灰と幻想のグリムガル ―孤独な魔戦士―   作:雨宮海人

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連続投稿だ!(息切れすること間違いなし)
というわけでフミヤはオリジナルの職業につくことになります。

正直メチャクチャ何にするか悩みましたが、ここはロマンを求めて魔戦士にでもしてみるかという結論に至りました。
かっこいいよね近接もできて魔法も使えるって笑

というわけで、ゆっくり読んでいってください。


第2話 魔戦士ギルド

俺が事務所を出たところで、そこにいたのは泣いているシホルであった。俺は状況が全く理解できなかったので、

 

「何があったらこんなことになるんだ?」

 

泣いてるシホル本人に聞いても答えが返ってきそうにないので、一番まともな返答を聞けそうなユメに問いかけてみると。

 

「それがな、ランタが怒鳴ったらシホル,ビックリしてもうてな。でも、ずっとこのままってわけにはいけんやろ?、だからハル君が情報収集にいったんよ」

 

「ち、違うぞ俺は――」

 

「黙れ」

 

俺はランタの言葉を潰して、シホル達の方に近づいて行く。

 

頭でも撫でようかと考えたがさすがに初対面の男にそんなことされるのは気持ち悪いだろうと思い、

 

「大丈夫だ。別に今泣いたって何の問題もない。むしろさっき俺が殺されかけた時とかに泣かなかっただけマシってものだ。ゆっくりとなれていけばいい」

 

そういいながら俺は近くの階段に腰を下ろした。

 

本当はすぐにでもギルドのとこに行きたいが、女の子2人と会話聞いてての感想が普通にうざいランタだけをここに放置しておくのはよくないことだ。

 

「ハルヒロや、他の連中も戻ってくるかもしれないからなそれまではここにいるとする」

 

「なんだお前、目的地でもあるのか?」

 

「ある。でも、この状況を放置していくまでの場所じゃない」

 

「お前!もしかしてあの野郎から何か教えてもらったな!」

 

「悔しければ聞いてこい。ただし半殺しになっても俺は何の責任もとらん」

 

「ぐっ、なら情報をよこせ!」

 

「メリットがない。こっちは覚悟を決めて所長から聞いたんだ。簡単に情報を渡すかよ」

 

どうも、ランタと喋っていると攻撃的な口調になる。まぁ、相手の性格から考えて当然といえば当然か。そして、ランタはそのまま黙ってしまう。

 

「そういえば、名前。なんていうの?誰にも言うてなかったよなー?」

 

「フミヤだ。別に隠していたわけじゃない。いう必要を感じなかったんだよ」

 

「フミヤかー。さっきかっこよかったなー。怖くなかったん?」

 

さっきのというのはナイフを突きつけられた話だろう。

 

「普通に怖かった。でも殺さないってわかってし、あくまでレンジを引かせるためにやったことだからな」

 

こんな感じで主にユメとそこまで内容の無い話を続けていると、ようやくハルヒロ、さらにマナトが遠くに見えた。

 

ハルヒロとマナトはまともそうだし、ここは任せても大丈夫そうだな。

 

これ以上ここにとどまる理由はないので、俺は腰をあげそのままギルドの方に歩き出す。

 

「後は、あいつらと一緒にどうにかしろ。マナト辺りなら頼りになるだろ」

 

「えっ、い、行っちゃうんですか……?」

 

シホルが不安そうに聞いてきた。俺がレンジの誘いを断ったのは余った人間が何もできずそのままになることを恐れていたからだ。でも、この一番問題のありそうなグループにマナトがいるなら情報収集を含めて基本的なことは大丈夫だろう。

 

「行くところがあるっていったろ?今日中にそこまでいって話を進めたいんだ。また縁があったら会おう」

 

俺はランタに絡まれると面倒なのでシホル達に軽く手を振って、すぐにその場を離れるのであった。

 

 

 

シホル達から離れた俺は真っすぐ、魔戦士ギルドまでいった。地図のおかげで迷わずに来れた。しかし、問題はここからである。

 

