ジパングBGM、戦闘「みらい」を流しながら2-5海域行ったら曲の終盤で全艦大破しました。
※秋月を忘れていたので訂正しました。
「護衛艦「あおば」から入電です!!!」
「読み上げろ。」
「本艦の電探に戦艦水鬼1隻、戦艦レ級2隻、戦艦ル級8隻、空母ヲ級2隻、重巡リ級が9隻、軽巡、駆逐は合わせて40隻以上を探知。真っ直ぐ横須賀鎮守府に向かっている模様。深海棲艦の射程圏内まであと、10時間。とのことです。」
「クソッ!!!何故最後の海域の作戦会議中にそこから湧いてくるんだよ!!!」
松本中佐は司令室の机を叩いた。
「艦長、「あおば」はあと1時間で横須賀鎮守府に到着します。横須賀鎮守府に到着後、燃料の給油、弾薬の補充を行います。」
「そう・・・・・・。」
舞風艦長は艦橋の艦長席に座っていた。
「全弾発射準備。ハープーン射程圏内に入ったら発射する。ハープーンの目標は軽巡洋艦と駆逐艦、トマホークは重巡洋艦に。スタンダードはヲ級の艦載機が発艦されたら発射する。尚、ハープーン射程圏内に入っても、松本中佐の許可なしでは発射しない。」
舞風艦長は呟いた。
そして、1時間後、護衛艦「あおば」は横須賀鎮守府に入港した。
「松本中佐、本艦に攻撃命令をお願いします。」
横須賀鎮守府司令室の椅子には松本中佐と舞風艦長が座っていた。
「舞風大・・・、1佐、何故私に尋ねるのですか?貴女の方が階級が高いのに・・・。」
「いやぁ、艦娘を出撃させるのは貴方方なので、それに作戦があるので・・・。」
「ご気遣いなさらずに攻撃すれば良かったのに・・・。
で、作戦って何ですか?」
「明人3佐、説明を。」
「はっ。」
青葉(明人)は椅子から立つと海図をホワイトボードに貼った。
「現在、確認が取れている戦艦水鬼1隻、戦艦レ級2隻、戦艦ル級8隻、空母ヲ級2隻、重巡リ級が9隻、軽巡、駆逐の合わせて40隻以上からなる深海棲艦の大艦隊はこのまま横須賀鎮守府に向かってくると予想されます。進路、速力がそのままの場合、最低でも8時間後には戦艦レ級の射程圏内になります。今回、我々が発案した作戦は、敵大艦隊が4時間後、15時20に90マイル地点に到着した時に「あおば」と護衛艦装備の艦娘から軽巡と駆逐艦に向かって一斉にハープーンを発射させます。人間サイズなので、ハープーン1発でも轟沈になります。次に、ハープーンで軽巡と駆逐艦を轟沈させた後、トマホークで相手の旗艦である戦艦水鬼にトマホークを1発試しに撃ちます。被害状況を確認後、更にトマホークを戦艦水鬼に撃ち込みます。戦艦水鬼轟沈後、多分指揮系統が混乱するので、その隙に「あおば」と護衛艦装備の艦娘からトマホークを一斉に発射させます。で、全艦轟沈確認後、
「なるほど。わかった(本当は解ってない)。非常事態があったら全艦隊を出撃できるように待機させます。」
「わかりました。今すぐ作戦の準備を行います。ご協力感謝します。」
舞風艦長は松本中佐と握手をすると、護衛艦「あおば」に走っていった。
4時間後、誰かがこの作戦をバラしたのか(大体青葉が主犯)横須賀鎮守府埠頭には沢山の艦娘達が集まっていた。集まった理由は噂で聞いた護衛艦「あおば」と特別第1艦隊の兵装を見る為や、待機状態なので外出が出来なく、部屋にいても退屈だった為だ。
横須賀鎮守府の港の泊地部分には護衛艦「あおば」と青葉(明人)、吹雪、曙、天津風(六田)、秋月がいた。
(以下台本形式)
ー護衛艦「あおば」CICー
ピッとデジタル時計が15時20分を表示した。
菊池(砲雷長)「
舞風艦長「砲撃、始め!!!」
菊池「撃ちー方始めー!」
その瞬間、「あおば」と青葉(明人)、吹雪、曙、天津風(六田)、秋月の艤装からハープーンが発射された。
舞風艦長「どうか、成功してくれ・・・。」
舞風艦長は誰にも聞こえないように呟いた。
菊池3佐が久しぶりに出ました。