Gambler In Sword Oratoria   作:コイントス

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「弱え弱え弱えッッ!!!!」

 

 蜻蛉型のモンスター『ガン・リベルラ』を蹴り落としながら再び跳躍、適当に近くにいた『ガン・リベルラ』の尻尾を掴んで振り回して即席の武器にする。

 

「おらおら食らえやッ! てめえらの仲間の威力を思い知れ!!」

 

 振り回してハンマーのようにしてみたり、投げ飛ばしてブーメランのようにしてみたりと使い方は様々だ。着地すると正面から『バトルボア』――猪の大型モンスタ――が突進してくる。

 

「甘ええええ!!!」

 

 真正面から『バトルボア』の巨大な牙を掴みその突進を受け止める。足が地面に食い込み、その突進の威力を物語る。しかし、一歩足りとも後退はしない。

 

「俺をぶっ飛ばしたいんだったらなああッ――」

 

 動きを止めた『バトルボア』の牙をがっしりと抱えるようにして掴み、身体を回転させる。50階層で戦った人型モンスターより軽いその巨体は、容易く地面から浮いた。

 そしてそのまま身体を回転させ、独楽のように『バトルボア』を振り回す。周りに群がっていたモンスターを吹き飛ばす猪の台風が出来上がった。

 

「ガレスくらい力付けてから来るこったなあああああ!!! おらよおおおっと!!!」

 

 十分巻き込んだことを確認してから牙を離して、使っていた『バトルボア』を投げ飛ばす。樹木でできた22階層の壁にめり込むようにして激突した『バトルボア』は潰れて壁に血の絵を描いた。

 

「ああああ!!! 歌あああ!! 歌はどこだああ!! 俺と一緒に歌いませんかあああ!? それとも独奏曲(アリア)じゃないとだめとかですかあ!? いや、もしかして三重奏(カルテット)!? それならすぐにリヴィラから人とっ捕まえてくるぜ!」

 

 すべてのモンスターを排除したことを確認してから俺は大声で歌の主に話しかける。サイクスの話を証明するため、俺はわざわざその性能の割にかなり高い録音結晶まで買って下層まで訪れていた。

 この録音結晶、製作できる魔道具製作者(アイテムメーカー)が少なく値段が高い割に使えるのは一度だけという性能だ。自分でのってしまった賭けに負けるわけにはいかないので、俺はそんなこと気にせず五つくらい買った。

 失敗は許されないのだ。

 

「ん?」

 

 その時、ふと視界の端で異様な光景を見つけた。

 通常モンスターとモンスターは共生できない。しかし、だからと言って無闇に他のモンスターを攻撃するかというとそうでもない。冒険者との戦闘中だとあいつらはお構いなしにモンスター同士で攻撃を当てあったりするが、まだ下層のしかも浅めの階層では誰彼構わず攻撃するモンスターはいない。

 特に空を飛ぶモンスターは縄張り意識が強いのか、種類ごとに固まっている。

 

「なんだありゃ? 『デッドリー・ホーネット』と、鳥?」

 

 不思議に思った俺は近づいて詳細を確認することにした。下層に生息する巨大な蜂『デッドリー・ホーネット』が数匹集まって同じく飛行する何かを追い掛け回していたのだ。

 金色のそれは羽を怪我していたのか明らかによろめきながら『デッドリー・ホーネット』達の攻撃をぎりぎりで避けるのが精一杯の状況だった。

 

「『セイレーン』か? いや、でもあいつらもっと下にいるはずだし……」

 

 『セイレーン』とはここよりもっと下の階層に生息する手が翼となっている人型のモンスターだ。魔力を乗せた歌で冒険者を惑わせ、撹乱したところを殺していくなかなか食えないモンスターだ。対策として耳栓をして戦うのだが、音のない戦闘というのは思いの外難しい。

 色は様々だが金色は初めて見た気がする。

 

「階層を十も越えるとは思えねえしなあ……」

 

 何かが引っかかった。しかし、言われてみれば下層までしか言ったことのない冒険者が『セイレーン』の歌を聞けば美しい歌と思うだろう。俺達【ロキ・ファミリア】などの深層域に足を踏み入れている冒険者からすれば美しくも恐ろしい歌声だ。

 

「しかし、金か……いいねえ」

 

 俺は壁から生えている樹木から枝を何本か折って槍を投げるように構えた。狙いを定める様に心を落ち着かせ、そして振りかぶる。

 

「当たったらすまん!!」

 

 風を切る音を鳴らせながら尖った枝は豪速で飛んで行く。横槍を入れられるとは露ほども思っていなかった『デッドリー・ホーネット』は回避行動を取ることなく、魔石を枝に貫かれ灰になった。仲間が攻撃されたことで俺の存在に気付いたのか、他数匹の蜂が俺に向かって飛んでこようとしていた。

