ラブライブ!+man   作:shintaro-0630

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どうもシンタローです!
今回は十話後編!
前回の続きですね!
今回からオリジナル要素多めになります!
前回はことりが慎に留学の相談をするというオリジナルストーリーでしたが…
ことりはどうするのでしょうか?
Twitterやってます!→@shintaro0605
それでは…本編にどうぞ!



十話(後編) 夢の形

十話 (後編)

ご飯の支度ができ十人はご飯を食べ終わると一段落していた。

「よーしじゃあ花火をするにゃ~!」

凛が言う。

「その前にご飯の片づけしなきゃだめだよ?」

花陽が言う。

「それは私やっとくから行ってきなよ!」

ことりが言う。

「え?でも…」

花陽が小さな声で言う。

「そうよそういう不公平はよくないわ。みんなも自分の食器は自分で片づけて!」

絵里が全員に言う。

「それに花火よりも練習があります!」

海未が言う。

「え…?本気?」

にこが嫌そうな顔をする。

「当然です!昼間あんなに遊んでしまったのですから…」

「でもそんな空気じゃないっていうか…穂乃果ちゃんはもう…」

ことりがそういうと海未は穂乃果を見る。

「雪穂~お茶まだ~?」

穂乃果がソファに寝転びながら言う。

「家ですか!?」

それを海未が突っ込む。

「それじゃこれ方付けたら私はねるわね…」

真姫が食器を持ち立ち上がる。

「ええ?真姫ちゃんもやろうよ!花火!」

凛が言うと

「いいえ花火よりも練習です!」

海未が言う。

「凛はみんなで花火したいにゃ~!」

凛がだだをこねる。

「かよちんはどう思う?」

凛が花陽に聞く。

「私は…お風呂に…」

花陽が少し遠慮しながら言う。

「第三の意見出してどうするのよ…」

にこが突っ込む。

「…じゃあもう今日はみんな寝ようっか!」

希が言う。

「今日はみんな疲れてるでしょ?練習は明日の早朝、花火は明日の夜することにして…」

「そっか…それでもいいにゃ~」

希の意見に凛が賛成する。

「確かに…練習もそっちのそうがいいかもしれません…」

どうやら海未も賛成のようだ。

「それじゃお風呂入ろっか!」

希がそういうと

慎を除く九人が風呂に向かう。

「え…?お風呂…?」

慎が顔を青ざめる。

(それは…色々まずくないか…?)

慎はハッとして真姫を見る。

真姫は慎をにらむ。

「わ、私が皿洗いしてくるからみんな入ってきなよ!」

慎が焦って言う。

「慎?さっきも言ったけど…そういう不平等はよくないって…」

絵里が注意する。

「私…まだお風呂に入る気分じゃないからいいや!」

慎がなんとか風呂に入るのを逃れようとする。

「ほら行っておいで!」

慎が背中を押し九人を風呂場へ追し込んだ。

「ふう…よかった…」

慎は胸をなでおろした。

「さて…皿の片づけして…それから歌詞作りっと…」

慎は皿を片付け始めた。

 

 

皿の片づけの最中慎はことりが言っていたことを思い出していた。

(留学か…穂乃果ちゃんや海未ちゃん…なんて言うかな?)

慎は皿の片づけを終えるとリビングに戻り、作詞を始めた。

 

 

「…よし!できた!」

慎は小さくガッツポーズをすると

「慎ちゃん!早く擦ろ入らないとお湯覚めちゃうよ」

穂乃果達が上がってきた。

「うん!それじゃ入ってくるね!」

慎は風呂場へ向かった。

 

 

風呂場 

慎はカツラをとり、風呂場へ向かった。

「久しぶりだな…ここ…」

風呂場は露天風呂になっていた。

広い浴場に慎は飛び込んだ。

「きゃ!」

突然悲鳴が聞こえた。

「え…?」

慎が驚く。

そこにいたのは…

「し、慎君!?」

「慎!?」

希と真姫だった。

「なんだ…よかった…」

慎がため息をつく。

「よかったじゃないわよ!何勝手に入ってきてんのよ!この変態!」

真姫が風呂桶を投げる。

「ぶっ!」

真姫の投げた棺桶は見事に慎の顔に直撃した。

「慎君…さすがに混浴は…」

希も注意する。

「違う!ご、誤解だ!」

慎は必死に言い訳をする。

 

