更新は1、2週ぶりですね。
「とにかく、急いで軍令部に戻らなくてはならない。」
車に乗っていた1人の将校がもう1人の将校に言った。
「しかし、私はまだ信じられません。未来から来た使者だと・・・。」
もう1人の将校は少しうつむきながら言った。
「信じられる方が異常だよ。」
その話を運転手の将校がよそ見をしながら聞いていた。運転手が前を見た。
「うわぁぁあ!」
運転手の将校が前を向くと、道路に1人の少年が立っていた。ブレーキを直ぐに踏んだが間に合わず、轢いてしまった。
その頃、護衛艦「あおば」、「みらい」、「さざなみ」、「あけぼの」、「おぼろ」、そして、「かが」の計6隻の護衛艦隊は横須賀港に向けて動き出していた。
「しかし、行動する選択肢が無くなるのによく帝国海軍に護衛艦隊を編入しようと考えましたね。」
「みらい」の艦橋にある司令用の席に座っていた舞風艦長(司令)に角松2佐は聞いた。
「編入する事で日本海軍から攻撃されない為、安全性は増す。それに、そうすれば横須賀に入港出来る。」
「ですが、自由に行動ができなくなるじゃないですか。」
角松2佐は少し不満そうに言った。
「だから、最後の選択肢だけは残したい。この護衛艦隊の全艦の主要箇所にプラスチック爆弾を仕掛けた。トランシーバーのボタン1つでこの護衛艦隊は跡形もなく消え去る。」
そう言いながら舞風艦長(司令)はトランシーバーを出した。
「いつの間にそんな事を!!!」
「副長がいない間に全員でだ。俺達が未来からきたという痕跡も消え去る訳だ。」
尾栗が角松に向かってドヤァと言った。
「この艦隊はこの横須賀に帰ってきた。艦は港に戻るものだ。」
舞風艦長(司令)はそう言いながら窓の外を見た。
「舞風司令、2日後の横須賀市内自由行動で行ないたい事があります。その為に皆さんの協力が必要なんです!!!」
「やはりな・・・。角松2佐なら言うと思ったよ・・・。」
それを聞いていた舞風艦長(司令)はそう言うと、直ぐに青葉(明人)、漣、曙、青葉、天津風(六田)、菊池(みらい)、菊池(あおば)、尾栗(みらい)、尾栗(あおば)を呼んだ。
横須賀港に入港した後、横須賀市内の自由行動をする事になっていた。
横須賀市内の自由行動では、皆帝国海軍の監視がありながらも、ほぼ自由に行動していた。
「何で私達だけ第2種軍装なんでしょうね。」
「さあ。」
舞風艦長(司令)と青葉(明人)は漣、曙、青葉、天津風(六田)、角松、菊池(みらい)、菊池(あおば)、尾栗(みらい)、尾栗(あおば)の計11人で一緒に横須賀市内を一緒に歩いていた。尚、ジパング組は草加を除き(草加は第2種軍装)全員、支給された服だ。
「んで、草加少佐。着いてきて良いんですか?満州行かなくて良いんですか?」
青葉(明人)はちょうど後ろを歩いていた草加に話しかけた。
「バナナ食べるか?マレー産は美味しいぞ。」
青葉(明人)に問いかけられた目の虹彩がない草加は懐からバナナを差し出した。
「ジパング計画はどうなったの?」
「バナナ食べるか?マレー産は美味しいぞ。」
青葉(明人)に問いかけられた草加は懐からバナナを差し(ry
「聞いてる?」
「バナナ食べるか?マレー産は美味しいぞ。」
青葉(明人)に問いかけられた草加は懐から(ry
「何故それしか言わない。」
「バナナ食べるか?マレー産は美味しいぞ。」
青葉(明人)に(ry
「それがな・・・、艦内でジパング計画を馬鹿にしていた人が居てな・・・、しかも、そいつ、ドSでな・・・、そいつにちょっとひどい事されたんだ。それは(自主規制)なんだ。」
その光景を見ていた角松がハァとため息をつきながら言っていた。
「へ、へー。」
「(自主規制)ってどう思うか?(自主規制)やられたんだぞ!!!」
「角松
「はっ。」
舞風艦長(司令)が角松に黙るように言った。
「お、代用食だってよ。」
尾栗(みらい)が食堂に立て掛けて合った看板を見ながら言った。
「米の代わりにオカラか。」
尾栗(みらい)の言ったことに尾栗(あおば)が反応した。
「昼飯にはちょっと早いが・・・」
「試しに食ってみるか。」
「おう。」
2人の尾栗がそう言っているのを聞きながら全員でみかさ食堂に入って行った。
その時、食堂に入っていったのを数人の監視役の海軍将校が見ていた。
挿絵のアンケート
描いて欲しい挿絵はありますか?あったら活動報告の方にお願いします。話の中のワンシーンでも大丈夫です。描く気力で描くかどうか決めます。期限?ありません。
ああ、潮描きたい・・・。