三十四話
頂上決戦?闇対光
☆闇プラターヌVS光カルネ☆
1体1の戦いなら2人とも相棒を使ってくるはず・・・
「行け!俺の相棒~!ボーマンダ~!」
『オオ~!』
プラターヌはやっぱり、ボーマンダを出して来たが、様子が変だ!
ボーマンダの体が紫がかっていて、目は赤い・・・
更に狂気じみた感じになっている!
(ポケモンコロシアムで出て来る、ダークポケモンの状態です)
「ボーマンダが・・・プラターヌ!あなたを正気に戻さないとダメな様ね。行ってきて!サーナイト!」
『仰せのままに!』
プラターヌとカルネの相棒ポケモンのバトルが遂に始まる!
「最初からクライマックスだぜ~!ボーマンダ!お前の真の姿を晒せ!メガ進化~!」
『オオ~!』
プラターヌは持っていたメガストーンを掲げ、ボーマンダの首に吊してあったボーマンダナイトと共鳴!2人は虹色に輝き・・・にはならなかった・・・
闇と闇の光が2人を包み込みこんだ!
ボーマンダの体は大きくなり・・・
手足は引っ込め・・・
翼は2本あったのが1つになり、巨大化し・・・
顔にあった角は更に鋭く尖った・・・
メガボーマンダ完成だ・・・
「いきなりメガ進化か・・・私達もメガ進化するわよ!」
『はい!』
カルネはネックレスに吊してあったキーストーンに触れ、サーナイトの首に吊してあったサーナイトストーンと共鳴!虹色の光が2人を包み込んだ!
(この作品中のみ、キーストーン。メガストーンは一緒のメガ進化させるための物です。違いは、メガ進化時のステータスアップぐらいですね。キーストーンは希少価値が高い石で出来たメガストーン。メガ進化時はステータスが大幅に上昇する。メガストーンも貴重なのは一緒だが、キーストーンよりは下だ。ステータスの上がりもそこまで上がらない・・・)
サーナイトの体は少し大きくなり・・・
スカート状の部分は更に大きなスカート状になり・・・
耳は更に長くなり・・・
胴体から出ていた赤い部分は1つから2つに分かれた・・・
メガサーナイト完成だ・・・
両者のメガポケモンは互いを見、構えた!
「先手は貰った~!ボーマンダ、神速だ!」
ボーマンダは特性で飛行タイプに変え、神速でサーナイトを攻撃しに行った!
「サーナイト!守る!そして、ムーンフォース!」
サーナイトは即座に守るを展開!ボーマンダの攻撃を守りきり、ムーンフォースで反撃した!
だが、ボーマンダも簡単には食らわない!
ボーマンダは神速を維持したまま、ムーンフォースの攻撃範囲から逃れた!
「なかなか当てさせてくれないわね・・・サーナイト、サイコキネシス!」
カルネは攻撃が当たらないと悟り、サイコキネシスでボーマンダの動きを止めた!
「なんだと!?ボーマンダ、そんな攻撃。振り解け!逆鱗!」
※逆鱗※【龍】
暴れ回り、敵を攻撃する。
使い続ければ混乱する。
ボーマンダはサイコキネシスを振り解く為に逆鱗を使い続けた!
だが、サーナイトも負けずに、サイコキネシスを使い続け、動きを止めていた。
「サーナイト、少し辛いと思うけど、そのままムーンフォースを放って!」
『了解です!』
サーナイトはサイコキネシスを維持するため、更に出力を上げてから、ムーンフォースを発動させた!
ボーマンダは必死に逆鱗で抗っているが、なかなか抜け出せない・・・
後少しでも逆鱗を発動すると混乱になってしまう。どうすれば・・・
プラターヌはそんな考えをしている間に、サーナイトのムーンフォースは発動を終え、ボーマンダに放った!
「あれがあった!ボーマンダ、最大出力!ギガインパクト!」
※ギガインパクト※
自身の周りに破壊のオーラを纏い、相手に突進する。
使用後は反動により、少しの間硬直する。
ボーマンダはギガインパクトを纏い、サイコキネシスから逃れ、そのままサーナイトを攻撃しに行った!
だが、サーナイトにはあの技があるのだ・・・
「サーナイト、もう一度守るよ!」
『はい!』
サーナイトは直ぐに守るを展開して、ボーマンダの攻撃を防いだ!
ボーマンダは反動で少しの間硬直した!
「なんだと!?ボーマンダ!早く動け!」
『グルル~』
ボーマンダは必死に動こうとするが、技の反動は思っていたよりデカい。
「サーナイト!今がチャンスよ!破壊光線!」
『これで終わりよ!破壊光線発射!』
サーナイトは破壊光線をフェアリースキンの効果で妖精タイプに変え、ボーマンダに放った!
その攻撃はサイコキネシスを使い続けられているボーマンダに避けられるはずがない。
破壊光線はまっすぐにボーマンダに当たり、一撃で戦闘不能にした・・・
「そんな馬鹿な!俺の相棒を一撃だと!?」
「約束は守って貰いますよ。そこの子、私と来て貰います」
ボンボンは首を縦に何度も振り、カルネの元に行った。
プラターヌはボーマンダをモンスターボールに戻し、仰向けに転がった。
「ハハハハ!いや~私にはまだまだ修行が足りないようだ!いっそ、博士を辞めてホントに修行の日々にしようかな~」
「それは困ります。プラターヌ博士の研究は素晴らしい。辞められるのは困りますよ」
カルネはそう言い、仰向けに転がったプラターヌの元に行き、手を差し伸べた。
「あなたは少なくともバロン君と一緒に次の目的地までは行ってあげてください。フレア団が活発化し始めてるみたいです」
「なんと!それは大変な事ではないか!いざ行こうコボクタウンへ!」
プラターヌは直ぐに俺の所に駆けつけて、俺の手をとり、5番ゲートを出た・・・
ちなみに、プラターヌは元に戻っているので陽気な状態だ。
俺の手は右手が輝く手、左が普通の手だ。
俺はやっと5番ゲートを出れるのであった。
一部の大変な事はあったが・・・
俺のポケモン
白龍 LV53【神】
ヒノヤコマ LV39【炎・飛行】
ハリボーグ LV39【草】
ピカチュウ LV52【電気】
メタング LV39【鋼・エスパー】【メタグロスナイト】
メイビス LV60【エスパー・神】
レックウザ LV66【ドラゴン・神】
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さすがに現役チャンピオンは強かったです。