 

慎と真姫は少し離れてお互いに背を向けて湯につかっていた。

「慎君…カツラ取ったらこんな感じなんやね…」

希が慎の顔を除きこむ。

「希ちゃん!あんまり近づかないで!俺男だから!」

慎は目をつぶりながら言う。

「慎君…ちゃん付け…なんか違和感あるなぁ…」

「わかった!わかったから!離れて!」

慎がそういうと希は慎と真姫の真ん中の位置で座った。

「…全くなんでこんなことに…」

真姫がため息をつく。

「てか…早く上がれよ…のぼせるぞ?」

「ええ…そうね…」

真姫が立ちあがると希が

「わしわし!」

いきなり希が真姫の胸を揉んだ。

「お!真姫ちゃんはなかなかやね!」

「の、希!?なにするの!?」

「おい!後ろで何やってんだよ!」

「だって二人とももじもじして…意識しすぎやねんもん!」

「別に意識してないし!」

慎と真姫は声をそろえて言った。

「わ!悪い」

慎は慌ててまた後ろを向く。

「もう!バカ!」

真姫はまた慎に風呂桶を投げつけた。

 

 

慎が風呂から上がると

リビングには布団が敷かれていた。

「おお!」

慎が驚く。

「みんなで寝るんだね!」

「うん!せっかくの合宿だからね!」

ことりが言う。

「それじゃ!そろそろ寝るわよ!」

絵里がそういうと十人はそれぞれの布団に入った。

電気を落とししばらくすると

バリボリ…せんべいを食べるような音が聞こえてきた。

「ちょ…何の音…?」

絵里が全員に聞く。

「私じゃないです…」

花陽が答える。

「凛でもないよ?」

「もしかして海未ちゃん?」

慎が海未に聞く。返事がない。どうやらもう眠っているようだ。

「ああ、もうだれか明かり付けて!」

絵里がそういうと慎が明かりをつける。

「ああ!」

謎の音は穂乃果がせんべいを食べている音だった。

「何やってるの穂乃果ちゃん?」

ことりが穂乃果に聞く。

「い、いや~何か食べたら眠れるかな~?って」

「も~いい加減にしてよね!」

穂乃果を注意するにこの顔面にはパックがされておりパックの上にはきゅうりのようなものがおかれていた。

「な、なによそれ…」

絵里がにこに聞く。

「美容法だけど?」

にこが答える

「は、ハラショー…」

絵里がロシア語を混ぜて驚く。

「もういいからさっさと寝るわよ!」

そう言ってにこが電気を消そうとすると

「ぶっ」

にこの顔に枕がとんできた

「真姫ちゃん何するの~」

希がわざとらしく言う。

「いくらうるさいからってそんなことしちゃだめよ!」

希が凛に枕を投げる

「何するにゃ!」

凛が枕を投げる

穂乃果の顔に当たる。

「よーし!」

穂乃果も枕を投げる。

真姫に当たる。

「いいわよ!やってやろうじゃない」

真姫はそういうと慎に枕を投げる

慎は真姫の枕をキャッチした。

「真姫の枕は風呂桶投げられたからもう対策済みだぜ!」

慎は枕を投げ返す。

こうしてμ'sの枕投げが始まった。

「何すんのよ!」

真姫が枕を投げる。

「おっと甘いよ!真姫ちゃん!」

穂乃果が枕をよけ投げ返す

「スキあり!」

ことりが穂乃果に枕を投げる。

「ぶっ!」

ことりの投げた枕が穂乃果の顔面に当たる。

「え、えい!」

花陽が枕を投げる。

「花陽ちゃん!どこ投げてるの!」

慎が枕をよけ花陽に枕を投げる

すると

「させないにゃ!」

凛が枕で防ぐ。

「今にゃ!かよちん!」

「えい!」

花陽の投げた枕が慎に直撃する

「凛たちのコンビネーション作戦成功にゃ~!」

凛と花陽がハイタッチする。

「ハイタッチしてる余裕なんてないわよ!」

絵里が二つ枕を投げる。

凛と花陽の顔に当たった。

「下級生だからって手加減しないわよ!」

「さあ!次の相手はだれ?どっからでもかかって来なさい!」

