有栖とアリス   作:水代

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登場人物も増えてきたので、ちょっと登場人物紹介をしてみる。
主に作者の脳内整理のため。

注:大して設定も無いいくらかのキャラは省略しています。


登場人物紹介

 

有栖(ありす) 性別:男 年齢:15 身長だいたい170弱

 

主人公。前世だと普通に成人してた。事故で死んで転生して今に至る。

両親は前世でも今生でも死んでいる。現在一人暮らし(?)

悪魔と会ったのは前世でのアリスが初めて。デビルサマナーになったのは今生で十歳の時。

自身を助けたアリスを死なせないためにアリスと契約する。その後、葛葉キョウジと出会い弟子入り(仮)する。

十三の時に独り立ち。この縁が切欠で、ヤタガラス及び葛葉の里に対し、ある程度の繋がりがある。

本人はフリーのサマナーではあるが、事情を知らない人間からは葛葉の勢力の人間と認識されている。

基本的に面倒なことには関わりたくない、と言うのが本音なのだが自分の大切だと思ったものは抱え込もうとするので、結局面倒ごとに巻き込まれる。

サマナーとしてはそれなりだが、戦術家としては一流。

身の丈に会わない悪魔を多く持っているが、全員を従えているあたり、サマナーとしてもかなりの才があるかもしれない。

『人間と悪魔をそれほど大きく区別していない』

 

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アリス 性別:女 年齢:不明 身長:130くらい?

 

仲魔。公式によるとイギリス人らしい。名前はフランス人女性名だが。

有栖が前世で出会った初めての悪魔。有栖が今生で助けられた悪魔。

五年一緒にいるうちになんだか人間臭くなった部分もあるが、根は子供で悪魔なので善悪の観念が薄い残虐さを持つ。

保護者が二人いるらしいが、有栖と初めて会った時にはすでにその姿は無い。

『有栖のことだけは特別視しているきらいがある』

 

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ジャックランタン 性別:カボチャ 年齢:カボチャ 身長:カボチャ

 

仲魔。有栖が13くらいの時に仲魔にした。特異点悪魔。

仲魔にした時は一時期吉原市が壊滅しそうになってたらしい上に、有栖もその後半年ほどの入院を余儀なくされた。

お気楽おちゃらけな妖精らしい性格。だが見た目の割りに強い。

『ジャックフロストと合体すると別の悪魔になる』

 

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ジャックフロスト 性別:ゆきだるま 年齢:ゆきだるま 身長:ゆきだるまくらい

 

仲魔。有栖が異界化した廃病院で仲魔にしたゆきだるま。正確には雪の妖精。特異点悪魔。

仲魔にするのに割りと死にかけている(有栖が)、と言うか手加減できなくて殺そうとしたら懐いて仲魔になった。

ジャックランタンとは兄弟と呼び合い、仲が良い。この種族はみんなこうらしい。

『ジャックランタンと合体すると別の悪魔になる』

 

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ジャアクフロスト 性別:分からん 年齢:知らない 身長:微妙

 

仲魔。ジャックランタンとジャックフロストがデビルフュージョンするとこうなる。

特異点悪魔たる両者の特徴を顕著に併せ持っており、その戦闘力は現在の有栖の仲魔の中でも最強。

なんでこいつメギドラダイン撃てるんだろう、って思ってる人が割りと多いと思う。

『サマナーのレベルの未熟により未だに全能力の半分も開放されていない』

 

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ミズチ 性別:男女 年齢:千歳以上 身長:160くらい(人間時)、全長は3mくらい?

