二百一話
上級神の試練
☆マフォクシーVSエルドラド☆
『さあ、始めるぞ!』
『はい!』
マフォクシーは直ぐに神装・アテネを使い強化した。
『大いなる爆発を!ビッグバン!!』
マフォクシーは高速詠唱をし、エルドラドの上空にビッグバンを発生させ爆発させた。だが・・・
『効かんな』
ビッグバンはエルドラドにダメージは与えられていなかった。
『そんな・・・な、なら!永劫地獄・ブラストバーン!』
※永劫地獄・ブラストバーン※【炎】
永遠とブラストバーンの威力の炎を発生さ、相手を攻撃する。
マフォクシーは杖を地面(エルドラドの結界)に刺し、技を放ったが・・・
『その攻撃貰うぞ。アースドレイン!』
※アースドレイン※【地面】
相手のエネルギーを吸収し自分の力に変換させ力を蓄える。
その刺した場所に緑色の大地が広がり出し、マフォクシーの杖から技を放つエネルギーを吸収した。そのまま吸収されたエネルギーで緑の大地を広げていく。
『な!?力が!!』
マフォクシーは直ぐに杖から手を離し、杖を消滅させた。そして、新しい杖を形成し持ち直した。
『ほう?そんな事も出来るのか。だが、その場所は危険だぞ?』
エルドラドはニヤリと笑うと・・・
『絡め取れ、茨地獄』
※茨地獄※【草】
茨で相手を締め付ける。時間が経つにつれ締め付けが強くなっていき最終的には圧縮される。
マフォクシーが着地した場所には茨がいくつもあり、その茨が一斉にマフォクシーに向かっていく!
『く!?炎よ!私を守って!!』
マフォクシーは体を丸くし強く炎に願った!その時、マフォクシーの命の灯火が守って欲しいという願いで大きく燃え上がり、茨や緑の大地を燃やし尽くした。
『これは・・・?』
【汝を守れる強さを・・・我、『アテナ』が力を授けよう!我をイメージし願え。上級神アテナの力を使うがいい】
マフォクシーは頭の中で必死にイメージし力を一気に解き放った!すると、マフォクシーの体から眩しい赤色の光りが輝きだしマフォクシーの姿を変えていった!
見た目は神装・アテナとあまり変わらないが、その力を全て受け継がれた状態のマフォクシーに生まれ変わった。
赤いロングの髪をストレートに伸ばし
白色をメインとしたドレスを着ており
金色の盾に真っ赤な槍を持っている。
背中には金色と紅色の光輪がありそこから炎が燃えている。
髪にはアクセントに白い薔薇を付けている。
神装・アテナの力を全て受け継がれた、今はもうマフォクシー自体がアテナになったのだ。
【貴方はこれから『アテナ』と呼びなさい。貴方を守れる強さ。後、貴方が守りたい方達にこの力を使いなさい】
『ありがとうアテナ様』
マフォクシーはそう言い、静かに地に降り立った。
エルドラドは嬉しそうに微笑み、
『なれたんだな上級神に。新しい方法で・・・』
『はい。この姿が私の新しい力。上級神アテナです』
アテナはそう言い、礼をしてから光輪の炎を納めた。
『もう炎もコントロール出来るのか。たいしたものだ』
『アテナ様にやり方を教わっていますから』
アテナはアテナ様に教えて貰ったと言っているが、上級神になるときに知識が頭に流れ込んだという事だろう。
『そうか。むこうも無事に上級神になれたみたいだぞ』
『そうみたいですね』
アテナはエルドラドの隣に立ち、青竜王達が来るのを待った。
上級神アテナ【炎・上級神】lv800
マフォクシーがアテナの力を受け継いだ姿。
炎を操ったり、槍とかで攻撃したりと様々な事が出来る万能型。
光輪の炎はステータスを高めたり、攻撃に使えたりと色々出来る。
凄く今更ですが、だいぶポケモンからずれてますね・・・(笑)
作者はポケモンの擬人化が好きで、今作品中の殆どが擬人化で戦ったり・・・擬人化の戦いですね(笑)
一応メガ進化とかもありますが、作品を読んで分かったと思いますが、擬人化時の能力やステータスはメガ進化を超えています。
上級神が4体になったので、一応纏めておきます。
エルドラド【龍・上級神】lv950
青竜王【龍・上級神】lv800
紅皇龍【炎・上級神】lv800
アテナ【炎・上級神】lv800