「失礼します。このギルドに入りたくて来たんですが……」

 

少し緊張しながらも中に入ると、辺り一面に剣や刀が飾られてる部屋に奥の方に座っている女性が見えた。かなり若い、確実に20代だろう、それでいてとても美しいという言葉が良く似合いそうな人だ。

 

「見ない顔ね。うちは中途半端な義勇兵はギルドに入れない主義なんだけどあなた、元のギルドと義勇兵歴はどのくらい?」

 

少し変わった服、なんだっけ、和服?よくわからない単語が浮かんできたが他とは違う服を着た女性は立ち上がりながら俺の方に来た。

 

「今日見習いになったばかりです。ですけどこのギルドに入りたいんです!よろしくお願いします」

 

「……ふふっ。あなた面白いこと言うわね。首を跳ね飛ばされたいのかしら?」

 

頭を下げたせいで相手は見えないが、ものすごいプレッシャーを感じた。変なことを言えばほんとに首を刎ねられるかもしれない。

 

「無礼だということはわかってます。それでも俺はこのギルドで学びたいんです。他のギルドの話もきたがここ以外興味がわかなかったんだ!」

 

「……顔をあげなさい」

 

女性の言葉につられ俺はそのまま正面を見据える。さっきと違って女性は目の前まで来ていた。何時の間に?全く気付けなかった……

 

その後、女性は値踏みをするように俺を見ると。

 

「ふむ、今日義勇兵になったにしては悪くないわね。それに魔戦士ギルドに見習いなのに入りたいと言ってきたバカは今まで見たことないわ」

 

それはそうだろう、魔戦士という職業は簡単に言えば魔法使いと戦士の中間に位置する職業、二兎追う者は一兎をも得ずの言葉通り初めに選ぶ職業としては難易度が高すぎる。それ以前にそこまで大きなギルドでもないので見習いがこの職業を知ることも難しいだろう。

 

しかし、俺が魔戦士になりたい最大の理由はそこだ。戦士として戦え、自分限定ではあるらしいが回復魔法も使えるらしい。一人で活動するにはもってこいの職業だ。

 

「いいわ。チャンスをあげる。まず、8シルバーは払ってもらって5日間あなたを私が鍛えてあげるわ」

 

「5日?基本的に7日間と聞いたんですけど――」

 

「黙って聞きなさい。その5日間であなたに近接系のスキルだけを叩き込むわ。普通は魔法か近接どちらかに精通している人がこのギルドの加入条件なの。一週間で全てを教えることは不可能ね。それで6日目あなたには一人でモンスターを狩りに行ってもらう。私の出す条件をクリアしたら最終日に魔法を教えてあげるわ。ただし失敗したらそのままここから出てもらう」

 

……中々に厳しそうな条件が加えられた。モンスターを倒しに行くのは問題ないのだが一人で行くとなると神官がいない。回復がないともしもの時死ぬことすらあり得る。生きていても失敗したらもうギルドに入る金がなくなる。

 

「魔戦士は器用貧乏なんて言われるけど立派な前線職、剣で敵を倒さなければならないわ。私の課題がクリアできないなら魔戦士をやるなんて到底無理ね」

 

女性の目は本気だ。でも、門前払いすらあり得る状況でこの条件は俺にとって最高のものなのかもしれない……

良くも悪くも実戦経験が積めるのだ。それに一人で戦うことを視野に入れてこのギルドを選んだんだ、迷う理由はない。

 

「わかりました、やります」

 

俺は8シルバーを出しながら、そのまま頭を下げた。

 

「私はカレン。今日からあなたの師匠をやらせてもらうわ。簡単に音をあげないでちょうだいね」

 

「フミヤです。師匠、よろしくお願いします!」

 

こうして、グリムガルでの俺の修行が始まった。

 

そして、師匠との修行は過酷を極めた。

 

