ポケットモンスターXY バロンの旅   作:バロン

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ポケットモンスターXY バロンの旅 十八話

十八話

 

俺はその日の夜、目が覚めた。

周りにはみんなが寝ていたので、起こさないようにベッドから降りた。

 

「みんなに迷惑かけてしまったな・・・少し風にあたりに行くか」

 

俺は白銀の城、GATEの最上階にある部屋で寝ていたようだ。

凄く高い場所だが、特殊な結界が張ってあるのか、風をあまり感じない・・・

俺は最上階にあるテラスに行き、風を感じに行った。

テラスは結界が張っていないみたいだ。

 

「ん~涼しいな」

 

俺は素直な感想を言い、近くにあった椅子に腰を下ろした。

みんな色々頑張っているみたいだし、俺も頑張るか!

俺は静かに立ち、ベッドに戻って行った。

 

次の日の朝、俺はみんなと朝ご飯を食べた。

凄く久しぶりに感じ、更に凄い空腹でご飯がいつもの何十倍にも美味しく感じ、お腹がいっぱいになるまで食べてしまった・・・しばらく休憩しないと動けない・・・

 

『仕方ないマスターだ・・・治癒しますぞ』

「ああ。ありがとう」

 

白龍は俺に治癒を施してくれて、直ぐに動けるようになった。

「おお!凄いな!これならもう出発出来るぞ!」

『マスターの為ならなんでもしますよ』

『僕もなんでもするよ!』

デオキシスは僕もと言いながらぴょんぴょん跳ねながら存在をアピールしていた。

ちなみに、白龍とデオキシスは擬人化状態だ。

ビオラはもう慣れたのか、みんなと仲良くしている。

 

「そう言えばデオキシス。俺、デオキシスの名前考えたんだけど、気に入るかな?」

『え?僕の名前を考えてくれたの!?嬉しい!教えて教えて!』

俺は考えていた名前をデオキシスに言った。

 

「メイビス。この名前を考えていた。」

『メイビス。メイビス・・・うん!いい!僕はこれからメイビスだね!』

メイビスは「名前だ~」と言いながらくるくる回った。

けど、目が回り転んだ・・・

『ちゃんとしないとダメだぞメイビス。マスターが困るだろ』

『はい!』

白龍はそう言うとため息を少し吐いた。

 

「そろそろ出発しないかな?結構目立つ城『GATEだ!』」

ビオラは直ぐに謝った。

『だが、確かにこのGATEは目立つ。そろそろ出発しても言い頃だと思うが。マスターどうする?』

「出発で良いと思う。早くバッチを集めてリーグに行かないと真のマスターになれない」

『決まりだな。擬人化解除!我はモンスターボールに戻るとしよう』

『じゃ僕もだね。擬人化解除!ボールに戻るね』

「みんなもボールに戻ってくれ」

ピカチュウ達は各自モンスターボールに触れ、ボールに戻って行った。

 

「さあビオラさん、出発しましょう!」

「ええ!」

 

俺達はようやく4番道路を出るのであった。

3日間かけて・・・

 

 

後の4番道路は超有名な観光地として目立つことになる。

大方、GATEを目的で来る人達だが。

最下層から最上階まで、ポケモンの石像が結構人気になってる。

自分の好きなポケモンを探すのが主流になってるからだ。

 

4番道路の中央にあった噴水は一応まだあるが、もう人気はない。

だって、GATEの中に豪華な噴水があるからね。

ちなみに、結界は解いてあるので風は普通に吹いてくる。

 

 

俺のポケモン達だが・・

メイビスが作る造形物。

白龍が調理する美味しいご飯。

戦いが大好きなピカチュウ。

優しい性格のハリボーグ。

素早さを磨き続けるヒノヤコマ。

鉄壁防御のメタング。

 

みな、色々な個性があって楽しい旅になりそう♪

さ~!これからも頑張るぞ!

 




俺のポケモン
白龍 LV40【神】
ヒノヤコマ LV25【炎・飛行】
ハリボーグ LV25【草】
ピカチュウ LV40【電気】
メタング LV23【鋼・エスパー】
メイビス LV53【エスパー・神】


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
GATEは凄く広大で、出るのに三日もかかってしまった。
ちなみに元々あった北のゲートの所に作ってはいるが、二体の神が邪魔だと消し、新たに作った結果です。普通に城なので、ホント凄い速さで作ったものだよ・・・

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