なんか眠いので寝ていいですか?(お前は加古か)
青葉(明人)が改札を通ると、そこには白い軍服を着た身長175cm位の男性と身長156cm位の女の子が立っていた。
「初めまして。俺は六田 隆 (むだ たかし)だ。」
「秘書艦の電です。」
「初めまして。名前は知っていると思います。青葉です。」
軽い挨拶をすると、青葉(明人)達は大甕鎮守府に向かって歩き始めた。
駅前の片側1車線の比較的広い道を歩いて行く。国道と繋がっているので、交通量がかなり有る。しばらく歩くと突き当たりに交差点があり、交差点の先には大きな門があった。そこには
『大甕鎮守府』
と、書いてあった。
門の前には警察官らしき制服を着た憲兵が立っていた。
「ご苦労様です」
「ご苦労様なのです」
「六田少将、電さん、お疲れ様です!」
憲兵は六田と電に海軍式の敬礼をしていた。
「青葉さんですよね。」
青葉(明人)1人の憲兵に声を掛けられた。
「はい。」
「身分証明書を見せてください。」
青葉(明人)は憲兵に身分証明書を見せた。
「有難うございます。」
そして、いろんな建物を通り過ぎ、そして、近代的で正面玄関がガラス張り建物に付いた。
「ここに司令室があるのです。」
中に入ると、
普通の会館みたいな内装だった。
『司令室』と書かれたプレートが付いている部屋に入った。
「ここが司令室なのです」
「改めまして、青葉型重巡洋艦、青葉です!よろしくおねがいします!」
「「ようこそ!大甕鎮守府へ!」」
「電、青葉に鎮守府内を案内してくれ。」
「それ毎回私の仕事だよね。知ってるから言わないでくれる(低声)?それでは、鎮守府内を案内するのです。付いて来るのです」
(コイツぷらずまダァ!)
「あ?」
「何でも無いです!(エスパー!?)」
青葉(明人)はぷらゲフンゲフン電と共に司令室から出ていった。
「ここは工廠なのです!艤装と装備の開発をするのです。出撃はここからするのです。」
「質問です。作った艤装はどこで保管するんですか?」
「タメでいいのです。艤装は工廠で保管するのです。」
話をしているとピンクの髪の女性が話しかけてきた。
「こんにちは!君が2人目の青葉さんですか?」
「そうですけど?貴女は?」
「私は明石です!貴女の艤装が今日届いたのですが、ちょっと変なんです。」
「どんな風に?」
「武器が・・・」
「武器が?」
「ミサイル護衛艦の『こんごう型』と同じなんです。」
「え?という事は紙装甲?」
「いや、装甲は軽巡くらいあるんですよね。」
「それって、加速度が遅くなりませんか?」
「いや、タービンが普通のこんごう型よりも多く積んであるので、大丈夫です。」
「へー。これで普通の青葉と区別する訳ですね。」
「青葉さん、話は後でいいですから早くして欲しいのです。」
電が青葉(明人)に言っても、青葉(明人)は全く気がつかなかった
「ま、多分そーゆー事ですね。初めて男性から艦娘の適性反応が見つかったのでかなり予算を掛けたのでしょう。」
「でも、これでは護衛艦になっちゃいますよね?」
「まあ、そこはAobaさんの事情ってことで。」
「Aobaさんって誰ですか?」
「それよりも早く行ったほうがいいですよ。」
「?」
「電さんが・・・」
青葉(明人)が電の方を見ると電は笑顔でこっちを見ているが、電から禍々しいオーラが出ていたことが分かった
「分かりました。それでは、また後で。」
「はーい。さよならー。」
青葉(明人)は足早と電の元に行っバギバギバキ
「お そ い(低声)」
「痛い痛いゴメンナサイ!だから、アイアンクロー止めてください!」
「分かった。以後気をつけろ。(低声)それでは、次の所に行くのです!」
「ここがドック、つまり入渠するところですね。まあ、入渠しなければここはただのお風呂ですね。」
「そうなんだ」
「貴女も一緒に入ることになるので、嫌らしいことしたらどうなるか分かってるよな?(どんどん低声に)」
「はい。分かっております。」
「宜しい。ま、嫌らしい事をやられたらやり返す位なら許可しますよ。やりそうな青葉型重巡と最上型重巡と高雄型重巡と練習艦が1人ずついるので。で、ここが寮なのです。」
「(電のキャラめちゃくちゃじゃないか。それにやられたらやり返すって電はやられた事があるのか?それにほとんど重巡じゃないか。ここの重巡はどれだけ変態がいるんだ!?)ここが?只のマンションにしか見えないけど・・・。」
「これでも寮なのです。基本的に二人部屋なのです。一階に食堂と浴場、酒保という売店があるのです。」
「へー。部屋はどこ?」
「2階で右から2番目で202号室なの、です。」
「同室の子は誰?」
電はしばらく黙っていた
「?電?どうしたの?」
「えっと・・・・・・。同室の子なのですけど・・・」
「?」
「司令官の悪ふざけで決まったのですけど・・・。後悔はしませんか?」
「後悔するも何も、同室になるんだからどっちも変わんないでしょ」
「そうですか。じゃあ、言いますね。同室の子は・・・・・・・・・
青葉なのです」
「Aobaさん、ここの提督ちょっと悪ふざけし過ぎじゃないですか?」
「明石さん、そうすれば面白くなるじゃないですか!」
「面白さだけで決めていいのか?」
「いーんだよ!」
「「グリーンダヨ!」」
「って何させるんですか?」
「そう言ってノリノリだったじゃないですか。」
「(∩ ゚д゚)アーアーキコエナーイ」
「給料減らしますよ?」
「それだけは止めて」
「じゃあ、なにか一発芸やってください。」
「✌(՞ਊ՞✌三✌՞ਊ՞)✌ブ・ル・ベ・リ・アイ!!✌(՞ਊ՞✌三✌՞ਊ՞)✌」
パシャッ
「今度の記事に使いますね。」
「∑(´д`;) ヤメテー!!」