戦闘がありながらも無事に撤退出来、第一次ソロモン海戦が終わってから1日経った。三川少将は舞風艦長(司令)と何かを話してから
それから3日経った、護衛艦「あおば」内にある第10艦娘寝室では菊月が寝ていた。人間の身体にまだ慣れなかった為、風邪を引いたようだ。
「菊月、大丈夫?これ食べられる?」
青葉(明人)は菊月の枕元に行って聞いてみた。
「大丈夫かは分からない。人間の身体になるまで私は艦だった。だから病気なんてならなかったからな。まあ、お粥は食べるがな。」
言い終わると菊月はケホケホと咳をした。
「じゃあ、今からお粥と薬持ってくるから、それまで寝てて。」
「了解。」
菊月はそう言うと顎に下げていたマスクを口元まで上げ、ベッドに潜り込んだ。
ー太平洋艦隊司令部ー
「只今から日本海軍の新鋭艦の対策を練る。現在ある情報は?」
会議室で一番偉そうな将校が周りにいる将校に聞いた。
「はっ。先日発見された日本海軍の新鋭艦は1発で重巡クラス1隻を沈める砲弾を所持していると思われます。その砲弾は1発ずつ命中して重巡ビンセンズ、並びに駆逐艦ラルフ・タルボットが沈没、重巡クインシー、キャンベラが大破するほどの威力があります。しかし、それにもかかわらず、「本艦隊は現在撤退中である。先程、駆逐艦ラルフ・タルボット、重巡キャンベラ、クインシー、ビンセンズに発射したミサイル、この時代の技術を超越した武器で攻撃した。貴艦隊が撤退作業を妨害するならば、全ての軍艦にその絶対に外さないミサイル、〝サジタリウスの矢〟が降り注ぐ。」と言う警告文を打ってきました。脅すためだと考えながらも米海軍の艦隊はそれに従い、作戦海域から離脱しました。しかし、離脱した米艦隊は1発も攻撃されませんでした。」
「何故その艦は絶対的優位に立っている筈なのに何故攻撃し、全て沈めなかったのか・・・。」
一番偉そうな将校は謎の日本海軍の行動に頭を抱えた。
「菊月ー、入るよー。」
「ああ。」
「はい、これ。卵粥。」
青葉(明人)は第10艦娘寝室で科員食堂から持ってきたお粥を菊月に渡した。
「ありがとう・・・。」
菊月はそう言いながらマスクを顎まで下げて器についていたスプーンで卵粥を食べ始めた。
「どう?」
「美味しいな・・・。」
「そりゃそうさ。炊事長が作ったんだから。」
「そうなのか・・・。炊事長の名は何だ。」
「
「そうか・・・。ご馳走さま。」
「じゃあ寝ててねー。哨戒担当が終わったらまた来るから。」
青葉(明人)は殻になった容器とスプーンを持って第10艦娘寝室を出た。それを見ていた菊月は顎まで下げていたマスクを口元まで上げた、ベッドに潜り、約10分くらい経った時、
『潜水艦を発見!!!米海軍のSS-14だと思われます!!!対潜戦闘よーい!!!』カーンカーンカーン
放送が聞こえ、武鐘が艦内に鳴り響いた。
しつこい様に何度も言いますが、アンケートを実施しています。これから出てきてほしい艦娘は居ますか?既に太平洋戦争のミッドウェー海戦前やミッドウェー海戦で沈んでいる艦でも大丈夫です。無理やり艦娘にします。戦況が変わって欲しい海戦はありますか?活動報告にアンケート用のページを作るので、そちらにお願いします。あと、募集する海戦の期間はミッドウェー海戦後から昭和18年4月28日までの海戦です。全てのソロモン海戦とサボ島沖海戦は除きます。
アンケートの締切は