ポケットモンスターXY バロンの旅   作:バロン

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ポケットモンスターXY バロンの旅 六十八話

六十八話

 

現し身の洞窟戦【第2ラウンド】

☆ジュペッタ(大量分身)&バンギラス&ボスゴドラVSレックウザ&ゾロアーク&ブリガロン☆

 

ゾロアークとブリガロンは分身のジュペッタの所に辿り着き、攻撃しようとしたとき、

 

『いつまでボサッとしているんだ!攻撃しろボスゴドラ、バンギラス!』

『『了解!』』

 

バンギラスとボスゴドラは左右に分かれた俺のポケモンの所に瞬時に行き、俺のポケモンの攻撃を止めた!

 

『すまねぇなゾロアークよ。俺がお前の相手だ』

『バンギラス・・・容赦しないぞ!』

 

『おっと~ここからは俺が相手だぜブリガロン』

『おっと。ボスゴドラではないか。邪魔をしないでくれるか?』

 

2体は俺のポケモンを足止めするためか、少し話しをしてからバトルを開始した。

 

 

現し身の洞窟戦【第3ラウンド】

☆ジュペッタ(大量分身)VSレックウザ☆

 

☆バンギラスVSゾロアーク☆

 

☆ボスゴドラVSブリガロン☆

 

 

「くっ・・・3つに別れたか・・・レックウザ!真の力を使え!メガ進化!ゾロアーク、影分身!ブリガロン、爆裂パンチ!」

『『『了解!』』』

『メガ進化!』

『影分身!』

『爆裂パンチ!』

 

レックウザがメガ進化している最中にゾロアークとブリガロンはそれぞれ攻撃を開始した!

 

『俺達がそれで怯むと?分身よレックウザを包囲しろ!そして、お前達!メガ進化だ!』

『『おう!メガ進化!』』

「メガ進化だって!?」

 

トレーナーとの絆無しでメガ進化が出来るとは・・・

厄介だな・・・

 

 

3体の体が一斉に光り出し、姿が変わった。

ボスゴドラは全身に鎧が増え、防御が格段に上がった。

バンギラスも全身に鎧が増え、攻撃と防御が上がった。

ジュペッタは服を着たジュペッタ?見たいな感じになった。

 

更にバンギラスの特性の効果で砂嵐が発動された!

が・・・その後にレックウザのメガ進化が終わり、乱気流が吹き荒れ、砂嵐を掻き消した!

 

『俺の砂嵐を掻き消すとわ。許さぬ!』

「レックウザ!画竜点睛!ゾロアーク!悪の波動!ブリガロン!アームハンマー!」

 

レックウザは空高くに跳び、画竜点睛を纏って勢いよく下降した!

 

『それがどうした。分身達よ!レックウザに纏わり付け!そして・・・自爆しろ』

「なに!?レックウザ!分身にも気を付けろ!」

 

その時、ゾロアークの方から叫び声が上がった!

 

『グガガガッ!』

『残念だったな。俺の勝ちだ』

『くそ・・・まだ負けてねぇ』

 

バンギラスの足下に岩が突き刺さっているゾロアークが倒れていた!

その後直ぐにブリガロンが壁に叩き付けられたのが目に映った。

 

『グハッ!』

『グハハハ!お前の負けだな』

 

ブリガロンは壁にめり込み身動きすら取れない状態になってしまった・・・

その後、上空で大爆発が起こった!

 

『グオオオ!』

『ギャハハハハ!ざまぁねぇな!』

 

ジュペッタは見下しながら煙の中から落ちてくるレックウザを嘲笑っていた。

レックウザは落ちてくるとき、メガ進化も解けてしまった。

 

『バンギラス、もう一度砂嵐を発動しろ』

『了解』

 

バンギラスは雄叫びを上げ、砂嵐を突如発生させた!

砂嵐のせいで俺は目を庇うことになり、バトル場の把握が出来なくなってしまった。

 

『さあお前達、そこに倒れている奴らにトドメをさせ。俺はレックウザを片付ける』

『『了解』』

『ゾロアーク、悪く思うなよ』

『ブリガロン、さらばだ』

 

バンギラスとブリガロンの両手から技を使うためのエネルギーが集まっていく。

最大パワーで放つつもりだ!

 

『さ~てと!消しますか』

 

ジュペッタは両手を前に突き出し、技を放つエネルギーを集めていった。

最大パワーで放つために・・・

俺は砂嵐で目が開けられなくなっており、技のエネルギー光だけが分かるだけになっていた。

その時、腰のモンスターボールが揺れた!