魔戦士という役職が普通の義勇兵になれない理由。それは前線の戦闘スタイルに問題がある。まず金属防具を一切身につけない。魔法はエレメンタルという魔法生物の力を借りて使うのだがこいつらは金属が嫌いらしい、なので金属は武器ぐらいが限度らしく、このおかげで接近戦は攻撃をまともに受けたら致命傷に直結する。防御の手段は主に回避とカウンターになる。

 

しかし、この技術は簡単にできるわけではない、半端な使い方をすれば失敗して致命傷を負う、なので腕の無い義勇兵は魔戦士ギルドに入れないというわけだ。そんなやつに技を教えてもすぐ死んでしまうかららしい。

 

そして、その技術を学ぶために、俺はとにかく師匠にボコられた。回避を学ぶためといいボコられ、カウンターを練習するためにボコられ、技は体で覚えるものだと普通の攻撃の練習ですらボコられた。

もちろん、途中で投げ出したりなんかしたら俺は路頭に迷うしかなくなるのでやめるという選択肢はない。俺はとにかく頑張り続けた……

 

 

 

そして、運命の日を迎えた。

 

「さて、試験当日だけど、体調は万全かしら?」

 

俺は師匠と一緒に街の出口まで来ていた、師匠がいうからにはこの奥の森が見習い義勇兵が初めて狩りに来る場所らしい。

 

「昨日までボロボロでしたけど、神官様に治してもらったので大丈夫ですよ」

 

正直、昨日の満身創痍の状態で試験を受けたら間違いなく死ぬ自信がある。

 

「さすがにあの状態じゃ公平さを欠くわ。お金はつけといてあげる」

 

「ひどい、弟子にすることとは思えない……」

 

「勝手に弟子面しないで、まだ試験をクリアしてないわよ」

 

「わかってます」

 

俺は自分の武器である一本の刀と二本の小太刀を確認した後、試験の内容を思い出す。

 

この後俺は森に入って、ゴブリンを狩ることになる。基本的にゴブリンは自分の大事なものをしまうゴブリン袋を持ち歩く習性があるらしい。ゴブリンにも色々種類があるがそこは問わないのでとにかくゴブリン袋を三個持ってくるのが俺の試験の内容である。普通にやれば三匹殺せば終わりということだ。制限時間は日が沈むまでである。

 

「じゃあ、幸運を祈ってるわ」

 

「いってきます」

 

時間が惜しい俺は師匠に見送られながら森の中へ入っていった。

 

魔戦士は防具をつけないので隠密行動もお手の物だ。さすがに索敵能力などは狩人や盗賊には勝てないが、今は問題じゃない。

 

俺は緊張しつつもどんどん奥の方へ進んでいく、一応警戒はしているが街を出てすぐはゴブリンは出てこないだろう。

 

実際ゴブリンと遭遇することはなく、ある程度遠くまで来たところで俺はそれを見つけた。

 

子供くらいの身長で肌の色が黄緑色の化け物。ゴブリンだ……

 

ようやく見つけた獲物に対して俺は一気に集中力を高める。見た感じ二匹で肉を食べているようだ。武器は隣に置いてある斧だろう。

 

集団行動することも多いので四匹以上なら無駄なリスクが増えるだけなのでスル―しようと考えていたが、二匹ならまだ殺せる。

 

向こうがこっちに気付いてない以上、うまくやれば先制攻撃ができる。それでまず一体を仕留める、できなくても重症に追い込んで戦闘不能にする。

 

そして、そこからは一対一で勝つ。カウンターがあるのだから一対一では絶対負けないと師匠が自慢げに言っていた。俺も魔戦士のはしくれなのでその形なら負ける気はないない。

 

俺は大きく息を吐いて、一気に息を吸い込んで、

 

――殺す――

 

俺は明確な殺意を持って一気に森を駆け抜け、ゴブリン達の前に出る。

 

もちろん、ゴブリン達も反応して武器を取ろうとするが、

 

「遅いっ!」

 

