?ヴァァァアア!(なんだと!?おい、お前なら分かるだろう、何なんだ!)」

ゾンビC「ヴォォ…(俺は怖い…)」

ゾンビA「ヴァァ(よしてくれぇ、恐れを知らぬゲリラだろうが)」

ゾンビC「ァ゛ァ゛ァ゛…(何かが俺たちを狙っている…人間ではない。全員殺される)」

ゾンビA「ヴァァァアア(下らん、恐怖でおかしくなったか?相手はただの小娘だ。どうってことない)」

 

 

 

〜2階〜

 

由紀「生存者はどこなの?」

 

密売人A(ゾンビ)「ギ、ギギギ…(し、知るもんかっ…)」

 

由紀「見上げた忠誠心だねサリー、けどねっ!命を張るほど値打ちのある相手かな?さぁ頭を冷やしてよく考えてみてよ!」

(片手でゾンビの足を持ち上げ逆さまにし、手すりの外にぶら下げながら

 

密売人A「ヴァァ!?ヴォォオオ!(サリーって誰だよ!?や、止めてくれぇ!)」

 

由紀「支えてるのは左手だよ、利き手じゃないんだよ?」

 

密売人A「ヴァァァアア!!ヴォォォオオ!!(分かった言うから!!生存者は最上階だ。まだ生きてるかは分からないがな!!)」

 

由紀「そっか!あと…お前は最後にこ(ピー)すと約束したね」

 

密売人A「(そんな約束してないけど!?)ヴァァ(そ、そうだ助けて…「あれは嘘だ」!?ヴワァァァァァァァァァ…」ゴシャァ…

 

────────────────────

〜胡桃視点〜

 

ゴシャァ

 

「ん?近くで何か音がしたぞ?」

 

何かを落としたような音だったな。

そう、まるで人間が落ちたような…

 

悠里「2階の方じゃなくて?」

 

「あぁ多分1階の正面玄関のほうだ、行ってみよう」

 

 

 

 

 

 

 

正面玄関へ行くとそこには完全に(物理的に)伸びきっているヤツがいた。

それとその上には銃?らしきものを持った由紀がいた。

 

「おーい由紀!無事かー?あと、そこに伸びてるヤツは何なんだ?」

 

由紀「あ、胡桃ちゃーん!んーとそれはねぇ…ここに住んでる(脳筋考察)」

 

それはシャレにならないな

 

由紀「放してやった(ニッコリ)」

 

ひでぇことしやがる。

ていうかこれ、もう…

 

「死んでんじゃない?」

 

由紀「生きてるよ(即答)」

 

 

まぁ元々から生きてんのか死んでんのか分かんないヤツらだったからな。どっちでも同じことか(困惑)

 

由紀「あっそうだー胡桃ちゃーん!上の階に生存者がいるかもしれない!」

 

「まじか!」

 

もう生存者はいないと思ったんだけどな。

 

「上って何階だー?あと手に持ってる物騒なものはなんだー?」

 

由紀「えーとぉ最上階って言ってたー!それとこれはね、そこで買った(100%OFF)チェーンガンとショットガンとAK47とマグナム44と…」

 

「あーもう分かった分かった。それでどうすんだー?みんなで助けに行くとでも?」

 

由紀「ああそうだ」

 

まぁそうなるな。

めぐねえとりーさんにも伝えなきゃな。

 

「分かったー!じゃあ2人に言ってくるからさ、ちょっとそこで待っててくれー」

 

由紀「だが断る」ダッ!

 

「はっ!?お、おーい由紀!!どこいくん…」

 

行っちまったよ…

 

 

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

 

~3階〜

 

ゲリラX「(`0言0́*)<ヴェアアアアアアアア!(全ゲリラ隊へ、三階で非常事態!容疑者は女、150cm、髪はピンク、胸肉ツルツルペッタンコマンの変t「誰がツルツルだ!お前ら全員(ピー)ねぃ!(ズドンッ!」グギュグバァッ!!??」

 

ゲリラY、Z「「ヴァァ!?(何が起きておりまっすん!?)」」

 

由紀「手を挙げて大人しくしたら…助けてあげるかもよ…?」

 

ゲリラY、Z((やれやれ、どうなるか試してみるか…ははは))

