今回はプロローグⅡです!前回はいきなり真姫ちゃんと遭遇!しかし昔と変わってしまった真姫をみて困惑する慎。
この後の慎はどういう行動をとるのか…
これからどうなっていくのでしょうか…?楽しみですね…
そこで!今回の前書きではこの作品のオリジナルキャラクターの慎のフルネームとその詳細について書いていこうと思います。
それではどうぞ!
ー黒崎 慎(くろさき しん)ー
・年齢…16歳 ・血液型…О型 ・身長…174㎝ 誕生日…6月5日 目の色…黒
・特徴…見た目が男に見えないくらい女の子っぽい 昔交通事故で足を負傷し、リハビリをして何とか歩けるようにはなる走ったりなどの激しい運動はできない。
女装道具は黒っぽいロングのカツラ。
…いかがでしたでしょうか?私シンタローと名前が一緒だからって同一人物というわけではありません。自分がこんな風になれたらいいのになぁと思ったり、見た目が女子っぽいのはうらやましいと考えたり(筆者は変態です)…ていうかこの設定にしないと
女子高になんて入れませんからねwww国籍はどうなの?とかそういうのはまた話数ごとに
明らかになっていくでしょう!(ここではバラさないでおきます…)
…そろそろ本編いきましょうか では…どうぞ!
ー プロローグⅡ 歌と出会いと風と ー
呆然としていた慎は我に返り、校舎の中へ入っていった。
靴を履き替えた慎はいわれたとおりに理事長室へ進む。
「思ったよりきれいな学校だな…」
廊下は明るい緑で少しほこりっぽい、さすが伝統校。
いかにも理事長室そうなドアを見つけた。ドアをノックする。
返事がない。どうやら中で誰かともめているらしい。
「…入りますよ」
ゆっくりとドアを開けると金髪で肌の色の白い女と少し紫がかった髪の色をした胸の大きい女が理事長らしき人物に話しかけていた。
(な、なんなんだ…この美女の巣窟は…)
圧倒される慎に
「あら、来たわね」
「こんにちは。この学校の理事長を務めている南ですよろしくお願いします。」
理事長が手を差し伸べる。慎は慌てて理事長の手を握り
「は、はじめまして!私、黒崎慎といいます!これからよろしくお願いします!」
「私」という慣れない言葉使いであいさつをすると
「そんなことより理事長!」と会話を断ち切る大きな声が理事長室に響いた。
「なぜ急にこんなことが決定したのですか!」と金髪美女が理事長に問いかける。
「ごめんなさい絢瀬さん…数年前からここ周辺の人口が減少していく一方で…」
「あの…なにかあったんですか?」慎が会話に割って入る。
会話に入られたのがよほど気に食わなかったのか金髪美女がこちらをにらむ。
理事長が慎の質問に答える。
「黒崎さん実は…この学校が廃校になる予定なの」
「…え?」
慎は言葉を失った。
「つい最近決まったことでこれからの全校集会で生徒に話すつもりだったの。でも先にこの学校の生徒会長と副会長には話しておこうと思って…」
「わかりました…失礼します…」
話の途中で慎はふらふらと部屋を出ていった。
その後慎は校舎をいく当てもなくさまよっていった。
するとどこからか歌が聞こえる…それにピアノの音…
声のする方へ向かっていく…声が大きくなってきた。
【…してるばんざーい ここでよかった 私たちの今がここにある】
「この歌は…!」慎は音楽室のドアを勢い良く開ける。
すると女はびっくりしてピアノを弾くのをやめた。
女を見ると赤い髪の毛につり目の女の子…それに…
「お前…その歌…」
「えっ…?」
何年ぶりの再会だろう…あのころとは違い身長も伸び、一回りも二回りも成長しているが昔の面影がかすかに残っている。
間違いないこの子が俺をたすけてくれた 西木野 真姫 本人だ。
「なんでこの歌のことを知って…」
「キャ!!」
急に強い突風が吹いた。
慎は頭のうえが軽くなった。
(ま、まさか…)
慎は上を見上げる。そこには黒くて茶色い長い髪のカツラが宙を舞っていた。
赤髪の女はただこっちを見つめていた。
…いかがでしたでしょうか?いきなりの真姫との遭遇+招待がばれるというはちゃめちゃな展開になってきましたね…
真姫ちゃんはどうするのか…
女装がばれた慎の運命は…
そしてみなさんご存じの「愛してるばんざーい!」が生み出す二人の関係の秘密とは…
なぞは深まるばかりです…
この本編の誤字、脱字があればご指摘よろしくお願いします!
面白ければお気に入りよろしくお願いします!
次回もよろしくです!
では!