十三話
俺と白龍は今だ固まったままのビオラを元に戻すため声をかけた。
「ビオラさん。そろそろ反応してください。バトルの続きを早くしたいです!」
ビオラはバトルの言葉でやっと気付いてくれた。
「ああ。バトルね!よし!バトルしましょ!ん?そのポケモンは?」
ビオラは記憶が少し飛んだらしい・・・
「先ほどしん『マスター!少し待て。我は少し特殊でな。捕まえた事にしてくれ』
「バロン君?」
「ああ!すみません。このポケモン白龍です。先ほど捕まえました」
白龍は良かったと言っていたが
「え~と今ゲットしたの?」
「詳しい事は説明出来ません・・・とりあえずバトルしましょうよ!」
「ええ!バトルすれば吹っ切れるし、やりましょう!」
やっとバトルが出来る・・・
『マスター。我は裁きの鉄槌と言う技を使える。神のみが使える専用技だ』
「ありがとう。このバトルで使ってみる」
「さあバトルするわよ!いっておいでドラピオン!」
「蹴散らしてこい白龍!」
特訓バトル?
☆白龍VSドラピオン☆
「ドラピオン、ポイズンテール!」
「白龍、裁きの鉄槌!」
『ゴ~!』
白龍は翼を羽ばたかせ上空に飛んだ。
ドラピオンのポイズンテールはもう届かない位置にいるので、技を止めたようだ。
『ゴウ!ガ~!(受けてみるがいい!裁きの鉄槌!)』
白龍の口から光線を天高くに打ち上げ、爆発した。
その光線は爆発の影響で辺り構わず降り注ぎ、
近くにあった木は消え・・・
近くにあった家は消え・・・
後ろにあったポケモンセンターは半分まで消え・・・
ドラピオンは戦闘不能に・・・
「白龍!技を中断しろ!」
『マスターなぜじゃ?』
「周りを見ろ!大変な事になってるだろ!」
『すまない・・・直しておく』
白龍はそう言うと、翼で体を覆い隠し、緑の輝きが光り出した!
『直すと言ったからな・・・』
白龍はそう呟くと翼を一気に広げた!
緑色の輝きは当たりに降り注ぎ、消えた物、壊れた物、傷ついた物等を全て直した。
「すごい・・・元に戻っていく!」
「これは現実なの?あっドラピオン!」
ドラピオンの傷も治っていき元気になった。
これが神の力・・・
『マスター我は疲れた・・・少し休ませて貰う。』
白龍はそう言うとモンスターボールに入っていった。
「バロン君。凄いポケモンを手に入れたのね」
「はい・・・自分でも驚いています」
周りの物はすっかり元に戻っていて、何事も無かったかのようになっていた。
とりあえず、裁きの鉄槌は暫く使わないようにしよう・・・
治す力があるといえね・・・
「とりあえず、旅に行きますか?」
「そうね!行きましょう!」
俺達はやっと旅に出ることにした。
我は白龍・・・
天界より来た者・・・
当初、ケロマツの体を依り代としていたのだが・・・
副作用で深い眠りにつくことになってしまった・・・
だが、マスターの強い意志を感じ・・・
バトルのさなか・・・
進化(神化)として我は等々、自由に動ける体となったのだ・・・
まあ・・・自由は自由なのだが・・・
勝手に動き回ると、この世界の神がうるさくての・・・
ほどほどに自由と言う感じだな・・・
今度マスターを天界に連れて行ってやろうかな?
ポケモンの声が聞こえるようになるのだから!
皆に先に言っておこう!
我はまだ進化するぞ!
大丈夫!神化はもう終わっている!
進化するのだ!
新たな姿となってな!
ア~ハッハッハッハッハッハ~!!!
ア~ハッハッハッハッハッハ~!!!
俺のポケモン
特に変わらないが・・・
白龍 LV30【神】
ヤヤコマ LV22【炎・飛行】
ハリマロンLV17【草】
ピカチュウLV33【電気】
ダンバルLV10【鋼・エスパー】
裁きの鉄槌の真の力は・・・
相手が悪者とかの場合、威力が倍に膨れあがる技。
基本の攻撃力は、自身のレベル×100だ・・・
よって、今の攻撃力・・・3万(笑)
崩壊だな・・・
良ければコメントなどあればくださいね♪
この作品、更にチート級のポケモンも出ます・・・
ポケモン界の伝説ポケモン達・・・
みんなこの力・・・持ってます(笑)