百十三話
デオキシスが隕石を落下させたのをイベルタルが一撃で粉砕し降臨した。
イベルタルは人間が嫌いで、消そうとしていた。
デオキシスはその人間と旅をしようとしていたのでイベルタルは怒り、デオキシスと俺達を序でに消そうとした!
20番道路戦
☆イベルタルVSデオキシス達☆
『我に勝てると思うな人間共!現れろ、暗黒城!』
※暗黒城※
真っ黒な城。
悪タイプのステータスを大幅強化しそのタイプを持つポケモン・神の放つ技も大幅に強化される。
イベルタルは翼を大きく広げると、地面が揺れた!
俺達は立っていられなくなり地面に伏せた。
その時、俺達がいる地面が割れた・・・俺達は何も抵抗出来なくそのまま落下していくと思ったが、
『危ない!サイコキネシスとバリア!」
デオキシスは落下していく俺達をサイコキネシスで浮かばせ更にバリアを解消した球体のバリアを張ってくれた。
「助かったよデオキシス!」
「あれだ。恩に着る」
「ありがとうデオキシス!」
デオキシスは俺達をデオキシスが居る場所まで浮かばせ、
『私にも城を造ることは出来ますよ!光明城!』
※光明城※
光り輝く城。
デオキシスが作り上げた城で、デオキシスが仲間と思った者達に力を与える。
ステータスを大幅強化し技の威力も大幅に強化される。
デオキシスの下辺りの地面が割れ、光り輝く光りが放射された!
イベルタル側では割れた地面からは黒い光りが、デオキシス側は白い光りが出ている。
その後、割れた地面が大きく揺れ、大地震が起こった後イベルタル側では黒い城が現れた!
デオキシス側では白い城が現れた!どちらの城もオーラを纏っており、ポケモンを強化されるようになっている!
「凄い・・・流石は伝説のポケモン。スケールが違うね」
「デオキシス、回復の薬を使うからじっとしててくれ」
「あれだな。デオキシスは少し休め。ここからは人間達の反撃と行くぞ」
『ありがとう。休ませて頂きます』
そう言うとデオキシスは丸くなり球体となった。
『人間共が我ら神に勝てると思うなぁ!破壊・亜空切断!』
※破壊・亜空切断※【悪・龍】
破壊光線と亜空切断の合わせ技。
イベルタルが翼を前に羽ばたかせ技を放った瞬間、暗黒城から黒いオーラが噴き出した!
破壊・亜空切断はその時一気に巨大化し攻撃範囲と威力が大幅に上昇、凄まじい迫力と恐怖を感じた。
「これが神の力か。だが、俺らも神に力を授かったんだ!」
「ブラックキュレム、フリージンググラビテイ!」
「ミュウツー、巨砲・破壊光線!」
「マフォクシー、獄炎・ビッグバン!」
デオキシスの光明城の効果で技が強化されたので、技名も威力も一気に変わる!
※フリージンググラビティ※【氷・神】
辺り一面を氷結させる。
相手を永久凍土させる事が出来る。
※巨砲・破壊光線※【ノーマル・神】
破壊光線の光線を巨大化させた技。
範囲・攻撃力の大幅強化により使える。
※獄炎・ビッグバン※【炎・神】
ビッグバンの火力を大幅に上げた技。
範囲も威力も桁違いに上がっている。
イベルタルが放った亜空切断はブラックキュレムのフリージンググラビティで技を凍らせ、更に辺り一面を氷結させた。凍った亜空切断はミュウツーの破壊光線で木っ端微塵に砕き、イベルタルに向かっていったが、イベルタルは羽を羽ばたかせ破壊光線を受け流した!
だが・・・
イベルタルの上空に獄炎・ビッグバンが発動し、イベルタルを中心に特大大爆発が起こった!
俺達はデオキシスの特殊バリアの効果で全く爆発の影響は受けないが、辺り一面に氷結した大地、森は獄炎・ビッグバンの破壊力で全て吹き飛び、暗黒城と光明城も大破した!
20番道路・・・ポケモン達の楽園はもう跡形も無く消し飛びデカい丸の穴がそこにはあった。
俺は直ぐにイベルタルがどうなったか見ると、イベルタルが居た場所に1つの球体が浮いていた。
「あれは何だ?」
「黒い球体だな・・・」
その黒い球体は黒いオーラを纏っており、ドクンと鳴った!
その音はだんだんと大きくなっていき、黒い球体はひび割れた!
「おい・・・まさかあの球体って・・・」
「嫌な予感は的中するんだよね・・・」
黒い球体が完全にひび割れた時、破壊の神『イベルタル』が現れた!
「やっぱり・・・」
「また・・・あの驚異が蘇るのね・・・」
「あれだよ、あれ・・・デオキシスを速く起こした方が良くないか?」
ウルップはデオキシスを起こしてまた力を貸せと言ってるんだな。
だけど、そうしないと勝てないのも事実。
「デオキシス、起きてる?」
『・・・・・・・・・』
まだ寝てるみたいだな。
さっき寝ただけだから仕方無いか。
「ウルップさん、ここは俺達で頑張りましょう!」
「そうだな。うん。頑張るか!」
「私も頑張るよ!」
「「「出てこい!みんな!」」」
俺達は一斉に手持ちの全ポケモンを出した!
「みんな、あそこにいるポケモンはイベルタル!破壊の神だ!俺達の1体1体の攻撃力ではイベルタルには勝てない。なので、複数チームを作る事にする」
俺はそう言い皆を見た。
「そうだな。うん。それで行こうか」
「私もそれに賛成!あっ!バロンイベルタルの攻撃が来る!」
「もうそこまで回復していたか!皆、行くぞ!」
「「「破壊光線!」」」
破壊光線を覚えているポケモンに命じ、他のポケモン達は俺が臨時で考えたパーティに編成する。
さあ!イベルタルを迎撃するぞ!