 

「遅え!!」」

 

 続けざまに二本目、三本目と枝を投擲して俺に近付いてくる前にすべてを殺しきる。高レベルの冒険者はその身体能力だけで下層であれば大抵のモンスターを相手にできてしまう辺りレベルの無常さが分かる。

 これがLv.2やLv.3の投擲であれば一撃で倒せはしなかっただろう。

 

「いやあ、当たんなくて良かったぜ。まあ、当たっても相手はモンスターなんだがな」

 

 金翼の『セイレーン』は天井に近い枝に止まり身体を休めていた。じっとこちらを窺うように見つめ、そして俺が何もしてこないと感じ取ったのはそのままどこかへ飛んで行ってしまった。

 その理性的な行動に疑問を持ちながらも、モンスターに関しては未だ謎な部分が多いので気にしないことにした。ただの戦闘員である俺がそんなことで頭を悩ませても意味はない。

 

「歌、聞けなかったなあ……」

 

 一週間は粘るつもりだが、やはり適当に歩きまわっているだけじゃ意味がないのかもしれない。

 

「一回戻るかー」

 

 何か噂でもいいので情報を集めるため、俺は18階層――世界で最も深い場所にある冒険者達の街『リヴィラ』に戻ることにした。

 

 

 

 冒険者達の作った、冒険者のための街『リヴィラ』。ならず者達の聖域とでも言えばいいのか、アウトロー万歳な街である。取引に必要なのは力であり、ねじ伏せれば安く買い叩くことも、高く売り払うこともできてしまう、本当にクソッタレな街だ。

 18階層という安全階層(セーフティーポイント)に作られたその街は何度もモンスターに襲われ壊されては建て直される。現在333の文字が描かれており、三百三十三回建て直されたことを示している。

 

「ん、ありゃあ」

 

 そんなリヴィラも今は『夜』になっている。18階層の天上に敷き詰められた結晶の光によって『昼』や『夜』かが変わるこの階層では、若干外との時差が発生する。

 そんな夜のリヴィラを歩く一人の男を俺は捉えた。

 

 全身型鎧(フルプレート)を着込んだその男の足取りを俺はどこかで見た覚えがあった。戦っているところか、それとももっと印象的な――例えばカジノで出会ったこととか。

 

「あっ、あいつか」

 

 その光景が蘇った。昔、一度俺にルーレットで挑んできたことのある男だ。確かその時は像を象った仮面をしていて顔を見たことはないが、その佇まい、そして筋肉の付き方、そして歩き方に覚えがあった。

 カジノで勝負している時の集中力はモンスターとの戦闘時を凌駕する。とにかく相手の一挙手一投足を見逃さず、相手の精神の揺れから次の行動までを読み切ることができて初めて一流のギャンブラーだ。その上で運がないと最高のギャンブラーにはなれない。

 

「確かハシャーナだったか……同じ拳士ってことで話があったんだよなあ。でも、なんで全身型鎧?」

 

 そしてハシャーナのすぐ後ろを歩く女を見て、俺はすべてを察した。その女はローブを目深に被っていて顔は見えなかったが、身体を見ただけで良い女だということが分かった。出るところは出ていて引っ込んでいるところは引っ込んでいる。

 つまりハシャーナの野郎はこの後お楽しみということだ。全身型鎧は素性を隠すためだろう――嫉妬に怒り狂う男共から。

 

「羨ましいこったぜ」

 

――まあ、賭け事(ギャンブル)に勝る楽しみなどこの世にはないがな

 

 そう心で呟きながら、俺はリヴィラの糞高い酒場へと足を進めた。

 まさか、この後その女と殺し合うことになるとはまったく予想していなかった俺は、気楽に酒を飲むのだった。

 

 

 

「ああ飲んだ飲んだ」

 

 酒場に行って噂話がないか情報を集めをしようと思ったが、やはりというべきか酒を飲むだけの時間となってしまった。リヴィラの商人たちは皆商売上手過ぎるのだ。あんな女をウェイトレスにするとはな……ディーラー服とか反則だ。あのぴっしりした上着とスラっと伸びる足が最高だ。

 今度アイズに一着買ってやろうか……いや、本職をやらせないんだからダメだな。それは踏み込んじゃいけない領域だ。

 

 今日の宿はどうしようかと悩みながら歩いていると、俺はふと一人の男性冒険者の横を通り過ぎた。黒い全身型鎧(フルプレート)を着込んだその男の歩き方に違和感があった。

 最近見たことがあるような、そんな歩き方だ。最近と言うよりつい今さっきと言ってもいいくらいだ。そして、何より僅かに臭う血の臭いが俺の警戒心を振り切る。

 

「おい、アンタ」

「……」

 

