ラブライブ!+man   作:shintaro-0630

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どうもシンタローです!
今回は合宿!
私が個人的に一番面白いと思う話ですね!
あのPVの夏色とワンダラのところとかが入っているし
先輩禁止になってさらにμ’s結束が深まった回だと思います!
それに…
μ’sの水着姿…たまりません!
さらに入浴シーンもあり…
あと海未の枕投げのところは何度見ても面白いです!
枕とは思えないくらいの威力が出てて…海未ちゃん…すごいです…
あと最後の真姫が絵里にありがとうというシーンは
毎回泣いてしまいます…
今回は前編、後編に分けて
書きたいと思います!
Twitterやってます!→@shintaro0605
それでは十話の前編…どうぞ!


十話(前編) 自分の気持ち

十話(前編) 自分の気持ち

 

 

空港 慎と九人は大きな荷物を抱え円になるように集まっていた。

「ええ~!」

穂乃果が大きな声を出す。

「先輩禁止!?」

「ええ。前からちょっと気になっていたんだけど…踊っているときにそういうことを気にするのはちょっとね…」

絵里が説明する。

「なるほど…そのための合宿ってことですね!」

慎が言う。

「ええ!そういうことよ!じゃあ早速始めましょう!ねえ穂乃果!」

絵里が穂乃果が指名する。

「は、はい!いいと思います!え、絵里ちゃん!」

穂乃果が緊張しながらも絵里の名前を呼ぶ。

「うん!」

絵里が笑顔でうなずく。

「じゃあ凛も!ことり…ちゃん?」

凛が自分からことりの名前を呼ぶ。

「はい!よろしくね!凛ちゃん!真姫ちゃんも!」

ことりは真姫を指名する。

真姫はことりから目をそらす。

「じ~」

全員で真姫を見る。

「べ、別にそんな呼んだりするものじゃないでしょ!?」

真姫が恥ずかしそうに言う。

「では合宿に出発します!部長の矢澤さんから一言!」

絵里がにこにふる。

「じ~」

全員でにこを見る。

すると

「しゅ…しゅっぱ~つ!」

にこの情けない声が空港に響いた。

 

 

海の近くにある豪邸についた。

「ここ懐かしい…」

慎が感動する。

「え?慎ちゃんきたことあるの?」

ことりが聞く。

「うん!真姫に小さいころ連れてきてもらったんだ!料理人とかお手伝いさんとかいて…とにかくすごいんだ!」

慎が嬉しそうに説明する。

「今回は急に言われた話だからお手伝いさんもいないけど…」

真姫が言う。

「ふん!何自慢してるのよ?」

にこが強がる。

「別に自慢なんかしてないじゃない!」

真姫が反論する。

「さあ早く行きましょ!合宿は二日しかないから早く練習しましょ!」

絵里がそういうと中に入り全員は練習着に着替えた。

 

 

そして全員が荷物を降ろすと外にもう一度集合した。

「これが合宿での練習メニューになります!」

海未がメニューを貼りだす。

「すごい…こんなにびっしり…」

ことりが言う。

「わ、私…自身ないよ…」

花陽が言う。

「うん…さすがにこれは死人が出る…」

慎が言う。

「…って海は!?」

穂乃果が海未に言う。

「…?…私ですが?」

海未がきょとんとしながら言う。

「違うよ海だよ!海水浴だよ!」

穂乃果が海を指さす。

「ああ!それなら…ほら!」

海未が練習メニューを指さす。

そこには遠泳十キロと書かれていた。

(もうこれはダメだ…)

慎がため息をつくと

「凛ちゃん!」

慎が言うと

「わかったにゃ!」

凛は返事をして

「あ!海未ちゃん!あそこ!」

凛が海を指さす。

「え?なんですか?」

海未がよそ見をした隙に

「いまだ~!」

穂乃果を先頭にことり、にこ、凛、花陽が海へと向かう。

「ああ!あなたたちちょっと~!」

海未は五人を止めようとしたがもう遅かった。

「まあ…仕方がないわね…」

「え?いいんですか?絵里先輩?…あ」

「禁止っていったでしょ?」

「はい…すみません…」

絵里が海未を注意する。

「μ’sは部活の側面が強かったからこうやって遊んで…先輩後輩の垣根をとるのもいいんじゃない?」

絵里がそういうと

「そうだよ!海未ちゃん!」

慎が言う。

すると

「海未ちゃん~!絵里ちゃん~!」

花陽が手を振り名前を呼ぶ。

「は~い!さあ!海未!行きましょ!」

「…はい」

海未はしぶしぶうなずき水着に着替えた。

 

 

ビーチ

慎はできるだけ薄着になり

真姫と並んでビーチチェアに座っていた。

(これは…)

慎は海で遊ぶ八人を見ていた。

(なんだか…すごく幸せだなあ…こんなにも水着美女がいっぱい…)

