七話
俺はケロマツの暴走止めるため、ヤヤコマと一緒にケロマツと戦うことにした。
☆ケロマツ怒りモードVS俺&ヤヤコマ☆
ちなみに俺は空手や剣道とかもやっており、多少は戦える。
まっ!
俺の事は置いておき、ケロマツをどうやって落ち着かせようかな?
少し考えてるうちにケロマツはいなくなっておりヤヤコマの背中に乗っていた。
そして…
ケロマツは居合斬り改をヤヤコマの背中に思いきり刺した!
ヤヤコマは地面に落ち戦闘不能になった。
俺は直ぐにヤヤコマをモンスターボールに戻して、
「お疲れ様ヤヤコマ。ケロマツ!お前、仲間まで斬りつけやがって!」
俺は近くにあった少し丈夫な木の枝を折り、構えた。
俺はその木の枝に気を送り武装した。
とりあえず、木の枝を武装したので折れにくい。
名前〜【気剣】でいっか!
ケロマツは直ぐに動き俺を攻撃して来たが、俺は気剣で受け流しケロマツの背中に気剣を振った。
だが、そこにはケロマツはいなく俺の背後に瞬時に回っていた。
動きが凄く早い!
更に怒りモードなのに動きに無駄がない…
ヤバくね……
だが、俺も剣道で培ってきた物がある!
負ける訳にはいかない!
俺は自分の体に気を纏わせ、身体能力を底上げした。
俺が先ほどから使用している気だが、これは自分の意識を使って身体や物を強化出来るものだ。
だが、俺の身体は気の対抗があまり出来ていないらしく、長時間使ったり全身に使うと暫く壮絶な痛みが来る。
俺はケロマツを止めるために身体に気を纏わせる事にした。
今の俺だともって5分しか使えない…
それを超えると倒れるからな……
俺は意識を体全体に向け、
「ハアアァァァアアアアアァアアアアアア!!!!」
俺は叫んだ方が気を纏わせやすいので思いっきり叫んでやった(笑)
体に気を纏わせ終わるとケロマツは直ぐに動いた。
居合斬り改を腰辺りに付け、神速の速さで斬りかかって来たが、今の俺は言わば最強状態…
俺は最小限の動きで躱しケロマツの首元を叩いた。
ケロマツは気を失い地面倒れた。
俺は直ぐに気を解除してケロマツに駆け寄り、無事かを確認した。
ケロマツは多少の傷はあったが無事みたいで俺はモンスターボールにケロマツを戻した。
「バロンってスゲーな…」
ティエルノがそう言いながらこちらに歩み寄って来た。
「バロン。どうやって気を扱うんだ?」
ティエルノはみんなに聞こえないように聞いてきた。
「俺は5歳から気を使えるように訓練して来たんだ。最初は気の使い方を少しでも間違えると身体中に凄い痛みが来る。」
「結構凄いんだな…」
ティエルノの少し引いた感じでそう言ってからサナ達の所へ戻って行った。
俺は身体中が筋肉痛の痛みで少し痛いが、まだ我慢出来る。
少し使ってこれだから、あまり使いたくはないんだよな〜
「バロン君!ポケモンと戦えるなんて凄い!」
サナがそう言いながら俺の方に来た。
「念のために修行してて良かったよ」
俺はそう言い近くにあった岩に座り休憩した。
サナは俺が疲れてるのを察して、水筒の水をくれた。
俺は素直に礼を言い、水を飲んだ。
「だいぶ疲れてるね。少し休んでて!」
サナはそう言いティエルノとトロバにオレンの実やオボンの実を取ってくるように言った。
サナは水を汲みに行き、俺は1人岩に座ったままの状態になった。
疲れたし少し寝るかな…
俺のポケモン
ケロマツレベル12
ヤヤコマレベル17
ハリマロンレベル9
…………………
俺はポケモンと戦える人間です♪
身体の負担が大きいので日々特訓あるのみ!!
頑張ります!