 

仲魔。海辺の街で出会った龍神。特異点悪魔。

成り行きで契約したらそのまま付いて来た。有栖の仲魔の中で唯一良識的な仲魔。

力のほとんどを自身の巫女に渡したせいで弱いのかと思ってたら意外と器用な特技持ってて便利だったりする。

『単純な戦闘力以上のものを持っていて、古い知識などにも精通している』

 

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詩織(しおり) 性別:女 年齢:15 身長:150くらい

 

友人。と言うか幼馴染。小学校の頃から悠希を含め三人だったらしい。

十一くらいの時に両親が死んでいる。それからは祖父の家で暮らしていた。

祖父が吉原高校の理事長。割と裕福な家庭の、いわゆる庶民系お嬢様だったりする。

『自身について、実は誰よりも何も知らない』

 

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悠希(ゆうき) 性別:男 年齢:15 身長175くらい(有栖よりちょい高い)

 

友人。と言うか幼馴染。小学校の頃から詩織を含め三人組みだったらしい。

両親健在の二子の長男。実は妹がいる。一般人の家庭…………と思ってたら実は祖父がヤタガラスの人間だった。

ただ両親には何も伝えずに逝ったので家族は誰も知らない。苗字は門倉。キョウジ曰く、悠希は門倉の継承者らしい。

門倉は葛葉の分家の一つらしいが、それを知る祖父が何も言わずに死に、完全に関係は絶たれていた。

ゴールデンウィークに向かった旅行先で悪魔絡みの事件に巻き込まれサマナーになることを余儀なくされる。

最近気になる子ができたらしい。

『生まれながらにして、門倉の遺産を受け継いでいる者、故に門倉の継承者であると言える』

 

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朔良(さくら) 性別:女 年齢:16 身長:155くらい

 

葛葉。有栖が昔、キョウジに葛葉の里に連れて行かれた時に出会った十四代目葛葉ライドウの血筋。

悪魔の複数体同時召喚に成功しているけっこうなチート。まだ本人も悪魔も未熟だが、ライドウを目指し努力している。

無表情、無感情、無感動と三点拍子揃った性格だったが、有栖、そして二十代目葛葉ライドウに熱をもらい、生きる活力を得た。

守人だった宗家の少年がいるが、現在どうなっているのかは不明。

勘と運が良い。また、術士の称号たるライドウを目指すだけあってさまざまな術を持っているが、本質的にはサマナー。

『十四代目の血が色濃く受け継がれた少女』

 

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キョウジ 性別:男 年齢:不詳 身長:180くらい

 

葛葉。有栖の師。現葛葉キョウジ。スーツとグラサンで傍から見るとヤクザかマフィア。

吉原市一帯を本拠地としており、取り仕切っている。

有栖曰く、今の自身よりも強い。とのこと。朔良曰く、現役の葛葉のサマナーの中で最強。

実力だけならば二十代目葛葉ライドウに匹敵するかもしれない。

ナトリと言う後継者がいる。

『その暴力的な印象とは裏腹に本質的には戦略家』

 

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ナトリ 性別:女 年齢:13くらい 身長:140くらい(アリスよりはやや高い)

 

葛葉。キョウジの義理の娘。次代葛葉キョウジ。黒のゴスロリ服と長い銀髪が特徴。

ナトリと言うのは本名の頭文字を取ってキョウジがつけた名前。ただ本名はすでに捨てているのでナトリと言うのが唯一の名前であると思っている。

気に入った人には自身の名前を呼ぶことを許し自身も相手を名前で呼ぶが、そうでなければ呼ばせない。

因みに当て字気味で漢字名があって葛葉名取が日本での彼女の名前と言うことになっている。

『月の妖精のような幻想的なその外見とは裏腹なその本性を知るものは少ない』

 

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和泉(いずみ) 性別:女 年齢:15,6歳くらい(外見上は) 身長:150くらい

 

ガイア。有栖が過去にメシア教を襲撃した時に出会った白い少女。

体に吸血鬼を、心にペルソナを植えつけられており、それ故、精神性が歪んでいる。

正気と狂気が反発しあい、ぶつかり合い、心の安定が取れていない。

後に発覚した事実曰く、とある少女のクローンであり、最初から実験のためだけに作られた実験体。

故に本来の意味での両親はおらず、勘違いでクローン元の少女の両親を殺したことがある。

過去に自身を救ってくれた有栖に対し好意以上のものを持っているが、自身を卑下する傾向にあるせいでそれを表に出すことは無かったが、最近になって自身を許容したので有栖への好意も表に出すようになってきた。