オテアゲ∩(・ω・)∩

 

由紀「ふふふ、無様なものだね☆今の自分達を採点してあげよっか?」

 

ゲリラY「ヴァァ…?(採点ですか…?)」

 

由紀「うん!(ズドンッ!「グゲェェェエ!?」…100点だよっ(的として)」

 

ゲリラZ「うぎぃ…(怖いわぁサタンよぉ…)」

 

┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈

 

~美紀視点〜

 

「ハァ…ハァ…!」

 

ヤツらに見つからないように物陰から物陰へと走り回り、ようやく5階まで辿り着いた。

何やら下の方で物騒な音(銃声)が聞こえる。

 

「どうしよう、本当に助けに来てくれたのか不安になってきた…」

 

…見つけてくれても殺されるとかいうオチは御免です。

 

「大丈夫…きっと味方のはずだから…」

 

私はそう自分に言い聞かせた。

 

辺りを見渡すと、幸いなことにヤツらは1人もいなかった。

どうやら、下の(ドンパチ)賑やかな音に誘われてこの階から出て行ってしまったらしい。

これはチャンス!と思い、エスカレーターの方へと駆け出す。

 

「っ!止まってるエスカレーターってなんか変かも…」

 

どこかで聞いたことがあるセリフを言いながら私は音のする下の階へ一気に駆け下りた。

 

 

 

 

 

 

「この階に…いるの…?」

 

目的の階に着いたはいいものの、さっきまでの賑やかな音が聞こえてこなくなってしまった。

 

「ま、まさかもう帰っちゃったとかないよね…」

 

「「「ヴァァ…!!」」」

 

「ひぃっ!?」

 

どうやら近くにヤツらが複数人居たらしく、私の声に反応してしまったようだ。近づいて来ている。

もちろん武器なんて持っていないため、私は逃げるしかない。

だが、逃げた先は防火シャッターにより行き止まりだった。

 

「ギギギ…」「ヴォォ…」

 

「そんな…!い、いやだ…!誰かっ助けて!」

 

もう絶望的かと思ったその時、

 

???「私をお探しで?」ズドンッ!

 

「ぐぎゃあ!」

 

???「生存者発見!」

 

私と同じ制服に肩にショットガン?を担いだ女の子が上から降ってきた。

 

 

???「もう大丈夫だよ!さあ、はやく!」

 

そう言って私へ手を差し出した。

 

「あ、あの…あなたは?」

 

由紀「私は丈槍由紀、元コマンドー隊員だ」

 

「はい?」

 

コマンドーがなんなのかは分からないけど私はその人の手を取り、走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「いた!りーさん、めぐねえこっちだー!」

 

しばらく走ると下の階段から上の方へ上がって来る人と出会った。

ツインテールでこれまた私と同じ制服を着ている女の子で、右手には大きなシャベルを携えている。

 

由紀「あ、胡桃ちゃん!コノヤ(ピー)ー生きてたのか!」

 

どうやら名前は胡桃というらしい。

 

 

胡桃「ひどっ!?…で、そっちはお前の言ってた生存者か?」

 

由紀「うんそうだよ」

 

胡桃「そうか。おっと挨拶がまだだったな、アタシは巡ヶ丘学院高校3年の恵飛須沢胡桃だ。ちなみにソイツも3年な。そうは見えないかもしれないけどな」

 

由紀「な!?『そうは見えない』は余計なことだよ!今度余計なこと言うと、口を縫い合わすよ!」

 

なんと私の隣にいる人は先輩だったらしい。そしてとても物騒なことを言っている。

 

「私も巡々丘学院の2年で直樹美紀といいます」

 

胡桃「おう、よろしくな。それで、まだ誰か残ってるか?」

 

「…死体だけです」

 

私はそう答えた。前は結構な人数が上で暮らしていたが、色々とあって私と圭だけになり、そして最後には私だけになってしまった。

 

胡桃「そうか…。大変だったな。」

 

???「あら、由紀ちゃん仕事が早いわ。もう生存者を見つけてきたのね。はじめまして、私は若狭悠里よ。あなたと同じ高校の3年生よ」

 

