百十五話
20番道路戦
☆イベルタルVSバロン、セレナ、ウルップ☆
「エルドラド、ゴッドキャノン!」
『絶・破壊光線!』
※ゴッドキャノン※【神】
ゴッドカノンの上位版。
攻撃範囲と威力が上がっている。
※絶・破壊光線※【神】
破壊光線の上位版。
攻撃範囲と威力が上がっている。
エルドラドは両手を前に出し、ゴッドキャノンを放った!その時、光皇城の効果が発揮し更に威力と範囲が広がった!
黄色い光線は発射された瞬間、一気に範囲が広がりエルドラドの5倍の攻撃範囲(25m)の攻撃がイベルタルに向かっていった!
イベルタルは翼(手)と尻尾を体の中心に持っていき技を構え、絶・破壊光線を放った!その時、暗黒城の効果が発揮し威力と範囲が上がった!
絶・破壊光線は発射された瞬間、一気に範囲が広がりイベルタルの5倍の攻撃範囲(25m)の攻撃がエルドラドに向かっていった!
2体の技がぶつかり合う前に俺は残りの攻撃部隊に技を命じる!
「ミュウツー、レックウザはイベルタルの横側に回り込み破壊光線を放て!今は光皇城の効果で強化されている。安心して放つのだ」
『『了解!』』
ミュウツーとレックウザは左右に分かれ破壊光線を放った瞬間、光皇城の効果で威力と範囲が広がり広範囲の破壊光線がイベルタルに向かう!
「フリーザーとブラックキュレムはセレナ達より先に暗黒城に行き、絶対零度で氷付けにしろ。そうすれば暗黒城は効果を発揮出来ないはずだ!」
『『了解しました!』』
フリーザーとブラックキュレムはセレナ達が向かう前に暗黒城に着き、絶対零度を発動させた時、光皇城の効果が発揮し効果範囲が一気に拡張された!
2体の絶対零度は暗黒城の正面と裏から発動させたので20番道路の約半分(イベルタル側)は氷付け状態になった。その時、暗黒城に向かっていたセレナ達の部隊に氷が迫ってきた時、防御部隊が守るを発動してくれたので仲間を巻き込まなくてすんだ。
守るも強化されており広範囲に防御できたのでデカいドーム状みたいになっている・・・
暗黒城が氷付けになったことで黒いオーラが止まり、イベルタルの強化が出来なくなった。
エルドラドのゴッドキャノンはイベルタルの破壊光線を簡単に押し返し、イベルタルに向かっていった!
左右に分かれて破壊光線を撃って貰っているミュウツーとレックウザの破壊光線も向かっている!
「いっけ~!!!」
『人間如きがぁああ!!』
3体の同時広範囲攻撃はイベルタルに直撃した!その直撃により大爆発が起こり爆風が起こった時、マフォクシーが守るを展開してくれたので問題無かった。
3体は普通に爆風に耐えているので凄い。
「勝ったか?」
『まだですね・・・あの爆煙の中にイベルタルがいます』
マフォクシーはそう言い、構えを解かずに睨み付けた。
3体もイベルタルの方を睨んでいる。
『人間・・・ゆるさんぞ!我の本気を見せてやる!』
爆煙の中から声が聞こえたと思ったら黒い光りが一気に広がった!その時爆煙も消えた。
黒いオーラはイベルタルを包み込みポケモンの姿から人間に変わっていく。
見た目は半人間の姿をした王。
黒い短い髪には黒い王冠が付いており・・・
紅い体の上に真っ黒なコートを羽織っている。
手の通すところは、手とコートが一体化しており、イベルタルの手があった。
尻尾はイベルタルの尻尾の小型版みたいなのが付いている。
半擬人化イベルタルの身長は2mを少し超えたぐらいだ。
半擬人化・イベルタル【悪・神】
特性【破壊神】
破壊の神。文明・生命を破壊する。
全ての状態異常を無効化し相手に状態異常をさせる。
人間が嫌いと言っていたが擬人化はするとのか。いや、半擬人化で擬人化ではないのか?
どちらにせよ、破壊神と言う特性は危険だ。
文明、生命を破壊するだと!絶対に阻止しないと危ないじゃないか!!
「皆!気を引き締めろよ!破壊神イベルタルの攻撃を受けるだけでもヤバそうだ!」
「「はい!」」
『『了解!』』
『貴様らに明日は無い』
破壊神イベルタルはそう言い、右手を前に出した。
『暗黒城よ。何を氷付けにされている。その氷を砕け』
『了解』
暗黒城が喋った!いや、イベルタルの時のデスウイングは命を与えていたのか?
いやいや・・・破壊神だしそれは無いはず・・・訳が分からん!!
暗黒城は門を開けると氷が溶けた。
「は!?門を開けただけで氷が溶けるだと!?」
「何がどうなったの!?」
「あれだ。これは危険だな!防御部隊、守り切るぞ!」
『『はい!』』
溶けた氷は大量の水となりセレナ達の方へと流れ行った!
「防御部隊、守るを発動だ!」
『『はい!』
「フリーザー!キュレム!冷凍ビームで水を凍らせろ!」
『『はい!』』
『そうはさせんぞ』
イベルタルはフリーザー達の方へと行くと、両手をフリーザーとキュレムに向け・・・
『握りつぶす』
※握りつぶす※【ノーマル】(伝説ポケモン使用時【神】)
レジギガス専用技。(神は関係無)
相手を握りつぶし戦闘不能にする。
『グ・・・』
『んにゃろう・・・』
イベルタルは両手をじょじょに握りつぶすように拳を握っていく。それと同時にフリーザーとキュレムの体がおかしな形で縮んでいく・・・
「止めろイベルタル!」
『黙れ。お前は一番最後だ』
イベルタルはそう言うと一気に拳を閉じようとした時、
『そこまでだイベルタル。捌きの鉄槌を受けるがいい!』
「エルドラド!」
エルドラドは捌きの鉄槌を放ちイベルタルを攻撃した!
『邪魔をしやがって・・・』
イベルタルは防御のため、閉じようとしていた手を解除し防御に回した。
「ウルップさん!今のうちにフリーザーとキュレムを手持ちに戻してください!」
「わかった!戻れお前達!」
エルドラドの捌きの鉄槌は2体を手持ちに戻した時に攻撃を止めた。
「ありがとうエルドラド」
俺は感謝しイベルタルを絶対に倒す事を決めた。
「暗黒城はセレナ達で何とかして貰おう!行くぞお前達!」
『『『了解!』』』
ミュウツーとレックウザとエルドラドは同時に返事をし、構え直した!
『来るがいい!下等種族よ!』
イベルタルは両手を大きく振り上げた!