百五十一話
フウジョウタウン側の16番ゲートからは、ブレインと、最強クラスの仲間達である、
サーナイト
エルレイド
アルセウス
ミュウツー
ミュウ
ゼルネアス
ダークライ
このポケモン達を筆頭にミアレシティの中心あるプリズムタワーを目指して歩いていた。
それ以外の幹部クラスのポケモン達である、
ハッサム
クチート
ライボルト
ジュペッタ
ガブリアス
ユキノオー
このポケモン達は2人1組に分かれミアレシティにいる人間達を全て始末させ、ポケモン達は全て仲間にさせるように命じた。勿論、逆らえば容赦なく始末していいと伝えてある。
同時刻、ヒヨクシティ側の13番ゲートからは、ジファとその相棒、ハッサム。それに加え、スフィアがミアレシティに着いた。
3人はプリズムタワーを目指して歩いていた。
同時刻、コボクタウン側の5番ゲートに、サトシ、コルニ、マーシュとディアスフィア、マーフィアが到着した。
『ブレイン達はプリズムタワーに向かっているみたいね。みんな、急ぐよ!』
『俺が先に行こうか?』
「みんなで行きましょ。何かあったときに力になってほしいの」
『了解した!』
サトシ達はミアレシティに走って向かって行った。
同時刻、ハクダンシティ側の4番ゲートに現れた全能神・シンテイは、まだブレインが活動を開始していない事が分かり、少しだけ安堵するとプリズムタワーに向かおうとした時、16番ゲート側からポケモン4体がこちらに向かってきた。
『ん?あいつも仲間に入れさすか!多い方がいいもんな!』
先頭を走っているガブリアスがそう言いながらシンテイの前に着き、仲間にならないかと聞いた。
『何の仲間になれと?』
『この世界の王となる御方の仲間にだよ!ならないなら死んで貰うぜ!』
ガブリアスが爪を振り上げた瞬間、ガブリアスの腕が落ちた。
『ギャアアアア!腕がぁあああ!』
『うるさいなぁ』
シンテイはガブリアスの頭に手を置くと、体の中から爆発させた。
その光景を見ていたガブリアスの後ろにいた連中が一斉にシンテイに襲いかかって来た!
『『貴様ぁあ!』』
『許さねぇ!』
3体が一斉にシンテイを攻撃しようと技を発動させようとしたとき、そのポケモン達の周りに異空間が発生した!
『お前達うるさいから消えてくれ』
シンテイがそう言うとその異空間は瞬間的に大きくなり3体を飲み込んだ!異空間はそのまま直ぐに消え何事も無かったように元に戻った。
シンテイはプリズムタワーに向かい再び歩き出した。
同時刻、クノエシティ側の14番ゲートからは、擬人化のポケモン4体が向かってきていた。そのポケモンは、
水の都・アルマトーレの四天王!
四天王第一席・ダークライ【上級神・悪】
四天王第二席・ゲノセクト【上級神・虫】
四天王第三席・ボルケニオン【上級神・水】
四天王第四席・ディアンシー【上級神・妖】
バロンの仲間の最強戦力、この戦いが始まるのをアルセウスから聞いたので駆けつけたのだ。
ちなみに、アルセウスは【全能神】のタイプになっている。
同時刻、バロンとセレナ、ウルップ達はエルドラドの瞬間移動でミアレシティの14番ゲートに着いた。
丁度その時、バロンの仲間であるアルマトーレ四天王が目の前にいたので声を掛けた。
「お~い!お前達久しぶりだな!」
『ん?おお!バロンじゃないか!久しいな!』
ダークライが直ぐに気付き、バロンとハグをした。
セレナやウルップ達はどう言う事か分からず混乱している。
『嬉しい再開ではあるが、今は緊急事態だろ?バロン、我ら四天王の力をバロンに貸す。この地方で最悪の悪さをしようとしてるブレインと言う男を倒して欲しい!』
ゲノセクトはそう言い頭を下げた。それを見たダークライも直ぐにハグを止め、頭を下げた。
「頭を上げてくれよ。勿論、悪いことをする奴は絶対に倒す!力を貸してもらうぜ!」
『ああ!』
話しが纏まったので、ディアンシーが、
『それでは、プリズムタワーに向かいますか』
「はい!」
バロン達はプリズムタワーに向け歩き出した。その最中にセレナとウルップに軽く四天王の事を話してあげた。
凄く驚いていたが、目の前の光景を見て納得したようだ。
ミアレシティの各出入り口から、それぞれのポケモンとトレーナーがプリズムタワーに向かった。
ついに、各々のメンバーがミアレシティに出そろいました!