有栖とアリス   作:水代

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予告

 

 そこには人がいる、そこには悪魔がいる。

 

正義の味方(hero)(ヒーロー)】

仲魔:“八雲の英雄”スサノオ

「義無き力は暴力だ…………けどな、力なき義はただの戯言だよ。正義を通したいなら、力と義を両立させろ」

 

 だが、そこには神はいない。

 

裁定者(Judicator)(ジュディケイター)】

仲魔:“裁定せし者”レッドライダー、ブラックライダー、ペイルライダー、ホワイトライダー

「守護者…………ソレが己(オレ)の名ではある、が己の目的はソレではないな」

 

 だが、世界を支える神の座がある。

 

復讐者(avenger)(アベンジャー)】

仲魔:“復讐女神”アレークトー、ティーシポネー、メガイラ

「殺す、殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す…………必ず果たす、この復讐を」

 

 だが、世界を形作る神の力がある。

 

反逆者(rebellion)(リベリオン)】

仲魔:サマエル

「この世の全てを捧げなさい…………そうすれば私がこの世界を導いてあげるわ」

 

 だから、それを奪い合うものたちがいる。

 

共犯者(accomplice)(アカンプリス)】

仲魔:“共犯者”ルシファー

「そこに理由がある、意味がある、意義があって、真実もある。俺はそれが欲しい」

 

 トーナメント。

 

群体(cluster)(クラスター)】

仲魔:“破滅神”シヴァ

「神の力、それを持ってして、この世界を終わらせる…………死が安らぎであると気づいてしまったから」

 

 神の座の、神の力の争奪戦。

 

軟弱者(Faggot)(ファゴット)】

仲魔:“守護神”パラスアテナ

「全く、僕はこんな野蛮なことは嫌いだって言うのに、なんで僕の女神は厄介ごとに巻き込むのだろうね」

 

 世界の頂点を目指し、集まる者たち。

 

悪党(rascal)(ラスカル)】

仲魔:“謀反人”オンギョウキ

「俺は悪党だからな、圧倒的に、徹底的に、決定的に最後まで悪であることを誇りとするさ」

 

 そして暗躍する者たち。

 

悪役(villain)(ヴィラン)】

仲魔:“百の腕”ヘカトンケイル

「はいはい、所詮僕は悪役、そう割り振られた存在。だから悪は悪らしく、悪いことでも企もうかね」

 

 この戦いの果ては、一体どこへ向かうのか。

 

人攫い(Bogeyman)(ブギーマン)】

仲魔:“不死なる者”クドラク

「欲しい、欲しい、欲しい。いいなあ、あいつら。欲しいなあ…………じゃあ、奪うか」

 

 そして、やつが動き出す。

 

殺神鬼(Serial killer)(シリアルキラー)】

仲魔:“第六天魔王”ハジュン

「神は死んだ、けれど世界は回っている…………なら今更神が存在する意味などあるのか?」

 

 始まるのは、人と悪魔の舞台劇。

 




何これ? と思った人。
えーっと、次回作(予定)です。

有栖とアリスと言う作品は、この次回作と設定の共有があったりします。
すでに本編の中にも、この次回作の話がちらほらと入ってたり。

四章にて思いっきり関わることになるけど、実際に書き始めるのは有栖とアリス完結後を予定しています。

今回のは簡単なトレーラーです。

テーマは一つ。

神の死んだ後の世界で繰り広げられる戦い。

因みに、有栖くんの出身世界でもある。篠月有栖の生きていた世界で、有栖がアリスと初めて会った世界でもある。



え? なんでいきなりこんなの投稿したのか?

四章のネタにつまったから気分転換だよ、言わせんなよ、恥ずかしい。

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