男をナメるなよ?Re   作:ガイジ・ジーガ

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大変遅くなりました
あと雑です


ふぅむ、サブタイトルはなくてもいいんじゃね?

気絶してしまった凰さん。一向に目を覚ましません。さて…

 

「のほほんさん、どうすりゃいいですかねぇ?」

「起きるまで待つしかないよ」

「デスヨネー」

「それとたっきー、ミイラ男になってるけど大丈夫?」

「あったかい。腹減った。そんだけだから大丈夫」

「大丈夫なら良かったよ~」

 

本当に良かったよ。五体満足なのがビックリでごわす。しかぁし!私はこんな姿になっても漫画や小説をやめるつもりは毛頭ない!ふはははは!懲りないのは私だからだからしゃーない!

 

いつか、画面の向こうの読者にも公開してやるからな!……多分。メイビー。

 

「はっ!?ミイラ!?ミイラ男が!?」

「フンガー!」

「ひぎゃああああああああああああ!?」

 

パタッ…

 

「折角起きたのに気絶させてどうするのー?」

「やりたくなった。後悔はしている。それにしても、このままではベッドが使えないな。良し、イッチーに届けよう」

 

有言実行!私は凰さんを脇に抱え、イッチーの部屋へと来た。ドアをノックすると、大和撫子が出て来た。

 

「誰だ?……ッッ!?」

「箒どうした?……ッッ!?」

 

私を見るなり硬直する二人。顔も青くなっている。ん?ミイラ男がそんなに怖いのかね?まぁいい。

 

私はイッチーに凰さんを渡し、そのまま自室へと戻った。あー、腹減ったが仕方ない。明日の朝たぁっぷりと食べよう。

 

 

 

***

 

 

 

「復活!」

 

ミイラ男からノーマル男にジョブチェンジした私は、意気揚々と扉を開けた。ちなみにのほほんさんを肩車してます。これぞたっきータクシーなりぃ!

 

「れっつごーたっきー!」

「あらほらさっさー!ヒャァッホウ!」

 

猛ダッシュする私。にしても、のほほんさんの足って柔らけぇなぁー。ぐえへへへ!…ん?あれはイッチーと大和撫子とセッシーじゃないか。これは丁度いい。

 

「死ねぇあイッチー!!!」

 

ドギャンッ!

 

「ぶばぁ!?」

「一夏ぁぁぁぁぁぁ!?」

「一夏さぁぁぁぁん!?」

 

轢き逃げ後免!そして…!

 

「無様だなぁイッチー!ふぅははははははははは!!!」

「相変わらずたっきーはおりむーに突貫するね~」

「私の人生狂わしやがったからな。当然の報いだぁ」

 

食堂に到着した私はのほほんさんを下ろし、蕎麦を注文して受け取った。そして空いている席を探していると、何やら凄まじく機嫌が悪い凰さんを発見。すっげぇなアレ。凰さんの周りが歪んで見える。不機嫌オーラ全開すぎる。お陰で誰も近寄ろうとしない。うん、私もしない。触らぬ中華娘に祟り無し。自然と後退ってしまった私は悪くない。

 

えーっと別のとこ別のとこ……。あったあった。あそこの眼鏡をかけた青い髪の子の所に座らしてもらおう。

 

「相席、よろしいか?」

 

私が話かけると、女の子はビクッと肩を跳ねた。んん?今回は怖がらせるようなこと一切やってねぇぞ。

 

「…相席、よろしいか?」

「ど、どうぞ」

 

答えが返ってこなかったので、同じ質問をした。OK貰ったので、彼女の前へと座った。ささ、いただこうか。

 

「ずるずる……」

「…………」

「ずずずず……ちゅるん」

「…………」

「ずずずずずブバッ!?」

「!?」(ビクッ)

「ごほっ、げぇっほ、うぇぇ!……ずずずず」

「…………」

「ずずずず…メメタァ」

「!?」

「ガブシガブシ!バキッ!ゴキャア!メキィッ!ムシャア!」

「お願い、ちょっと待って。どうして蕎麦からそんな音がするの?」

「…………。ズゴゴゴズルズルズババババババ。……分からない」

「分からないの!?」

「いや、私も普通に食べているはずなんだがなぁ」

 

蕎麦だけどうしてもこんな音が出る。凄かった時は宇宙世紀の戦争のような音がしなからな。

 

「私も原因を探っているもんなんじゃが、いかんせん原因不明でのう」

「…………」

 

そんな目で見るなよう。私だって好きでこんな音出してるんじゃないんだからよ。

 

「ところで、君のお名前は?私は武田正樹だ」

「…更識簪」

「ふむふむ、更識簪か。……ん?確かたっきー夢物語の依頼人にそんな名字の人がいたな。えーっと、そんで確か…簪というお方とのカップリングで……」

「ちょっと待ってどういうこと!?」

「確か更識楯無だったかな?その人が妹の…確か貴殿と同じ名前で同じ容姿の子で……貴様かぁ!?」

「それよりもカップリングってどういうこと!?」

「あー、それはですねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お姉ちゃん変態だあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

 

 

 

***

 

 

 

「大丈夫かね?」

「う、うん…落ち着いた」

 

いやはや、まさかあの人の妹とはの。言われてみれば似ているな。

 

「でも…まさかお姉ちゃんにそんな趣味が……ど、ドン引きだよ」

「まぁ、書いてんのは私ですがぁねぇ」

「…………」

 

更識楯無と更識簪…この姉妹にはわだかまりがある。それはまぁ仕方ないのだろう。篠ノ之姉妹だってわだかまりがあるから。というか、ここの姉妹ってわだかまり多くね?どゆこと?何?もしかして大抵の皆様って重たい過去とか背負ってんの?私だけ呑気な暮らしだったの?何それ?何か仲間外れにされちまった気分。良し、私も重たい過去背負ってやる。というか、簪はんはさっきから何ブツブツ言ってるんだ?

 

「私が思ってる程お姉ちゃんは完璧じゃない?そもそもこれは酷い。もしかしてあの時の言葉はただたんに過保護故の発言?でもお姉ちゃんは一人でISを……」

 

良し、そっとしておこう。




簪のキャラが分からないのぉぉぉぉぉぉ!!!

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