鞘にしまってある刀を勢いよく抜き放つ、魔戦士近接スキルの一つ『雷閃(らいせん)』である。

 

その刀は寸分の狂いなくゴブリンの首を捉えた……が武器の斬れ味かそれとも俺の腕がないのか首を刎ねるまではいかなかった。だが、深々と首に斬り込んだのでゴブリンはその場に倒れる。間違いなく絶命した。俺が殺したのだ。

 

しかし、安堵している暇などない。目の前で仲間を殺されたゴブリンは、

 

「アアアアアァァァァァ!」

 

叫んだ、仲間の死に激昂しているのだろう。だが、これは命のやり取りだ。容赦などできないしするつもりもない。

 

「悪いが謝らないぞ。俺も命がけなんだ」

 

そういいながら俺は血のついた刀を振り、ゴブリンに対して構える。

 

一瞬間が空いたが、ゴブリンはすぐに斧を振りながら俺に対して突っ込んでくる。

 

回避するかカウンターするか悩んだが、相手が一体なら――

 

「――『鏡花(きょうか)』」

 

刀で斧を撫でるようにいなして、ゴブリンの斧は俺のいないところで空を斬る。

そして、間髪いれず即反撃!

 

その刃はゴブリンの右腕を捉えたが傷もそこまで深くない。

 

「っち!」

 

俺は舌打ちするとともにそのまま刀を横に振るった。狙ったのは目、まずは視界を奪う――!

 

横なぎに振るった刀はゴブリンの両目を捉え、そこから血が噴き出す。

 

「ギャアアアア!」

 

ゴブリンは堪らず後ろに下がるが目を潰されているのでどこに俺がいるのかわからず、斧を目の前でブンブン振るうだけになった。勝負は決した。

 

「俺の勝ちだ」

 

俺はそのままゴブリンの心臓部分に刃を突き立て、ゴブリンは殺されまいと抵抗したがそのまま動かなくなった。

 

「ふぅ……」

 

初めての戦闘ということもあり俺は一気に息を吐き出しながら、その場に座り込んだ。覚悟していたとはいえこれは中々に肉体的にも精神的にもくるものがある。

 

だが、まだ一匹倒さなければ試験合格とはならない。少し休憩したらまた探しにいかなければならない。

 

「中々しんどいな――」

 

そう思った瞬間、戦闘のせいで周りに気を配る余裕が全くなく気付けなかったのだろう。茂みから何かがゴブリンが突っ込んできた。

 

「なっ!?」

 

完全に不意を突かれてしまい、立とうにも体勢が悪すぎて間に合わない――受け止める!

 

俺は右手で柄を、左手で刀を刃の無い部分を持ち、斧を受け止めた。

 

金属がぶつかり合う音が辺り一帯に響き渡る。

 

「ぐっ……」

 

さっきとは違い完全に受けに回ってしまったので俺はそのままゴブリンに押しつぶされるような形になる。思った以上にゴブリンの力が強く徐々に押し負けていく。

 

このまま押し切られれば俺の頭に斧が刺さり、俺は死ぬ。

 

初めて感じる死への恐怖、それと同時に湧き上がってくるのは人としての生への執着である。

 

こんなところで簡単にくたばるわけにはいかない。死ねない!

 

「ギャアア!」

 

「うるせぇよ!」

 

叫び声をあげるゴブリンに対して俺は文句を言いながら。力を込めてゴブリンの斧を押し返す。

 

「うおおぉぉぉ!」

 

今出せる全力で何とか斧を押し返し、すぐさまその場を転がりその場から離脱する。

 

そして、すぐに立ち上がり刀を構える。

 

「はぁ……はぁ……」

 

しかし、さっきの状態とは打って変わり俺はすでに消耗しきっていた。ただでさえ疲れていたというのに今の緊急事態で体力が一気に持ってかれた。

 

だが、ゴブリンは待ってくれないすぐに攻撃を仕掛けてくる。

 

「くそっ……」

 

さっきみたいにカウンターができる状況じゃない。かわすしかない!

