今回は急展開?です。
「実は・・・・・・、私達は・・・・・・、
違う世界の未来から来たの・・・・・・。」
「違う・・・、世界?」
「そう。」
「そんな嘘・・・。」
漣は若干困惑していた。
「漣、WALKMANって知ってる?」
「え?う、うん。この前外出した時に電器店で売ってたから買ったけど・・・。」
「今持ってる?」
「え?うん。」
漣はポケットからカセットテープ式の初代WALKMANを出した。
「これがどうかしたの?」
「このWALKMANは私が未来から来た証拠になる。」
青葉(明人)は自分のポケットからタッチパネル式の薄型WALKMANを出した。
「これは?」
「未来のWALKMAN。」
青葉(明人)が漣に起動画面に表示される「WALKMAN」の文字を見せた。
「未来から来たって本当なんだ・・・。」
漣はWALKMANを見ていた。
「で、ずっと気になってたんだけど・・・。」
「?」
「明人さんの右腕に着いてる白い物は何なの?」
漣は青葉(明人)の右腕に着いてるCIWSを見ていた。
「CIWS?」
「しうすって何?」
「CIWSは艦船を目標とするミサイルや航空機を至近距離で迎撃する艦載兵器の総称であって、個艦防御システムの1つなんだ。日本語では「近接防御火器システム」などと訳されていて、アメリカおよびNATO諸国では「シー・アイ・ダブリュ・エス」とそのまま呼称しているんだ。CIWSでも種類があって、日本が採用しているのはファランクスなんだ。ファランクスはアメリカ合衆国のレイセオン・システムズ社製、艦艇用近接防御火器システムなんだ。」
「へ、へー。射程や発射速度は?」
「射程は1.49km、発射速度は選択できて毎分3000〜4500発だね。」
「凄い・・・。」
「まあ、今はゴム弾しか入ってないけどね。試しに撃ってみる?」
「え?ここで?」
「うん。」
「いゃあ、ダメじゃな「CIWS、AAWオート、撃ちー方始めー。」え?ちょっと!!!」
青葉(明人)はCIWSを暗闇を廊下に向けて撃った。
「グワァ!!!」
「グエッ!!!」
暗闇の廊下から男性の声が聞こえてきた。
「!?」
「やっぱりか・・・。」
青葉(明人)は声のした方に歩いて行った。廊下には兵士が5人倒れていた。
「私達を捕まえようとしていたみたいだ・・・。あっ、吹雪達が心配だ!!!」
青葉(明人)が思い出した様に言い、階段に向かうと、吹雪達が3人の兵士達と一緒にいた。そして、1人の兵士が話しかけてきた。
「青葉さん、ご無事でしたか。」
「貴方は?」
「申し遅れました。私は第1小隊、小隊長の安藤です。青葉さん、町田少佐を捕まえに行きましょう。」
「分かりました。」
青葉(明人)達は倒れていた兵士を縄で括り付けてから艦娘寮の玄関に走っていった。
「町田少佐側の兵士は私達を入れて計30人です。私達と青葉(明人)さんが捕まえた5人を除いて残りは22人です。寮玄関にはだいたい12人います。」
「分かりました!!!」
玄関に着くとCIWSを乱射(?)した。
「な、何だ!?」
「失敗か!?」
「に、逃げろー!!!」
兵士が叫んでいるが、青葉(明人)はCIWSを撃ちまくり、12人の兵士を気絶させ、ロープで柱に縛り付けておいた。
「よし、安藤小隊長、町田少佐はどこにいる?」
「本館の屋上です!!!」
「分かりました。皆、艤装を背負った?」
青葉(明人)が言うと皆は頷いた。
「それじゃー、行こう!!!」
青葉(明人)達は本館に向けて走り出した。
0時0分に投稿は流石に眠い・・・。