ポケットモンスターXY バロンの旅   作:バロン

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ポケットモンスターXY バロンの旅 八十九話

八十九話

 

私達は作戦会議を終え、現地に向かうと焼け野原になった場所になっていた・・・

そこにバロンとポケモン達がいた。

 

「みんな侵入者はどこ?」

「セレナ!?どうしてここに?」

 

バロンが凄く驚いている。

どうしてって言われても私も侵入者を迎撃しようと思ってきたんだけどな?

 

「侵入者を迎撃しようと思ってさ」

「ああ。そういう事か。それならもう侵入者はいないよ」

 

やっぱり。流石バロンね。あっという間に事件解決しちゃった。

 

「流石バロン!私の活躍無いね」

 

あれ?バロンやポケモン達が苦笑いしてるけど?何か可笑しかったかな?

 

「いや~ね・・・まあいいじゃないか。ささ!朝ご飯にしようぜ!」

「え?朝ご飯?」

 

気が付くとまだ9時だった・・・

 

「そうね。朝ご飯食べましょ!」

「うん!」

 

私達は皆で拠点に向かって行った。

 

拠点に着くと豪華なディナーが設けられていた。

 

『やっと来たか・・・遅いぜ』

『本当だぜ・・・』

 

ピカチュウにファイアローが食卓の前でそう言い、待っていた。

 

「これって全部2人で作ったの?」

『そうだぜ。凄いだろう?』

 

確かに凄い・・・

見た目の良い。ご飯の臭いも良い感じだが・・・

 

「食べてみないと分からないな。どれどれ?」

 

目の前にあったスープを少し飲む。

ズズズ・・・ゴクン。

 

少しとろみのあるスープには少しスパイシーで美味い・・・

 

真ん中にあるのは北京ダッグか!

少し切り分け口に運ぶ。

 

モグモグ・・・ゴクン。

 

噛んだ瞬間に肉汁が溢れ出す。濃い味付けのソースが肉と合う。美味い・・・

 

「美味い!めっちゃ美味いぞ!ピカチュウ、ファイアロー凄いじゃないか!」

『えへへ。今日はマスターが来たから腕を振るって~』

『いつもはここまで豪勢じゃないけどね』

 

いつもは?・・・って事は?

 

「いつもご飯を作って皆で食べてるの?」

『そうだよ。俺達は料理をする事が出来る様にある術を会得したんだ』

「術?」

 

そう言うと皆がニコニコ笑った。

 

『皆でマスターを驚かせようと思っていたのもあるけどね。それじゃやるよ!皆!』

『『『おおお!』』』

 

そう言うと皆、目を瞑り言葉を言った・・・

 

『『『擬人化!』』』

 

すると皆体が光り出し、ポケモンの姿から人間の姿に変わった!

擬人化だったのか。

 

「えへへ~凄いでしょ?」

「ああ。凄く驚いたよ。まさか擬人化出来るなんてな」

 

ピカチュウもファイアローも他の皆も擬人化し、山は擬人化のポケモン達でいっぱいになった。

 

「この姿だとね、食べる量も少なくて結構良いんだ。だけど、バトルが不利で基本、戦闘では使わないんだ」

「なるほどね。それにしても皆、美男美女だな」

 

皆結構容姿が良く、絶対モテるだろ!

 

「この姿でユウキ様に会いに行ったら凄く驚かれたけど、ユウキ家様達以外に見せちゃダメって事になってるんだ。マスターは俺達のボスだから見せて大丈夫だって」

 

ユウキがそう言ってくれたのか。

正直助かるな。けど、以外と擬人化って出回っている感じがあるな・・・もしかしてユウキのポケモンも擬人化出来たりするのかな?

 

「それは良かったよ!こんなに美男美女を見れる機会は少ないからね」

「俺達も嬉しいよ!ささ!皆でご飯食べよう!」

 

俺達は豪華な朝ご飯ディナーを頂くことにした。

☆3つ以上挙げられる美味さの料理を味わいながら食べた。

 

その後は、他のポケモン達も料理をし、デザートを用意してくれた。

勿論美味いがピカチュウ達より1段グレードが下がるな。

 

その後は少し休憩し、ひたすらバトルを挑み続けた。

セレナはご飯を食べた後、ポケモン達の毛繕いをしてあげた。

 

 


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