「あ~あ…エリチ完全にスイッチ入ってるやん…」

希も枕を投げる。

枕が飛び交う中、誰かの投げた枕が寝ている海未の顔に当たった。

海未は枕を掴みゆらっと立ち上がった。

「…何事ですが…?」

海未が低い声で言う。

「ち、違…ね、狙って当てた訳じゃ…」

真姫が言い訳をする。

「朝…早朝から練習すると言いましたよね…?」

海未が言う。

「う、うん…」

ことりが言う。

「それをこんな夜中に…覚悟は出来ていますね…」

「まずいよ…これ…」

穂乃果があわあわする。

「海未ちゃん寝ている時に起こされるとものすごく機嫌が…」

ことりがそういうと海未は枕を投げた。

にこが吹っ飛ばされる。

にこは気を失った。

「だめにゃ…もう手遅れにゃ!」

「超音速枕…」

「ハラショー…」

海未ちゃんスキあり~!

慎が後ろから海未に枕を投げようとする。

「ぐあ!」

慎は吹っ飛ばされる。

「み、みんな逃げて…」

慎が力なく言う。

「海未!勝負よ!」

絵里が一対一の勝負を申し込む。

「絵里ちゃん頑張って!」

花陽が絵里にエールを送る。

「行くわよ!」

絵里が枕を投げる。

「…」

海未は無言で枕をよけ絵里の後ろに回り込む。

ぐあ!

海未の投げた枕が絵里の顔に直撃する。

絵里は気を失った。

こうなったら、、、みんな行くよ!

穂乃果が真姫、希、凛、花陽、ことり一斉に枕を投げる。

甘いですね

海未は全員の枕をよけ

全員の顔に枕を投げた。

海未ちゃんおそるべし、、、

慎はそういうと気を失った。

 

 

朝、布団はぐちゃぐちゃなまま全員海未にやられた場所で眠っていた。海未も全員に枕を投げた位置から動かずに眠っていた。

慎は一人早く起きた。

(あれ?ことりちゃんがいない…)

慎はことりを探した。

ビーチに出た慎は砂浜にいることりを見つけた。

「ことりちゃん!」

慎が海を見てることりに声をかける。

「慎ちゃん…おはよ!」

ことりが挨拶する。

「…ことりちゃんどう?決まった?留学のこと…」

慎が聞く。、

「うん…決めたよ…」

ことりが言う。

慎は黙って聞いた。

「私行かないことにしたの…私の夢は服飾のデザイナーになることなの…そのためにはやっぱり留学したほうがいいんだけど…」

その夢…諦めちゃうの?

慎が聞く。

「ううん…そうじゃないの…」

「私は…このμ’sのみんなで夢を追いかけることにするの!」

「どうやって?」

「私の作った衣装でラブライブに出ればいろんな人に私の衣装を見てもらえるなあって思って…μ’sの夢もかなって私の夢もかなえばすごく素敵だなあって思ったんだ!」

「そっか…よかった!」

「これからもよろしくね!」

慎がそういうと

「うん!」

ことりは笑顔で返事した。

「おーい!」

穂乃果達が二人を呼ぶ。

「おはよー!」

慎が手を振り返事をする。

十人は手をつなぎ海に向かって並んだ。

「慎ちゃん…」

ことりが隣にいる慎を呼ぶ。

「ありがとう!」

ことりは笑顔で言う。

「うん!」

慎も笑顔で言う。

「よーしラブライブに向けてμ’s!頑張るぞー!」

「おー!!」

十人は両手をめいいっぱい高く上げた。




いかがでしたでしょうか?
お風呂シーン書けよかったです!w
ストーリー上特に何もないんですが…
書きたかったシーンです。
前回のあと語りでも言った通り、
今回から本編と大きくストーリーを変えました!
ことりが留学にいくのをここでやめるという
オリジナルストーリーにしてみました。
ここからどうなっていくのでしょうか?お楽しみに!
誤字脱字あれば報告よろしくお願いします!
次回もよろしくです!
では!

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