ラブライブ!+man   作:shintaro-0630

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どうもシンタローです!
いよいよ今回は本編一話!
アニメの内容を崩さないようにがんばりたいとおもいます!
Twitterはじめました!→@shintaro0605
感想など受け付けているので気軽にコメントして下さい!
それでは本編に…どうぞ!




一話  START:DASH!!

前回のあらすじ

いきなりの廃校を告げられた慎はふらふらと校舎をさまよっていた。

すると聞き覚えのある曲が聞こえる。

音楽室に向かうと慎の探し求めていた西木野 真姫と遭遇。

話しかけようとすると、突然の突風!慎のかぶっていたカツラが外れ正体がばれてしまう。

はたして慎の運命は…?

 

ー一話 START:DASH!!ー

「え?」困惑した様子でこちらをみつめる真姫。

(もうだめだ…!)慎はうつむいたまま黙っていた。

すると真姫が「慎…?」

「えっ…?」慎は素早く顔を上げた。

「なんで…お前…俺のことを…」

そのときチャイムが鳴った。

「とりあえず…はい」教室の端まえとんだカツラを拾い上げて慎に渡した。

「…なんでここにいるか知らないけどとりあえず全校集会に行きましょ」

「え…?」慎は真姫を見る

「女装してまで入ってくるなんて何か理由があるんでしょ?とりあえずこのことは黙っといてあげるわ」

「さあ行きましょ」

「お…おう」真姫と慎は音楽室を出て走り出した。

走ってる最中に慎が

「…覚えていてくれたんだな俺の事…」

「…別に」真姫が照れくさそうに答える。

「あなたも午後から授業でしょ?放課後また会いましょ。待ち合わせは神田明神に五時に集合ね。」

さっと真姫が予定を決める。

「お、おう」

「じゃあね」

そういうと二人は講堂の中へ入っていった。

全校集会では理事長が言っていた通り全校生徒に廃校の知らせが言い渡された。

周りがざわつく中、慎は早めの昼食を済ませ、職員室に向かった。

その後先生に自分のクラスへ案内された。

 

ホームルームの時間に先生が

「今日から転校してくる新しい生徒を紹介する!入ってこい!」

慎が教室に入る。

(うわぁ…女子しかいねえ…)

クラス全員が慎を見ている。(大丈夫だよな?ばれてねえよな…?)不安になる慎。

「まずは自己紹介から!どうぞ!」

「は、はい!黒崎 慎です!よろしくお願いします!」

「これからよろしくな!」先生が背中をたたく。

「席は園田のとなりの空いてる席な!」「今日のホームルームは以上!みんな仲良くしてやれよ!」

席に座ると後ろから早々肩をつつかれた。振り向くとオレンジ色の髪の毛が特徴の子が話しかけてきた。「初めまして!ねえねえ君はどこからきたの?好きな食べ物は?好きな動物は?」

「こら穂乃果いきなり質問したら慎さんが困ってしまいますよ」

「そうだよ穂乃果ちゃん困ってるよ?」

「すみませんいきなり穂乃果が迷惑をかけてしまって…」青色の髪の子が礼儀正しく謝る。

「ううん全然大丈夫だよ!」

慎は明るく笑顔で答える。

「私は園田海未といいます。こちらが高坂穂乃果、こちらが南ことりです。」「あれ?あなたどこかで…」

慎がことりのほうを見る。

「あ、お母さんにあったんだね!

実はこの学校の理事長は私のお母さんなの!」(やっぱりどこか似てるとおもった…それと三人とも…かわいい…)

「これからよろしくね!」ことりがあいさつする。

「う、うん!よろしくね!」と慎はあいさつを返す。

午後からの授業が始まった。だが慎は授業に集中できなかった。

 

(真姫…廃校…)

 

いろんなことが頭の中でごちゃごちゃになっていた。

(考えたって仕方がない…とにかく今は授業に集中、集中…)

だがそのあとも結局集中できなかった。

五時間目で授業が終わった。

(五時までまだ時間があるな…)

時間があるので慎は校舎を回ることにした。

 

中庭

「あ、慎ちゃん!」

と大きな声で慎の名前を呼んだ。

「あ、穂乃果ちゃん!それにことりちゃん!海未ちゃん!」

いきなり俺に優しくしてくれた3人組だ。

「なにしてるの?」

穂乃果が訪ねる。

「今日待ち合わせしてるんだけど時間があるから校舎校舎をみて回ってたんだ。そっちこそ何してるの?」

慎が聞き返す。

「どうにかして廃校を阻止したくてその手がかりになるものを探していたの!」

「ふーん…」

穂乃果が話を続ける。

「穂乃果はこの学校が大好きでこの学校だけはここに残したい!例え廃校になっちゃったとしても、このまま何もしないのは嫌なの!」

(この子は本気なんだな…)

まぶしいくらいの純粋な瞳だ。彼女が嘘ついているようには思えない。

「かっこいいな…」

慎がぼそっと言った。

こんな現実にひるまずまっすぐ立ち向かおうする勇気。

何よりもこの学校を愛してることがつたわってきた。

(…よし、決めた…!)

