寝ます。
海鳥とSH‐60Kは縦に並んで飛行している。
「フォーチュン・インスペクター、シーフォール。只今、本機後方に
『シーフォール。着艦を許可する。シーフォール格納後、
「「了解!!!」」
2人の声が無線から聞こえる。
「みらい」のヘリ甲板の誘導灯が点灯し、海鳥はゆっくりと降下していった。
『シーフォール、格納完了。
無線が聞こえた後、「みらい」のヘリ甲板の誘導灯が点灯した。
「ホバリングに移行します。」
そして
すると「みらい」艦内から作業服を着た老けた男性とがっちりとした男性が現れた。
「私はゆきなみ型イージス護衛艦3番鑑、「みらい」艦長の梅津 三郎1等海佐です。」
「同じく「みらい」副長兼船務長の角松 洋介2等海佐です。」
「私はあたご型イージス護衛艦4番鑑、「あおば」艦長、舞風 一郎1等海佐です。」
「同じく「あおば」副長兼船務長の中島 大弛2等海佐です。」
「たかなみ型汎用護衛艦3番鑑、「さざなみ」艦長の町島 邦一2等海佐です。」
「私は海上自衛隊大甕鎮守府所属高畑 明人3等海佐です。」
青葉(明人)が言い終わると全員で敬礼した。
「舞風艦長、そういえば約束では、あと、砲雷長、航海長を連れてくるはずだったのですが・・・、後、何故パイロットが降りてこないのですか?それに貴女、物凄く若いですよね。何故ですか?」
舞風艦長達は少し黙っていた。
「角松2佐、これから起こる事は現実です。覚悟はいいですか?」
「何が起こるかわかりませんが、大丈夫です。」
「そうですか・・・。降りてきて。」
舞風艦長が
「あ、あああああ・・・、お前は菊池!?それに尾栗も、佐竹1尉も柳1曹もいる・・・。一体どうなっているんだ!?」
「それを今からお話します。角松2佐、士官食堂に私達を案内してください。」
「わ、分かりました。「みらい」の砲雷長、航海長等も集めておきます。着いてきてください。」
そして角松2佐についていき、「みらい」艦内に入っていった。