 

『マスター!私を使って!早く!』

「出てこいメイビス!」

 

俺は直ぐにメイビスをモンスターボールから出した。

 

『マスターに加護を!守りの精霊・フロウ召喚!』

 

※守りの精霊・フロウ※

守りに徹した精霊。

どんな攻撃でも守る事が出来る。

 

『フロウ!マスターに加護を!私は・・・』

 

メイビスは技を放とうとしている3体を睨み付けた。

 

『あいつらを倒す!影分身・シャドー!更にフォルムチェンジ!』

メイビスはアタックフォルムに。

シャドー達はディフェンスフォルムに。

 

『『『食らいやがれ!』』』

『最大パワー!シャドーボール!』

『最大パワー!アームハンマー!』

『最大パワー!爆裂パンチ!』

『シャドー達よ!みんなを守って!』

 

シャドー達は瞬時にバロンのポケモンの前に移動し、3体ずつ守るを発動した!

その時、フロウが俺に加護を掛けてくれた。

 

3体の攻撃はシャドー達の守るで技を防いだが、2体は技の威力に耐えきれず消えた・・・

 

『なんてパワーなのよ・・・マスター!今のうちにみんなを手持ちに戻して!』

「ああ!ありがとうな!みんな戻れ!」

 

俺は3体を直ぐにモンスターボールに戻した。

 

「ここからが本番って事か・・・頼むぞメイビス」

『うん!私の本当の力、見せてあげる!』

『このやろう!邪魔しやがって!!』

 

ジュペッタ達は3方向からメイビス目掛けて技を放って来た!

 

『シャドーボール!』

『ストーンエッジ!』

『ラスカーカノン!』

 

メイビスはテレパシーで俺に語りかけてきた!

 

[私ね・・・真の姿があるの。マスターにも見せていなかったけど、ここで使わないと勝てないと思ったから・・・使うね]

 

メイビスは擬人化状態になり、俺の方へ駆け寄り、キスをした!

 

「な!?え!?」

『この力を使うと私の姿がね・・・』

 

メイビスはキスに関しては何も言わなかったが、何かあるみたいだ・・・

 

『十分にマスターとの絆があるから、今なら制御出来るはず』

 

メイビスは前に向き直り、構えた・・・

技はもう目の前!

その時、3方向に残っていたシャドーが戻って来て守るを発動した!

 

『真・進化』

 

シャドー達が守るで技を防いだ瞬間、メイビスの体が光り輝いた!

 

メイビスの体は小さくなり、元の大きさの半分になった。

手はデオキシスだった頃とは違う手・・・3本の手に変わった。

足はデオキシスの頃と一緒のままだった。

体の中央にあった宝玉は後ろに移り、そこから光の輪が出ていた。

顔はアタックフォルムの時と似ているが少し違った。

小型化したメイビス・・・

この姿が真の姿。

 

※真・メイビス※【エスパー・神】

メイビスの真の姿。

神の代行者として、バロンと合う前は悪さをしているポケモン達に審判をくだしていた。

宝玉から出ている光の輪は全ての属性が宿っている。

 

 

『私は神の代行者。あなた方を排除します』

 

メイビスの光の輪が光を増した!

シャドー達は苦しみながら消えて行った。

 

『神の代行者だと!?この世界から消えたと思っていたのに!』

『さあ、始めましょう』

 

メイビスは右手を前に出し、

 

『撃滅せよ!ゴッドカノン!』

 

※ゴッドカノン※【神】

破壊光線の神版。

威力は500!

 

ゴッドカノンは発射された瞬間、3方向に進路を変えた!

その進路先は・・・

 

『なぜだ!?俺達の所に来るな!分身よ!俺の盾となれ!』

『俺の所に来たか・・・5重バリア!』

『俺もか・・・5重バリア!』

 

ゴッドカノンはジュペッタの分身をあっさり消し去り、そのままジュペッタに当たった!

バンギラス、ボスゴドラの5重バリアは当たったと同時に消え去り、2体はゴッドカノンの餌食になった。

 

ゴッドカノンはそのまま壁まで破壊し、3体は壁の外に打ち上げられた。

壁が破壊され眩しい光が洞窟に降り注いだ。

洞窟が崩壊するかと思ったがその心配も無いみたいだ。

 

メイビスは真・進化を解き倒れた!

 

「メイビス!?大丈夫かメイビス!」

 

俺はメイビスを揺すったが全く反応は無く、ぐったりしていた・・・

ポケモンセンターに行く為、メイビスをモンスターボールに戻そうとしたが、メイビスのモンスターボールが反応しなかった!

どうすれば・・・

 

 




メイビス LV220【エスパー・神】
レックウザ LV215【ドラゴン・神】
ブリガロン LV215【草・格闘】
メタグロス LV210【鋼・エスパー】【メタグロスナイト】
ゾロアーク LV190【悪】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メイビスの真の姿は、小型化しステータスが劇的に上昇する。
真・進化を使うとペナルティが発生する。

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