「感動したよ!穂乃果ちゃん!私もいっしょに廃校を阻止したい!もしよかったら私も仲間にいれてくれないかな?」

「やったー!ありがとう慎ちゃん!」

穂乃果が抱き着く。「ちょ…穂乃果ちゃん近い…」慎は耳まで顔が真っ赤になった。

「じゃ!いこ!」

穂乃果が慎の手を引く。

 

(あれ?この感じ…)

 

どこか懐かしい感じ…しかし思い出せない。

その後校舎中を回ったが廃校を阻止する手がかりは見つからなかった。

夕方になってきたのでしかたがなくこの日は解散した。

 

そして神田明神の前に五分ほど早く到着した慎は暇つぶしをしようとしたとき

階段の前に真姫が座っているのを見つけた。

「よう…」

慎が声をかけ、真姫のとなりに座る。

「さぁ…なんで女装してまではいってきたのか説明してもらましょうか…」いきなり本題に入る真姫。

(どうしよう…)

言えない。真姫に会いたくてこの学校に入ったなんて…

いいわけを考える慎。

(そうだ…)

「ま、前からこの学校が廃校になることを聞いていてこの学校の廃校を阻止するために来たんだよ」

苦し紛れの嘘。

すると真姫は

「…ふーん、なんか嘘くさいわね…」

「まあいいわこれからよろしくね」そういうと真姫はたち上がった。

「お、おいもう行くのか?」慎が聞く

「まあね…家遅くなるといけないし」真姫が答える

「そうだな…あ、そうだ。メアド交換しようぜ。」慎はケータイを取り出した。

「まぁ…別にいいけど…」真姫もケータイを取り出した。

真姫が慎のケータイを覗く。「あれ?この子たちは?」

「ああ、今日友達になった3人だ。一緒に廃校を阻止しようとしてるんだ。」

その後、二人はメアドを交換し終わり真姫と一緒に帰り道を歩いた。

「じゃ私こっちだから…」「おう、またな」

と話し最後に

「慎!」

真姫が慎を呼び止めた。

「女装姿…そんなに悪くないわよ…」と照れくさそうに言うと走って帰っていった。

「…よし明日から廃校阻止がんばるぞー!」

その後慎は今日起きた出来事をふりかえりながら眠りについた。

 

学校に行くと穂乃果が雑誌をもってきていた。

その雑誌はなんとアイドルの雑誌の雑誌だった。

慎、海未、ことりは口をポカーンと開けたまま話を聞く

「スクールアイドルって今すごく人気があって人気のあるところは入学希望者が増えてるんだって!」

「ふーん、面白そうじゃん!ことりちゃん、海未ちゃんどう思う?」

海未の姿がない。どうやら逃げたようだ。

その後海未を探し出し四人はほかのアイデアがないか探し回ったがいいアイデアは見つからなかった。

 

放課後、ことりと慎はなんとか海未を説得しようと考えた。

「まさか急にあんなことをいいだすなんて…」

「穂乃果ちゃんは昔からそうなの、私と海未ちゃんじゃどうしても勇気がなくて踏み出せない一歩でも穂乃果ちゃんは恐れず突き進む力があるの」

「へぇ…それで二人はいつも振り回されてるんだね」

「うん♪」

ことりが嬉しそうにうなずく。

弓道部で練習をしている海未に

「海未ちゃんちょっといい?」

と慎が声をかけた。

3人は弓道の部室を出て歩き出す。

「昔から穂乃果は後先考えず自分勝手ばかりしていつもふりまわされてばかりいました…穂乃果といるといつも大変な目にあいます…」

海未はぁ…とため息をついた。

するとことりが

「いつも大変な目に合うばかりじゃなかったはずだよ。海未ちゃんがひとりではこわくて踏み出せないようなところにいつも背中を押してくれるのは穂乃果ちゃんだと思うんだ。」

といった。

「そうですね…」

海未がゆっくりとうなずく。

続けて慎が言う。

「穂乃果ちゃんは本気でこの学校を救おうとしてる。それがどんな結果になろうと後ろを見ずに突き進む。ちょっとどこかぬけてる穂乃果ちゃんだから道に迷いそうになったら海未ちゃんが助けてあげたらいいんじゃない?」

「それに…見て…」

三人が立ち止まる。

そこには穂乃果の姿があった。見よう見まねでダンスを踊っている。

その姿は一生懸命でどこか楽しそうに踊っていた。

「いったーい!!」

穂乃果がターンに失敗し転んだ。

「大丈夫ですか?」

手を差し伸べたのは海未だった。

「1人でやっても穂乃果はいつも失敗ばかりです。やるなら3人…いや4人でやらないと」

穂乃果が立ち上がる。

「よーし!絶対廃校阻止するぞー!」

「おー!」

(よし…俺もやってやる…!)

俺たちの物語はまだ始まったばかりだ

 

 

 

 

 

 

 

 




…いかがでしたでしょうか?
書かせていただいた感想を言いますと…
いやー!疲れた!www
まさか3500文字も書くことになるとは思ってませんでしたwww
慎は真姫と再会できて一段落ですね!真姫はなぜ慎のことを覚えていたのか…
またμ’sの最初の一歩を踏み出しましたね!
他のメンバーはいつ出てくるのか…
まだまだ気になる点が多いところです!
今回は打ち間違いをしているところがあるとおもうので見つけたらTwitterやここのコメント欄にてお知らせください!
次回もよろしくです!
では!

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