慎は八人に見とれていた。

「…何にやにやしながら見てんのよ…キモチワルイ…」

真姫が慎に言う。

「いや…べ、別ににやにやなんかしてないだろ!?」

慎が男口調で真姫に言う。

「…さっきからずっと顔ゆるんでるわよ?」

「…ところでそのメモは何?」

真姫が慎のてに持っているメモに気が付く。

「…ああ、前にユニット曲作る話しただろ?海未ちゃんとことりちゃんと相談して…ユニット曲は俺がメインで作ることになったんだ」

慎が説明する。

「最近は二人の手伝いにも慣れてきて…二人に頼まれたんだ。もちろん二人にも手伝ってもらうが…二人には全員で歌う曲に力を入れてほしいからな…やれることはやっておこうと思って…作曲ばかりは俺じゃどうにもできないから頼んだぞ…真姫」

「わかったわ…」

真姫がうなずく。

「真姫ちゃん~!慎ちゃん~!」

穂乃果が二人に声をかける。

「スイカ割りしな~い?」

穂乃果が言う。

「やるやる!さあ真姫!行くぞ!」

「わ、私は別に…」

「いいから!さあ行くぞ!」

慎は真姫の手を握り、スイカ割りに参加させた。

 

 

そして夕方

遊び疲れた十人はいったん豪邸にもどり一段落していた。

「買い出し?」

穂乃果がことりに聞く。

「うん…ここからスーパーまで遠いらしくて…」

すると真姫が

「別に私一人で行ってくるからいいわよ?」

というと

「じゃあウチがおともする!」

「たまにはええやろ?こういう組み合わせも?」

「わかったわ…それじゃ行ってくるわね」

真姫は八人に挨拶すると希と買い出しに行った。

(さて…作詞の続きでもするか…)

「…あれ?」

慎は歌詞を書き溜めていたメモがないことに気が付いた。

どうやらビーチに忘れてきたようだ。

「ごめん!ビーチに忘れ物したからとってくるね!」

慎はそういうとビーチへと向かった。

 

 

「…あった」

風で飛ばされて砂に埋もれているメモを見つけた慎は豪邸へ戻ろうとした。

「慎ちゃん…」

「ことりちゃん…どうしたの?」

ことりが外に出てきていた。

「あのね…ちょっと話があるんだ…」

ことりが深刻そうな表情で言う。

「うん…わかった…」

慎とことりは話を始めた。

「どう?作詞はすすんでる?」

ことりが聞く。

「うん…何とかね…衣装も言われた通りに出来てきてるよ…ことりちゃんの手伝いしてたからだいたいわかるし…

慎が言う。

「そっか…よかった…」

ことりが言うと

「…こんな話をしたいわけじゃないよね?」

慎がことりを問い詰める。

「…うん実は…」

「私留学することになったの…」

「え?」

慎は自分の耳を疑った。

「前から服飾の勉強したいと思ってて…有名なデザイナーがμ’sの動画を見て来てみないかって…」

ことりは事情を説明した。

「そ、そうなんだ…」

「他のみんなにはまだ伝えてないの?」

慎がことりに聞く。

「うん…なんだか話しづらくて…」

「そっか…いつ出発するの?」

「それが…あと約一か月後なんだ…」

「もう決めたの?」

「うん…でも…」

するとことりの目から涙が出てきた。

「ご、ごめんね!泣くつもりわなかったんだけど…」

「ことりちゃん…」

 

慎はことりを抱きしめた。

「私だって寂しいよ…今聞いて本当にショックだった…ことりちゃん…つらいときは泣いていいんだよ?」

慎がそういうとことりは声を出して泣いた。

 

 

ことりが少し落ち着くと二人は座り話しをし始めた

「ごめんね…慎ちゃん急に泣いたりして…」

ことりが謝る。

「ううん!全然大丈夫だよ!」

慎が明るく答える。

「あのねことりちゃん…」

「ん?」

慎が呼ぶとことりが慎の方を見る。

「ことりちゃんはどうしたいの?やっぱり向こうにいきたいの?」

「うーん…まだ迷ってる…かな?」

「行くにしても行かないにしても…自分の気持ちに嘘をついちゃダメだよ?ことりちゃんが思ったようにすればいいんだよ…私はことりちゃんのこと応援してるからね!」

慎が笑って言う。

「やっぱりそっくりです…」

ことりがぼそっと言う。

「何か言った?」

慎が言う。

「ううん!なんでもない!ありがとう!慎ちゃん!大好き!」

ことりはそういうと慎に抱き着いた。

「こ、ことりちゃん!?」

慎は顔を赤くした。

「私…頑張る!」

ことりは笑ってそういうと立ち上がり砂浜を走り戻っていった。

「さて…俺も戻るか…」

(いつか…俺も本当のことを話せたらいいな…)

慎は立ち上がり走ることりを追いかけた




…いかがでしたでしょうか?
今回は前編ということで
書きました。
慎がメインでユニット曲を作るオリジナル設定を書いてみました!
個人的にはとても満足しています!これは前からこの設定は考えていたので今回書けてよかったです!
最後のシーンはことりが慎に勇気をもらい自分で伝えることを決心した…という感じなのですが…
ここからは一期は本編とは話が少し違うストーリーを考えています!
完全とオリジナルとはいきませんが…
オリジナル要素がたくさん増えますがそれでもいいよって方は
ラブライブ+man引き続きよろしくお願いします!
誤字脱字あれば報告よろしくお願いします!
次回もよろしくです!
では!

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