胡桃先輩の後ろからまた新しい人が2人現れた。1人はまた巡々丘の生徒で、もう1人は若い女性のようだ。

 

由紀「めぐねえにりーさん!金はガッポリせしめれた?」

 

めぐねえ「もう、丈槍さん?泥棒は犯罪よ?あ、ごめんなさいね。私は佐倉慈、巡々丘高校の国語教師をやってるわ。といっても主に3年の方を担当しているから知らないかしら?」

 

うーん…正直なところ、全く顔に見覚えが無かった。

 

「…すいません…」

 

由紀「めぐねえ、影薄いもんね」

胡桃「まぁめぐねえだしな」

悠里「フフ、そうね…」

 

めぐねえ「みんな揃って!?」

 

どうやら『めぐねえ』という愛称で呼ばれてるらしい。私もそう呼んだ方がいいのだろうか。

 

胡桃「話すのはいいけどさ、続きは戻ってからにしようぜ」

 

悠里「そうね、そうしましょう」

 

「戻るって一体どこへですか?」

 

由紀「学校だよ!」

 

。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:

 

~車の中~

 

悠里「帰りは私が運転するわ。2人とも疲れてるでしょう?」

 

由紀「よぉし、いっちょ派手に行こう!」

 

めぐねえ「や、やめてぇ…!」

 

胡桃「由紀がナビ係で助席ってことはアタシは後ろか…。3人も乗れるかな|´-`)チラッ」

 

めぐねえ「せ、先生はそんなに大きくないわ!? …タブン…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

美紀「あの学校にそんな充実した設備があったんですね」

 

悠里「ええ、ソーラーパネルもあるお陰でシャワーも使えるわ」

 

美紀「シャワーですか!?」

 

めぐねえ「そうよ。もう何日も浴びてないでしょう?帰ったら浴びてきなさいね?」

 

美紀「いいんです!?貴重なお湯を…」

 

悠里「大丈夫よ。最近の天気のいい日が続いたから電気が結構余ってるの」

 

美紀「ありがとうございます…!」

 

胡桃「あとは入部届を出さないとな」

 

美紀「入部…ですか?」

 

由紀「私達はある部活動をやってるんだよ!その名も…」

 

胡桃、由紀、悠里「「「学園生活組合!」」」

 

美紀「へ、へぇ…(あれ、『部』はどこに行ったんだろう)」

 

由紀「みーくん!私達と一緒に新しい世界を創ろう。毎日が楽しいよ?」

 

美紀「怪しい宗教みたいな勧誘はやめてください。それとみーくんってなんですか…」

 

由紀「『美紀』だからみーくんだよ!」

 

めぐねえ「そうよ丈槍さん?人の呼び方は勝手に決めたらダメよ?だから先生のことも『佐倉先生』って…」

 

胡桃「いや、めぐねえはめぐねえだな」

由紀「だね!」

悠里「そうね」

 

めぐねえ「し、ショボーン…(´・ω・`)」

 

美紀(大丈夫かな、この人達…)

 

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──────────

 

 

由紀「みーくん?」

 

美紀「はっ!?大佐、いたんですか…ビックリしました」

 

由紀「ふっふっふ。忍び寄る時はいつも、静かに素早く、が基本だよ」

 

美紀「大佐は一体何を目指してるんですか…」

 

由紀「それで何してたの?」

 

美紀「いえ、ちょっと前のことを思い出してただけです」

 

由紀「アフガニスタンの?」

 

美紀「そんなところ行ったことないです」

 

由紀「暇なら太郎丸探すの手伝ってよ。またどっか行っちゃったんだよね。腰にロープでも繋いでおいたほうが良かったかな?」

 

美紀「そんなことしたら太郎丸が可哀想です。…分かりましたよ、私も太郎丸探すの手伝いますよ」

 

由紀「ありがとう、みーくん!」

 

美紀(ハァ…。大佐は全くしょうがない人ですね。でもこの人のお陰で私は生きている。もしあのとき大佐が来てくれなかったらと考えるとゾッとします…

圭、私は間違っていたみたいです。ただ生きてるだけではこの人たちには出会えませんでした。

あなたも生きているならどうか────




研究所で寝ることに慣れた自分がいる。
あらやだ怖い(白目)

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