【完結】ワレアオバ!?   作:しがみの

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どうもー!恐縮です!Aobaですぅ!


卯月欲しいです。


第55話 艦娘に対する町田少佐の内心

青葉(明人)達は本館の玄関の前の植え込みに隠れていた。

 

「本館玄関前の兵士は計4人・・・。倒しても残りの兵士は18人・・・。」

 

青葉(明人)は呟いた。

 

「どうします?突入しますか?」

 

「まだいいでしょう・・・。安藤小隊長、ここ以外に出入口はありますか?」

 

「ありますけど、そちらは出入口が狭い上に守りの兵士は6人だと思いました。」

 

「・・・、正面突破にしましょう。その前に、吹雪、SH-60Kを偵察に出してくれ。」

 

「分かりました。」

 

吹雪の艤装のヘリ格納庫のシャッターが開くとミニサイズのSH-60Kが飛んでいった。

 

 

 

 

本館屋上には町田少佐と何かあった時の為の護衛の兵士、5人と共にいた。

 

「何だ?まだ安藤小隊長や河和伍長からの通信は無いのか!!!」

 

「はい。未だありません。」

 

「クソッ、役立たずめ・・・。艤装の無い艦娘を捕まえることも出来ないのか!!!この事が大本営に知られてはいけないんだ!!!」

 

町田少佐は怒りと恐怖が募ってきた。

 

 

 

 

「屋上には町田少佐と兵士5人がいます。」

 

「そうなると本館内の兵士は7人か・・・。こちら側は9人・・・。」

 

青葉(明人)は吹雪の報告を聞いてから呟いた。

 

「青葉さん、突入しましょう。」

 

「ねえ、何で漣も参加してる事になってるの?」

 

「大丈夫。漣の12.7cm連装砲の弾はゴム弾になってるから。」

 

「話噛み合ってない!!!」

 

「よし、突入!!!」

 

「無視!?もういいや、突入!!!」

 

青葉(明人)達護衛艦娘5人と漣、3人の兵士達が本館に突入した。

 

「な、捕まえたんじゃないのkグワァ!!!」

「安藤小隊長、裏切ったnギャアアアアアアア!!!」

 

本館玄関の兵士達はCIWS等のゴム弾で一瞬で無力化された。

 

「よし!玄関前の兵士拘束!!!展開的に早いけど大丈夫!!!」

 

「今のメタ発言何!!!」

 

「直ぐに屋上に行くぞ!!!」

 

「また無視!?」

 

青葉(明人)達は本館内に突入するとCIWSや12.7cm連装砲等で兵士達を倒しながら進んでいった。

 

 

 

本館屋上にいる町田少佐の元に1人の兵士が走ってきた。

 

「町田少佐!!!奴ら、あの対象の艦娘達が安藤小隊長と共に本館に突入しました!!!」

 

「何!?安藤小隊長が裏切ったのか!?」

 

「町田少佐、ここは危険です。早く逃げてください!!!」

 

コンクリート造りの本館の屋上にはヘリコプターが降りてきた。

 

「町田少佐、早く!!!」

 

「分かった。今すぐn」ダダダダダダダ!!!ドォォォォン!!!

 

町田少佐がヘリコプターに乗ろうとした時、機銃の音と共にヘリコプターが爆発した。

 

「な、何だ!?」

 

バァン!!!と階段と外を繋いでいるドアが開いた。

 

「そこまでだ。町田少佐。」

 

町田少佐がドアを見ると艦娘達はCIWSを構えて?いて、兵士達は銃を構えていた。

 

「艦娘が・・・、鋼材から出来た化物が!!!」

 

「町田少佐。その言葉を撤回しろ。」

 

天津風(六田)が答えた瞬間町田少佐が言い返した。

 

「何だ?艦娘、兵器の分際で上官に口答えする気か!」

 

「町田少佐、私達も、この世界にいる艦娘も病気になりますよ。人間と同じ病気に。成長もする。妊娠もできる。怪我もする。血も出る。・・・・・・、そして、人間と同じ寿命がある。心もあり、悲しんだり怒ったり、笑ったりする感情がある。この要素で、どうやって鋼材から出来た化物や兵器と認識するんですか?人間と変わらないじゃないですか!!!」

 

「知ってるか?上官に逆らu「町田少佐。」!?誰だ!!!」

 

町田少佐が後ろを見ると、屋上にSH-60Kがホバリングしていて、SH-60Kの中から松本元帥が降りてきた。

 

「ま、松本元帥・・・、何故ここに・・・。」

 

「青葉、いや、片桐くんに盗聴機を司令室につけてもらったんだよ。あと、君、「上官に口答えする気か!?」とか言っていたが、そこにいる天津風の階級は少将。君の方が上官に口答えしているではないか。」

 

「しかし、艦娘に階級なんt「だから人間だって言ってるだろう?それに規則では〝艦娘は誕生した日から人間と同様に扱う。〟というのがあったろう?まあ、彼女らは正真正銘の人間だけどな。」そ、それは・・・。」

 

「町田少佐。出頭命令が出ている。そこにいる3人の兵士を除いた27人の兵士を連れていく。」

 

「松本元帥、どうやってですか?SH-60Kの収容人数は12人ですよ?」

 

青葉(明人)が聞いた。

 

「明人少・・・、3佐。もうそろそろ「あおば」が戻ってくる。それに乗せる。なお、演習は中止だ。日が昇ったら皆に挨拶をする。それから出発する。」

 

「分かりましt「明人さん、漣も連れてって!!!」え?松本元帥、大丈夫ですか?」

 

「大丈夫だ。問題ない。」

 

松本元帥はファイルから転属届けを出した。書類の移動艦娘名にはしっかりと〝呉鎮守府所属駆逐艦漣〟と書いてあった。

 

「なんで持っているんですか!?しかも、何でもう漣の名前が書いてあるんですか!?」

 

「念のためにね。」

 

「念の為って・・・。」

 

「町田少佐。まだこの鎮守府の提督はお前だ。この書類に判子を押せ。」

「え?」

「いいから。」

「あっはい。分かりました。」

 

町田少佐は屋上で書類に判子を押した。

 

「よし、これで漣は特別第4艦隊所属になった。君達と一緒に行動を共にしてもらう。大丈夫か?明人3佐」。

 

「え?私は大丈夫ですけど・・・。皆はどうo「「「いーよ!!!」」」はっや!!!即答かよ!!!」

 

「皆さん、よろしくお願いします!!!」

 

こうして呉鎮守府所属駆逐艦漣は青葉(明人)達と一緒に行動する仲間になった。




柳1曹「Aobaさん・・・、あの・・・、俺の出番は・・・。」

Aoba「はい。出す出す詐欺ですね。すみません。」

青葉(明人)「あんた柳1曹出すって言って何話目?」

Aoba「今回で5話目ですぅ!」

青葉(明人)「CIWS、AAWオート。」

Aoba「え?ちょっとやめてくだsギャアアアアアアア」

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