ラブライブ!+man   作:shintaro-0630

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どうもシンタローです!
今回は二話の後編です!
前回はふざけすぎましたwすみませんw
Twitterやってます!→@shintaro0605
今回はオリジナルな脚本で大真面目にいきます!

それでは本編に…どうぞ!


二話(後編) 二人で見上げた空

ー二話 二人で見上げた空ー

 

朝、神田明神前、穂乃果、海未、ことり、慎は三人で朝練をしていた。

(しかし昨日は…)慎はふと昨日のことを思い出していた。

 

「私、ダンス踊れないよ?」と別れ際に慎がさらっと言った。

「えええええっ!?」

三人が驚く。

「私たち四人で踊るんじゃないの!?」

「私、昔交通事故で足が悪くなってリハビリしたんだけど激しい運動はできないっていわれちゃったんだ。私はあくまでもサポート役だよ!」

「そうだったんだ…なんかごめんね…私たち知らなくて…」ことりが謝る。

「きにすることないよ!それじゃみんな明日から朝練頑張ろうね!」

「バイバーイ!」

慎は三人に元気よく手を振って別れた。

 

(そういや言ってなかったんだな…まず男だし、アイドルはまずいだろ…アイドルは無理でも手助けくらいなら…)と昨日のことを思い出していた慎に海未が声をかける。

「慎!タイムはどうでしたか?」

「あっ…ご、ごめんぼーっとしてたわ」

「もう…しっかりしてくだい…」

「ごめんね…」

慎が海未に謝る。

「まぁつぎから気を付けてくださいね!」

と二人がはなしていると穂乃果とことりも

いつのまにかゴールしていた。

すると練習している4人に巫女姿の女性が声を掛けてきた。

「君たち」

「副会長さん…?」とことりが聞いた。

「そやで~ウチは東條希。みんなせっかく階段使わせてもらってるならお参りくらいしていきや~」

四人は練習を中断して神社の鐘をならし手をあわせた。

その後慎は希に声を掛けられた。

「慎くんだっけ?昼休みもう一回会えないかな?二人で…」

「えっ?まぁ…別に大丈夫ですけど…」

「よし、それじゃ昼休みに屋上に集合ね!」

そういうと希はまた神社の掃除を始めた。

「慎ちゃん何したの?」穂乃果が訪ねる。

「いや全く心当たりがない…」

「それじゃ、そろそろ朝練終わりにして学校へ向かいましょうか」

海未がそういうと4人は着替えて学校へ向かった。

 

そして昼休み

希に呼び出された通り屋上にきた。

するともう既に希がいた。

「お、きたね~」希が慎のそばへ近寄ってきた。

慎は希を見る

むっちりとした足にくびれのあるウエスト。

それに何といってもこのバスト。

男を誘惑するような胸だ。

「ちょっと?どこ見てるん?」

慎の顔をのぞき込む。

「あ、いや…」慎が目をそらす。

「んじゃ…早速…」

「ん?」

「わしわし!」

希はいきなり慎のない胸を揉んだ。

「うわああああ!!」

慎はじたばたしたが希はしっかりと掴んでいて離さない。

やっとの思いで振り払うと希は話し始めた。

「やっぱり…君…男の子やね?」

「えっ?」

「ウチは占いが得意であなたの正体は前からしっていたんよ。それで今回はそれを確認するために呼び出したってわけなんよ」

「俺をどうする気ですか?」

慎は女ぶった口調をやめ、希をにらみつける。

「そんなこわい顔せんといてなぁ~大丈夫ウチは慎くんの味方や」

「え?」

「君はいや君たちは廃校を何とかしようとしているやろ?」

希は話を続けた。

「ウチだって廃校になるのは嫌やねん。だから君たちの手助けをしようと思ってるんよ。」

「そ、そうだったんですか…よかったぁ~

」慎はそっと胸をなでおろす

「具体的には何をしてくれるんですか?」

「ズバリ!グループ名と新メンバー追加!やね!」

「えええええええええ!」

慎は驚きのあまり学校中に響きわたるくらいの声で叫んだ

「ななななな、ほ、本気ですか?」

「ウチは本気よ」

「まずはグループ名やけど…」

「はい」

慎がうなずく。

「μ'sなんてどうやろか?」

「ミューズって何ですか?石鹸?」

「違う違う。石鹸やなくて神話に出てくる女神の事や」

「μ'sか…いいと思います!」

「お、気に入ってくれたみたいやね!」

「さて…次は新しいメンバーのことやけど…」

「はい」

(何人増えるんだ?1人か2人かな?)

慎は勝手に予想する。

「あと6人やね」

「ええええ!そんなに!?」

「うん!μ'sの意味は9人の歌の女神ってことや」

「なるほど…あてはあるんですか?あと6人なんて…」

「それは君が探し出すんや!」

「ええ!?俺が!?」

慎は自分に指をさす。

「そう!今はライブのことでいっぱいいっぱいやからライブ終わったあとにメンバーあつめしていったらいいんやない?」

「あと6人頑張って集めてね!ほな~♪」

そういうと希は屋上の扉を開け下の階段へ降りていった。

(な、何なんだ一体…し、しかも占いと胸を揉むだけで変装を見破るなんて…希先輩恐るべし…)

(とりあえず今はややこしくなるだけだし三人には黙っておくか…)

すると

 

ピロリン♪

 

携帯がなった。メールのようだ。

 