 俺の声にまったく反応せずその男は歩き去ろうとした。

 

「お前だよ、お前。そこの真っ黒クロスケ」

「…………」

 

 今度は言葉は発しないものの、そいつは振り向いた。兜の奥から無言で俺を見る目にはまったく生気が感じられなかった。まるで死体を見つめているような感覚だ。

 

「そっちにはもう閉まってる商店街しかねえぞ?」

「……」

 

 それを聞くとそいつは方向を変えて再び歩き出そうとした。

 

「因みに今のは嘘だ。そっちが商店街だ」

「ちっ……」

 

 小さく舌打ちした音が聞こえ、俺は漸く相手が喋れるということが確認できた。もしかしたら口がきけない冒険者だった可能性もあった。その場合俺が馬鹿なだけなのだが。

 

「どうやらお困りのようだな? 俺が案内してやろう」

「――ッ!!!」

 

 やろうか? と言い終わる前にそいつは音速を遥かに越える速度で俺へと一歩踏み込み拳を突き出した。その鉄の拳を俺は横に受け流しながら顔を兜の横に近付けた。

 

「それともハシャーナじゃないとだめだったか?」

「……何故気付いた?」

「お、当たったか。理由? そうだな、勘だ。運良く当てずっぽうが当たっただけさ」

「……お前みたいなのが一番厄介だと、知っていたのだがな」

「俺は厄介とか面倒とか言われるとテンション上がっちまうタイプだぜ?」

「本当に――面倒だ」

 

 神速で放たれた蹴りを横から殴って弾き飛ばす。予想外な俺の反応速度にそいつが戸惑った一瞬、俺はお返しとばかりに拳を胸を覆うプレートにぶち込んだ。相当硬いはずのその防具は、俺の拳によって砕かれ、そいつは勢い良く吹き飛んでいった。

 

「女とは思えねえ力だな」

 

 手痛い傷ができた手をプラプラさせる。相手は俺が蹴りを弾こうとした瞬間無理矢理その軌道を変えブーツの角に拳が当たるよう調節したのだ。酒を飲みに行った俺は当然素手だ。

 

「お前、何者だ? Lv.5いや、これはLv.6か?」

「なんだ、俺のこと知らねえのか? 俺もまだまだだってことだな」

 

 腰に吊り下げていた『龍の籠手(ドラゴン・ハンド)』を装着する。痛む拳がちゃんと動くか確認するために何度か握る。痛みを伴うもののまったく問題なく身体は動く。

 

「俺はニコライ・ティーケ。オラリオで最もギャンブルが好きな冒険者だ」

「そうか、どうでもいいことだ」

「おいおい、言ったはずだぜえ? 俺は袖にされると盛り上がるタイプだってなあ?」

 

 砂煙の中からそいつは姿を表した。

 黒い全身型鎧は残す所腕と足だけだ。胸当てや兜と言った箇所はすべて剥がれ、女の身体がそこから現れた。しかし、その顔は男のものであった。

 

「なんだそりゃ?」

「ああ、面倒くさい。というか、もう良いか。どうせお前は殺す」

 

 そう言ってそいつは手で自分の顔を()()()()

 顔の肉はまるでマスクのように引っ張られ、そしてその下にあった顔を曝け出す。薄暗い18階層の『夜』の中でも鋭く光を放つ緑の瞳。緑に良く合う赤い髪をなびかせながらそいつは――その女は素顔を見せた。

 

「ハッ、俺の予想は間違ってなかったってことだな」

「何を笑っている?」

「いやあ、ハシャーナといる時から良い女だろうとは思っていたが、これほどたあなあ。俺の目も腐っちゃあいないってことか」

「お前もそれを言うのか……はあ、本当に面倒だ」

「名前を聞いておこうか、お前をなんて呼べばいい?」

「……どうせ死ぬんだ、冥土の土産に教えてやろう」

 

 感情のないその瞳が俺を捉える。その奥に潜むドス黒い何かに見つめられ、俺は一瞬心臓を鷲掴みにされたかのような錯覚を覚えた。

 

――冗談じゃねえぜ

 

「私の名前はレヴィス――さあ、死ね」

 

――この俺がビビったのか?

 

 再び目にも留まらぬ速さ、先程より鎧の重量が少なくなったせいか更にスピードアップした速さで懐に飛び込まれる。

 

――この【賭け狂い(Mr. Gambler)】ニコライ・ティーケがか?

 

 スローモーションで動く視界の中、レヴィスと名乗ったそいつの拳が俺の土手っ腹を目掛けて突き出されるのが見えた。

 

――命知らずで無鉄砲、死ぬことも厭わないこの俺が?