夢、目標、未来への希望、些細な幸せ、小さな喜び、そんな通常の人間なら誰もが持つようなものを知らずに育ったからか、そう言った類のものに飢えている。同時に、それが当たり前であるはずなのにどうして自分はそれを持てないのか、そしてどうして他人はそんなに当たり前のようなをして持っているのか、などと考え内心では嫉妬していた。

『狂った心と正しい心、それは本当に同じ心なのか、けれど自身はまだそれを知らない』

 

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独立固体(インディペンデンス) 性別:たぶん男 年齢:たぶん20前後 身長:おおよそ170くらい

 

騒乱絵札の名無し(ジャック)。群体たちの王(仮)。

かつて狂った組織の狂った実験によって生まれた群体と呼ばれる人々の中から生まれた意識。

共有された意識を持ちながら、独立性を保つ異端。

死を目指す群体の意識に引き摺られている部分があり、そこから脱却するために完全なる独立を目指す。

同時に群体の意識を乗っ取り、群体の王へとなり上がろうとしている。

絵札を受領してはいるが、騒乱絵札の中では一番弱く、また他と目的の傾向の違う異端。

『独立とは孤立に似ている。だがそれは誰からの孤立だろう』

 

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姫君(クイーン) 性別:女 年齢:見た目20歳くらい 身長:150くらい

 

騒乱絵札の女王(クイーン)。魔人ヒトキリを従えるサマナー。

目的から何まで全てのプロフィールが謎の人。

ただ他の絵札とは普通に仲が悪い、と言うか馴れ合わない。

『正気と狂気などすでに金繰り捨てて、それでも叶えたい願いがあるのなら、どんなことにでも手を染める、それが決意である』

 

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王(キング) 性別:男 年齢:30前後くらいに見える 身長:165くらい

 

騒乱絵札の王様。ウリエル、モト、スルトと言った強大な悪魔を使役するサマナー。

古代召喚術の使い手。過去に契約した強大な悪魔たちを魔法陣から呼び出す。

例によって他の絵札との仲は悪い。と言うか見下している。だが王と名乗るだけあって、取り仕切ることもする。

と言うか、こいつがいなければとっくに仲間割れで空中分解している。

『規定路線からは外れた、ならば次は路線を砕くことから始めよう』

 

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怪物(ジョーカー) 性別:不明 年齢:不明 身長:不明

 

騒乱絵札の切り札。王を持ってして抑え切れない最強。

その他一切が不明。

『月の血、それが怪物にとっての至上であることは明白である』

 

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小夜(さよ) 性別:女 年齢:15 身長:150くらい

 

龍神の巫女。割と読者に存在忘れられてるんじゃないかと作者が悩んでる娘。

今後登場予定はあるのだろうか? おお、メタいメタい。

『何も思いつきません』

 

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迷える羊(ストレイシープ) 性別:男 年齢:たぶん30前後 身長:190

 

聖人。聖者の金眼を持つ生きた聖人。

聖典の一句から力を引き出し、事象を変える聖句を扱える。

通称メシアの処刑人。メシアの敵を狩って、狩って、狩りまくる、ガイア教最大の敵の一人。

『神に背く聖人。だがその背きが信仰故だとすれば、それを責めることができるのは神だけではないだろうか』

 

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狩人(ハンター) 性別:男 年齢:20後半くらい 身長:170くらい

 

本編では多分名前は出てない狙撃手。

魔弾の王ザミエルと契約し、魔弾を受領していた。

殺した人間の七人目の魂を魔王に捧げる、代わりに魔弾を授けられる、と言う変則的な契約でやっていたのだが、とある事情により契約が破棄される。

最後に残った三発の魔弾のうち一発を有栖に、一発を王へ撃ち、最後の一発は行方知れず。

何か色々知っていたり、色々と目的を持って動いていたようだったが、最後は自殺した。

『終わりが救いとなることなどいくらでもある、今が辛い、未来が無い、ではもう幕引きの中にしか救いはない』

 




外伝書くと言ったけど、やっぱりやめて、外伝にしようと思ってたのは四章とくっつけて書くことにします。
ちょっと時系列考えるのが面倒なことになってるので、四章始まるのはもうちょいかかります。

他に誰がいたっけ?
この人の紹介無いけど見たい、ってのがあったら感想で言ってください。

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