ウチやで~ライブおわったら

早速メンバー集めよろしくね~(-ω-)/

それとグループ名いれた紙、掲示板の前の箱にいれておいたからね~♪

 

「なんで俺のメアド知ってんの!?」

慎はまた大声で叫んだ。

 

その後穂乃果、海未、ことりに話し、グループ名がμ’sに決定した。

放課後の練習を終え、家に帰った慎は海未に電話をかけた。

 

「結局、作曲者はみつかりませんでした…」

「そっか…」

「どうします?」

「これから作曲者を探してる時間なんてありませんし…」

「オリジナル曲は諦めるしか…」

(ここまで頑張ってきたのに…)慎はどうしても諦めきれなかった。

「一つだけ当てがあるわ…」

「ほんとですか?」

「うん…うまくいくかはわかんないけど…」

「頑張って頼んでみるね…」

そういって海未との通話を切ると早速慎は電話をかけた。

相手は…

「…何よこんな夜遅く…」

「真姫、いまから会えないか?」慎は普通の声で真姫に呼びかけた。

「…わかったわ今から準備するわ…」

そういうと真姫は電話を切った。

待ち合わせの場所は言わなくてもわかった。

慎と真姫が出会った場所。

西木野総合病院だ。

 

外の空気は冷たく、春とは思えないほど冷え込んでいた。

慎は自転車に乗り、急いで病院へ向かった。

病院の前につくと真姫がもうすでに待っていた。

「あら…いつもの女装はどうしたの?」

「あ…忘れてた…」

慎が頭をかく。

「まぁいいわ…とりあえずここじゃ話づらいから向こうに行きましょ…」

そういうと真姫の後を追うようにして移動した。

二人は近くの公園のベンチに座り話し始めた。

「話ってなに?」冷たい声で真姫が話をしはじめた。

「俺さ…μ’sっていうグループでアイドル活動してるんだけど…」

「知ってる。掲示板に大きく貼り出されてあるもの」

「そ、そっか…」

沈黙が訪れる。少しすると真姫が

「話はそれだけ?」

「それじゃ私は帰るわね…」

真姫はそう言って立ちさろうとする。

「待ってくれ!」

慎が真姫を呼び止める。真姫は振り返らず話を聞いた。

「実はお前に作曲をしてもらおうと思って…」

「無理よ…」

「なぜだ?お前は昔、将来ピアニストになるって言ってたじゃないか…」

「私がなぜあなたの病室に来なくなったか知りたい?」

真姫は話し始めた。

「私はピアニストになるのが夢だったの。小さいころにピアノを始めてずっと好きなことに夢中になって夢を追い続けていた。でもそんなある日、ピアノのコンクールがあったの。」

慎の方に向き直ると真姫は話を続けた。

「私はコンクールにでたけど…私は賞はとれなかった。そして私はピアノをやめたわ。そして親に反対されてピアノをやめることになったの、そして親が『ピアノはだめでも勉強はしっかりやらせないと』って言われて次の日から勉強ばかりさせられてあなたに会う時間もなくなっていったの…」

(そうだったのか…)

真姫は話を続けた。

「…私は自分の夢を追いかけていたかった…!なのに私は夢の途中で挫折して夢をあきらめたの!」

真姫の声がふるえている。

慎は何も言えなかった。

「私は怖いの…実力のない私が作曲なんてしたらあの人たちの夢をつぶしてしまうんじゃないかって…その夢をつぶすくらいなら最初からやらない方がマシよ!」

真姫は必死に涙をこらえながらそういった。

「だから作曲なんて無理…」

「私の音楽はもう終わったの…」

真姫はそういうとまたこの場を立ち去ろうとした。

「それでも俺はお前にお願いしたいんだ…!あいつらはで全力で廃校を阻止しようとしてる。それがうまくいくなんて俺だって正直わからない。それでもあいつらは夢に向かって進んでるんだ!例え夢がかなわなくても俺たちは絶対お前のせいになんかしない!」

真姫は背中をむけたまま話を聞いた。

「頼む!今、俺達にはお前の力が必要だ!」

「一日考えてみてくれ…」

慎がそういうと真姫は家の方角へと歩いて行った。

 

あの日から数日がたった。

慎は朝起きてケータイを確認する。真姫からの連絡はない。(やっぱりだめだったのか…)

するとコトンとポストに荷物が入る音がした。

ポストの中身を確認するとそこには一枚のCDと右下にμ’sと書かれていた。

 

そして朝、学校に行き、屋上でその曲を聞いた。

曲が流れ、歌い始める。その声は真姫の声だった。

【うぶ毛の小鳥たちもいつか空に羽ばたく 大きな強い翼で飛ぶ 諦めちゃダメなんだ その日が絶対くる 君も感じてるよね はじまりの鼓動】海未の歌詞が歌になっていた。

 

(真姫、ありがとな…)

 

慎は青く澄んだ空を見上げた。

 

 




…いかがでしたでしょうか?
書いた感想は…時間かかった!www
昼の12時から夜の8時までずっとかいてましたwww
真姫ちゃんのオリジナル設定を作ってみました!
真姫ちゃんの悲しい過去…
それを助けたのは小さいころ真姫に助けられた慎でした。
前を向いて歩きだそうとする慎を見て、
再び真姫も前を向いて歩き出し行きました。
これからどうなっていくのでしょうか…
次は三話ですね!
僕は三話でラブライブにドハマりしたのでとても印象に残っています!
誤字脱字があればご指摘お願いします!
面白ければお気に入り登録お願いします!
次回もよろしくです!
では!



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