 

こんな極限状態でも散々師匠にボコられたのが生き、何とかゴブリンの攻撃をかわしていく。

 

普通のパーティーならここで助けが来るところだが今は俺一人しかいないどうにかして切り抜けなければならないのだ。

 

何回かかわしているうちにゴブリンの斧が地面に深く突き刺さり、抜くのにゴブリンの動きが止まる。チャンスだ!

 

俺はすぐに刀を鞘に納める。そしてすぐに『雷閃』を使う。狙いは一匹目同様、首だ――!

 

鋭く放たれた一撃にゴブリンは斧の持ち手の部分でガードしようとするが、そのまま力任せに刀を振るった。結果的に首にまで刃が届き血が出るが。絶命させるほどではなくゴブリンはまだ闘争の意思を見せるが、

 

「終わりだ!」

 

傷により動きが一気に鈍くなってしまい。先ほどのように動きにキレがなければ今の俺でも圧倒するのは容易かった。

 

こうして俺は三匹のゴブリンを殺すことに成功した。俺の手でこいつらの命を刈り取ったんだ。その事が周りに倒れている血まみれの三匹のゴブリン達が如実に表していた。

 

わずかだが刀を持っている手が震えているのを感じた。覚悟を決めていたと言っても所詮口だけだったというのに情けなく感じるが俺はやったのだ。震えは少ししたら止まり、俺の心の中には自信が芽生えてきた。

 

初めてということもあり、トラブルもあったがなんとか乗り越えられた。ゴブリンの持ち物などを全部はぎ取り俺は師匠が待っているギルドへと戻るのであった。

 

 

 

 

「ただいま戻りました」

 

ギルドに戻ると師匠が笑顔で迎えてくれた。何とか戻ってこれたと俺は今度こそゆっくりと安堵するのであった。

 

「あら、意外に満身創痍ね。あなたの今の実力なら何とかできると思ったけど?」

 

「一匹に不意をつかれて殺されかけただけですよ。これで俺も一人前ですよね」

 

そういいながら俺はゴブリン袋をカウンターのテーブルに置いた。数はもちろん三つ試験にはこれで合格となるはずだ。

 

「ゴブリンごときに後れをとったんだから、半人前がいいところね。でも、生きて

帰ってきてくれて嬉しいわ。残り一日、しっかり魔法を仕込んであげるわ覚悟しなさいよ」

 

「わかってますよ」

 

おそらく最終日も何かにかこつけてボコられることは目に見えているので、俺は少しテンションが下がるのであった……

 

そして、さらに二日経ち俺は晴れて魔戦士ギルドに認められる形で新人研修を終えるのであった。

 

結局、回復魔法を練習するために傷だらけにならなきゃ意味ないとボコられ、攻撃魔法も受けてみればわかるとボコられた。

スキルを覚えるたびにこれじゃあ身がもたないかもしれない……

 

冒険用の服や刀などは全て師匠が用意してくれた。その分ゴブリンの稼ぎの分は師匠に全部持っていかれたわけだが、もらったものの方が高価なのでそこは師匠には感謝している。

 

他にも修行中にこの街で役に立ちそうな情報を色々と教えてもらい、一人立ちしても問題ないぐらいの情報を得ることはできたと思う。

 

「また来なさい。私がわざわざ時間をかけて教え込んだんだから簡単にくたばらないことね」

 

「相変わらず、手厳しいですね。色々ありがとうございました。またきますね」

 

俺は師匠に一瞥して魔戦士ギルドを後にした。こうして俺は何とかギルドの後ろ盾を得て一人前の見習い義勇兵として活動を開始するのであった。




フミヤ強い(確信)そして師匠はドS(確信)
でも、ゴブリンだしこれぐらいでいいよね?

そして自己回復すらできるという設定を付け加え魔戦士強すぎね?と思いますが色々欠点も追加していくのでそれでパワーバランスが取れたらいいなと思います。

感想などお待ちしておりま~す!

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