百六話
ゴジカさんとのバトルで俺のゾロアークはダメージは与えることは出来なく、ミュウツーと交代した。
ヒャッコクジム戦
☆ゴジカVSバロン☆
「ミュウツー、瓦割り!」
「シンボラー、影分身!」
シンボラーは直ぐに影分身し、ミュウツーは本体を攻撃できず分身を攻撃した。
「チャンスよ!シャドーボール!」
「ミュウツー、テレポート!そして、瓦割り!」
シンボラーがシャドーボールを放ったと同時にテレポートし、シンボラーの真後ろにミュウツーは現れた。
ミュツウーは戸惑うこと無く瓦割りをシンボラーが展開させた光りの壁を攻撃し破壊した。
「こんな使い方をするとはね・・・シンボラー!シャドーボール!」
「ミュツウー!テレポート!そして、シャドーボール!」
「シンボラー!直ぐに光りの壁!」
ゴジカはシャドーボールを囮にし光りの壁を再び展開させることが目的だったみたいだ。
まんまと距離を開けられ、光りの壁を展開された。ミュウツーのシャドーボールでも光りの壁はびくともしなかった。それが二重だったら大技でも破壊は難しくなるだろう。
瓦割りの技は相手の展開した光りの壁やリフレクターを破壊できる少し特殊な技だ。
「また光りの壁を!ミュウツー!瓦割りで破壊しろ!」
「短気な子ね。シンボラー、影分身!」
シンボラーの影分身は1回目よりも更に数が多くなっていた!
ミュウツーはまた分身を攻撃してしまうことになり・・・
「シャドーボール発射!」
シンボラーが直ぐさまシャドーボールを放ってきた!
「ミュウツー!避けて、もう一度瓦割り!」
「シンボラー、もう一度影分身!」
ミュウツーはまたしても分身を攻撃する事になってしまった。
「くそ!!当たらない!!ああ~!」
『マスター!落ち着け!』
俺は頭に血が上っていた。攻撃が当たらない苛立ちから来る物だった。
「すまないミュウツー」
ミュウツーは一度俺の方に戻り、体勢を立て直した。
シンボラーもゴジカの所に戻り、体勢を立て直した。
俺は少し目を瞑り、考えた・・・
特殊技を放とうとすれば光りの壁でダメージを与えられない。
接近戦を持ち込めば影分身で避けられる。
技の出す素早さが足りないのか?
「ミュウツー!メガ進化するぞ!」
『了解!』
「進化を超えろ!メガ進化!」
俺はミュツウーをWメガ進化させ、構えた。
「これも予言で見た。メガ進化のミュウツーは凄まじい素早さと攻撃力を備えている」
「そうです!行きますよ!ミュウツー!神速、瓦割り!」
「シンボラー!守るです!」
シンボラーが守るを発動させる前にミュツウーはシンボラーに到達していた。
「やれ!瓦割りからの爆裂パンチ!」
ミュツウーは光りの壁を瓦割りで両断し、直ぐさまシンボラーに爆裂パンチを思いっきり当てた!
ミュツウーもメガ進化前までは攻撃が当たらない苛立ちが有り、今の素早さも攻撃力もそのおかげでいつもより格段に上がっていた。その攻撃を受けたシンボラーは凄い勢いでジムの壁に激突!そのまま戦闘不能になった。
「なんと!?これは予想外!戻れシンボラー」
「よし!良くやったミュウツー!」
『ありがとう』
ミュウツーは俺の元に戻り、構えを解いた。
「見事だ!私の2体目は・・・行け、ニャオニクス!」
2体目はニャオニクスだった。
観客席で見ていたセレナは驚いていた。なんでだ?
「セレナ!どうかしたのか?」
「え!?あ、うん。私の時は一番最後がニャオニクスだったから・・・」
「そうか。わかった!」
俺の時は2体目でニャオニクスって事は3体目は・・・
今は考えるのは止そう。今はあのニャオニクスを倒すことを考えなくてはな・・・