 

 黒いガントレットは宵闇の中ですら黒い軌跡を残しながら突き進む。

 

――ありえねえ

 

 溜めはなかった。動き出しから動き終わりまでを一瞬で終わらせる、最速の拳。

 

――ありえちゃいけねえ

 

 無拍子。0と1しか存在しない拳の奥義とも言うべき何か。

 

――この背中を追ってるのはアイズだぞ?

 

 真正面から相手の拳に自分の拳を突き立てる。当然ながら、助走を付けた相手の拳の方が威力がある。しかし、防具の性能はこちらの方が上だった。

 

「俺がビビってちゃあ、あいつを誰が引っ張るって言うんだよ、おらあああぁ――――ッ!!」

 

 そう、この背中は微動だにしちゃいけねえ。この背中を追わせているのは他でもない俺で、追っているのは他でもないアイズなのだから。俺は常に悠然と立ち、この背中を魅せつけていないといえけないのだから。

 例え、あいつが今見ていなかったとしても。俺は自分に嘘は吐けねえ。

 

「今ので死なないのか……」

「俺が死ぬ? 面白えこと言うじゃねえか? 俺がてめえ程度に殺されるわけねえだろうが」

「その余裕はいったいどこから来るんだ? まったく意味が分からん」

「どこって、()()に決まってんだろ?」

 

 そう言って俺は胸を拳で叩く。

 

「俺の心が教えてくれる。俺は負けねえってな」

「くだらん感情論だ」

「俺を動かすのはいつだって感情だぜ?」

「お前と喋っていると頭が痛くなる……取り敢えず死んでくれ」

 

 飛び込んでくる、そう思ったから――逆に俺が飛び込んでやった。踏み込みをした同士途中で激突する。掌を突き合わせながら押し合いになる。

 

「ハッ、近くで見れば見るほど良い顔じゃねえか」

「下衆が」

「男は全員そんなもんだ。美人には弱えもんさ」

「なら私に殺されろ。美人()には弱いんだろう?」

「ハッ、女に負けるのはそれ以上にいけねえことだ!!」

 

 身体を引いて押し合いの状態を解除する。少し前につんのめるような体勢になったレヴィスに渾身のストレートを繰り出す。その長い髪を少し引き裂くが、レヴィスは難なくその拳を避けた。

 逆につんのめった勢いを利用して鋭い踏み込みと共にボディーに一撃食らってしまった。

 

「――――ッグ!」

「これで終わりだ」

 

 ただ無感情に、まるで作業をこなすかのようにレヴィスは動きを一瞬止めた俺に膝を入れ、そして前のめりに倒れかけた俺に踵落としを当てようとしたが、なんとか横に転がってそれを避ける。

 

「ハッ! ハッハッハッハハハハ!!! いいねいいねええ!! 最高だぜええ!!」

「何故元気になっているんだ……」

「久しぶりの命を賭けた勝負だ!! 最近のモンスターは甘っちょろいのしかいねえからなあ! もっと心にビリビリくるような殺し合いを待ってたんだよ俺はよお!!」

 

 そう、一瞬の判断ですべてが台無しになり、すべてを失ってしまうような勝負を俺はずっと望んでいるのだ。それを越えた瞬間の絶頂感を味わいたいのだ。

 金を賭けるギャンブルも、命を賭ける戦闘(バトル)も俺にとっては等しく最高のゲームだ。

 

「互い命をベットした最高のゲームじゃねえか!! 殺すぜ! てめえを殺すレヴィス! てめえは俺の獲物だ!!」

 

 どこの誰かも、そもそも何なのかも知らないレヴィスに俺は吠えた。

 

「狂っているな」

「褒め言葉だぜ! なにせ俺の二つ名は【賭け狂い】!! 命を賭けて何が悪い! いや、何も悪くはない! むしろそれが俺にとっての自然だ!!」

 

 歌を聞きに下層に来た? そんなことはもう関係ない。目の前の強敵と殺し合いをすること以外、もう何も考えられない。考えることはこの勝負への侮辱に他ならない。

 

「さあ、来いよ! 最高の殺し合い(ギャンブル)といこうじゃねえか!!」

「どうせ消えるその命だ。最後くらい楽しんで死ぬといい」

「気遣いありがとよおお!!! てめえが死ねッ!」

 

 刹那的なその快楽に身を任せてしまえる。死ぬか生きるかをまるでコイントスで裏か表どちらが出るかのような勢いで賭けてしまえるからこそ俺は【賭け狂い】。

 

――他のすべてを投げ捨て、今はこの勝負を楽しむ

 




俺は思った。名前を伏せて投稿すると活動報告書けねえんだ。後メッセージも送れねえんだ。

深夜すごいたくさん誤字修正してくれた人、ありがとう。
すげえ恥ずかしいくらい多かったからこれから頑張ります。

リヴィラ攻防戦などなくなってしまええええ!!(大嘘)

おやすみぃぃ!!

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